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魔法少女×敗北裁判

登録日:2024/10/20 Sun 12:39:00
更新日:2026/08/19 Wed 21:22:37
所要時間:約 20 分で読めます




魔法少女は決して敗北してはならない

これより、魔法少女の敗北裁判を開廷いたします!!

今回の「敗北」は純粋に油断と怠慢によるものでしょう

異議を申し立てます(オブジェクション)!!


魔法少女×敗北裁判とは月刊コミックヴァルキリーにて連載されている漫画作品である。
作者は「軍神ちゃんとよばないで」などの柳原満月氏。既刊2巻。
2025年12月にコミックヴァルキリーが廃刊となり、それ以降は電子サイト「キミコミ」への移植となった本作だが、それまで月1連載だったものが突然次週にも最新話が掲載され、翌月にはそれまでの倍以上のページ数で最新話が掲載されるなど、まさかの掲載誌廃刊を経て連載スピードが爆増する事になった。作者はどんだけ魔法少女を敗北させたいんだ

概要

突如異世界から現れた怪異達と戦うためにどこぞのセールスマンみたいな存在に導かれて、魔法少女となる存在が増えている世界。
そこでは人々の希望となるため、超常能力を得た魔法少女だがどのような理由があれど敗北することが許されず、敗北した場合「敗北裁判」に掛けられて、どのような懲罰がふさわしいかを決められる。

一度敗北すれば何らかの懲罰を受けることは必至な敗北裁判を舞台に、対象魔法少女の無罪を暴く魔法弁護士(ロイヤー)力ある者の責任を果たす事(ノブレオスオブリージュ)の徹底を求める魔法検事(プロセキュータ)の法廷による熱い論戦を描いた物語である。

魔法少女の敗北を前提とした作品なのでこの作品のごとき不健全なシーンもあるが、現状は上記のように「如何にして魔法少女は敗北させられたか」が論点の法廷バトルがメインとなっている。
また、case3より、魔法少女の日常も描かれており、現状戦闘描写こそあるものの必ずしも裁判が関係する話ばかりではないようだ。結局敗北裁判に繋がったけど


主要登場人物

  • 岬護ユゥリ
この物語の主人公である魔法弁護士の少女。第1話が弁護士として初の仕事であり、しかも遅刻してくると言ういろいろ問題が多そうな人物。
しかし、初めての仕事とは思えない程冴えた言動と論点により、これまでどのような懲罰がふさわしいかを決める場所でしかなかった魔法少女敗北裁判にて初めての無罪を勝ち取った人物でもある。
普段は相手の魔法少女をちゃん付けで呼ぶ元気いっぱいな少女だが、法廷では相手を挑発して失言を誘うなどやり手な性格となる。
最前線で戦うエリート魔法少女の岬護マクラの妹であるらしき描写がある。
魔法少女としての能力は「人狼殺し」。人の嘘が分かる能力であり、戦闘向けとは言えないために魔法弁護人となったと思われる。
普段は高校生として生活しており、スパイ●ーマンなどの有名作品の映画をよく見たり都市伝説などの噂話を集めていたりする。これが彼女個人の趣味なのか仕事で役立ちそうだから情報収集しているだけなのかは不明。

  • 楯巻レモン
ユゥリの敵役として法廷に立つ魔法検事の少女。名前のように見事なまでの金髪縦ロール姿のお嬢様。
魔法少女として前線に立って人々を護ることに誇りと使命を掛けている旨の発言をすることが多いが、彼女は基本的に法廷にいるため戦闘が可能な魔法少女なのかは不明。
裁判中でありながら執事のアルフレッドを傍に立たせて頻繁に紅茶(コーヒー?)を飲む癖もあるが、何より裁判での論争が「魔法少女ならどんな状況でも精神力で持ちこたえられる筈」などの精神論ばかりと言う検事としては少々問題があるように見える人物。
常に自信満々な言動をしているが、自身と同じ名前のレモン男について述べる時は赤面していた。多分関係はないはず
基本的に嫌味な敵役なのだが、論点は正確なことが多いほか、裁判の公平さを守るために証人喚問への対応も積極的など卑怯ではない事が描写されている。
そして正直に従った結果、醜態を晒すことが多い
能力は「誓いの首輪(プロミスドミナンス)」。対象となった相手に自分と交わした約束を強制的に守らせる魔法であり、「自分を攻撃するな」と約束させればたとえその気のない攻撃であっても自分を避けていくようになるなど強力だが魔物など言語の通じない相手には無力と言う弱点がある。

