キルノートン(うえきの法則)

登録日:2012/06/28 Thu 20:57:24
更新日:2025/03/26 Wed 12:24:19
所要時間:約 4 分で読めます




「僕を誰だと思っているんだい?」
「IQ179、キルノートンですよ?」



キルノートンはうえきの法則に登場する天界人である。
初登場は三次選考のバロウチーム戦で、バロウ、ディエゴと共に顔を出した。
三戦目で森あいの対戦相手となる。
自身の頭脳に絶対の自信を持っており、その頭脳で森あいを苦しめた。



そして、彼を語る上で外せないのは、彼は筋金入りの




変態

なのである。
決勝でアノンに圧倒される仲間達を尻目に涙を流しながら森あいの前に現れ、

「僕を……メガネ好きにして下さい……」

と懇願した。
その時の彼女の悲鳴は

    _____
   /     \
从  (二)⌒(二)-、 ヽ
変> //メハ| |ハ|メ||\i|
態>//Vヽ u ノレリ||||
だ>イレイ●)u (●`レ||||
|>|(( ̄  u  ̄))||||
|>从U _人_ (( リ从
!!> |\u V  U/ ̄`
W |ハ从>ー-</ u
   r∩∩ / u

とAAになるほど有名である。

追記・修正はIQ179の人がお願いします。











フォローしておくと、別にそういう性癖とかそんな理由ではない。多分

天界人であるキルノートンは、幼少期から周りの人間に馴染めず困っていた。
しかしひょんな事から自らの計算の才に気付き、相手の反応等を計算してコミュニケーションを取る事に成功。
だが所詮は上辺だけの付き合いに過ぎない上にそんな生き方故に、自分の気持ちよりも勝算を優先するようになってしまい、彼と同じ境遇の真の仲間を助けに行く事が出来なかった。

そこで思いついたのが、森の能力である。
メガネ好きになり、誘導してもらえれば勝算等関係無く助けに行く(行かせてもらう)ことが出来る。
だから彼は森に頼んだのだ。「僕をメガネ好きにしてください」…と。



まあそんな理由知るわけのない森の反応は、至極当然である。


ついでに言えば、メガネ好きにするための限定条件は「相手にぶりっ子ポーズをとらせる事」である。
つまり言い換えればキルノートンは「私は自分からぶりっ子ポーズをとります」と言ってるようなもので…


また、彼の行動を見ていた当時の読者の大半はあることに気付いただろう。
そしてある結論に到達するだろう。

あれ?ひょっとしてこいつってバカなんじゃね?


●主なバカ行動

  • ヒデヨシ考案の無理があるぶりっ子ポーズ誘導作戦に当たり前のように引っ掛かる
  • 森あいのメガネを破壊されたく無ければ気絶しろという命令に対し、ボクのメガネが傷つくと言って拒否。
  • なら、メガネを外して気絶しろという命令に対し、瞬間接着剤でメガネを耳に接着していた為回避。
  • 森あいの攻撃でメガネが破壊されるとビアンカと叫びながら悲しみに暮れる
  • メガネを壊したら殺すとブチ切れるも、何の躊躇も無く破壊される
  • 100個のメガネが追加され、マジでビビる
  • 100メガネ破壊まで10カウント。自滅か失神か選べとの命令に対し、「天才の僕に10秒を譲るとは甘いですね」と余裕顔
  • カウントが想像以上に早かった為、メガネを庇って失神
  • バンやディエゴとの連携でアノンを倒そうとするも、攻撃前にアノンの攻撃を喰らって一瞬で失神
  • 無理。
  • 全てが終わった後に、「メガネ…メガネ…」と呟いたり、明らかに後遺症が残っている。

ただし

  • 誘導作戦に引っかかったのは、自分がメガネをかけている事からあいの能力を利用するためわざと掛かっただけ
  • メガネ質に取られる事を想定してあいのメガネを奪うことを想定する。(奪われたら神器で巻き添えで壊す心配がなくなるため)
  • ↑に対策されメガネを隠されたらあいを捕まえて接近戦で行動不能にする方針に切り替え。
  • メモリーのようにメガネ質を取られても従わされるのでなく、逆上してしまうため脅迫にはならない。
  • 植木対バロウ戦で、植木があえてピックを取りこぼしバロウの過去像を狙おうとした作戦にいち早く気づく。(バロウ本人はキルノートンに言われるまで気づかず間に合わなかった)

など一概にバカとも言えず、頭がキレるような描写もある事を補足しておく。
むしろ100個も予備メガネを用意してくるのを想定出来る方がおかしい。安いメガネでも数万~10万はするはずである。(縁日で使うようなパーティ用のおもちゃなら数千~2万程度で済むが)


●余談

  • アニメでは実はメガネ好きにされておらず、思い込みでアノンに挑んだ。
  • 六ツ星の天界人だが、肝心の能力は本編内では一切不明だった*1
  • 作者が書いていて楽しいキャラらしい。
  • うえきの法則+の巻末コーナーにも出演した。恋するキルノートンが見られるぞ!………眼鏡に


+ うえきの法則 エキシビションのネタバレ
2024年12月の読み切り、『うえきの法則 エキシビション』にてなんと能力が明らかになった。
その能力は(トーン)」を「無音(ノートーン)」に変える能力。
効果範囲は半径20m以内。特定の音だけを無音にする事もできる。
神器と組み合わせた場合、無音の神器となると思われる。

一見すると地味だが、死角から放つことで相手に気づかせることなく攻撃できる利点がある。
あいとの戦いでは1対1のため使えてもあまり役立つものではなかったが、複数人が入り混じる市街地戦などではかなり厄介なものとなる。
またこれにより合体神器も、「生きた透明の無音の神器」と詳細が明らかとなった。
確かに感知できず回避不可能な攻撃だが、攻撃力そのものは通常の神器の範疇となるため、アノンには通じないと言われたのも頷ける。

ちなみにこのエピソードであいに従っているのはメガネ好きの効果が解除されていないからだと弁明しているが、最終決戦の際にメガネ好きの能力をかけなおしているわけだから効果は既に切れていてもおかしくないはずである。
つまりキルノートンは…




追記・修正はメガネ好きの方10秒以内にお願いします。





















「メガネ…メガネ…」

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最終更新:2025年03月26日 12:24

*1 無色透明の神器、生きた神器との連携で最強の神器攻撃になるという情報はあるがアノンには通じないらしい