The Classrooms

登録日:2024/9/7(土) 22:34:59
更新日:2025/05/17 Sat 17:24:24
所要時間:約 7分で読めます




The classroomsとは、Hillcrest Games Inc・Xefier Games Incが開発したホラーゲームである。

概要

2022年10月28日リリース。The BackroomsSCPのような海外のネットミームがモデルとなっており、独特の雰囲気がある。

舞台となっているのはカナダにある行方不明事件が起こった中学校。主人公ロバート・チェンは、その事件で消えた妹グレースを見つけるため事件が起きた廃校に向かった。
誰もいないはずの校内。だが地下の電気室にあるレバーを上げると突如空間が変化し、未知の空間に閉じ込められてしまう。
そこには悪意ある存在「エンティティ」がおり、ロバートはカメラを構えたままその空間を探検していく…という内容。

ゲームの映像=カメラに撮影された映像 であり、基本的には一人称視点。だがエンティティに捕まることによって死亡するとグロめのジャンプスケアが流れるため注意。
また深い水に落ちてもカメラが水没するため実質的に死亡判定になる。
なお、ゲーム内で入手できるアイテムは死亡・やり直し・チャプター選択の過程で消失せずインベントリに保持される(例外あり)。ただし持ち込みは種類単位で有限*1のため、不要なアイテムはドロップするなどのインベントリ管理が重要となる。

言語は英語、日本語、フランス語、イタリア語、ドイツ語に対応。
日本語訳の精度についてだが、水を湛えたプールがある「Poolroom」を「ビリヤード場」と訳する時点でお察しください。*2

ARC

十字の中心に目がついているマークが特徴で、チャプター内にて入手できる資料や報告書の内容から、未知の空間の調査と、それに住まうエンティティの研究や捕獲を目的としていると思われる組織。人間を利用した実験や職員をライトとコンパスだけを持たせて別世界へ送り込むなど人材の扱いについては、かなりぞんざいな模様。ARCの職員とみられる人物達が書き残したメモにはエンティティに対する恐怖、組織に向けた不満とみられる文章などが手書きで書き記されている。
組織内には〝クリアランスレベル〟が設けられており、レベルが高いほど機密性が高い(ちなみに、主人公ロバート・チェンのビデオカメラの映像はレベル7)。
名前の由来に関しては不明。


登場人物



エンティティ

このゲームの敵。SCPのような番号が付けられており「ARC〜」から始まる。
「エンティティ」という名前はBackroomsから取られていると思われる。敵対的なエンティティは捕まると基本即死するため個々に応じて対策が必要。



アイテム

チャプターに存在するアイテム。
基本所持上限は99個まで。



チャプター

このゲームのステージ。1つのチャプターをクリアしてエレベーターに乗ることで、階層を移動して次のチャプターに進むことができる。
またチャプター内でドライバーを見つけることで、安全な空間である通気口に入ることが出来る。危なくなったら利用するのが良いだろう。
【 】内は日本語名表記。









余談

このゲームには「カスタムモード」というものがあり、なんと好きなチャプターでエンティティを好きな組み合わせで出現させられる。全部出現させたらこの世の終わりのような空間になりかなりカオス。また、エンティティ同士の仲も非常に悪いのか、一箇所にエンティティを集めたら、地獄絵図のように化す。
特にARC-216とARC-608の組み合わせが凶悪で、明かりを付ければ216が現れ、かといって消せば608が現れ…という四面楚歌に陥る。当然そうこうしているうちに他のエンティティも近づいてくるため、やり過ごせるかはほぼ運ゲーと化す。
それでもクリア報告があるのだから恐ろしい。
逆に全てのエンティティを出現オフにすることも可能。チャプターの観察やアイテムの回収に専念したい場合は利用するのも手。
ちなみにエンティティたちはクリスマスならサンタ衣装を着用するなど季節によって衣装が変わることがある。

追記:修正は空間を移動しながらお願いします。

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最終更新:2025年05月17日 17:24

*1 初期状態で6枠。バックパックを1つ入手するごとに3枠増やせる。

*2 Poolroomという単語はビリヤード室という意味も持つが、ゲーム画面を参照出来れば違う意味であることは明白である。ただ翻訳作業者に与えられるのはテキストのみという場合もよくあり、致し方ない面もある。

*3 原語では「loonie」で、カナダドル硬貨の俗称の事。恐らく「loony(狂気・非常識)」と間違えたのだろう

*4 The Classrooms公式YouTubeアカウントより、一部先行公開の動画を見ることが可能。