サンゴのもり(SDK3)

登録日:2011/09/24(土) 01:36:24
更新日:2025/07/23 Wed 00:12:14
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GBA版スーパードンキーコング3「パシフィカのたきつぼ」に登場するステージ。

海底を泳いで進むステージなのだが、時折強い水流が発生し、自由に操作できなくなる。
簡単に言うとあの「かぜのもり」や「アニマルランド」スコークスステージの水中版と考えれば差し支えない。

しかも水流の向きや強さは時間経過ではなく場所によって変わる。
進行方向だろうと逆方向だろうと左右が瞬時に切り替わろうと何でもあり、この点では「アニマルランド」よりも難しいと言えるかもしれない。
そしてリラーチの配置がこれまた嫌らしい。
特に1つ目のボーナスまでの道や中間直後は弱めの水流が短い間隔で左右に切り替わる。もちろん見計らったようにリラーチ付き。
無理やり水流に乗ろうとしてもミスるだけであり、正攻法でちまちま進むしかない。

そしてエンガードは一切登場しない
敵を倒す事もスーパーダッシュでゴリ押しする事も出来ません。

ちなみに、ゴールのある洞窟エリアは今までなら敵のいない安全地帯だったが、このステージはそうではない。
DKコインの前にある穴に興味本位で飛び込もうものなら……

以上の要因から「さかさまパイプライン」と並ぶ鬼畜水中ステージとされ、多くのプレイヤーが涙した。

しかし壁判定が無かったりDKバレルが多く配置されていたりと穴は多く、トラウマステージと言うほどではないという声も。
これはこのステージがあくまで中盤(「パシフィカのたきつぼ」は全9ステージ中5〜7ステージ相当)に配置されていることに由来すると思われる。
ぶっちゃけ慣れれば水流もある程度制御できるようになり、あまり苦痛ではない。

それでもドンキー屈指の難ステージであることには変わりなく、SFC時代に103%攻略して自信を付けてきたプレイヤーの多くを返り討ちにした。

なおプレイヤーへのリスペクトなのかは不明だが、このステージのみリラーチが金色である。


話題性は十分すぎるほどあるのだが、ドンキーの難ステージとしては知名度が圧倒的に低い。
その理由としてGBA版のみ登場する追加ステージであるということが挙げられるだろう。
SFC世代にとっては知る由もなく、GBA版は現在入手困難なため極めてマイナー。
ちょっと勿体ない気もする。


ちなみに「パシフィカのたきつぼ」2ステージ目の「あらしのまえ」で背景が荒れ狂っていたのは、このステージの伏線である。



追記・修正はサンゴのように美しくお願いします。

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最終更新:2025年07月23日 00:12