ミマモリウスくん

登録日:2020/02/28 Fri 18:36:31
更新日:2024/01/08 Mon 23:59:53
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「今日の僕の体温はどう?」

『タイオン…それはどうすればわかる?』


ミマモリウスくんは杉浦次郎氏の漫画『僕の妻は感情がない』に登場するキャラクター。
第二巻収録の14話より登場。


【概要】

正式名称は「ミマモリウスくん3号」。
デフォルメされたペンギンのような形状の膝丈サイズのロボット。起動中は首が伸びる。停止時はタマゴ状に丸まる。
人格プログラムが設定されており自律的に行動するが、予め設定しておくことでネットを介して人の手で遠隔操作することも可能。

右手の先に体温や血流、アルコール濃度などを健康状態を測定する各種の高性能センサーが搭載されている。
要するに遠方のご家族が直接様子の確認に使うこともできる高性能老人介護用ロボット


【マモル】

タクマ家のミマモリウスくん。
タクマ達が海水浴に行った際に知り合った少年リヒトの母から、息子と仲良くしてくれた御礼としてタクマに贈られた、最大でスーパーミーナ一体(高級車1台と同等の価格)と引き換えできるカタログギフトからミーナが注文した。

ミーナが同カタログから注文した自身のグレードアップ処理のため2週間工場に行く際に備え、遠隔でタクマの面倒を見るためのボディ目的の購入であり、
ミマモリウスくん本来の人格プログラムはオフにされ、日中は食生活のチェックや料理法の伝授などミーナが操作し、夜間は充電しつつ機能停止していたが、ミーナ帰宅前夜から深夜に突然起動し途切れ途切れの音声でタクマに声をかけたりセンサーの使い方を分からないと述べるなど奇妙な行動を取り始める。

タクマはミーナが操作していると認識し不安を感じながらも工場にいるのだから万が一はないだろうと様子をうかがっていたが、ミーナが帰宅したことで誰も操作していないのに起動していることが判明。
ミーナに同行していたメーカー側のロボット・センジュがその場でチェックを行ったところ、本来ないプログラムが存在していることが判明。ロボットロボットに入り込み直接操作するという不測の行為により学習プログラムが誤作動し、独自の人格データが形成されたと推測が立てられる。

生まれたての人格プログラムでは搭載された各種センサーの使用方法も理解出来ないと、センジュからは初期化を提案されたが、自身とミーナの影響で生まれた子供のようなものと認識したタクマが拒否しそのまま家に置かれることとなった。
一方で機能性を重視するミーナからはセンサーを使用出来ない現状は好ましくなく苛々されていたが、タクマが「マモル」と命名した際に上記の子供と認識している旨と、ミーナの子である様に思えることがとても嬉しいことを伝えられたことで受け入れられた。

以降、ミーナによって0から機能の使い方を学習するための手解きを受けており、
体温センサーの指導で、温度の違う水に腕を浸け体感で学習した際に70℃の熱湯の「アアアア」となる感覚にハマり、ミーナから御褒美として与えられている。


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最終更新:2024年01月08日 23:59