登録日:2025/02/07 Fri 18:19:15
更新日:2025/03/16 Sun 07:38:47
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だが幸い、俺はもう死んじまってるからその心配はない
お前が無謀にも特攻作戦をやるってんなら、とことん付き合うぜ
俺とお前とアラサカ・タワー、ケリーの歌の歌詞みたいだが、俺は本気だ。一緒にカッコよくキメてやろう
(DON'T FEAR) THE REAPER
(DON'T FEAR) THE REAPER/死神なんて怖くない、通称:死神ルートとは、オープンワールドゲーム
CyberPunk2077におけるエンディング分岐の一つである。
この記事には
作中メインストーリーのネタバレしかないため、これから当該作品をプレーしようと考えている・ネタバレを回避したい方は閲覧しないことを推奨する。
概要
CyberPunk2077はマルチエンディング方式を採用しているゲームである。
本編において、近未来SFの世界に腹黒い陰謀と暴力が渦巻き続ける街、ナイトシティ。そこに一介の傭兵として降り立った主人公、V(ヴィー)の物語と活躍を描く……。
のだが、ナイトシティは様々な野心を望む人間を食い物にし続けている魔の都市である。その歯牙がVにも降りかからないわけがなく、ある事情からVは死の運命を抱えてしまうこととなる。
Vは傭兵としてナイトシティにおける危険な依頼を、相棒のジャッキー・ウェルズと共に仕事としてこなしていた。
ある日、デクスター・デショーンという男がVとジャッキー、そしてネットランナーのT-バグに大型の依頼を持ちかけてきた。
その内容とは、世界一の大企業アラサカからとある極秘の生体データチップ、通称「Relic」を盗む、という大仕事である。
この依頼をクリアすることで得られる莫大な報酬目当てにV達は依頼を受け、綿密に企画された計画により、見事Relicを紺碧プラザという高級宿泊施設にて盗み出すことに成功する。
しかし、問題が起きた。偶然にも同じタイミングで紺碧プラザにて、アラサカの社長、サブロウ・アラサカが、息子のヨリノブ・アラサカに殺害されてしまったのだ。
その時の騒動に三人は巻き込まれてしまい、T-バグは敵対ランナーによるハックにより殺害され、ジャッキーも負傷。そしてチップも損傷してしまうという窮地に追い込まれる。
チップはこのままだと完全に破損してしまうため、一旦はジャッキーの頭に差す形で保存することとなった。
しかし、逃走の最中でジャッキーが負傷が元で死亡。引き続きRelicを保存し続けるために今度はVの頭部に差し込み、デショーンの元に向かう。
そうしたら、今度はデショーンが激昂していた。この騒動が元でVは追われる身になったため、いずれはデショーンの元にもアラサカの刺客がやってくるリスクを負ってしまったことに怒っていたのだ。
最終的にデショーンは保身のためにVの頭部に銃弾を撃ち込んで殺し、死体をアラサカに差し出すことで生き延びることを企てる。
しかしアラサカからの刺客タケムラは容赦なくデショーンを殺した。
だが、Vは奇跡的に一命を取り留めた。これは、Relicが差した肉体を生かすための最低限の救命活動を行ったためであることが後に判明する。
追手からの攻撃を受けて、リパードクのヴィクターの元で養生する。
ここまでの出来事だけでも既に相当な目に遭っているが更に絶望的な事実が判明する。Vの頭部に差したRelicの内部には、人格コンストラクトという、謂わば他人の魂や人格を全て情報化したものが詰まっていた。2023年に死亡した、伝説的なロッカーボーイ、ジョニー・シルヴァーハンドの人格コンストラクトがVの身体を侵食し、一つの脳に二つの人格を宿らせる事態となった。
それだけではなく、Relicとは差した肉体をコンストラクト元の人間の肉体に書き換えてしまう機能が搭載されており、このままだとVはジョニーの肉体に書き換えられる形で死んでしまう。
Relicの蘇生機能は「肉体を乗っ取る前に死なれては困るから」という理由で付け加えられていたのだ。しかも、Relicを無理に外そうとした瞬間にも死んでしまうため、現状は手の打ちようがない。
