バロウチーム(うえきの法則)

登録日:2012/06/29 Fri 17:28:33
更新日:2025/04/10 Thu 22:54:20
所要時間:約 3 分で読めます




バロウチームはうえきの法則の三次選考で登場した5チームの1つである。
4人しかいないが、チームメンバー全員が天界人というチーム。

あまりにも出来過ぎたチーム編成なのだがそれもその筈、彼等はロベルト(アノン)を優勝させ、彼の実父であり神候補マーガレット(アノンの父親)を神にするべく必然的に集められたチームである。
これだけ聞くと佐野や鈴子(と一時的に植木)が所属していたロベルト十団と同じなのだが、バロウチームはその十団を含めたロベルト(アノン)以外の能力者を潰す側近の様な存在。故にアノン親子の正体やその目的を全て知っており、それぞれの願いを叶える見返りに協力している。

個々の能力が神器と合体して使うことを前提としたかのような能力であり、普通ならあまり使えないような能力でも神器と組み合わせることで凶悪な性能となっている。
だが、神器無しでもマリリンチームに勝つ*1など実力は高い。

ただし、神器と能力を両方所持していることで、レベル2へ到達することが困難になったため、チームメンバーにレベル2持ちの能力者はいない*2
植木チーム戦までは天界人であることを隠すための仮面とローブを纏っていた。


●チームメンバー

バロウチームリーダー。
「過去の映像を現実に変える能力」の能力者で八ツ星の天界人。彼の神器は「デジャヴュ神器」*3
過去に自分が行った攻撃を現実として実体化することで、攻撃すればするほど手数が増え、ありえない角度・方向からの攻撃や全方位から放つ集中砲火が可能となる。
だが弱点もあり、過去の自分を現実化しそれが攻撃を受けてしまうとタイムパラドックスで本体にもダメージが及んでしまう。*4

結果至上主義者で、敗北して尚立ち上がったバンに制裁を加えたり、敗北に近い状態のボロボロ勝利をしたディエゴを賞賛した。
かつて、育ての母を押し入り強盗だと勘違いして神器で傷付け、声と聴覚を奪ってしまう。
普通の人間になることを願い、マーガレットに力を貸す。
四戦目は能力で佐野を圧倒。
五戦目は天界人としての能力を封印した植木と対戦。
神器を使えない彼を追い詰めるも、彼がレベル2を発現したことで形勢逆転。
能力で実体化した神器による同時攻撃で攻撃するも、百鬼夜行以外を全て無に還され、百鬼夜行を発動していた過去の自身が攻撃を喰らったことで敗北する。
続く決勝では騙していたアノンへの怒りと悲しみにより、絶望するが、ヒデヨシにより立ち直る。


「無生物を生物に変える能力」の能力を持つ六ツ星天界人。
彼の神器は「生きた神器」。神器が軒並みゆるキャラみたいな可愛い生物に変化する。
ギャグのように見えて本来直線的にしか攻撃できない神器が自動追尾して攻撃するようになるため能力はかなり厄介な代物。

長いリーゼントに改造学ラン、厳つい顔と見るからにヤンキーな男。
よくある不良漫画に出てきそうな荒々しいツッパリ気質で、口癖は全力(マックス)
全力を出すことに並々ならぬ執着を見せているため仲間からは全力(マックス)馬鹿」というあだ名も付けられている。
だが見かけによらず可愛い動物好きで、動物化した神器にベタ惚れして彼らと接する時は非常にだらしない顔と化す。
なおリーゼントはキレた凛子に「ヘチマ頭」呼ばわりされた。
好きな言葉は「喧嘩上等」。

一回戦で鈴子と対戦し、可愛い動物になった神器で有利に戦いを進めるも、
「雑魚」と何度も言ったことで鈴子がブチ切れ血も涙も無い豹変をしたため、ボコボコにされて敗北する。
決勝ではディエゴとともにアノンに挑むも、力及ばなかった。
キルノの登場には喜ぶも、連携前に瞬殺された彼には唖然とした。


  • ディエゴスター(CV:大川透)
「物質を無色透明物質に変える能力」の能力者で六ツ星の天界人。
彼の神器は「不可視の神器」。シンプルで単純ながらも強力な能力である。
おまけに彼の場合肉体強度がずば抜けて高く、超磁力の反発により至近距離から飛んできた鉄球を片手で受け止め特に怪我なく戦いを続行できたほど。

スキンヘッドに筋肉質な体格の大男。だがかなりの老け顔で、佐野にオッサン呼ばわりされた。
「知恵と力を兼ね備えた者だけが真の漢となる」という持論を掲げる求道者気質。
好きな言葉は「漢」。

二回戦は見えない神器で佐野を圧倒するも、彼のトリッキーな戦術で大打撃を負う。
しかし、執念と気迫で彼をリングアウト負けに追い込んで気絶する。
決勝ではバンとともにアノンに挑むも、力及ばなかった。
バンとの連携で「見えない生きた神器」なる攻撃を操れる。キルノと連携では更に強い攻撃ができるようだが、彼が連携前に瞬殺されたため実現できなかった。


IQ179の六ツ星天界人。愛すべきバカ。
詳細は個別項目で。


●対戦ルール

各チームから気絶していない者を一人ずつ選んで対決する。
敗北しても、抽選時に意識を保っていれば対象内。
気絶するか、一定時間リング外にいた場合敗北する。
それを五試合行い、より多く勝ったチームの勝利。


●余談

この試合の時点でバロウチームの決勝進出は確定していたが、
植木チームが負けた場合は抽選で植木チーム、マリリンチーム、
カプーショチームから選ばれるため、植木チームは負けられなかった。








「「「究極の合体追記!」」」

「「修……正……?」」

無理

「「「「ソッコーで死んだァ!!」」」」

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最終更新:2025年04月10日 22:54

*1 詳細は不明だが仲間を犠牲して戦う姿勢を止めたマリリンの棄権による物。

*2 例外としてロベルトは元から優秀だったのでレベル2に到達でき、植木は神器を一時的に放棄したことで完全なレベル2に覚醒している。

*3 厳密にはデジャヴュではないが

*4 それ故、身体と一体化する神器(快刀乱麻・百鬼夜行・電光石火・波花)を使用出来ず、佐野に能力の詳細を見破る切っ掛けを与えてしまう。