登録日:2021/10/11 Mon 18:10:55
更新日:2025/07/05 Sat 20:46:36
所要時間:約 6 分で読めちゃうよ!
『パウ・パトロール カーレース大作戦 Go!Go!』とは、アニメ『
パウ・パトロール』のスピンオフ作品並びに短編映画である。
レースのピットクルーを任されたパウ・パトロールのメンバー達が、レーシングカーを紛失して困っていたレーサー達の為に消えたレーシングカーの謎を追う物語。
パウ・パトロールのメンバー達のレーシングカーはいつものビークルにレース仕様のカバー(レーシングモード)を被せている。
また、本作の日本語版は大人の事情により、一部登場人物の名前が英語版とで異なっている。
そして、日本語版のみのおまけ映像として、シンガーソングライターの龍井一磨氏扮するりゅうせいお兄さんが着ぐるみのチェイスとマーシャルとスカイと共に消防署を訪問して消防車を背景にダンスを踊る『パウパトダンス』が存在している。
~パウ・パトロールのメンバー~
「オフィシャルピットクルーはパウ・パトロールだよ。」
ご存知パウ・パトロールの指揮官兼参謀を務める10歳児。
本作限定のビークルであるパウピットトレーラーからメンバーにトラブル解決の為の指示を出す。
「俺も、いつでもジャンプできるぜ!」
心優しい性格の持ち主な
ジャーマンシェパードの男の子。
レーシングモードではウインチとランディングパッドが付加されている。
ズーマと一緒にさらわれたヒューンを助けに行った。
「あせっちゃダメだ、落ち着いて。自分を信じる。そして、進むべき方向を決めるんだ!」
うっかり者のダルメシアンの男の子。
レーシングモードでは梯子とウォータージェット(放水銃)が付加されている。
本作ではレースの出場資格を失ったヒューンの代理でワールドチャンピオン決定戦に出場する事に。
ワールドチャンピオン決定戦に向けての特訓の際、最初の頃は失敗続きで激しく落ち込んだが、チェイスとスカイとロッキーからアルの危機を救って褒められた事とヒューンの語る「レーサー魂」をきっかけに徐々に自信を付けていく。
「僕に足りなかったのは自信だったみたい…」
何度もレディ・チーターの妨害に遭いながらもめげすに最後まで走り続け、見事ワールドチャンピオン決定戦で優勝を勝ち取った。
その後、ワールドチャンピオン決定戦を観戦していた少年からサインを求められた際はヒューンからの後押しを受け、笑顔でサインに応じるのだった。
「イエーイ、パウフェクトだわ!」
頭脳明晰なコッカプーの女の子。
レーシングモードではジェット機に変形する機能とフックが付加されている。
砂嵐に追われているハヤスギーを安全な場所へ誘導するダニーをサポートした。
また、ライバール市長とニャン・パトロールが乗った飛行船のエンジンを派手に取り外し、ヒューンを助ける為に飛行船を追跡するチェイスとズーマをアシストした。
「ゴー!ゴー!ゴー!」
関西弁を話すイングリッシュブルドッグの男の子。
レーシングモードではショベルが付加されている。
ロッキーと一緒に転がる大雪玉に追われているジェイクとロックを助けに行った。
「ふ~、ハラハラするであります。」
ご存知「~であります」口調の
雑種犬の男の子。
レーシングモードではリフトが付加されている。
ラブルと一緒に転がる大雪玉に追われているジェイクとロックを助けに行った。
その後さらわれたヒューンを助ける為、海に飛び出す事になったチェイスにジャンプ台を用意した。
「うわ~、マシンを丸洗いしなくちゃ。」
しっかり者のラブラドールレトリーバーの男の子。
レーシングモードでは浮き輪を発射する機能とモーターボートに変形する機能が付加されている。
チェイスと一緒にさらわれたヒューンを助けに行った。
おなじみケントが製造した犬型ロボット。
本作ではパウピットトレーラーの操縦を担当。
消えたレーシングカーの謎を追うパウ・パトロールのメンバー達をサポートした、本作の陰の立役者。
~アドベンチャーベイで暮らす人々や動物~
言わずと知れたアドベンチャーベイの市長。
本作ではアドベンチャーベイ・グランプリでレースクイーンレースのスターターを務めた。
マーシャルがヒューンの代理でアドベンチャーベイ・グランプリに出場した際は驚きを隠せないでいた。
そして、マーシャルがワールドチャンピオン決定戦で優勝した時は彼に祝辞の言葉を述べている。
グッドウェイ市長のペットのニワトリ。
グッドウェイ市長と一緒にアドベンチャーベイ・グランプリを観戦していた。
パウ・パトロールと親しい農家の男性。
仕事中にライバール市長とレディ・チーターの策で倉庫の屋根から落ちそうになったところをマーシャルに助けられた。
