登録日：2019/09/08 (日) 23:02:14
更新日：2021/12/12 Sun 11:49:22
所要時間：約 9 分で読めます
WARNING！ この項目は性的表現が含まれております。
18歳未満の方は直ちにブラウザバックすることを推奨いたします。
また、内容のネタバレが含まれますので、閲覧は自己責任でお願いします
『野草の唄』はワニマガジン発行の『COMIC快楽天BEAST 2015年10月号』に掲載された
エロ漫画。
作者は「
雛咲葉」。この作品は2011年6月3日に発売された単行本『好きな人ができた！』に収録された。
【概要】
ヤンキー娘が憧れの人であるオッサンと出会い、イチャラブな交わりを描く。
ヤンキー娘もオッサンも初挑戦であり、とりわけオッサンが難しかったようだが、彼に関しては好意的な感想が届いている。
後にオッサンが学生時代の頃を描いた「ワルいヤツ」も執筆している。
【あらすじ】
某所、街で小さな店を構えている新山雅人は外に出たところに、悪漢共と一人の少女が揉め事を起こしている。
この街でシカトしている少女、麗奈に対して逆上する悪漢達であったが、「群れないと何もできねぇ連中は反吐が出る」と吐き捨てながら構える。
その言葉に憤激した悪漢の一人は麗奈に襲いかかるが、新山にあっけなく取り押さえられた。
新山は自分の店で揉め事を起こしている悪漢共を睨ませて退散させ、店に戻ろうとするが麗奈の怒声が聞こえた。
余計なことをした新山に麗奈は腹を立てたが、新山は気に留めず「客じゃないなら帰れ」とあしらっていく。
麗奈は仕方なくクリームソーダを頼み、タバコを一服しようとするが、それを取り上げられてしまう。
お節介だとさらに機嫌を損ねるが、クリームソーダが来るとあっという間に笑顔を見せる。早くない？
新山に対し麗奈は質問するが、新山は無言で流し、寧ろ絡んできた悪漢共について聞かれてしまった。
麗奈はすぐさま悪漢のことや自身を取り巻く家庭環境を打ち明け、飲み物代を頼むが金はいいとタダにする。
まあ、その金で本を買って勉学に励めという意味だったので怒り出して店を出てしまう。
イライラしながら「勉強しろとかオヤジでもねえくせに」と新山に悪態をつく麗奈だが、そんな事言われたのは初めてだった。
これまで誰も自分のことを気にかけてくれなかっただけに、なおさら実感する麗奈は顔を紅潮させて……
【登場人物】
今作のヒロイン。
ウェーブのかかった金髪ロングヘアー。胸は結構ある方。
不良少女であり一人称も「オレ」、性格も勝気で喧嘩っ早く、年上である新山にも「オッサン」と呼んでいる。
兄と一緒に空手道場に行っており、喧嘩は弱くないと豪語している。
家庭環境は荒れており、兄と父は家出、母もほぼ会話していないと悲惨な状況。
そんな事もあってか性格もやや荒れており、未成年でありながらタバコを吸っているだけでなく、取り巻く人間も悪漢しかいない。
その一方でクリームソーダを注文して喜びながら飲んだり、絶対惚れた男で処女を捨てると決めている等、乙女な一面がある。
今作の主人公。街で小さな店を構えているマスター。
短めの茶髪をした渋めの男性であり、右側の眉毛のところに傷跡がある。
年齢に関しては不明だが、少なくとも30代後半と推測される。麗奈からも「オッサン」と呼ばれてる。
言動はやや荒っぽく、厳しめで悪漢に対しても「ガキども」「クソガキ」呼ばわりしている。
荒事に相当慣れており、麗奈につるんでいる悪漢共を締め上げて退散させた。
因みにエッチなことも慣れており、新山からすれば麗奈が初めてではないのだ。
麗奈につるんでる連中たち。顎鬚を生やした強面の男、グラサンをかけている男、モヒカンのような髪型の男が見られる。
麗奈が自分たちを無視しているのが気に入らず彼女を襲おうとしたが、新山に締め上げられて追い払われてしまった。
イキがっている性格であり、麗奈からすれば「群れなきゃ何もできない連中」と吐き捨てられ、新山からも「クソガキ」呼ばわりされている。
兄は二年前に家出して会っておらず、父親も幼少時に出て行ってそれっきりとなっている。
