平教経(装甲悪鬼村正)

登録日:2012/10/16(火) 00:27:14
更新日:2024/04/19 Fri 22:23:06
所要時間:約 3 分で読めます




この機に乗じて

この地を血の海に沈めてしまおう



装甲悪鬼村正 魔界編」の登場人物。
初登場は第四編の終わり。
道に迷いながらもなんとか鎌倉へたどり着いた綾弥一条が海岸で助けた(?)男。

髷を結っており垂れた前髪で片眼が隠れているケツアゴ気味の男。
今作のキーワードである「空から落ちてきた武者」の一人であり、今は亡き平家の武者。
壇之浦の戦いで敗北を悟り敵将二人を抱えて入水したところから召喚され現代に現れた。でもそのまま海にドボンしてしまい、溺れて鎌倉の海岸に流れ着いていたところに通りかかった一条の蹴りを入れられて眼をさました。

当初は何が起こったのか解らなかったようだが、一条から自分がいる場所が鎌倉だと教えられ、「源氏の本拠地に着いたなら取り敢えず壊滅させよう」という考えに至る。しかし、一条の目の前でそんなことを口走ったものだから当然彼女が見逃してくれるはずも無く戦闘になる。
なお、他の落ち武者同様「すべてを知るは新統坊」等の刷り込みはあるものの本人の中で重要度が高い鎌倉攻撃を優先している。



●劒冑
銘:古備前友成桜丸
所属:平氏
生産国:大和/備前國
種別:真打/重拡装甲
時代:平安末期
兵装:太刀、脇差
仕様:強襲/白兵戦
合当理:熱量変換型単発火箭推進
陰義:植物操作
独立形態:兎
誓約の口上:「人に盛者必衰の理あらば、天にも天人必滅の理あり。これ六道の沙汰と思い知れ」
  • 緒性能
甲鉄練度:2
騎航推力:4
騎航速力:3
旋回性能:5
上昇性能:4
加速性能:3
身体強化:3

教経が仕手を務める劔冑。通称「桜丸」。
独立形態はつぶらな瞳のでっかいうさちゃん。
装甲時には後ろに伸びた二本の角(耳?)のような兜が特徴。また、合当理で見えにくいが兎の尻尾が付いているらしい。
村正以上の旋回性能を誇り、閉鎖空間での騎航術を可能とする。
陰義の「植物操作」は文字通り周囲の植物を自在に操り攻撃や防御に使用できる汎用性の高い能力。




上記の通り互いに装甲して一条と対決。
刃を交えるがパワーでは政宗に分があり弾き飛ばされ、八艘飛を使って空中に戻るが一条の体当たりを喰らってぶっ飛ばされてしまう。
そのまま墜落してしまうが、墜落場所で景明らと遭遇。景明から平氏が滅んだことを改めて教えられる。
このことはやはりショックだったようだがすぐに気を取り直し景明に「一緒にこの世を滅ぼさないか?」と誘いをかけるがキッパリ断られた。

その直後追ってきた一条が飛来したことで戦闘を再開。
陰義で枯れ桜を操る教経に対して一条もグロ機巧で対抗。
「朧・焦屍剣」で蔦を切り裂き間合いを詰めるがそこで手が炭化してしまう。
「手ごと刀を燃やすとは何たる馬鹿か!」と言い放ち止めを刺そうとする教経だったが……

手が炭化したくらいで止まる一条さんではなく「隠剣・六本骨爪」を発動。
完全に虚を突かれた教経は六本の爪に捕らえられてしまいそのまま体を貫かれ死亡した。

「無…念…」




○台詞
「波間に都はあらねど憎き源氏の本拠に下るとは…!」パァァ

「我が最期の夢叶えられたりィィイ!!」

「…我は。我は貴様を知っている」

「平氏に非ずは人に非ず!人でないものを殺して何の天罰がくだろうか」


○余談
  • 原案では美少年だったが「ケツあごマッチョが活躍する様子しか想像できなかった」ため現在のデザインになったらしい。

  • 単行本二巻の表紙カバー下では「フンっ!」「フンっ!」「フンっ!」「フンっ!」と八艘飛を披露している。何故か護氏様もいる。
裏表紙下がロリキャラ二人なので余計にムサイ。



追記・修正は八艘飛を会得してからお願いします。

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最終更新:2024年04月19日 22:23