ロゴラマ(映画)

登録日:2012/06/08(金) 21:28:48
更新日:2018/03/26 Mon 06:24:46
所要時間:約 4 分で読めます




ロゴラマとは、2009年に公開されたフランスの短編アニメーション映画である。
第82回アカデミー賞、短編アニメ映画賞を受賞。
原題はLogorama。

【概要】
有名な企業ロゴを16分間に約2500も登場させ、さらに登場人物や背景や小物など全ての物が実在する企業のロゴマークで作られている。
使用されている企業ロゴは日本人に馴染み深いロゴから現地企業、果ては架空のものまで多種多様で、知っている企業ロゴを探す楽しみもある作品。






↑の情報だけ聞けば少し奇抜な映画と思うだけかもしれないが、そのストーリーはシニカルでカオスなのであった…

【ストーリー】
ロサンゼルスで強盗事件が発生。
警官が犯人を追い掛けるが、強盗犯はファーストフード店に逃げ込んで立て篭もり事件にまで発展する…
というのが基本的なストーリー。

しかし話の所々が色々おかしい、順をおって説明すると。

まずは、警官(ミシュランのビバンダム)が犯人(マクドナルドのドナルド)とカーチェイスをするのだが、その警官が、

  • 途中で何回も接触事故を起こす。
  • 通行人(M&N)を跳ね飛ばす(恐らく死亡)。
  • そして事故を起こした本人は全く気にしていない所か邪魔するなと言う。

いくら強盗犯を追い掛けるためとはいえひど過ぎる。

そしてファーストフード店の立て篭もりシーンになると、(強盗犯がドナルドという時点で既にアレだが)ドナルドが、

  • 「店の中の客皆殺しだ!!」
  • アサルトライフルを子供(ビッグボーイ)に向けて全力射撃(子供は命からがら物影に隠れた)

等、どこかのMAD動画のような三流悪役っぷりをみせる。
その後、突然地震が発生して待機していた狙撃班が狙撃に失敗し、そのせいでファーストフード店の上を飛んでいた警察のヘリコプターが墜落してしまう。
墜落のどさくさにまぎれてファーストフード店にいた人質のエッソガールと子供(ビッグボーイ)が近くに止まっていた車に乗り込んでロサンゼルスから逃げ出す。
だが地震で至る所に地割れが発生し、そこから石油?が吹きだしロサンゼルスが沈没してしまう。

ラストシーンは、かろうじて浮き島の上に避難できたエッソガールとビッグボーイのツーショット(アップルコンピューターのリンゴをかじりながら)そのまま宇宙にフェードアウト…



…以上がこの映画のストーリーである。

何を言ってるかわからねーとry

【登場人物】
  • ビバンダム(ミシュラン)
警官役で複数登場、上記のビバンダムは事故を起こしまくっただけでなく、強盗犯が立て篭もっている時には同僚の警告も無視して拳銃を使用するが、人質に誤射してしまう
最後は強盗犯に撃たれて死亡。

  • ドナルド(マクドナルド)
強盗犯役、TVのイメージはどこへやら。
終始悪役で、最後は地割れに飲み込まれそうになった所に自動車が突っ込み、そのままはねられてしまう。

  • エッソガール(エッソ)
ウェイトレス役でこの物語の実質的なヒロイン。
最初の登場シーンこそタバコをポイ捨てするが、後半は(多分)見ず知らずの子供を連れて地震がおきたロサンゼルスを脱出する等、この映画ではかなりの善人である。
プリングルズのオヤジにセクハラされる。

  • 子供(ビッグボーイ)
動物園のライオンに物を投げたりする悪ガキ。
しかし強盗犯の前ではただの子供にすぎなかった。
終盤にエッソガールと共にロサンゼルスを脱出する。


【余談】
  • この映画の製作期間は4年だが、大半は4万ものロゴマークを選定する作業だった。

  • なんと、この映画に使われてるロゴマークは全て無許可で使用している。
    どこも黙認状態なのだ。
    公開後、ミシュランからは快諾を得られたが、マクドナルドからは返事が来なかったとか。















  • スタッフロールの最後にはボロボロになったドナルドが、マクドナルドのあのキャッチフレーズでこの映画を閉めてくれる。





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