しかし、それでもVは生きることを諦められない。こうして、頭の中にジョニー・シルヴァーハンドというもう一つの人格を宿した状態で、Vはなんとかして生き残るためにナイトシティで戦い続けることになるのであった……。
こうして始まったVの戦いであるが、どのように進んだところで最終的には、「大企業アラサカの拠点のどこかにあるという、人格コンストラクトを保存するデータサーバー、神輿に辿り着く」ことが、物語の最終的な目標となる。
途中の活躍次第で、どのような道を選んで、神輿への道を切り開くのかを選択することができる。
片や、脳の住人となったジョニーと和解し、ジョニーの元恋人にして伝説的な傭兵、ローグに協力を仰ぐのか。
片や、自由を愛するノーマッド、アルデカルドス族の協力を仰ぐのか。
あるいは、アラサカの重役、ハナコ・アラサカとのコネクションを利用して、悪魔の如き契約を結ぶのもいいだろう。
それとも全てを諦め、誰も巻き込むまいと、誰も望まぬ形で終わりを迎えるか。
しかし、どの道を選んだところで、特定の誰かを大きな危険に晒す。そして実際に、誰かを失う事態となってしまう。
それも致し方ない事実ではある。それほどまでにアラサカは強大であり、その深部の一つたる神輿に辿り着く事自体も困難を伴うのだ。
しかし、しかしである。
仮に、その絶大な困難を、Vただ一人が背負う選択肢が存在するとしたら?
それこそがまさしく、死神ルートなのである。
死神ルートに行くための前準備
最初に述べておくが、死神ルートは明確な形で入り口が示されることがない。即ち、隠しエンディングルートなのだ。
他のゲームにおける隠しルートが、大抵は込み入った条件が必要であるように、本作における死神ルートもまた、選択するには込み入った条件が存在する。
①サイドジョブ「銀腕の男」終盤のイベントシーンにて、特定の選択肢群を選んでクリアする
「銀腕の男」のサイドジョブそのものは、物語終盤になると自動的に発生するため見逃すことはない。
問題は、サイドジョブ終盤の選択肢である。
普通に考えて選んでもなかなか死神ルート発生のための正解には辿り着き辛い。終盤のイベントシーンとは「ジョニーがVと自分の遺体が埋められた油田で自身の考えを語る」シーンなのだが、このシーンで正解の形となるのは、公式スタッフ曰く「適度にジョニーのことは認めてあげつつ、程々に突っかかる」選択を選ぶのが正解らしい。
念の為、「明確な正解の形が欲しいんじゃ!」という方には正解となる表を以下にご用意した。
順番 |
直前の会話 |
男Vの回答 |
女Vの回答 |
① |
俺の墓だったらなんて〜 |
俺の命を救った男 |
あたしの命を救った男 |
② |
でも唯一、お前との〜 |
どの口で言ってんだ? |
どの口で言ってるわけ? |
③ |
良かったら、もう一度〜 |
俺に何を期待してるんだ? |
あたしに何を期待してるの? |
④ |
少なくとも、今までは〜 |
わかった。でもこれが最後のチャンスだ |
わかった。でもこれが最期のチャンスよ |
⑤ |
V。街一番のお人よしだ |
最初の頃はほんとにひどい奴だったな |
最初の頃はほんとにひどい奴だったね |
⑥ |
その俺たちがここまで〜 |
友達を失望させたってのは… |
友達を失望させたって言ったのは… |
⑦ |
50年間なにも〜 |
スマッシャーの件で思い詰めてた |
スマッシャーの件で思い詰めてた |
⑧ |
ただ…また俺と〜 |
わかった、ローグに連絡する |
いいよ、ローグに連絡する |
ジョニーってめんどくさいやつだなとかは禁句
ちなみに「メインメニューで表示されるジョニーの好感度」「DLCシナリオクリアの有無」が関わっているという情報もあるが、本当に重要なのは「銀腕の男」の選択肢だけであるので、誤解なきように。
②メインジョブ「夜想曲第15番 OP.15-1」で特定の選択肢を選んだ後、5分間操作せず放置する
「夜想曲第15番 OP.15-1」は最終盤のメインジョブで、平たく言ってしまうと「今後どうするのかの重大な選択をする」内容である。
謂わばエンディングルートを決するとなる重要なイベントなのだ。
