登録日:2025/02/18 Tue 15:21:04
更新日:2025/04/22 Tue 21:16:58
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『
君たちはどう生きるか』とは、2023年7月14日に公開された
スタジオジブリ制作の映画作品。
原作・脚本・監督はジブリ映画でお馴染み宮崎駿改め宮
﨑駿。
概要
2013年に公開された『風立ちぬ』以来実に10年ぶりとなる宮崎駿による長編アニメーション映画。
『風立ちぬ』の公開後引退を発表していた宮崎監督であったが、2017年にプロデューサーの鈴木敏夫がアメリカのイベントで長編映画の新作を制作していると明らかにしており、事実上の引退撤回となった。同年10月に、早稲田大学で開かれたイベントで作品タイトルについて宮崎監督が明かした。
制作自体の企画は2016年の7月から動いており、当初は3年がかりでの映画を作るとしていたが実際は制作に7年の歳月を要し、公開は2023年の7月となった。
2022年12月に宮崎監督直筆のポスタービジュアルが公開され、公開日が決定。ポスターには嘴の下から目を覗かせる謎の青サギがアップで描かれていた。
なお、海外版でのタイトルは『The Boy and the Heron(少年とサギ)』。
公開後に販売されたパンフレットやガイドブックによると本作は宮崎監督による自伝的ファンタジー映画とされている。
宣伝・事前告知等について
2022年12月に行われたアニメージュとジブリ展でのオープニングイベントで、鈴木プロデューサーは、「(宣伝等は)
スラムダンク方式で行く」と話した。これは、当時公開されていた『
THE FIRST SLAM DUNK』が公開前の情報が少なかったにも関わらず、それでも結果的に大ヒットしたことを受けて、「予想を裏切って、数字があがっていく。そういうことができないかな、って」と答え、「何も情報を知らない方が、皆さんの楽しみが増えるはず。」とも話した。
そのため、公開まで
一切の情報がなくただ謎に包まれていた作品であった。
また、公開後もキャラクターの担当声優や主題歌の情報に関しては公開するも、作中の映像や場面カットについては明かす事が殆ど無かった。
ただし、海外版に向けての公開の際は告知映像が作られている。
小説『君たちはどう生きるか』との関係
タイトルは1937年に発行された吉野源三郎の小説「君たちはどう生きるか」からそのまま取っている。かつて、宮崎監督は子供の頃にこの小説を母親から手渡され、同書を読んで感銘を受けた作品である。
しかし、本作はこの作品のアニメ化というわけではない。
既存のジブリ作品でたまにあるように「原作を大きく翻案している」という程度の話ではなく、設定や内容としては完全なオリジナル作品である。
宮崎監督は「小説が主人公にとって大きな意味を持つという話です」と語っていた。
あらすじ
太平洋戦争が始まって3年目に、病院の火事で母を失った11歳の少年・眞人は、父の勝一と共に東京を離れ、和洋折衷の庭園家屋「青鷺屋敷」へと引っ越す。
豪放な父と新たに母親となった、亡き母の妹・夏子に対して複雑な感情を抱く眞人。自傷し家に引きこもる中そんな眞人の前に、青サギと人間の姿を行き来することができる謎のサギ男が現れる。
サギ男に導かれ、かつて大叔父が建てたとされる洋館へと足を踏み入れ、眞人は真相世界へと引きずりこまれてゆく。そこで眞人がたどり着いたのは、生と死が渾然一体となった世界であった──。
