バイバイバタフリー(ポケモン)

登録日:2020/09/18 (金) 01:30:12
更新日:2020/10/26 Mon 17:43:27
所要時間:約 6 分で読めます







出典:ポケットモンスター、21話『バイバイバタフリー』、1997年4月1日~1999年1月21日まで放送。
OLM TEAM OTA、テレビ東京、SOFTX(テレビ東京メディアネット)、小学館プロダクション、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

概要

『バイバイバタフリー』とは『ポケットモンスター(無印)』の21話。
1997年8月19日に放送。脚本は大橋志吉。

サトシが最初にゲットしたポケモンであるバタフリーとの別れを描いた回であり、シリーズでも屈指の名作と名高い回。
そのため本編中、何度か回想シーンで本話が描かれたりBWではBW版ともいえる『サトシとバタフリー!また会う日まで!!』という回まで作られたりしている。
こちらも評価の高い話であり、一度視聴する事をお勧めする。



あらすじ

ヤマブキシティを目指して旅するサトシたちは断崖絶壁が続く道に出た。
一行がそこに見た物は海の上で群れをなして飛ぶバタフリー。ポケモンブリーダーのタケシ日く、バタフリーの産卵の季節なのだ。
バタフリーはこの季節になると子孫繁栄のため相手を見つけて海を渡るのだ。

サトシは自分のバタフリーを取り出して群れへと向かわせた。
サトシのバタフリーはピンク色したバタフリーに求愛のダンスを贈るが、どうやらふられた様子。
サトシ、カスミ、タケシはふられたバタフリーを励ますが、バタフリーはショックで立ち直れない。

そこへロケット団がバタフリーの大群を乱獲しに現われた。
サトシのバタフリーがお気に入りのピンクバタフリーもロケット団に捕獲されてしまう。
バタフリーは救出するためロケット団に立ち向かう。

果たしてバタフリーはピンクバタフリーをゲットできるか……?

(公式より引用)

主な登場人物


お馴染み主人公達。
偶然バタフリーの群れを目撃したサトシは、自分のバタフリーにも出会いを与えようとする。
サトシは自分が大切に育てたバタフリーがモテなかった事を気にし、彼なりの恋のアドバイスをする(特技を披露するなど)。
またこの回ではサトシたちがロケット団の口上のモノマネをしている。

お馴染みロケット団。
今回は大量のバタフリーをゲットしようとする。

サトシが最初にゲットしたポケモン。
ピンク色のピンクバタフリーに惚れ、猛アタックするが振られてしまう……。
サトシたちに恋のアドバイスをしてもらい、タケシにスカーフのようなリボンを貰って再アタックをする。

  • ピンクバタフリー
CV:西村ちなみ
手足以外の全身がピンク色のバタフリー♀。ポケモン初となる色違いのポケモンである。
現在でこそバタフリーは雌雄で翅の模様が違うことになっているが、この頃はそんな設定がなかったので、♀と言われつつも外見は♂のそれである。
しかも雌雄で外見が違う設定が出来て以降も回想シーンで描かれる際はDPでもBWでも無印準拠の♂模様だったため、長らくホモカップルになってしまっていた。
現在模様が♀準拠になっているのは映画『キミにきめた!』だけ。
なおこのバタフリーは全身ピンクだが、ゲームでのバタフリーは翅と手足がピンクなだけで体は違う。模様がゲーム準拠の『キミにきめた!』でもアニメ準拠の色違いだった。
単に♀であることを視覚的に分かりやすくしただけなのか、一般的に知られているものとはまた別の色違いなのかは不明。









以下ストーリーのネタバレ注意





















ロケット団はバタフリーを乱獲してアジトに逃げ帰り、捕まえたバタフリーの数を数えて笑みを浮かべていた。
しかし突然割れる窓ガラス!

お前たちは、何だ!?

と慌てるムサシ。

なんだかんだと聞かれたら、
答えてあげるが世の情け。

世界の破壊を防ぐため、
世界の平和を守るため!!


