かぐや様は告らせたい 同人版

登録日:2019/02/26 Tue 23:43:29
更新日:2024/07/21 Sun 11:06:00
所要時間:約 5 分で読めます




「かぐや様は告らせたい」という漫画をご存知だろうか。

"天才達の恋愛頭脳戦"をテーマにした作品だ。

だが今はその堅苦しいテーマは一切忘れてほしい!

なぜならこの漫画は……、


本編であったらいいなと思う、エロスピンオフである!!



「かぐや様は告らせたい 同人版」とは、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』のスピンオフ作品である。
作者は茶菓山しん太。WEBサイト「となりのヤングジャンプ」にて連載されていた。単行本は全4巻。


【概要】

「同人」とは銘打っているが、ちゃんとした漫画作品であり、実質的にはアンソロジーコミックと呼んでも差し支えない。
本作の趣旨としては本編ではあまり描かれないお色気シーンを全面的に押し出しており、パンチラ、ブラ透け、着替え・入浴シーン等が頻出している。
しかし連載が進むにつれ、お色気要素よりも「本編ではありえないシーン」を中心に描くようになってきている。
例えば「登場人物による昔話(桃太郎やシンデレラ)」、「もしも登場人物が幼児ならば(白銀先生と早坂先生が頑張ります)」など。
(※お色気要素ももちろん健在だが中途から全面に押し出す感じではなくなってきた)

作者は『かぐや様は告らせたい』の18禁同人誌を過去に2冊頒布しており、それが縁で編集部からお声がかかって本作の連載に繋がったという経緯を持つ。


【登場人物】

ご存知生徒会長にして主人公。
原作でモンスター童貞とされるだけありエロ展開への耐性は皆無で、よく狼狽えている。
特に藤原の催眠アプリにかかり素直になった際には行為そのものに恐怖感を覚えることに、銭湯に詳しかったり牛乳を腰に手を当てて飲む等じじくさい一面も。
幼稚園編では子供好きなことから、幼稚園教諭になっており、早坂先生からさり気ないアピールを受けてもスルーする安全な男。
せがまれてピアニカを弾いたが結果は……

ご存知生徒会副会長のかぐや様。
白銀同様エロ展開には慣れておらず、よく赤面している。
何度かブラモロを披露しているが、原作通りやはり貧乳。
男の子に好かれると噂のブラが合わなかったときは鬼気迫る表情をしていた。
ちなみに瓶の牛乳は飲んだことがなかった模様。
幼稚園では園児。すっごく素直、本当に素直に白銀に迫る。本編でもこれぐらい白銀に素直ならあっという間に話終わってたんじゃね。

生徒会書記にしてヒロイン。
原作で巨乳キャラを推しているせいか、お色気シーンも人一倍多い。
初っ端からパンモロを披露し、そのまま気づかずに過ごしていたため白銀と石上の精神を削った。
また自分と妹に水をぶっかけた悪ガキ共に対し、金にモノを言わせハイテクな水鉄砲を用意し、某イカ人間のようなゲーム勝負を持ち込む等大人げない一面も。
幼稚園編でも本編同様のハイスペックカオスな園児。
昔話編でも脇を固めていたが、赤ずきんでは主役に抜擢。狼逃げて超逃げて。

生徒会会計の裏主人公。
彼も内気な性格故、エロ展開には弱い。
ある日憧れの先輩と体育倉庫に閉じ込められるというありきたりなトラブルに巻き込まれ、無防備な先輩にドギマギしたってしまうが、彼的にはいい思い出になった模様。

生徒会会計監査兼風紀委員の準ヒロイン。
真面目な性格が災いし、事あるごとにいかがわしい方向に想像してしまう悪癖がある。
小柄な体型も特徴的な彼女ではあるが、本作では胸が大きめに描かれており、どう見てもかぐやより大きい。

ハーサカ君。
何だかんだで恋愛には興味津々でマザコンな一面を垣間見せた。
スタイルにはそこまで自信がない模様。
幼稚園編においては白銀先生の同僚。本編通り地味に素直になれない性格なので、少し遠回りなアピールをする。

柏木サタン。
彼氏とセットで本編以上に神ってる感を押し出してくる。本編と大差ない気もする
桃太郎では柏鬼(かしわぎ)こと鬼役に。さらに増殖した。

マキちゃん。
秀知院幼稚園ではかぐや同様本編より素直で、翼くんと仲良くおままごと
昔話シリーズではシンデレラの主役に抜擢。
意地悪な伯母もとい継母行動の読めない長女唯一優しい次女に囲まれているが、親切な魔法使いの力で翼王子の待つ舞踏会へ。
…結末?察してあげて。

  • 白銀圭
反抗期真っ盛りな妹。
「入浴後パンツを忘れたので全裸で部屋に行く途中兄と鉢合わせ」というありきたりなトラブルに遭遇し、
ちょっとした頭脳戦を繰り広げた後兄に気遣われてしまいプライドが崩壊して泣きじゃくっていたのを父に聞かれ誤解されるも、
それで父から小遣いを貰い買ったアイスを食べたことで全てを忘れた。

  • 校長
コミックス1巻にてとんでもないサービスシーンを披露する。

本作オリジナルキャラクター
今時珍しい公園で遊ぶ子供グループ「ぶっかけ3人組」のリーダー格の少年。
前述の通り、藤原姉妹に水をぶっかけたせいで彼女達に決闘を申し込まれる。
いまだに母親と一緒に風呂に入る程のピュアボーイであり、序盤はエロ展開には平気だったが、2人の接触攻撃により性に目覚め敗北、それ以降は母と風呂に入ることはなくなったらしい。

【劇中の番外編パロディ一覧】

  • 桃太郎編
川の上流から桃に入らず素で流されてきた白銀が、生徒会メンバーを引き連れ鬼の大将かぐやに挑む…。

  • シンデレラ編(すでに書いたんで略)

配役はシンデレラ編とほぼ同一。ただし人魚姫の姉が藤原三姉妹になっている。

  • 赤ずきん編
森の外れに住むかぐやおばあちゃんのお家に向かう藤原ずきんと白銀狼の低レベルな頭脳戦…。

  • 幼稚園編
番外編の中でも最長。白銀と早坂が保育士さんとして個性豊かな園児たちをはぐくむ傍ら、恋路を深めていく。

  • 秀知院女学院編
もし本作の男性キャラが全員女子だったらという誰しも一度は妄想する物語。本編に比べてイージーモードかに思えたが…?

  • スナック編
オーナーかぐやとチーママ藤原の下に、今日も今日とて足しげく通うリーマン石上のポンコツ苦労譚。

  • メイドロボ編
感情を持たないメイドロボかぐやと後継機藤原の織り成すハートフルSFギャグ。



追記・修正のないラブコメは欠陥である。

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最終更新:2024年07月21日 11:06