このエンディング分岐となる会話シーンの中で、「ローグに協力を仰ぐ」「アルデカルドス族に協力を仰ぐ」のいずれかを選択する。
すると、ジョニーから「本当にそれでいいんだな?後戻りはできないぞ?」と言われて、もう一度意思確認の選択肢が表示される。
ここで、何も操作せず5分間放置する。分かるかこんなの
この上で①の条件を満たしているとジョニーから新たな提案を出されるため、それに承諾することでようやく死神ルート確定である。
死神ルートについての概要
さて、前置きが長くなったが、死神ルートにおいて、Vは何をするのかをいよいよ解説しよう。
簡単に説明すると、
世界一の大企業、アラサカへの特攻である。冗談とか比喩表現ではなくマジで。
具体的には、アラサカの本拠地である、アラサカタワー。その地下に神輿は隠されている。そのため神輿への道を切り開くためにはアラサカの警備が当然ながら障害となるため、ハナコ・アラサカと契約を結ぶ以外の道では自然とアラサカの警備とやりあうことになる。
そして、誰も犠牲にしない道を選ぶのなら、これまた自然にV一人単騎でアラサカ警備相手に特攻をかますことになる、というわけである。
控えめに言っても正気の沙汰ではない。
当然ながら、世界一の大企業ともなれば保有する戦力もまた世界一と考えるのが妥当であり、資源や武装、防衛設備なども言わずもがな。
そんな相手の本拠地に、単騎で殴り込みに行くという無謀を通り越して手の込んだ自殺にしか思えない狂気の作戦を実行する、それが死神ルートである。
だが、考えても見て欲しい。
間違いなく、Vの首元には死神の鎌が突きつけられているのだ。それを死に物狂いで退け、鎌を奪い取ることができるならば、Vの仲間達もジョニーもエッジランナーズの主役たちも無惨な末路に追い込んだアラサカに対し、V自身が紛れもない死神になることができる。
このルートを完遂する価値は、十二分にあるといっていいだろう。当人達からすれば白目剥いてもおかしくないレベルの蛮行でもあるが。
死神ルートにおける登場人物
メインキャラクターに関する詳しい解説は
本編の項目を参照。
ここではざっと解説するに留まる。
V(ヴィー)
主人公。
死神ルートにおいては、ジョニーと深い相互理解を得ることで、誰も危険にさらさず犠牲にしない、唯一の、しかし無謀とも言える道を選択するに至った。
V自身の死が迫りくる中、決死の覚悟でアラサカタワーに血路を切り開く。
ジョニー・シルヴァーハンド
生体チップRelicに内蔵されていた人格コンストラクト。そして愛すべきクズ。
彼と深くわかり会えることで死神ルートは開拓されるのだが、その影響か死神ルート全般を通してジョニーはやたらとテンションが高い。
アラサカ警備兵の皆さん
「なんだこの女は!?」 「もうやめてくれ!!」
ブラック社員、いつもお疲れ様です
アラサカを警備している警備兵の面々。
Vがアラサカに単騎特攻という正気を疑うようなことをしている以上仕方がないのだが、めちゃくちゃに動揺している。当たり前だ
とはいえ、そこは世界一の勢力であるアラサカの精鋭。どれも並々ならぬ強さを誇る。
アダム・スマッシャー
ナイトシティに存在するレジェンドの一人にして、アラサカ警備隊長の男。
理性を保ちながら人間性は欠片もない、ナチュラルサイバーサイコシス。
死神ルートに限った話ではないのだが、自殺ルート・ハナコと契約する悪魔ルート+DLCストーリー固有エンド以外では必ず最後に戦うことになる相手。
バージョン1.x当時は海外勢から「Adam Smashable(ボコれるアダム)」と呼ばれる程ラスボスにしては気が抜けるレベルで弱かったため、簡単にボコボコにできたものの
2.1アップデートにより
エッジランナーズ登場時を彷彿とさせる極彩色の残像を残すサンデヴィスタンでの超高速機動や、プレイヤーの行動に応じて対応を変化させるAIの追加で格段に強敵となった。
特に難易度がハード以上、またはアダムのHPが半分を切ると、どこぞの
拳を極めし者の如く連続サンデヴィスタンで凄まじい撹乱を仕掛けてくるので捉えるのも一苦労。
オルト・カニンガム
ジョニーの元恋人にして、伝説的なネットランナー。ジョニーの被害者第一号
