一人でギャラクタスをも倒した力を手に入れた方法は
並行世界のスパイダーマンを殺してその力を奪い続ける事
である。
雑に増やしたからって雑に殺していいわけじゃねーぞ
今まで通りにスパイダーマンを薬で眠らせ装置で力を奪おうとするが、ヒーローとしての在り方をスパイダーマンに諭され戸惑う。
その状態でベンおじさんがスパイダーマンを後ろから襲おうとしているのを見て、咄嗟にスパイダーマンを突き飛ばして助けてしまい、結果的に自身がエネルギーを吸い取る装置を受けてしまう。
一命はとりとめたが結局数日後に亡くなってしまう。
その後は地獄に落ちたが、贖罪の為に逆らわずに罰を受け続けている。
大いなる力を守る責任でもってアメイジング・スパイダーを偉大なヒーローへと仕立て上げる。
大量のスパイダーマンを殺してアメイジング・スパイダーを強化する事に成功するが、今回は失敗し逆に自身の手でアメイジング・スパイダーを殺す事になってしまう。
事件後も死ぬ事はなく、罪悪感を抱えたまま生き続けている。
超回復能力を持っていなかったのはウェイド・ウィルソンではなかった為。
本名はビクター・フォン・ドゥーム。
そう、悪魔博士ドクター・ドゥームである。
アメイジング・スパイダーが生まれた事でファンタスティック・フォーが不要となってしまいチームは解散。
それに絶望した彼は自殺願望を抱きデスウィッシュ(死を望むもの)となってしまう。
デスマスクの部下として働いていたが、デッドプールと遊びまわっていた為、役立たずとして殺されてしまう。
緑ではなく赤い衣装に身を包んだドクター・ドゥーム。
ここまで読めば分かると思うが、その正体は並行世界のウェイド・ウィルソン。
リード・リチャーズの手で脳の腫瘍を取り除かれており、その結果、天才的な頭脳を手に入れ犯罪界の帝王として君臨していた。
デスウィッシュを殺したことでデッドプールに狙われる事となり、最終的には船ごと爆破されてしまう。
どうにか陸へと這い上がるが、ちょうどそこへデッドプールがビルから投げ捨てた「悪魔の聖典」が脳天直撃してしまい、地獄へと落ちてしまう。
地獄へ落ちた後もしぶとく恨みを持ち続け、自身の全てを魔王メフィストに捧げ、代わりに地獄にいたハルクを現世へと呼び戻す契約をする。
そして全てを捧げた結果、地獄の責め苦を受け続ける事となる。
魔術の力で分離させられ地獄へと落された並行世界のハルク。
地獄で暴れ続け更に狂暴化した結果、肌の色はオレンジ色になって頭には角が生えている。
メフィストの力で現世に復活し本体であるドクター・バナーを狙うが、ハルク同士の殴り合いとなり、最終的には知恵の差で自らアガモットの目を破壊して呪文を解除してしまう。
元の体に戻った状態で殺され、再び地獄へと落ちる事になる。
魔術の力でハルクの封印に成功するが、デスマスクのせいでハルクが現世に蘇ってしまう。
封印を解除し鬼神ハルクを自身の体へと戻した状態で自身を殺させ、自身と共に鬼神ハルクを殺す事に成功する。
死亡後は師匠のストレンジ同様、肉体を捨て精神世界へと旅立つが、旅立つ前に地獄にいたアメイジング・スパイダーを救う。
ドクターバナーにより”懺悔の精霊”と融合して復活したアメイジング・スパイダー。
ドクロ頭に青い炎をともし、ゴーストスパイダーとして贖罪のヒーローとなる。
パーカー工業の研究施設を使い、3人を元の世界へと送り返す。
理想の世界に見えて最低の世界だった為、結局今回も曇る。
事件後、戻るまでの間にグウェンとMJにも会う事は出来たが、ベンおじさん同様だった場合に耐えられない為、あえて会わずに帰る事にした。
とはいえ罪を重ねた並行世界の自分を正しい道へと導く事には成功したのは不幸中の幸いだろう。
結局、デッドプールにとっては日常とも言える出来事。
デスマスクを倒した事でアメイジング・スパイダーの代わりに頑張っていたスパイダーマンからは感謝される事になり、彼に抱き着く事も出来た。
スパイダーマン「こんな異世界はサイテーだ」
短い期間とはいえハルクと分かれる事が出来、穏やかな日常を過ごす事が出来た為、彼にとっては本当に理想の世界だった。
結局はハルクとまた一体化し、並行世界の自分を殺す事にもなってしまったが…。
とはいえいつもの世界へと帰り、いつもの奴らと暴れられる事は彼にとっても幸せだった。
そして……
3人が帰った先では見慣れたヒーローとヴィラン達による楽しい乱闘パーティの真っ最中だった。
ハルク「アホどもを殴り放題だ。最高だ。」
スパイダーマン「ここが元の世界かどうか確かめる必要はなさそうだ」
ハルク「前向きに考えようぜ」
少なくとも今回は俺たちのホームグラウンドだ