その為か母親も苦労しており、同時にいろいろ諦めてるのか麗奈のこともほとんど口聞かない始末。
【顛末】
麗奈はその後も新山の店に来て覗いてきているが、彼の顔はまともに見れない。
顔がすごく熱くなったことに自分がどうしちゃったのかと考える麗奈は、翌日も翌々日もそして一週間後も新山を覗いてきたのだ。
当然新山はそのことに気づいていた。こんな遅い時間に一人で出歩くのは危険だ。ましてやこの辺の治安が良くないのは麗奈とて知ってる。
麗奈はこのままでは家に帰されてしまうと恐れ、その場を凌ぐために用を足すことにした。
新山は麗奈がトイレから出てきたことを確認すると家の側まで送ってやろうとする。……が
その発言と乳房を露出した麗奈に思わず新山は戸惑ってしまう。そして処女であることと、オッサンなら抱かれてもいいと告白する。
しかし新山は「そういう趣味はない」と一蹴すると麗奈から同性愛者なのかと誤解されてしまう。
流石にイラついたもののぐっとこらえて否定し「子供を相手にする趣味はない」と伝えて誤解を解くことができた。安堵しているあたり話聞いてないような。
同性愛者でなければ自分を抱いても新山にとっては損はないと麗奈は迫り、絶対惚れた男で処女捨てると決めてる。
ならばもっと若い男にしろと優しげな表情で諭す新山に対し、自分の周りはどうしようもない人間しかいないと涙目で訴える。
だからこそ、自分に対し厳しくも、真剣に向き合ってくれた新山に初めてを捧げたいのだ。
これに根負けした新山は麗奈を受け入れると決意し、二階の窓を締めて本番を始めることにした。
新山は慣れた手つきで麗奈の胸を愛撫していく。彼にとっても、麗奈が初めてではないのだから。
今そんなこと言う事ではないと喘ぎながら言う麗奈だが、新山はそんな事はわかってたのではないかと指摘する。
麗奈の腋を舐め回しながら乳首に刺激を与え、秘部を弄りながら、嫌なら止めるかと麗奈に言うも…
気持ちよさに絶頂して息遣いが荒くなった麗奈だが、新山に接吻して自分も新山の陰茎を舐めることにした。
新山に無理するなといわれながら彼女は色々と知ってると述べる。とは言え眼前にある新山の陰茎がすごく大きい。
これを咥えてどうやって息をするのかと思案しながらも先端を舐めていき、徐々に口の奥まで入れていく。
初めてだったのかキツそうな彼女に静止しょうとする新山だが、彼女は更に奥まで入れる。
すると新山も気持ちよく感じた反応を見てた麗奈はこんな感じでいいのかと手応えを掴んだ。
しかし、いい感じのところで新山に中断させられたが、お前がしたいのはこの先だろう？目線をそらしながら言った。
その様子に気づいた麗奈はフェラチオが気持ちよすぎて射精しそうになっただろとからかうも、新山はあくまでも流していく。
新山の「可愛い所」を見つけた麗奈だが、彼に初めてを捧げる時が近づくにつれ、胸の鼓動が高鳴りつつある。
初めて挿入された時の痛みに耐えながらも、麗奈は新山に接吻し、そして彼と一つになれたのだ。
新山はゆっくり動かしながら、徐々に激しくすると陰茎が膣内を刺激し、その度に麗奈は喘いでいく。
動きを激しくしていくと先ほどの荒れた姿は見る影もなく、ただただ快楽に身を任せていた。
否、好きな人と肌を重ねることの喜びに浸っていたのだ。
麗奈は気持ちよさに性的快感が頂点に立ち、新山も彼女の膣内に射精しそうになった。
そんな新山に対して自分の夢が叶ったことに感謝し、そして膣内に少々射精してから外に勢いよく出したのであった。
終えたあと古傷が気になった麗奈に対し、昔いろいろあったと答えつつも、今日はもう寝ろと新山は麗奈と褥を共にした。
翌朝、気持ちよく起きた新山だが、麗奈が下の店でコーヒーを淹れてきた。格好は荒山のシャツを羽織っただけだが。
勝手に入れたことに注意するもとりあえず味見することにした。まあ、彼が太鼓判を押すほどのものではなかったようだが。
とは言え、ちゃんと学校を卒業したら美味いコーヒーの淹れ方を教えると約束していい笑顔を浮かべたのであった。
因みにあとがきでは二人が結婚し一枚絵が飾られたのであった。
追記・修正は憧れの人と出会ってからお願いします。
最終更新：2021年12月12日 11:49