以下、映画のネタバレを含むため注意。
登場人物
CVは左が日本語版、右が英語版吹替とする。
CV:山時聡真/ルカ・パドヴァン
本作の主人公。小学6年生の11歳。
人物像は内向的で寡黙な性格で、父の前でも自分の意思や気持ちを表すことをあまりしない。
母の死を受け入れられず、新たに母となった継母の夏子に対して複雑な感情を抱いており、夏子の事を「父の好きな人」として認識していて、母として認めていなかった。劇中では、そんな複雑な感情を抱いたまま学校からの帰り道に同級生と喧嘩した後、自分の頭に自分自身で石をぶつけて、右側のこめかみに深い傷を残した。
サギ男に導かれ生と死が渾然一体となった世界(以降、下の世界と略す)にたどり着き、そこで様々な出会いや冒険を通して、変化や成長をしていく。
宮崎監督は、眞人のことを「エディプスコンプレックスの罠に捕らわれた少年」と記している。
CV:菅田将暉/ロバート・パティンソン
青鷺屋敷に住み着く人の言葉を話す不気味な謎の青サギ。屋敷の人達から「覗き屋の青サギ」と呼ばれている。
普段は青サギの姿で飛行し行動しているが、嘴の下には素顔の一部であるブヨブヨとした鼻や歪な歯並びを覗かせる。ポスタービジュアルで見せた姿があまりにも奇跡の一枚と言っていいレベル。本来の容姿は鼻の大きい禿げ頭の小男。サギ男の姿になる時は、青サギの顔や嘴を被り物のように頭の後ろへ折り畳む。
眞人に「母君は生きている」と唆し塔へと誘い、大叔父に命令され彼を下の世界へと案内する。道中、キリコの助言もあり夏子を探す事に渋々ながらも眞人へ協力する事となるが、冒険を通していくうちに眞人との間に友情が芽生えていく。それ故、彼の最後の台詞には感慨深いものがあるだろう。
CV:木村拓哉(特別出演)/クリスチャン・ベール
眞人の父親。軍需工場の経営者を務めている。
豪放な性格であるが、眞人に対して過保護な面が目立つ。
また、眞人や夏子が行方不明になった際は、自ら武装して塔の中に入ろうとし、飛び出てきたセキエイインコに日本刀で立ち向かうなど、大胆な行動が多い。
声を担当した木村拓哉氏は『
ハウルの動く城』以来、19年ぶりにジブリ作品への声優参加となる。また、2022年12月1日に自身のInstagramで、当作品に参加する事を匂わせる投稿をしており、翌日2日にスタジオジブリの旧Twitterではハウルの「ありがとう」と書かれた文字を添えた画像を投稿していた。
CV:木村佳乃/ジェンマ・チャン
眞人の母・ヒサコの妹で姉にそっくりな容姿を持つ女性。勝一は彼女と再婚し、既に彼女は彼の子供を身籠っていた。眞人にとっては叔母にあたり継母となる。
ただ、眞人本人は夏子に対して「母親」として認識せず、あまり心を開こうとしなかった。
作中では、眞人の母親となるべく色々と奮闘する姿が目立つ。だがある日、つわりが来ている最中でもあるが、何かに引き寄せられるように塔の方へと向かう。そして下の世界の産屋で眠っていたが、迎えに来た眞人に対し彼女がかけた言葉とは…。
CV:柴咲コウ(若い姿も兼任)/フローレンス・ピュー
青鷺屋敷に仕えるばあやの1人。
七人のばあや達の中で顔が角張っている老婆。煙草好き。思った事をすぐ口に出し、眞人に対しても皮肉な口を効いたりする。
下の世界に引き込まれた際は若い姿となる。その際の人物像は、男勝りではあるが面倒見がいい性格になっている。
ワラワラの世話をしており、下の世界の住人達やワラワラの為に舟に乗って魚を採り、それを供与している。眞人が出発する際には、ばあやの時の姿であるキリコの人形を「お守り」として手渡している。
