登録日:2012/06/08 Fri 21:28:48
更新日:2026/10/15 Thu 16:28:01
所要時間:約 3 分で読めます
『ロゴラマ』とは、2009年に公開されたフランスの短編アニメーション映画である。
第82回アカデミー賞、短編アニメ映画賞を受賞。
原題はLogorama。
【概要】
有名な企業ロゴを16分間に約2500も登場させ、さらに登場人物や背景や小物など全ての物が実在する企業のロゴマークで作られている。
使用されている企業ロゴは日本人に馴染み深いロゴから現地企業、果ては架空のものまで多種多様で、知っている企業ロゴを探す楽しみもある作品。
↑の情報だけ聞けば少し奇抜な映画と思うだけかもしれないが、そのストーリーはシニカルでカオスなのであった…
【ストーリー】
ロサンゼルスで強盗事件が発生。
警官が犯人を追い掛けるが、強盗犯はファーストフード店に逃げ込んで立て篭もり事件にまで発展する…
というのが基本的なストーリー。
しかし話の所々が色々おかしい、順を追って説明すると・・・
まずは、警官(ミシュランのビバンダム)が犯人(
マクドナルドのドナルド)とカーチェイスをするのだが、その警官が、
- 途中で何回も接触事故を起こす。
- 通行人(チョコのM&M'sのレッドとイエロー)を跳ね飛ばす(恐らく死亡)。
- そして事故を起こした本人は全く気にしていないどころか「邪魔するな」と言う。
いくら強盗犯を追い掛けるためとはいえひど過ぎる。
そしてファーストフード店の立て篭もりシーンになると、(強盗犯がドナルドという時点で既にアレだが)ドナルドが、
- 「店の中の客皆殺しだ!!」とアサルトライフル(ドイツ赤軍)を子供(ビッグボーイ)に向けて全力射撃(子供は命からがら物影に隠れた)
等、どこかの
MAD動画のような三流悪役っぷりをみせる。
その後、突然地震が発生して待機していた狙撃班が狙撃に失敗し、そのせいでファーストフード店の上を飛んでいた警察の
ヘリコプターが墜落してしまう。
墜落のどさくさにまぎれてファーストフード店にいた人質のエッソガールと子供(ビッグボーイ)が近くに止まっていた車に乗り込んでロサンゼルスから逃げ出す。
だが地震で至る所に地割れが発生し、そこから石油?が吹きだしロサンゼルスが沈没してしまう。
ラストシーンは、かろうじて浮き島の上に避難できたエッソガールとビッグボーイのツーショット(アップルコンピューターのリンゴをかじりながら)そのまま宇宙にフェードアウト…
…以上がこの映画のストーリーである。
【主な登場人物】
警官役で複数登場。上記のビバンダムは事故を起こしまくっただけでなく、強盗犯が立て篭もっている時には同僚の警告も無視して
拳銃を使用するが、
人質に誤射してしまう。
最後は強盗犯に撃たれて死亡。
強盗犯役。TVのイメージはどこへやら。
もはやジョーカー。
終始悪役で、最後は地割れに飲み込まれそうになった所に
自動車が突っ込み、そのままはねられてしまう。
ウェイトレス役でこの物語の
実質的なヒロイン。
最初の登場シーンこそ
タバコをポイ捨てするが、後半は(多分)見ず知らずの子供を連れて地震がおきたロサンゼルスを脱出する等、この映画ではかなりの善人である。
プリングルズのオヤジにセクハラされる。
動物園の
ライオンに物を投げたりする
悪ガキ。
しかし強盗犯の前ではただの子供にすぎなかった。
終盤にエッソガールと共にロサンゼルスを脱出する。
ポテトチップスでおなじみ、豊かな
ヒゲのおじさん。
二人組で、トラック運転手らしい。最後は地震の被害に遭いぺちゃんこに。
【余談】
- この映画の製作期間は4年だが、大半は4万ものロゴマークを選定する作業だった。
- なんと、この映画に使われてるロゴマークは全て無許可で使用している。どこも黙認状態なのだ。
公開後、ミシュランからは快諾を得られたが、マクドナルドからは返事が来なかったとか。
- スタッフロールの最後にはボロボロになったドナルドが、マクドナルドのあのキャッチフレーズでこの映画を〆てくれる。
追記・修正はロゴマークと共にお願いします。
この項目が面白かったなら……\I'm lovin' it/
- 世の中にはこれほどまでのカヲスな映画が存在するんだね・・・。こういうの考えた人は一体どういう頭してるんだ・・・? -- 名無しさん (2018-03-22 17:37:11)
最終更新:2026年10月15日 16:28