  • 裁判長
公平な立場で法廷の論戦を進める裁判長。本名は不明。基本は女性的口調だが、立場故か時折威厳のある男性口調に変わる。エルフのような長い耳が特徴。
常に目を閉じていて冷静沈着だが、ユゥリによって史上初の無罪を下すことになった際には流石に驚きを隠せていなかった。
遠見の魔法を持ち、証拠となる写真や映像は彼女によっていつどんな場合場所であっても即座に用意され、何度でも確認できる。確認できる範囲はかなり広く、たった今知り合ったばかりの人間の過去の姿を見ることも可能である。
仕事人として忠実且つ優秀であるが、反面最近の女子の流行や言動には追いつけていない描写があり、「リスカ」や「非モテ」と言った言葉が理解出来ない素振りを見せている。裁判長魔法熟女説

  • 傍聴席
ガヤを飛ばすモブ。基本的に検事の言葉に全肯定したり、証拠となる魔法少女の敗北時映像を見て性的興奮したりセクハラ発言を飛ばしたり、常に劣勢な側に罵声を飛ばすなど性格の悪い野次馬ばかりがいる。

  • 法廷画家
カメラの使用が禁じられている裁判において決定的な瞬間を世に残すべく一瞬でイラストに収める覆面の人物。いつなる時も冷静で無口を貫く。現状レモンがアクメ散らかしたシーンやアオイが股間を見せた時にしか登場せずそう言うシーンでのみ猛烈な速度でスケッチしているが仕事熱心なだけだと思われる。多分
ちなみに、「裁判本番中」は法廷室内で写真を撮るのは基本的に禁止*1と指示されるのは現実の刑事裁判でも同一。
重大事件の裁判を伝えるニュースでカラースケッチが映ることは多いが、これがまさに現実における「法廷画家」のお仕事である。
ちなみに複数名いるらしく、ペスト医師のような仮面をつけた法廷画家やネズミのような仮面をつけた女性法廷画家の姿が見られる。

  • ユニポ
角の生えた馬の姿をした謎のマスコット。どうやら対象の人物を魔法少女に変えることができる能力を持つらしい。「ニポ」という語尾を持つ。
乙女に純潔を守るための力を与える怪異らしく、処女の匂いに敏感らしい。
アオイ「マジで気持ち悪いなコイツ」

  • レモン男
頭部が巨大なレモンになった不審者。都市伝説によると、彼女にレモン掛けていいかを質問せずに掛けたところ、失恋にいたりそのまま自殺した男のなれの果てらしい。
夜な夜な道を歩く若い女性を後ろからつけ回し、「レモンを掛けていいですか?」と問いかけてから攻撃する謎の怪異。


被告人

  • 原宮トーカ
ユゥリが弁護を担当した記念すべき最初の魔法少女。程よく日焼けした健康的な姿をしている。そんな外見を表すかのように魔法少女としては身体能力を強化して敵に接近して格闘戦を仕掛けるタイプの戦い方を得意とする。

ある日、遠足中の幼稚園児達を襲撃した触手が特徴な魔物であるローパーを迎撃。これまでに何度も撃退しているローパー相手だが、しかしその日は何故か手も足も出ずトーカは敗北。
園児達や通勤中のサラリーマンが見ている中触手プレイに苛まれ、胸も股間も丸出しの状態で何度もイかされてしまい、助けるために派遣された公安魔法少女が来るまで30分間公開陵辱された。