出典:ポケットモンスター、21話『バイバイバタフリー』、1997年4月1日~1999年1月21日まで放送。
OLM TEAM OTA、テレビ東京、SOFTX(テレビ東京メディアネット)、小学館プロダクション、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

と、ロケット団のいつもの名乗りと共に現れたのはサトシたちだった。
ロケット団の相手をカスミのスターミーがしている間、サトシのバタフリーは惚れた彼女を助けるために、
捕まっている檻に体当たりを連続で行い、見事救出に成功。

ボロボロになってまで自分達を救ったサトシのバタフリーに、仲間達は逃げ出したのにも関わらず近づくピンクバタフリー。
するとコジロウがピンクバタフリーを捕まえようとしたので、サトシのバタフリーは咄嗟に体当たりで救う。この行動にピンクバタフリーも惚れてしまう。

その後逃げ出したバタフリーたちを捕まえるため、ロケット団はヘリで追いかけていくが、
サトシのバタフリーに乗ったピカチュウによる、小悪魔のような笑みで悪魔のような電撃をくらって崖に落ちていった。

事件が解決するとピンクバタフリーはサトシのバタフリーに近づき、ダンスをする。
これは求愛にOKという意味であり、バタフリーの恋が実った瞬間でもあった。




出典:ポケットモンスター、21話『バイバイバタフリー』、1997年4月1日~1999年1月21日まで放送。
OLM TEAM OTA、テレビ東京、SOFTX(テレビ東京メディアネット)、小学館プロダクション、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

……しかしバタフリーの恋が実るという事は、産卵のために海を渡るという事であり、それはサトシとの別れを意味していた。
サトシはピンクバタフリーに自分のバタフリーを任せるとバタフリーを送り出す。
しかし仲間達がちゃんとバタフリーを見ながら見送っているのに対し、サトシは俯いたままだった……。
徐々に離れていくカップルに対し、サトシの脳内にはキャタピーとの出会い、進化とこれまでバタフリーと過ごした日々が流れていく。
そしてカスミの一言で顔を上げたサトシは、


さよならバタフリー! さよならーーー!!


涙を振り切りバタフリーを見送るサトシの顔は笑顔であり、バタフリーは泣きながら子孫繁栄のために旅立っていった。

タケシはサトシの肩に手をかけ、

サトシ、人はポケモンを育てることは出来ても、生み出すことは出来ないんだから。


タケシの励ますような言葉にサトシは「分かってる」と告げ、
サトシたちは夕日の中を飛ぶ幻想的なバタフリーの群れに暫し見惚れるのであった。


出典:ポケットモンスター、21話『バイバイバタフリー』、1997年4月1日~1999年1月21日まで放送。
OLM TEAM OTA、テレビ東京、SOFTX(テレビ東京メディアネット)、小学館プロダクション、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon




余談

サトシ役の松本氏も本話を思い出に残った回として挙げている。
その理由として亡き母と一緒にリアルタイムで見たのが本話であり、
その内容から涙ぐんでしまった松本氏が照れ隠しで「いい演技してるよね~、サトシ」と母に話を振ったら、母が号泣していたという。
母が他界するまでに一緒に見たのも本話だけであったこともあって、松本氏の心に残ったそうだ。

また今回の別れはサトシにとっても思い出深いらしく、DP99話、
前述したBW通算130話で本話について言及しており、SM42話では言及されなかったが回想シーンで本話が登場。

更にDP73話ではムサシがこの回のサトシと同じ経験をすることになる。

本編の並行世界である『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』でも似たような経緯でバタフリーとは別れている。

なお、本来の構想では本話が最終回となるパターンを考えていたが、
アニポケが公式の想定以上に人気を博した為に、今日まで続く長寿アニメとなったという話は非常に有名。





追記・修正は彼女をゲットしてからお願いします。







タケシ「サトシ、人はポケモンを育てることは出来ても、生み出すことは出来ないんだから。」









?????「―――わたしは誰だ。

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最終更新:2020年10月26日 17:43