Identity Wars(MARVEL)

登録日:2023/04/13 Thu 23:14:22
更新日:2023/04/15 Sat 05:42:44
所要時間:約 7 分で読めます





3大ヒーロー、激混戦!!

デッドプール×スパイダーマン×ハルク=無事で済むワケない!?



『Identity Wars(邦題:アイデンティティ・ウォー)』とは、スパイダーマン、デッドプール、ハルクの3人を主人公としたマーベルコミック。
『アメイジング・スパイダーマン・アニュアル』#38、『デッドプール・アニュアル』#1、『インクレディブル・ハルク・アニュアル』#1の3作から成っており、日本語翻訳版は1冊の本にまとまって販売されている。
地味にレアなハルクが主人公の一人という作品。(昔からいる割には主役としての抜擢は少ない)

あらすじ

並行世界へのワープ装置の研究所「ホライゾン・ラボ」で研究員として働くピーター・パーカーと臨時の顧問として働くブルース・バナー。
ワープ装置はまだ研究途上で、まともな人間が使用したら脳を破壊されてしまうような代物だった。
しかしそれなら不死身のデッドプールを使えば良いと判断した強盗団がデッドプールと共に研究所を襲うのだが、スパイダーマンとハルクがいる所を襲撃して真っ当な結果になるはずもなく。
あれやこれやがあった結果、ワープ装置で3人は並行世界(アース11638)へと飛ばされてしまう。
そこはベンおじさんも生き残り、誰もがうらやむ人気ヒーロー「アメイジング・スパイダー」が活躍する世界だった。
更にはバナーはハルクへと変身出来なくなり、デッドプールは緑色のデッドプールと出会う。


登場人物

元の世界の住人

  • ピーター・パーカー(スパイダーマン)
今回は研究所でブルースと共に働いていた所をデッドプールに襲撃されてしまう。
並行世界とはいえ運良く生き残ったベンおじさんと再会する事が出来た。
更にはスパイダーマンが大活躍し大金持ちになっているという理想の世界を訪れる事になった。
転移時に向こう側で起きていた爆発で並行世界の自分が大怪我をしてしまった為、復帰までの間、彼の代わりとしてアメイジング・スパイダーを引き継ぐ。

  • ウェイド・ウィルソン(デッドプール)
いつも通りのデッドプール。
強盗団に雇われて研究所を襲うが、たまたま居合わせたスパイダーマンとハルク相手に上手くいくはずもなく機器の暴走を招く。
転移先の世界で緑色の自分と出会い、二人でノリノリで暴れまわる。

  • ブルース・バナー(ハルク)
ストレスが少なく人がいない深夜限定の契約で臨時の顧問として研究所で働いていた。
強盗に襲われ銃を突き付けられたらどうなるか。
そうだね、ハルクだね。
並行世界へと転移した結果、ハルクへと変身出来なくなってしまう。


転移先の世界の住人

  • アメイジング・スパイダー
並行世界のスパイダーマン。
一人でサノスやギャラクタスをも倒す力を持っており、彼がいれば他のヒーローは必要ない世界になってしまっている。
パーカー工業の社長でもあり、大豪邸に住んでいる。
3人の転移先である並行世界側の研究所での爆発に巻き込まれ大怪我を負ってしまう。
超回復能力もあり数日程で回復は出来るが、彼以外のヒーローがいない世界である為、その数日間の代役をスパイダーマンに依頼する。

  • ベン・パーカー
言わずと知れたベンおじさん。
強盗に襲われた際に胸に銃弾を受けたのは元の世界同様だが、6mmずれたおかげでギリギリ助かった。
回復後はピーター専属のコーチとしてアメイジング・スパイダーを指導している。
「大いなる力にはその力を守る責任が伴う」


  • デスウィッシュ
並行世界の緑色のデッドプール。
研究所の爆発に関わっており、転移してきたデッドプールと意気投合して二人で遊びまわる。
デッドプールと違い、超回復能力は持っていない。


  • ドクター・ブルース・バナー
並行世界のブルース・バナー。
その名の通り、ドクター・ストレンジに師事し魔術の力でハルクの封印に成功した。
ドクターってそっちかよ!?


こっから先はネタバレだぜ!ちゃんと買ってから見ろよな!



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最終更新:2023年04月15日 05:42