- いずみ CV:竹下景子
- うたこ CV:風吹ジュン
- えりこ CV:阿川佐知子
- あいこ CV:大竹しのぶ
キリコと同じく屋敷に仕えるばあや達。
主に屋敷での仕事や眞人の世話などをする。
この他にも2人ばあやがいるが、名称は不明。
また、同じく屋敷に仕えているとされる老人もいるがこちらも名称不明。眞人と煙草に火をつけるマッチを交換材料の取引として、弓矢に用いる矢の作り方を教えていた。
CV:滝沢カレン
キリコが捕ってきた魚のはらわたを滋養にして繁殖している白い生き物。手のひらに乗るほどの小さく丸い姿をしている。キリコ曰く、熟すと空を飛ぶが、その為には魚のはらわたによる栄養が必要であるとの事。
そして、月夜に天へと昇り眞人達のいた世界で人間として生まれる。
CV:あいみょん/福原かれん
下の世界に住む赤い服を着た炎を操る謎の少女。セキエイインコ達に鍛冶屋の家にまんまと引き込まれた眞人の前に現れ、間一髪の所を救う。
人物像は、いかにも少女らしい天真爛漫な見た目とは裏腹に、お転婆で男勝りな性格。初対面の眞人に対して「お前間抜けだね」と話しかけたりする。だが、眞人に対してジャムをたくさん塗りたくったパンを振る舞ったり、時の回廊でインコ達から眞人を助けたりするなど優しさが垣間見える面も。
実は彼女の正体は、火事で亡くなった眞人の母・ヒサコの少女時代その人である。実はヒサコもその昔、眞人と同じ様に塔に迷い込み失踪し、行方知らずであった。だが、1年後に再び使用人たちの前に現れた時は何も覚えておらず、明るく元気で何一つ変わらない姿で戻ってきた。
下の世界に崩壊する際に妹の夏子に「元気な赤ちゃんを産むんだよ」と最後に告げ、本来の自分がいた世界へと戻って行った。
CV:國村隼/デイヴ・バウティスタ
下の世界でインコ達を率いる王。他のインコ達とは違って服を着ておりヒゲを生やしている。また、王である為王冠を被っている。
下の世界を「帝国」と呼んでおり、ヒミが産屋に入るという禁忌を犯したことをダシに大叔父との会談に臨み、帝国の統治をしようとしている。
作中を見る限りインコ達からの信仰は厚い。
下の世界に住むインコ達。体格が人間程の大きさがある。
サギ男曰く下の世界に連れ込まれて繁殖し、数を増やしていったらしい。
人間だけでなくゾウも食べるとの事。一部は人語を喋る種もいる。
産屋に入って気絶した眞人を捕らえ、目を覚ました眞人の目の前で包丁を研ぎ、包丁を舌なめずりしながら眞人にウインクするちょっと茶目っ気のあるおっかない一面も。
CV:小林薫/ウィレム・デフォー
下の世界を舞うペリカンのうちの一羽。ワラワラを食べようと群れで空飛ぶワラワラを襲うが、ヒミの力によって体を焼かれ全身に火傷を負う。その後、キリコの家の庭で倒れ、眞人にペリカン達の境遇について話し、下の世界の事を「ここは呪われた海だ」と称して事切れる。
その後は眞人によって埋葬された。
担当声優の小林薫氏はかつて『
もののけ姫』にてジコ坊を演じていた。
CV:火野正平/マーク・ハミル
ヒサコと夏子の大叔父で、下の世界の創造主。非常に長く後ろに尖った長髪と長い髭が特徴的。
かつて屋敷の塔を建てたが、本を読み過ぎて姿を消したと言われている。下の世界を築き、その世界で遥かに遠い時を旅して力のある石を集め、世界の均衡をその石の積み木で保っている。
作中では、自らの役目の後継者を探しておりそれは自分の血を引く人間にしかできないとの事で、眞人に後を継いで欲しいと頼むが…?
