イヤミ音頭

登録日:2017/11/10 Fri 20:47:17
更新日:2024/07/27 Sat 10:46:38
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『イヤミ音頭』は、サマー仮面他、衝撃的なネタが続出した『おそ松さん』二期5話『夏のおそ松さん』のエンディング曲

作詞:松原秀
作曲・編曲:橋本由香利
歌:イヤミ(鈴村健一)

『おそ松さん』二期のエンディングといえば、おそ松達6つ子にかけた、1966年生まれの大物アーティストによるユニット、ROOTS66 Partyによる『レッツゴー!ムッツゴー!~6色の虹~』が豪華すぎる……として話題を集めていたが、 第5話は思いっきり季節外れだが夏回ということで、この特別なエンディング曲が披露された。


【概要】

長期放映アニメのED曲の定番の一つであった『○○音頭』の『おそ松さん』版である。
こうしたアニメの中には夏期放送期間のみ曲が『○○音頭』に変わるパターンも多く、季節外れの夏回に合わせて曲が変わったこと自体がパロディになっている。

また、おそ松で『○○音頭』といえば、『おそ松さん』視聴者層にも少なくない平成版『おそ松くん』リアル視聴者層にとっては同作のED曲であった『おそ松音頭』が思い浮かぶだろうし、実際に、そのパロディにもなっている

更に言えば、曲中に流れるアニメは、

平成版『おそ松くん』のED曲『おそ松音頭』
アニメ史に於ける『○○音頭』の傑作として名高い『パタリロ!』のED曲『クックロビン音頭』
これは音頭ではないが、『じゃりン子チエ』のOP曲『バケツのおひさんつかまえた』

……のパロディとなっている。
この辺は比較動画を作ってくれている方も居るので、是非とも探して見てみるのをオススメする。
パロディではあるが、平成版『おそ松くん』のみならず、名作へのリスペクトが感じられる。
何より、名作と呼ばれるだけはある、色褪せない古い作品の魅力もわかるはずである。

『おそ松音頭』で印象的だった、おそ松一人かと思いきや後ろにも並んでた兄弟がバラけるシーンも再現。
大人になって同じ顔形しか特徴が無かった時代から、見事に個性を獲得した6つ子の成長がわかる。『おそ松くん』時代は全員分の名前なんかさっぱり覚えて貰えなかったしね。




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【歌詞】

……まあ、パロディ部分や何で唐突に『○○音頭』かというのは大体が前述の通りであるが、流石にそこは『おそ松さん』……オリジナル部分というか、何よりヒドかったのは、その歌われてる内容であった。
歌詞は確実に売り物にされるだろうから一々と書きはしないが、6つ子を初めとして、登場人物の殆どが非リアで非サマーなモテない奴らの為、歌詞もネガティブで、サマーを満喫するリアルパリピをdisった文言が占めている。
キングオブサマーこと、サマー仮面がこっち側なのはどうしてだろう?

その、余りにもドイヒー(死語)な歌詞を本作ではイヤミ役とはいえ、人気声優の鈴村健一が歌っていることについて坂本真綾人質説まで出されていた。

特に、チョロシコ松赤面シコイキ顔が二度もアップになる所は、余りのテンポの良さと絵面の酷さで視聴者の脳裏に一瞬で『イヤミ音頭』の印象を刻み付けることに成功した。




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最終更新:2024年07月27日 10:46