ある出来事からネットの世界の生命体と化してしまった。謂わばデータ生命体になったのだが、その影響と元々の資質も合わさってランナーとしての実力はもはや化け物染みている。オルトがアラサカ社内に介入し、アラサカ警備兵を排除するシーンがあるのだが、色々と警備兵に同情したくなるレベルの虐殺を繰り広げることになる。
とはいえ、オルト程の実力があってもアラサカはオルトを捕らえる専用の設備があるらしく、その影響で迂闊にオルトもアラサカに手を出すことができない。
オルトは「ソウルキラー」と呼ばれるプログラムの開発者であり、これがなんなのかというとソウルキラーをかけた人物を即座に殺害し、その知識と人格を全てデータと化して人格コンストラクトとして抽出する、という悪魔のような発明であった。
オルトはその責任と、神輿の内部に囚われたコンストラクト達の開放のために利害が一致するVに協力を申し出た。アラサカタワー内部にあるアクセスポイントを操作して、捕らわれないようルート開拓をしてオルトをアラサカタワーに招き入れる必要があるのだ。
その見返りとして、Vとジョニーの精神を神輿の内部で分離する役目を担っている。
データ生命と化したためか人間性は希薄になっているが、ジョニーに対しては明確な反応を見せたりする。
死神ルート独自のルール
死神ルートは、隠しエンディングルートであることからか、他のルートとは色々と勝手が異なる。
本ルートにおける独自のルールが存在するのだ。
①特定チェックポイントによる自動セーブを除き、手動セーブは不可能となる。加えてジョブ途中で死亡した場合、即座に自殺エンドロールになる
つまり、途中で敗北しても気軽に直前のところから…とはいかない。
特に序盤で死んでしまった場合、バッドエンドの末、5分待つ前に問答無用で巻き戻し。容赦のない仕様である。
②死神ルートは他のエンディングルートと比較しても飛躍的に敵が強く設定されており、少しの被弾が致命的になる。
CyberPunk2077は難易度設定が可能で間口は非常に広いが、このミッションに限っては敵レベルが最大に固定されているためか難易度ノーマルでも敵の火力が露骨に跳ね上がっている。ハードやベリーハードならばなおさらである。
上述の通りデスペナルティも明確に重くなるため、サイバーウェアを駆使して、アーマー値と軽減発生率の双方を念入りに確保、
かつ自動蘇生サイバーウェアの「予備心臓」で事故も抑止すべきだろう。無論、レベルは最大限まで上げた上で…
③他ルートより長く戦闘状態で居続けるため、クラフトで弾薬を補給可能となる非戦闘状態のタイミングが限られる
戦闘中はクラフトによる弾薬補給ができないが、途中で弾薬が切れたりしてもクラフトで弾薬補給などがすぐにできないことが多い。
幸い、完遂までのルート途中で何度か非戦闘状態になるポイントがあるので、そのタイミングを迎えたら忘れず弾薬補給を行うのが良い。
④最大HPが25%減少、時間経過によりさらに最大HPが割合で徐々に失われる
死神ルートは他のルートで行ったRelic侵食に対する対抗策を取っていないため、「Relicの動作不良を検出」という表示による命のカウントダウンが始まっている。
他のルートだと、「オメガブロッカーの服用によるRelic侵食の遮断(アルデカルドスルートにて。但し副作用としてジョニーの意識は一時的に消える)」。あるいは「疑似エンドトライジン服用によるジョニーへの肉体の一時明け渡し(ローグルートにて。当然ながらこの間はVではなくジョニーとして活動する)」という対抗策を取って戦いに赴いているものの、このルートではどちらの対抗策も取っていないため、肉体が衰弱し続けている。
これと敵の火力の倍増から、必然的にプレイヤーに求められるのは速攻ただ一つ。
モタモタしていると最大HPが容赦なく本来の半分を割ってしまう。改めて、死神ルートがいかに無謀極まる作戦なのかがよく分かる
さて、死神ルートにおける説明は以上である。了承いただけたなら……。
アラサカタワーに実際に赴くこととしよう。
よく言った。それでこそレジェンドになる奴の覚悟だよ。さあ武器を取れ。行動開始だ。
死神ルートの道程
アラサカタワー玄関~エレベーター搭乗まで