楽曲・主題歌
作中の音楽はこれまで幾つものスタジオジブリ作品にて楽曲提供を行ってきた久石譲が担当。
公開日に主題歌は米津玄師の『地球儀』であると判明。米津氏は公開日に自身のTwitterで制作経緯について明かしており、4年ほど前にお話を頂いたとの事。主題歌に起用されることになった理由としては、「宮崎さんがFoorinのパプリカをラジオで耳にしたのをきっかけにわたしに白羽の矢が立った」と明かしている。
評価
公開まで一切の情報解禁をしない事や宣伝が全くない事が話題を呼んでおり、ネット上では映画の内容の考察や、ポスタービジュアルの青サギを用いた大喜利が多発。青サギについても「君生きバード」といった俗称が付けられていた。
公開から4日間の興行収入と観客動員数は、観客動員135万人、興収21.4億円を記録したと発表。『
千と千尋の神隠し』の初動4日間の興収記録を突破した。
また、判明した作品の内容面については、
- 非常に難解な描写やストーリー構成
- 「不思議の国のアリス」の様に次々と移り変わる場面展開
といった点が目立ち、ネット上では賛否両論の評価が分かれた。実の所宮崎監督本人も、2023年2月下旬に開かれた初号試写会後のコメントで「おそらく、訳が分からなかったことでしょう。私自身、訳が分からないところがありました。」と読み上げていた。
そんな評価ではあるが、作中では宮崎監督の過去作の要素やセルフオマージュといったものが見出せたりするのも、今作の注目点としても挙げられている。
2024年3月10日(日本時間では3月11日)にアメリカで開かれた第96回アカデミー賞では、「アカデミー賞長編アニメ賞」を受賞。日本映画では、『千と千尋の神隠し』以来21年ぶりとなる受賞である。この他にも第81回「ゴールデングローブ賞アニメ映画賞」や、第77回「英国アカデミー賞アニメ映画賞」など、その他様々な賞を受賞している。
余談
公開日の14日に、ジブリの公式Twitterではアイコンが青サギになった他に、プロフィール欄に「カヘッカヘッカヘッ」と鳴き声が書いてあった。そして、公開から3日経った17日に青サギの顔アイコンの画像と共に以下の文章が投稿される。
カカヘカヘッカヘヘッヘカヘカヘッカカッヘカヘカカッヘカヘカヘッカヘカヘカッヘカカヘッカヘッヘカヘカッカカヘカッヘカヘカカッカヘッカヘカヘヘッヘカヘヘカッヘヘッ
これだけだと何を示しているのかわからないが実はモールス信号になっており、「カ」を「・」、「ヘ」を「ー」、「ッ」を区切りとして解読すると、「みやざきさんまいにちきいているよ」という文章になっている。
一方で米津玄師のスタッフが運用するTwitterアカウント「REISSUE RECORDS」も同様の形式で、以下の文章を投稿している。
カカヘカッヘカヘカカッヘカカヘヘッカカヘッヘカヘカカッカカッヘカヘカカッカヘッカヘカヘヘッヘヘカヘッ
こちらも同じモールス信号で解読すると、「ちきゆうぎきいてね」となっている。そして、上述のスタジオジブリのツイートに対して、「REISSUE RECORDS」は以下のツイートで返している。
カカヘッヘヘヘッヘヘカヘカッカヘッ
こちらの文章では「うれしい」と返答している。
まっ たいして力のある項目じゃない
だんだん追記・修正されなくなるさ それでもいいんだ
- 初日に観に行って「お、蛍の墓路線かな?」からの宇宙ネコ状態になった。とはいえ後年のジブリらしい世界観と宮崎さんと大叔父のリンクさせたようなタイトル回収の言にはグッときた -- 名無しさん (2025-02-18 15:33:45)
- これググったら何故か「気持ち悪い」というサジェスト出てくるんだが…やり方が何かと異質過ぎたからか? -- 名無しさん (2025-02-18 15:37:52)
- 解釈は人それぞれだろうけど、「大叔父=宮崎駿」「インコ大王=ジブリを商業化するスタッフ」「眞人=次代のジブリスタッフ」って解釈は割としっくり来た。インコ大王のやり方が悪なわけではない。けれど、そのやり方は結局将来的に崩壊を招くだけなのではないか?って警鐘。 -- 名無しさん (2025-02-18 15:43:51)
- NHKのドキュメンタリーでは『大叔父=高畑勲』的なイメージで紹介されていたが、はてさて… -- 名無しさん (2025-02-18 15:59:54)