  • 日向アオイ
魔法少女ヒーローに憧れて魔物に襲われていた少女を助けようとして重傷を負ったところユニポの勧誘を受けて魔法少女になった男子高校生。
空手をやっていたらしいが、魔物には勝てず、それでも少女を助けたいという思いから男の体を捨てて魔法少女になった。
しかし、即落ち2コマレベルで瞬殺されてしまった挙句、その魔物に凌辱されそうになったところ国際魔法少女に助けられるという醜態を犯してしまう。
裁判長の持つ魔法に驚いていたり、魔法少女が誰しも与えられる能力について知らなかったりするなど明らかに情報が足りていない描写があるが・・・・



  • 粗屋敷ミコ
ユゥリの学校の風紀委員長であり退魔師の家系である魔法少女。巨乳や爆乳を超えて奇乳レベルのバストを持つ。ユゥリ「そのおっぱいで風紀委員は無理でしょ」
言葉遣いはやや厳しいが、とある事情で遅くまで職員室に呼ばれ説教を受けていたユゥリとアオイを待っててあげた挙げ句帰り道を送ってくれるなど優しい性格をしている。
魔法少女だと知らずにユゥリとアオイを庇うため単身、レモン男との戦いに身を投じ、終始圧倒していたのだが、二人が去った後に突然能力が不発してしまいそのまま無防備に敗北、陵辱された。



  • 折辺やひろ
知性ある怪異が首領を務める犯罪組織「ダークハラスメント」が蔓延る街で「仮面ブレイバー」として戦う魔法少女。
これまで何度もダークハラスメントの子供だましな侵略作戦を打ち破り、ついに幹部の一人を撃破すると言う功績を上げたが、その後の戦いで巻き込まれてしまい、人質にされた幼い弟を助けるために屈服。
魔法少女が裁かれるべき罪は敗北のみであり、人質を見捨てても裁かれることはないので心を鬼にするところを戦わずに屈服し、無抵抗のまま凌辱される寸前まで行ったところをアオイによって救出される。
しかし、怪異に対して人質による脅迫に屈することは重罪だと判断され、検事からも極めて屈辱的な終身刑を望まれる。
これまでの前例のように、やむなき理由で敗北した場合はともかく、無抵抗のまま敗北を受け入れて凌辱を受けると言う行為はその行為の有効性を示した行為であり、他の魔法少女をも危険に巻き込む行為にあたり、流石のユゥリも弁護はできないのではないかと思われたが……?


  • 楯巻レモン
ある日、ユゥリは自分が聞いていない(=弁護人として依頼を受けていない)魔法少女敗北裁判が開催されることを聞く。
しかもその被疑者はこれまで何度も法廷でユゥリと論戦を交わしてきたレモンだった。
魔法裁判に関わる魔法少女たちが集まる魔法検事局にて、捕らえられた魔物を見るべく集まった魔法少女たち。その中にレモンの姿はあった。
さらに半年ほど前に敗北したことでレモンから重い罰を与えられた茸蓋ミィが姿を見せ、その時の復讐としてレモンに襲い掛かる。しかしレモンの能力によって攻撃は無力化され、突然暴力を振るった危険人物としてミィが起訴されそうになった時、捕らえられていた魔物が暴走。檻を破り、ミィに襲い掛かる。
しかし、レモンが戦闘可能な魔法少女を呼ぼうとしたところ、突然魔物は踵を返し、レモンを襲撃。舌で処女膜を破り、膣内からの電撃を浴びせられたことでレモンは失神。
ミィによる暴力未遂があったとは言え、魔物との戦いで敗れたレモンは敗北裁判に掛けられることとなった。
弁護人として出廷するユゥリ。対して検事側として立つのはミィ同様、過去レモンによって重罰を与えられた河豚河シキミ。
検事として公正なジャッジをすると言いながらも自分への復讐を誓うシキミ、自分の商売敵であるユゥリに挟まれ、無様な被告人として被告席に立つレモンの運命は……


