ボンバー四天王(ボンバーマンジェッターズ)

登録日:2012/02/24(金) 01:42:23
更新日:2024/09/16 Mon 23:10:16
所要時間:約 5 分で読めます




ボンバー四天王とは、ボンバーマンジェッターズに登場する4人のボンバーマンのこと。

ここでは、アニメ版ジェッターズに登場する四天王について記す。



初登場は13話。
度重なる失敗でバグラーからクビを宣告され、キャラボン星にてキャラボンに追い詰められたムジョーが、あらゆる生物、物体のボンバーマンを造り出す合体ボンバーマン製造マシーンを強力な力を持つキャラボンに対し使用することで誕生した。

共通の特徴としてそれぞれ得意な属性を持ち、自身の属性に合わせたバトルフィールドを出現させることができる。

そして生みの親であるムジョーに対し絶対の忠誠を誓い、父のように慕っている。

ムジョーも彼らのことを我が子のように可愛がっている。


「俺様はフレイムボンバー、一緒に火遊びしよ? ぜぇ♪」

フレイムボンバー
CV.渡辺慶
炎属性のボンバーマン。四天王のなかでも子供っぽい性格をしている。
背中にはドラゴンの頭の模様があり、必殺技のフレイムファイヤーボムを繰り出すときは、このドラゴンの頭が実体化して右腕に装着され、そこにボムをセットして発射する。

しろボンと最初に対決した四天王で、ボムスターを得て調子乗っていたしろボンを真正面から叩き潰した。
ちなみにこの回は今までジェッターズに煮え湯を飲まされてきたムジョーが自身の進退を賭けて決闘を仕掛けた回であり、ムジョーの勝利には敵ながら妙なカタルシスがある。

その後も出撃を繰り返し、しろボンのいないジェッターズを返り討ちにした。

ボンバー星で修行したしろボンと再戦し、しろボンの新必殺技バーニングファイヤーボムに敗れた。

必殺技はフレイムファイヤーボム

ゲーム版では三番手。
アニメ同様戦いを楽しむ子供っぽい性格だが、自分を倒したしろボン(MAX)を讃える潔いところも。


「パパ、怒っちゃ嫌☆」

マーメイドボンバー
CV.麻生かほ里
水属性のボンバーマン。四天王の紅一点。ムジョーのことをパパと呼ぶ。

非常に我が儘な性格で、団員達をこき使い、テントに寝たくないという理由でホテルを建てさせたりした。
また金遣いも荒く、ムジョーのクレジットカードを勝手に使って買い物をしたりした。彼女が倒されたあと、ムジョーのもとに20億の請求書が残った。

バーディに一目惚れし、彼に度々アプローチを行なった。

初戦は属性で優るしろボンに圧勝。しかし再戦ではガングとボンゴとの修行で身につけた友情のサンライズサンダーボムに敗れた。
必殺技はスプラッシュウォーターボム

ゲーム版では一番手。
こちらではセクシーお姉さん路線。吐息混じりの声が悩ましいと評判。


「勝負だ、しろボン!」

グランボンバー
CV.金子はりい
土属性のボンバーマン。大柄で岩山のような体つきをしている。
ムジョーのことを親父と読んで慕ってはいるのだが、便秘に効くと言って火薬ご飯を食べさせムジョーを入院させてしまったりとちょっと抜けている。

サンダーボンバーのことも兄貴と呼び慕っているが自身の惚けた性格のためによく叱られている。

ジェッターズを誘き寄せるために罠を張るが、肝心のジェッターズに連絡するのを忘れたり、それどころか渋滞や事故に巻き込まれたのではないかと心配する。

しろボンとは田植えを通じて友情を育み「グランのおじさん」と慕われる。
一時はジェッターズに入ろうとまでするが、サンダーボンバーから彼を信じるムジョーの気持ちを聞いて奮起。
土属性であるが故に、炎属性のファイヤーボムを得意とするしろボンとは相性が悪かったが、自身の弱点を克服する新技のレンガボムを身に付けて彼に挑む。
だが、レンガボムは防御技であるが故に攻め手に欠け、初めのうちは対抗できたものの徐々にじり貧に陥る。

最期はヒゲヒゲ団として正々堂々と戦って散ることを選び、しろボンに敗れた。

敵ながらその人柄ゆえか人気は高く、彼の最期にしろボンと視聴者は涙した。
必殺技はクレイボムと、防御技レンガボム

ゲーム版では四番手。
温厚さの欠片も無い乱暴者。


「ようやくわかったよ……散っていった仲間の痛みがなあ!」

サンダーボンバー
CV.竹本英史
ボンバー四天王の長兄にしてムジョーの忠臣。
背中にある二つの電極と、雷眉毛が特徴。

個性の強い他の3名に比べて常識人で、誰が出撃するか揉めた時も一人仲間達を仲裁しようとしていた。
若干、真面目が過ぎて天然な面もあり、またムジョーがバーのママといい雰囲気になると必ず彼の邪魔が入る。
ムジョーの失敗を尻目に、手柄を立てていくマックスに疑惑の目を向け、敵視していた。

度々マックスに攻撃を仕掛けようとするが、そのたび背後を取られて冷や汗をかいたり一蹴されたりと、かませ的な扱いを受けることもあった。

ムジョーが左遷されたあとも彼に付き従い、メカードにマックスを除くように嘆願したりとヒゲヒゲ団とムジョーのために尽くした。
ムジョーが彼の幸せを願い、元のキャラボンに戻そうとするとムジョーのもとを脱走。マックスに卑怯者の汚名を覚悟で不意討ちを行い、しろボンに四天王の弔い合戦を挑んだ。

散っていった仲間の痛みを知るため、仲間たちを倒したしろボンの必殺技3連発を受けきり、必殺技のぶつけ合いでも正面からしろボンをねじ伏せ、四天王の長兄に相応しい実力を見せつけた。

しかししろボンにとどめを刺そうとしたところでマックスに不意討ちをやり返され、必殺技を受けて消滅した。
結局、マックスのかませ犬のような形で退場してしまったが、ムジョーへの忠誠を貫き、弟妹たちの敵討ちに挑む彼の姿は、マイティとはまた違う意味でボンバーマンジェッターズ屈指の‘‘兄貴’’だったと言えるだろう。

必殺技はサンダーボルトボムと、フラッシュサンダーボルトボム

ゲーム版では二番手。
「俺様がかの有名なサンダーボンバー様だ!」とか言っちゃうナルシスト。


追記・修正はムジョーの息子・娘になってからお願いします。

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最終更新:2024年09月16日 23:10