潘めぐみ

登録日:2016/08/02 Tue 09:10:02
更新日:2025/07/06 Sun 18:23:33
所要時間:約 4 分で読めます




(はん)めぐみとは、日本女性声優、女優。
母親は同じく声優・西洋占星術師の潘恵子氏。


■プロフィール

生年月日:1989年6月3日
身長: 155cm
血液型:O型
出身:東京都
愛称:潘ちゃん
所属:アトミックモンキー


■経歴

母子家庭であり、母親の影響で役者に興味を持ち始め、日本大学芸術学部演劇学科在学中に映画『櫻の園』で女優デビュー。
その後、『HUNTER×HUNTER』の主人公・ゴン=フリークス役で声優デビュー。

母親は仕事を家庭に持ち込まない人だったのだが、テレビで流れる『美少女戦士セーラームーン』のルナの声が母親そっくりだったため、アニメというのが『絵』である事、そしてそれに声をあてる声優がいる事を知る。

その後、9歳の頃に友達の家で『HUNTER×HUNTER』と出会い、初めての少年漫画だったという事もあって夢中になる。
暫くしてからアニメ化したのでそれも夢中になって見ているうちに、声優と言う職業に憧れるようになっていく。

中学生時代に学園祭で演劇をしたところ、演じるという事の楽しさを知ったため、18歳の時に母親に役者になると告げたが、反対も賛成もされなかった。

大学時代に雑誌の一般公募で映画のオーディションに参加。
見事に受かったものの、今振り返ると演技が未熟で「こうすれば良かった……」と悔いが残っているらしい。

その後悩んだものの声優になろうと決意、22歳の4月の時にアトミックモンキーの養成所に入り、同年8月に正所属。
同時期にアニメ『HUNTER×HUNTER』のオーディションでゴン役を勝ち取った。


■人物

幼い頃は短パンに半ソデで校庭を駆けずり回り、ウルトラマンのTシャツを着るような男の子みたいな子供だったそうだ。

濃い味が好みで、食べ物にはついオタフクソースをかけたくなるらしい。

母の恵子とはデビュー作の『HUNTER×HUNTER』から共演しており、第1話のアフレコ現場では後ろや横から見られているので凄く緊張したと語っている。
また、『機動戦士ガンダムさん』では母が長年演じているララァさんを担当している。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではセイラを演じているが、実はララァのオーディションにも参加しており、
母も「娘が引き継いでくれるなら本望」と言っていた事から、セイラ役に決まった時は母も驚いたという。
セイラ役を演じる事が出来る嬉しさ半面、役者として娘として母親の役を引き継げなかったのは残念らしい。
因みにガンダム繋がりでは池田秀一の仲介で親子揃ってGacktと食事をしたこともあるとか。

特撮好きであり、とりわけ「ウルトラマンが好き」だと公言している。
元々は3歳の頃、セーラームーンを見るよりも先に初代や『ウルトラセブン』『ウルトラマンタロウ』を見た事が切っ掛けで大好きになったとの事。
この頃からウルフェスに通い始め、大人になってもプライベートでウルフェスに足を運んでいるのだとか。
ウルトラシリーズなどのビデオは母親が仕事の関係で貰い受けたもので、1巻や3巻だけ家にあり全巻がなかった為、あった巻だけ無限ループしていたそうだ。
そして何度も見すぎたせいで、最後はビデオテープが緩んでデッキに巻き込まれ、破断してしまったという。
ウルトラマンに対するガチっぷりがよく分かるエピソードである。

リアルタイムで見ていたのは『ウルトラマンティガ』であり、『ULTRAMAN』のニコ生でティガお姫様抱っこされた時は泣いてしまい、博多大吉に「情緒不安定な人みたい」と苦笑された。

大人になってもウルトラシリーズへの愛は変わらず、ファンというよりガチヲタとして関連作品を楽しんでいる模様。
主要キャラクターの声優として出演した『ウルトラマンジード』で主人公の朝倉リクを演じた濱田龍臣氏とは年代と演じたキャラクターの間柄が近かったことや、互いにウルトラシリーズの限界ヲタク大ファンという共通点で意気投合したらしく、
Twitterなどで交流している他、『魂ネイションズ』の新作展示会紹介動画で『ジード』の坂本浩一監督も交えたジード組で大興奮しながら*1展示会を回ったりしていた。
ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』でウルトラウーマンのソラと濱田氏の最推しであるウルトラマンジャスティスを兼役で演じることになった際には、
文字を小さくしないとスペースに入りきらないほどの長文を出演コメントとして投下する通常運転ウルトラ愛を示しつつ、
ジャスティスを愛してやまないヲタ友ファンである濱田氏への間接的な言及も忘れなかった。


■主な出演作品

アニメ


ゲーム


ドラマCD

  • シャーロット(首の姫と首なし騎士)
  • 吉岡奈子(紅茶王子)

映画


特撮


吹き替え

クロエ・グレース・モレッツ出演作品

  • アビー(モールス)
  • キャリー・ホワイト(キャリー)
  • テリー / アリーナ(イコライザー)
  • 若き日のディオンドラ(ダーク・プレイス)

その他



舞台

  • 近藤周平(劇団グワイニャオン「番外池田屋・裏」)
  • ハイヴ(残響のテロル)

ドラマ

  • 潘めぐみ(オトメン(乙男)~夏~)
  • 順子(ゲゲゲの女房)




追記・修正はウルトラマンティガにお姫様抱っこされつつぶった切ってやるの刑を受けながらお願いします。


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最終更新:2025年07月06日 18:23

*1 濱田・潘両名と比べると、年齢がかなり上ということもあって坂本監督も興奮しつつも彼らほどではなく、まるで自分の子どもを展示会に連れてきた父親めいた雰囲気を醸し出していたが。

*2 英語版の名前は「ライダー」。