登録日:2021/07/17 Sat 22:45:00
更新日:2024/10/25 Fri 16:52:44
所要時間:約 2 分で読めます
警察に通報したお前達の命は、やはり見せしめのため、もらう事にする!
出典:ロボット刑事/東映/第24話「バクライマン焦熱作戦!!」/1973年9月23日放送
『ロボット刑事』の第24話「バクライマン焦熱作戦!!」に登場した
バドーのロボット。
声:加藤修
【概要】
バドー工作員M5と共に都内のビルを次々に爆破し、多額の保険金の支払いによる倒産を恐れる各保険金会社を脅迫してバドーに100億円を支払わせようと企む。
最大の武器は腰のベルトに着けた爆雷で、連続で次々に投げつけて攻撃する。
爆雷が着弾した場所からは激しい火柱が上がり、三発も使えばビルを簡単に爆破してしまう威力がある。
左手には火炎放射機が装備されており、接近しようとする相手を寄せ付けない。
火炎放射機で相手を遠ざけ、爆雷を投げて攻撃するのがバクライマンの得意戦術である。
右手からチェーンを発射して相手を拘束する事もできる。
背中には逃走用の気球とパラシュートが内蔵されており、ピンチになると右脇腹のボタンを押して気球を膨らませて空に逃走する。
爆雷はKの手先から出る消火液を浴びると、爆発しなくなってしまうという
弱点がある。
火炎放射機も同じくKの手先から出るジェットシャワーで
無効化されてしまうため、
Kには持っている主な武器が全て通用しない。
そのため、Kとは非常に相性が悪く、天敵と言ってもよい。
そうでなくとも武器が全て
飛び道具ばかりのため、接近戦は苦手のようで通常形態のKにも苦戦していた。
【活躍】
ある日の夜、とあるビルを襲撃してガードマンの上野に大ケガを負わせ、爆雷でビルを爆破。
駆け付けたKと戦闘になるも、爆雷を投げつけて退け、気球を使って逃走する。
翌日、バクライマンとチームを組むバドー工作員M5が都内の各保険会社を脅迫。
この事件はバドーがビルを爆破する事で発生する、保険金の支払いによる倒産を恐れる保険会社を脅迫して資金を提供させようというのが目的だったのだ。
警視庁特別科学捜査室でも調査を始めようとしていたが、事情を聞こうとした保険会社はバドーの報復を恐れて何も答えようとしなかった。
しかし、そんな中で三立火災保険の丸山社長から連絡が入り、早速話を聞きに行くが、芝達が帰った後で
変装して侵入していた工作員M5が脅迫し、バクライマンが三立火災保険に入っているビルを爆破してしまう。
翌日、今度は上野を担当する医師に化けた工作員M5が、上野に罪を被れば一生食うに困らない金をやると言って取引を持ちかける。
上野の息子のタモツは拒否するが、そこに話を聞きにやって来たKが突入。
工作員M5と一緒に来ていたバクライマンと戦闘になるが、芝と新條が警官隊を連れて応援に現れたために撤退する。
しかし、工作員M5とバクライマンは護衛に付いた警官に化け、見せしめのために丸山社長を殺害してしまう。
さらに、バドー首領が警視庁特別科学捜査室に電話で「これまでのお礼をさせてもらう」と直接攻撃を宣言し、バクライマンが芝の自宅を襲撃。
しかし、駆け付けたKに消化液で爆雷を無効化され、逃走を図るがジョーカーに乗ったKに追い付かれる。
出典:同上
対決に突入し、爆雷を無効化された事からチェーンでKを拘束。
チェーンに捕らえたKを振り回して攻撃する。
出典:同上
しかし、Kのドリルカットでチェーンは切断されてしまい、再び爆雷で攻撃するが全て受け止められたり避けられたりして通用しない。
戦いの中で逃走しようとした工作員M5もマシンガンで倒され、打つ手を無くしたバクライマンは気球で逃走を図るがマシンガンで撃ち落とされてしまう。
出典:同上
そこに発射されたKミサイルによってバクライマンは爆散し、上野も無事に退院したのだった。
【関連】
◆バドー工作員M5
我々がその気になれば、東京を焼け野原にする事もできるのだ……!
お前の会社は、損害保険金をいくら払う事になるかね?
出典:同上
バクライマンとチームを組み、作戦をサポートするバドー工作員。
変装の名人で、各保険会社の社員に成り済まして侵入し、バドーに100億円払うように脅迫して回った。
戦闘でもバクライマンと共にKと戦うが、最後の決戦の際に逃走しようとした所をKにマシンガンで撃たれて倒された。
演ずるは
結城丈二/ライダーマン役で知られる
山口暁氏。
【その他】
追記・修正お願いします。
最終更新:2024年10月25日 16:52