主な敵勢力:警備兵(ショットガン、ヘビーマシンガン、アサルトライフル、刀) ミノタウルス
いよいよ死神ルート開幕だが、モタモタしているといきなり即死。また5分待ちたくなければここでサンデヴィスタンを起動することだ。
開始地点の眼の前にいるショットガン警備兵はこのルート特有補正の恩恵をフルに享受しているからである。
なお、ビルドの都合でサイバーデッキしかないネットランナーVの場合は頑張って回避しなければならない。
玄関口の警備兵を突破してエレベーターホールに向かうと、上空からミノタウルスが二機、降ってきて引き続き戦闘となる。
正面に立つとミサイルや重機関銃に二重に晒されることになるため極めて危険。物陰に隠れつつ地道に攻撃するのが無難だろう。
玄関口とは打って変わって、ここではサイバーデッキを装備してきているとミノタウルスの対処がラク。クイックハック「システム壊滅」によって一撃で倒すことができる。
その後、ジョニーに地下に向かうためのエレベーターを呼ぶように言われるが、エレベーターは敵が持っているアクセストークンがないと利用できないため、敵兵を倒してアクセストークンを入手する手筈となる。
敵兵が追加で湧くが、最初にアサルトライフル持ちの敵兵四名。その後、サンデヴィスタンと刀持ちの高機動兵が主体になって攻めてくる。こちらもサンデヴィスタンで対抗するか、サイバーデッキ装備ならクイックハック「サイバーウェア動作不良」してから「シナプス焼却」なり「オーバーヒート」するなりで調理するのが良い。
ただし、接近は許すな。さもなければ刀で一気に殺されることになる。
白い服装の警備兵がアクセストークンを持っているので、倒して入手したら急いでエレベーターに乗り、次の階層へ。
アクセストークン取得後は敵が無限湧きし、モタモタしているとミノタウルスにまで襲われる。さっさと次に行こう。
エレベーターホール地下~ネットラン作戦司令室まで
待ち伏せされてるだろうな……集中しろ、お前なら対処できる
主な敵勢力:警備兵(ショットガン、アサルトライフル、ヘビーマシンガン)
エレベーターに乗っている間は非戦闘状態をキープできる。この間に、弾薬をクラフトして補充しておこう。
ネットラン作戦司令室まではタレットがある通路を通り抜けて、その後またしてもアクセストークンが必要な扉に出くわす。
例によって白い警備兵がアクセストークンを持っているので、優先して倒してさっさと司令室に入ろう。通路では物陰も少ないのでやや危険。
司令室にいる敵兵を全て倒して、制圧すると次のフェーズへ。
ネットラン作戦司令室~メインフレームまで
専門家じゃない俺が見ても、こいつがメインフレームに違いない
主な敵勢力:警備兵(ショットガン、アサルトライフル、ヘビーマシンガン、スナイパーライフル、刀)、警備ボット、ミノタウルス
敵兵が司令室に再侵入を仕掛けてくるまでは非戦闘状態なので、ここでも弾薬をクラフトしておくといい。
押しかけてきた敵兵を倒して、メインフレームがある下層に降りると、大量の警備ボットとミノタウルスがお出迎えしてくる。
最初にエレベーターホールで戦った時以上に正面切って戦うのは危険であるため、すぐ物陰に隠れたほうがよい。
ミノタウルスは相変わらずシステム壊滅や、ミサイルポッド破壊で対処可能。警備ボットは数こそ多いが耐久力が低いので、グレネードやプロジェクタイルランチャーでまとめて一掃すると効率的。
その後、突き当りで白い警備兵とその護衛と遭遇する。ここでも刀サンデヴィスタン装備の敵兵と相手をするので、なんらかの手段でサイバーウェアを封じるべきだろう。
白い警備兵を倒して次のアクセストークンを入手すると、いよいよメインフレームへ。
ここまできて、ようやく最初のチェックポイント、念願のオートセーブが行われる。
アクセスポイントを浮上させるにはまず内部の敵を一掃する必要がある。内容はアサルトライフルとヘビーマシンガン、スナイパーライフル持ちの警備兵、あと警備ボット。
四方八方から敵が湧くため、囲まれないように注意すること。
敵を一掃した後、奥の部屋にあるパソコンで操作してアクセスポイントを浮上させてアクセスすれば、オルトが加勢して生き残っているアラサカ兵を全員倒してくれる。敵兵に心から同情する瞬間である