スノーボード場の管理人にしてケントのお兄さん的存在。
ロックの特訓に付き合っている最中にライバール市長とレディ・チーターの策で彼女と共に大雪玉に追われたが、ラブルとロッキーのお陰で救われた。
「ウルトラダニー」の異名を持つ、ケントの悪友。ハヤスギーから「スケボー君」と呼ばれる。
ハヤスギーが砂嵐に出くわす現場を目撃しており、ハヤスギーを自身のスケートボードに乗せ、彼を安全な場所まで誘導した。
本作の彼はアニメ本編とは違い、非常にまともである。
~ロイヤル王国で暮らす人々や動物~
ロイヤル王国の姫君のペットであり国のお宝を狙う泥棒犬。
プリンセスがワールドチャンピオン決定戦を観戦中に国のお宝を盗んでとんずらするも、ワールドチャンピオン決定戦に出場中のマーシャルとすれ違った拍子に盗んだお宝を手放してしまった。
また、盗んだお宝はミスターアールとロイヤル王国の執事の方へ飛んで行った模様。
ロイヤル王国の姫君。
のんびりとティータイムを楽しみながら、ワールドチャンピオン決定戦を観戦していた。
プリンセスのお目付け役とロイヤル王国に仕える執事。本作ではセリフなし。
プリンセスのそばでワールドチャンピオン決定戦を観戦していた。
その後、スウィーティーが盗んだ国のお宝を黙って回収した。
~他~
パウ・パトロールの邪魔をする、いじわるじいさんアドベンチャーベイとは別の場所の市長。
姪のレディ・チーターをワールドチャンピオン決定戦で優勝させる為、飛行船を操縦して、ニャン・パトロールやレディ・チーターと共に様々な裏工作を行い、他のレーサーからレーシングカーを盗み出した。そして、盗んだレーシングカーの一部を彼女のレーシングカーの強化パーツとして利用した。
中盤でマーシャルのレーシングカーを盗むはずが、間違えてヒューンをさらってしまい、彼に「マーシャルにはレーサー魂がある」と説教された。
ライバール市長の手下の猫達。
ライバール市長と共に他のレーサーを妨害して、レディ・チーターがワールドチャンピオン決定戦で優勝できるよう裏工作を行っていた。
本作ではライバール市長の命令に忠実に従い、遊んでたり寝ていたりする事はなかった。本作では猫ルール炸裂…ならず!
マーシャルが憧れる、天才カリスマレーサー。
マーシャルのレーサーとしての才能を見抜いており、ライバール市長とニャン・パトロールの裏工作を受けてレースの出場資格を失った際はマーシャルに自分の代理でワールドチャンピオン決定戦に出場するようお願いした。
中盤でライバール市長にさらわれたが、チェイスとズーマのお陰で救われた。
グッズが作られ販売される程の人気者らしく、レース中に自分のグッズの宣伝PRをするちゃっかり者な一面も。
ライバール市長の姪。ヒューンのアドベンチャーベイ・グランプリでの対戦相手でもある。
顔は良いが、座右の銘が「勝つ為ならズルしてオッケー!」でレースで優勝する為なら手段は選ばない卑怯者な上に、性格はやや悪く他人を見下したような言動も多い。
彼女のレーシングカーには相手の走りを邪魔する為の多才な仕掛けが施されている。
その後、アニメ本編の第8期でまさかの再登場を果たし、パウパトローラーを盗んで、自分好みに勝手に改造した。
ヒューンのアドベンチャーベイ・グランプリでの対戦相手。
ピンクと水色のツートンカラーの髪が特徴の美女で、その美貌からアドベンチャーベイ・グランプリを観戦していた観客達の注目の的となっている。
名は体を表す通り、ロックンロールが大好きで、彼女のレーシングカーにはロックンロールを爆音で流す為のスピーカーが搭載されている。
ラブルは彼女の美貌の虜になったようで、彼女のレーシングカーの整備を終えた後に「応援しとるで」と言い、彼女にエールを送っていた。
ヒューンのアドベンチャーベイ・グランプリでの対戦相手。
「計算によると…」が口癖。
サイエンスマニアで、彼のレーシングカーには大量のソーラーパネルが設置されている。
ソーラーパネルの弱点は日陰の為、彼のレーシングカーは日陰に入ると走れなくなるらしい。
ヒューンのアドベンチャーベイ・グランプリでの対戦相手。
もじゃもじゃ髭が特徴の好々爺然としたおじさん。
超特大サイズのタイヤが特徴のレーシングカーを所有している。
アドベンチャーベイ・グランプリの際はレディ・チーターの妨害で泥沼に沈み、ワールドチャンピオン決定戦に向けての特訓の際はレディ・チーターに泥をかけられるなど、泥に関する災難が多い…
アドベンチャーベイ・グランプリの実況、解説を行うアナウンサー。
ワールドチャンピオン決定戦の実況、解説も引き続き行った。
追記・修正は「レーサー魂」について熱く語ってからお願いします。
最終更新:2025年07月05日 20:46