  • 綯交キナコ
炎属性の魔法を操るロリ魔法少女。語尾にハートをつけ、周囲の被害を顧みずに誰彼構わず挑発的な言動を繰り返す所謂「メスガキ」な魔法少女である。
魔法少女としてのコスチュームも小悪魔風*5
怪異との戦いを小遣い稼ぎとしか思っておらず、ファッションや小物を購入するための資金調達としてゲームの雑魚としか思っていないような素振りもあり、予てから素行に問題のある魔法少女として話題になっていた。
そんな彼女が偶然出会った怪異「ぶつかりおじさん」。いつも通りゲームのように挑む彼女だったが全く歯が立たずにボロ負けしてしまう。
幸いにも敵に倒す価値のない雑魚としてみなされたためかほぼ無傷で敗北を迎えることになったが、敗北に違いはないため敗北裁判に出廷する事になるのだが、事の重大さを全く理解していないのか「負けたから何?」と弁護人や検事、裁判長に客席までをも嘲笑する彼女。



  • 灯富アカリ
ある日、女子に人気なマジカルキッチンと言う喫茶店に行くことになったユゥリとアオイ。「オムあんこ」なるイカれた名前の料理が有名のため、それを食べようとした二人だが、店長である長下部リリーが魔法によるパフォーマンスを駆使した調理を開始する。
出来上がったオムあんこに舌鼓を打つ客たちだったがやがて、店の外から悲鳴が聞こえる。
慌てて向かうと、そこでは謎の魔法少女が巨大な鶏のような怪異に頭から捕食されようとしていた。
その魔法少女である被告は透明になる能力を持っており、人見知りな性格から店では姿を見せず、今日もリリーに言われて怪異の卵をとってくるよう言われていた。
この店では怪異であるコココちゃんの卵を料理に使っていた。コココちゃんは確かに怪異だが政府より無害認定されており、店で飼育管理することを許可されていたのだが、念のためコココちゃんを刺激しないように店内では香水やアルコールを禁止する旨の記載がされていた。
何故今になってコココちゃんは暴れ、被告人を襲ったのかそこに今回の裁判のカギがあると思われる。


余談

名前の似ている魔法少女ノ魔女裁判と言うゲームがあるが、本作とは無関係。要素や発表時期も近かったため、もう少しこの作品の発表が遅かったら危なかったらしい。
ただし、作者がエゴサを邪魔してくると言いながら実際にプレイもしてハマっている模様


追記と修正は敗北した魔法少女を勝訴させた方にお願いします。

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最終更新:2026年08月19日 21:22

*1 ルールたる法律の記載上は「担当する裁判長が許可すればok」となっているが、そもそもこの法律が制定された理由が「法廷の秩序維持と公正な裁判の確保(傍聴していない者の目にも触れると悪い意味でのプレッシャーとなりうる)」「被告の人権擁護(仮に「犯罪そのものを行っていない」形で無罪となった場合、各種プライバシー系の権利の点で問題が出うる)」「『良い写真』目当ての不品行の抑止(裁判をする場であって、記者会見場ではない)」である背景から、現代ではおおむね「禁止」と同意の条文と解釈されている。1980年代ごろまではごく一部の重要な発言を行っている時のみ許可とすることも社会的に影響が大きかった事件の公判で稀にあった

*2 あらかじめ保険に入っておけば修繕費は国によって賄われる

*3 法廷にてユゥリの能力を知っているのは本人を除けばアオイのみのため、無言が貫かれて事なきを得たが、そもそも裁判で重要視される「嘘を見破る能力」を持つユゥリが自身の能力についてう虚偽の証言を行ったことはもしバレた場合にはかなりまずい状況となりうる。さらにここで話した自身の能力は「自分の前で3度連続で嘘をついた場合、即座に死ぬ」と言うものであり、相手がハッタリに応じずに嘘をつき続けた場合、逆にそれが真実になってしまうと言うかなり危険な行為でもあった

*4 今回の裁判でレモンは割とまともな事しか言っていないので不憫に感じるところもある

*5 と言うかほぼエトナそのものの外見である

*6 そのためコココちゃんを利用した経営は継続されていると思われる