アプケロス(モンスターハンター)

登録日:2022/08/08 Mon 22:25:50
更新日:2022/08/10 Wed 11:57:43
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モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。

概要

砂漠や火山といった過酷な乾燥地帯に生息する、アンキロサウルスに似た草食竜。
代表的な「草食種」モンスターのひとつにして、鳥盤目 鎚尾亜目 地竜下目に属する由緒正しい「草食竜」の家系。「鎚尾亜目」といういかにも本種を指していそうな名前からして、恐らくは系統的にも源流に近い種と思われる。

草食種と言えば、アプトノスケルビのように温厚なイメージが強いが、アプケロスは縄張り意識が非常に強い攻撃的な性格。
これは、餌が少ない環境で生き残るために大型モンスターやハンターなどの外敵から確実に身を守るためである。
人間への敵意が凄まじいので、家畜には全く向いていない。

成長速度はかなり早く、生まれて間もない子供でもすぐに大人サイズになり、ランポス種などの小型鳥竜種をタックルで吹っ飛ばすパワーを得る。
皮膚は水分を逃がさない為に鎧のような強度となっており、これで外敵の攻撃に耐える。
しかし、所詮は草食種。ゲネポスの麻痺牙やイーオスの毒液にはなすすべもなくやられてしまう。
また、どう頑張っても大型モンスターと真っ向勝負できるほどの力は無いので、自分たちから喧嘩を吹っ掛けずに防御を優先することが多い。極稀に大型モンスターに突進してトドメを刺してしまうこともあるけど
これが後述の評価に繋がるのだが…。

ホーミング生肉

これは、ハンター達がアプケロスに付けたあだ名である。
何故そう呼ばれているのかというと、しつこさが尋常じゃないから
アプケロスがいるエリアに侵入したが最後、「ハンターじゃねえか!ぶっ飛ばしてやるぜ!」と言わんばかりに襲ってくる。
移動中だろうが、採集中だろうが剝ぎ取り中だろうが大型モンスターの狩猟中だろうが。
何が理不尽って、大型モンスターと同じエリアにいる時はハンターしか狙わない仕様があったからさっさと逃げろや

放置すると大型モンスターのダウン時など忘れてた頃に「こんにちは」してきてハンターの血流を加速させる。
それだけだと他の小型と変わらないが、飛び回る虫と比べ補足しやすい代わりに体が大きいため攻撃にちょうどいい位置を物理的に邪魔してくる。のっしのっしと動きが遅いのがかえってカメラや地形次第で状況判断を困難にするオマケつき。
コイツに頭突かれて絶好のチャンスをふいにされたうえ、回避を乱されネコタクのお世話になるハンターも少なくないだろう。今日もハンターのデコから血が噴き出る。
おまけに草食種の割には体力が高く、あらかじめ倒しておくにはわりと面倒くさいぐらいの時間がかる。装備が充実していない序盤では特に苦戦しやすい。
タフさの割に転びやすく「倒したかな?」と思っても大抵ムクリと起き上がるのですごく紛らわしい。

小型モンスターが猛威を振るっていたMH2では、ランゴスタ・ブルファンゴ・ヤオザミ&ガミザミと共に「お邪魔虫四天王」の一角を務めていた。
しかも、MH2では草食種は古龍種が襲来しても逃げない。だからはよ逃げろって
コイツらが暴れてた頃、武器種の評価に「小型モンスターへの対処のしやすさ」が少なからず含まれていたのもむべなるかな。

そんな彼らにも流石にこやし玉は効く。古龍の視線よりウンコ臭い方が嫌なのか。しかしコイツの全盛期はまだこやし玉にモンスターを追い払う効果はなく、MH4Gで復活するまでは例えウンコ臭くなっても尚平然としていたのであった。お願いだから逃げてください。

素材

「ホーミング生肉」の異名の通り生肉を剥ぎ取れる。ぶっちゃけアプトノスで(ry
甲羅こそ硬いが、肉は柔らかくて美味らしい。

なお、古参モンスターでありながら、現時点ではアプケロスの素材を武器及び防具は存在しない。(オトモ装備も無い)
というのも、固有の素材が精算アイテムの「アプケロスのキモ」しかないからである。
リノプロス登場前は「草食竜の卵」も実質アプケロス固有のアイテムだったが、やはりこちらも精算アイテムの一種だった。

MHSTでは装備の作成に使用する素材「アプケロスの甲殻」が登場する。

じゃあ本家シリーズでは狩る価値はないのか……と言われればそれはNOである。確かに「アプケロス固有の素材」は武具の素材にはならない。
しかし此奴から剥ぎ取れる竜骨……もっと言うと「竜骨【中】」がターゲットとなった。
この竜骨【中】を使った武具は最序盤のものとしては強力なものが並んでおり、「大型モンスターと交戦せずに竜骨【中】を手に入れられる」ということで事情を知るハンターは血相を変えて狩りまくった。
特に初代〜MHPまでのランス使いにとってはアプケロス狩りはもはや必須に近い状況であった。彼らの狙いはスパイクスピアであり、これはそこそこの攻撃力にかなり長い緑ゲージを持ったバランスブレイカー級の武器であり、これに使う竜骨【中】のために多くのアプケロスが殺された。
下位のアプケロスから剥ぎ取れる確率は作品にもよるが1桁台と正直あまり期待できたものではないのだが、大型モンスターを狩らなくていいというメリットは大きい。
またMHPに限っては最初からハード級*1の砂漠に赴くことができるため、ここで狙うハンターも多かった。こちらでは15%とだいぶマシな確率であり、採掘で貴重な鉱石もオマケに手に入る。


その後のアプケロス

MH4G

MH3からは後輩のリノプロスに出番を譲る形で登場しなかったが、旧砂漠と共に復活した。もちろん落胆する声は多かった
流石に以前の仕様は問題視されたのか、そこまでしつこく攻撃してこない。
かといって、攻撃性が消えたわけではないので採集や釣りに集中したい時は予め狩っておいた方が良い。

MHX/MHXX

ちゃっかり続投。相変わらずハンターの狩猟を邪魔するのであった。ディノバルドなど自身を餌とするモンスターが現れてもやっぱり逃げない
「アプケロスのキモ」が登場したのはXから。特殊な精製法により薬効が引き出されることが認められ、需要が一気に高まったという。

MHWorld

遂に皆が待ち望んだ大人しいアプケロスが登場。どうやら新大陸の個体はこちらから手を出さない限り攻撃はしないらしい。
当たり前だが、卵を盗んだ場合はいつも通りのしつこさで襲ってくる。
また、危機が迫ると複数頭の個体が尻尾を振り上げつつ互いの身を寄せ合うように地面に寝そべる「集団防衛」をとる。
こうすることで、弱点の腹部を隠し合いながら敵の攻撃に備えられる。
意外にも効果はあるらしく、イビルジョーですら捕食を断念する時もあるとか。

MHST/MHST2

オトモンにすることが出来る。誰得
しかし絆技の「ダイナミックスピン」はアプトノスやポポと異なりただの高速スピンであり、強制ダウン効果は無い。
MHST2ではダブル絆技でも他のオトモンと異なり高速スピンする。


追記・修正はホーミングするようにお願いします。

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最終更新:2022年08月10日 11:57

*1 現在で言うところの上位クエスト。