あなにおちたトーマス(きかんしゃトーマス)

登録日:2020/02/13 (Thu) 12:50:17
更新日:2020/02/14 Fri 15:09:09
所要時間:約 4 分で読めます




「あなにおちたトーマス(英語版:Down the Mine)」とは、『きかんしゃトーマス』のエピソードの一つ。
TVシリーズでは1期26話(英国版では25話)の作品であり、日本では第1期最終話にあたる作品である。
前話の「ゴードンみぞにはまる」から内容が続いている。そして引き続きのタイトルオチ。


【あらすじ】

溝に落ちたゴードンをからかい面白がるトーマス。
しかし調子に乗ったまま鉱山へと向かい看板の警告を無視したせいで…。


【登場キャラクター】

  • トーマス
今回の主役。
ゴードンの失敗をからかって面白がっていたが、その内容が実に失礼。それにしてもこのタンク機関車、ノリノリである。
しかし浮かれたまま鉱山へと向かい、人のことを笑えないタイトル通りの失敗をすることになる。

  • ゴードン
今回のもう一人の主役。
前回の失敗のせいで急行担当から外されて貨車を引いていた。
トーマスにからかわれてさぞ御冠だろうと思われていたが…。

  • アニー
  • クララベル
ゴードンをとても尊敬していたため、トーマスが彼をからかった際はショックを受けていた*1

  • トップハム・ハット卿
トーマスの事故現場を目撃する。
いつからそこにいたかは不明*2
ナズェミテルンディス!!


【ストーリー】
ある日トーマスが、連絡駅*3にいると、ゴードンが足を引きずりながら貨物列車を引いて来た。
それを見てトーマスは、カビ臭い様な臭いがするとゴードンの方を見ながら言う。

「ゴードン、君が来るまでは臭わなかったよ?きっと君の匂いだなぁ?」

先日ゴードンが転車台から溝に落ちたことをトーマスがからかう。

「ねぇ、アニー、クララベル、あれが何の臭いだか解かる?実は溝の溜り水なのさ!」

とびっきりの暴言を吐くと、ゴードンが答える前に、トーマスは駅を飛び出して行った。
アニーとクララベルが窘めるも、トーマスは愉快そうに笑って全然気にしていなかった。


その後、トーマスはナップフォード駅にアニー達を残し、貨車を牽く為に鉱山に向かう。
その鉱山には昔掘られた地下トンネルがあり、トンネルの上の地盤は弱くて機関車の様な重い物が乗ると崩れてしまうため、機関車がこの場所に入らないよう看板が出ていた。

『危険!立ち入り禁止!』

しかしトーマスは、この先に何があるのかいつも行ってみたいと思っていた。
そして助手がポイントを切り替えに行った時だ。

「今だ!」

トーマスは機関士を踏板から振り落とすと、貨車の後ろから看板の先の引き込み線へ入っていった。
機関士が戻れと叫んだがもう遅かった。

「うわぁ!!落っこちゃったよ~!!」

トーマスは地盤が崩れて線路に空いた穴へと落ちてしまった。
すっかりしょげてしまったトーマスの前にトップハム・ハット卿がやってきた。
助けを乞うトーマスだったが、地盤が弱いためクレーンで引き揚げるのは難しい。
そこでハット卿はゴードンに引っ張り出させることにした。
しかしトーマスは散々からかった後だったのでゴードンに会いたくない気持ちだった。


「でぇーへっっ!トーマスが鉱山の穴に落っこちたって!?ハハハ!面白い冗談だぜ!」

報せを受けたゴードンは愉快そうに笑いながらも、全速力で鉱山へとやって来た。

「ちびのトーマス!すぐに助けてやるぜ!」

丈夫なロープで2台を繋ぎ引っ張り出す作業は思ったより大変だったが、無事トーマスは助け出された。

「ごめんなさい。僕は生意気でした・・・。」

非礼を詫びるトーマスにゴードンは笑いながら答える。

「良いってことよトーマス!おかげで笑わして貰ったぜ。俺も前にドジをやったがな…。でぇっーはっへっへっへ…!」

そしてこれからは手を組み互いに助け合おうと仲直りすると、2台は連結し機関庫へ帰って行った。


【余談】

本エピソードにより、日本でのトーマス第1期はトーマスがゴードンをからかう展開に始まり同様の展開で終わることとなった。

今回の事故は1892年にイギリスの炭鉱鉄道での陥没事故が元になっており、機関士は直前で脱出した為無事だったが、機関車は深さ60mの穴に落下したためそのまま廃車となった。南無。

この話は元々、パイロット版として制作された物をテレビシリーズ用に再収録した物であり、一部パイロット版のトーマスの模型*4が登場しているシーンが流用されている。

事故シーンは後に、映画『ブルーマウンテンの謎』でCG化される。

ゴードンの兄貴力やトーマスとの友情を物語る話として今でも人気が高いエピソードの一つである。

原作では前話にTVシリーズの『どろんこゴードン』、次回に『じょおうへいかがやってくる』にあたる話に続いている。


「その通りだな、トーマス。俺達、手を組もうじゃないか。お前は追記し、俺は修正する!」
「それは良いね!」


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