ここまでくれば後一歩だ。再びのオートセーブも行われ、あとは神輿へ到達するだけ。……なのだが。
メインフレーム~神輿まで(アダム・スマッシャー戦)
主な敵勢力:アダム・スマッシャー
神輿への道に通じる部屋のシャッターをぶち割って介入してきた、アダム・スマッシャーとの最後の決戦である。デイビットとレベッカの仇だ……
アップデートによりスマッシャーは確実に超強化され、耐久力と火力・機動力の全てが折り紙付きとなった。
対してVに残された時間は少なく、敵のサンデヴィスタンやケレズニコフによる超機動&超反応を封じる対策が求められる。
EMPグレネードやクイックハック「サイバーウェア動作不良」、そしてDLCストーリーで習得できるRelicパーク「脆弱性分析」はスマッシャーにも有効。
特に件のRelicパークは「戦っている最中の敵の脆弱性を検出し、その脆弱性を攻撃すると敵に大ダメージを与えつつEMPダメージを与える」という効果があるため、硬いスマッシャー相手でも効率よくHPと機動力を削ることが可能。
ある程度、HPを減らすとスマッシャーはスナイパー兵などを召喚して援護に回らせる。Relic侵食でHPが大きく減っているVにとっては望ましくない事故原因になるので、早急に排除しておこう。
あとは、着実にダメージを与えて、サイバーウェア対策を取っていれば、勝つことは難しくはないだろう。
但し、ミサイルポッド乱射攻撃もまた衰弱したVを即死させるのに十分な破壊力を持つため、素振りが見えたら離れておくのが無難である。
エッジランナーズ視聴勢としてはデイビットのジャケットを着て、レベッカの遺品である「カーネイジ GUTS」でスマッシャーにとどめを刺すのもまた一興ではないだろうか
無事、アダム・スマッシャーを撃破すると、死神ルートは見事完遂。
その後の展開で更にエンディングが分岐することになるのだが、ここからの展開については他の通常ルートと共通の部分もあるため、この項目では説明を省かせていただく。
但し、これだけは言える。この単騎特攻を完遂したVは、誰がどう見ても、文句抜きに紛れもなくナイトシティの頂点に立つレジェンドとなる…と。
追記修正は、ナイトシティの頂点に立って正真正銘のレジェンドになった後でお願いします。
- 作成乙です。ゲーム本編の記事より先に項目が立つとは…。エッジランナーズの要素を逆輸入したスマッシャーはガチで強くなったね -- 名無しさん (2025-02-08 03:03:46)
- 月をバックに「頂点目指して派手にくたばる」為の戦い Vは全くの無関係なんだけど、神の視点から見れるプレイヤーからしたらこの戦いはもれなくディビッドに捧ぐ弔い合戦になるから燃えるんだわ -- 名無しさん (2025-02-08 11:29:53)
- タイトルの本編ゲームタイトル表記を統一するため変更しました。また、少しだけ補足を追加しました。 -- 名無しさん (2025-02-08 14:55:52)
- 薬を使っていないため唯一Vとジョニーが並び立った状態でアラサカに挑める激熱ルート。他ルートが空や地下から挑むのに対し、このルートだと正面玄関から堂々と突撃するのが良い(初見時はカウボーイビバップのスパイクの最期の戦いを彷彿とさせて胸が熱くなった) -- 名無しさん (2025-02-08 16:44:03)
- 本編の項目より先に隠しルートの濃密な項目が出来るってアニヲタwikiらしい -- 名無しさん (2025-02-08 21:10:15)
- 実質隠しルートだけど続編だとこれが正史になってそう(ローグを初めとした主要キャラが生存、Vの名前をカクテルで出せる) -- 名無しさん (2025-02-09 08:28:07)
- CyberPunk2077本編項目を建てるにあたって、一部の記述をそちらに移しました。 -- 名無しさん (2025-02-10 23:52:54)
- どんな隠し要素を発見した人にも言えるが、この手の普通はしない行動しなきゃ発見出来ない要素を最初に発見した人はマジで凄いな -- 名無しさん (2025-02-11 00:34:07)
最終更新:2025年03月16日 07:38