登録日:2023/12/30 Sat 11:22:07
更新日:2024/02/10 Sat 19:41:49
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くくっ…ついに始まるんだ…!
血沸き肉躍る創造と欲望の祭典、その時が…!!
『僕』がどれほど今日という日を待ちわびたか!
さあ、相まみえよう…!次元を超えた盟友たち!
■概要
南凪区で開かれる神浜最大の同人誌即売会。
「神浜最大」とある通り、神浜の他の同人イベントに比べとても多い数の
客一般参加者が来場する。
一般参加者は1日あたり7万人来場すると言われ、年齢層も大人から中学生までと幅広い。
サークル参加者が販売する頒布物はアニメや映画の
同人誌・グッズはもちろん「モーモーファームのひみつ」といった情報系の雑誌もあり多種多様。
またコスプレイヤーも多数参加し、アニメ・映画・スマホゲームのキャラクターのコスプレを披露している。(更衣室もしっかり用意されているので安心)
前述のとおり非常に多くの人が集まるイベントであるため、
会場では来場者への入念な手荷物検査など運営スタッフによる厳重な警備が行われる。
さらに事件が起こった際の対応も早い。
過去の開催時に偽札詐欺をした不届き者が現れた際は、被害にあったサークルの協力もあってすぐに犯人を確保している。
警備費用の増加やそれに伴う参加者の負担増加に繋がるため、深夜から会場に行って並ぶ行為は御法度。
「人として絶対にやってはいけない行為」
と話す一般参加者もいるほどである。
■カミケのあれこれ
一般参加者がまず見ることになる、カミケの会場となる建物。どこかで見たような形をしている
開催当日には大きな賑わいを見せ、会場に長い行列ができる。
始発の電車に乗って会場に来て並んでいる人も。
開場のアナウンスがなった時には拍手するのがお約束。
建物の近くにはコスプレ撮影専用のエリアが存在し、カメラを持った一般参加者がコスプレイヤーや着ぐるみの周りに集まる光景がよく見られる。
(※撮影の際はしっかり許可を取ること)
戦場会場内にはサークル参加者のブースが並ぶ。
各ブースの場所は記号(アルファベットと数字)で区切られ、会場に入った一般参加者はカタログ等の情報を元にお目当てのサークルのブースへ向かう。
人がとにかく多いため、他の参加者にぶつからないように注意が必要。
ダッシュ・よそ見は厳禁。
人気の高いサークルは多くの一般参加者がやってくることが予想されるため、シャッターの前にブースが設置され外に並ぶことがでようになっている
(通称「シャッター前」)。
これ無しにカミケを語ることは出来ないとも言われるカミケ専用カタログ。
会場内の地図はもちろん、ブースの場所をはじめとした多くの情報が載っているためとても分厚い。まるで鈍器のようである。
探しているサークルの場所もすぐに調べることが可能。
一般参加者の中にはこれを心の中で「ヘカトンケイルの黙示録」と呼ぶ人もいるらしい…
カミケ会場にはケータリングにより様々な飲食店が建ち並ぶ。
特に人気なのがラーメン店で、毎回多くの一般参加者が利用しお腹を満たす。
食事への危険物の混入などを防止するため、屋台の設備も整っており外の人間が干渉できない作りになっている。
会場の北口と南口の近くにある、たくさんのテーブルが置かれたエリア。
持ち込んだお弁当などを食べることができ、飲食店と共に一般参加者たちの休憩の場になっている。
■魔法少女の噂
現在でも参加者の間で語り継がれている噂に
「カミケの裏には魔法少女の影あり」
というものがある。
ある年の夏の開催時、会場内でトラブルが発生。
トラブルを起こした犯人は有名な同人作家であり、別のサークルの作家に危害を加えようとしていた。
しかし
一般参加者の女子高生が犯人の前に現れ、何らかの方法で凶行を阻止。
カミケの平和を守った彼女は多くを語らず、何者か聞かれた際も
「しがない魔法少女」
とだけ話し去っていったという。
彼女の詳しい身元は分かっていない。
目撃者の証言によるとその女子高生は工匠学舎の学生であり、クラスメイトと共に参加していたとのこと。
また「トラブルが起こった少し後、突然会場に霧が出た」という証言もある。
追記・修正お願いします
◆元ネタ解説
さて、ここまで読んだwiki籠りの皆さんはこう思っているだろう。
何を隠そう、このカミケのモチーフは世界最大の同人誌即売会・コミックマーケット。
(タグに思いっきりコミケって書いてあったけど)
ちなみにカミケが初めて登場したイベント「覇王の生まれ変わりの僕が、“奴ら”の陰謀を華麗に阻止!!(ぼくそし!!)」
の開催時(2020年5月1日)、
奇しくも新型コロナウイルスの影響で現実の夏コミケ(コミケ98)が史上初の中止になっていた。
まず会場となっている建物は、コミケの会場となっている
「東京ビッグサイト」
が元ネタ。
さらに上の方に書かれていた
-
「人として絶対にやってはいけない」と忌み嫌われる徹夜組
これらの要素もすべてコミケが元になっており、
これでもかとコミケの要素を詰め込んでいるのが分かる。
現地の状況は元ネタの方が遥かに過酷だが
さらに2年後(2022年)の夏に開催された「七色夏模様」のつつじシスターズ編にて、「ぼくそし!!」のカミケを別の人物の視点で描いたストーリーが展開された。
このストーリーで新たにコスプレイヤーの参加には登録が必要であることが判明した。無論、これもコミケと同じである。
■余談
2023年現在、カミケが登場するイベントでは
魔女が登場しない
(
魔法少女が魔法を使用するシーンはある)。
名前の由来はもちろん「神浜+コミケ」。
コミケは「
コミックマーケット」が正式名称だが、カミケの方は「カミケ」が正式名称であるようだ。
追記・修正は次元を超えた盟友たち良識ある一般参加者の方にお願いします。
最終更新:2024年02月10日 19:41