- 良い映画は広告は必要ないと強気だったけど、自分には合わなかったな 単純に面白くなかった -- 名無しさん (2025-02-18 16:16:07)
- アオサギ怪人が出てくると思ったが、あながち当たってた。 -- 名無しさん (2025-02-18 16:35:11)
- 英語吹替版キャストが超豪華ですごい。 -- 名無しさん (2025-02-18 16:40:50)
- 申し訳ないが俺はマジでつまらなかった -- 名無しさん (2025-02-18 17:11:59)
- 眞人を生むために母が死ぬと分かっている現実に帰還するというメッセージはすごく良かった。ただ面白いかというと微妙としか言えない…。 -- 名無しさん (2025-02-18 17:22:43)
- 個人的には「ジブリ汁」人によっては「もう一杯」人によっては「不味いもう二度と飲みたくない」感じ -- 名無しさん (2025-02-18 17:26:47)
- 青サギはでかい頭が現れた場合、被り物のアオサギはハシビロコウっぽくなる。 -- 名無しさん (2025-02-18 18:48:47)
- 昔のエヴァ評にも思ったけど、宮崎駿ってよほど「人の分際で神やそれに近いものになろうとするのはおこがましいんだよ」って意識があるんだろうなって印象だった 創作者でもそのフィクション世界の神でありたくはないんだろうなっていうか -- 名無しさん (2025-02-18 18:49:55)
- 同名の小説をジブリ映画化したのかと思ってましたが違うのですね。恋のトライアングルのようなトラブルにならなかったのでしょうか? -- 名無しさん (2025-02-18 18:51:17)
- 某つくし卿は「鳥の糞から臓物まで汚いものをデフォルメや美化して誤魔化さず汚いものは汚いままリアルに描写しきっていた」って評していたな -- 名無しさん (2025-02-18 19:02:50)
- 池田秀一さんかな?声優さんの起用なんて珍しいな〜→キムタクでした -- 名無しさん (2025-02-18 19:49:00)
- 劇場公開後しばらくして発売されたパンフレットは「シナリオの解説があるのかな」と思って買ってみたら9割絵しか載ってなくて驚いた。この内容なら劇場公開と同時に販売しても良かったのでは…? -- 名無しさん (2025-02-18 20:49:34)
- まるで見た夢をそのまま映像化したみたい。特に後半の「下の世界」。印象的なシーンはいろいろあるが、ストーリーはよく分からんってなる。でも、アオサギ男は好き。菅田さんの演技力にも驚いた。 -- 名無しさん (2025-02-18 21:59:55)
- わけがわからなくて面白いともつまらないとも言えず「評価不可」と思えた。俺は何を見たんだ? -- 名無しさん (2025-02-18 22:10:53)
- 正直理解できなかった、それでも映像の迫力は色褪せていないのは流石というか -- 名無しさん (2025-02-18 22:13:47)
- ジブリワールドの冒険譚みたいな -- 名無しさん (2025-02-18 23:14:53)
- どちゃクソ好みの映画。難解な部分も多いけどジブリらしい演出とキャラでスッと見れる。理解するというよりも"感じる"とか"浴びる"意気込みで見るべき映画。原液100%の駿ワールドを堪能できる。80歳超えてもこんな作品を作れる宮﨑駿の凄さよ。 -- 名無しさん (2025-02-18 23:20:13)
- ジブリっぽさなら似た時期に公開されたポノックのが好きだった。。 -- 名無しさん (2025-02-18 23:46:55)
- 見たことはあるが、ストーリーがある様でいてほとんどなく、話は理解はできなかった。映像や演出を楽しむ方が良さそうな感。 -- 名無しさん (2025-02-18 23:49:19)
- 宮崎駿の無領空処とか言われてたな… -- 名無しさん (2025-02-19 01:54:14)
- 宮崎駿の原液で最高だったぜ。ただ理解出来ない人はいるだろうなー。 -- 名無しさん (2025-02-19 07:28:41)
- ダイナミックバード -- 名無しさん (2025-02-19 07:55:17)
- 2↑或いは固有結界だな。つまり、どういうことだってばよ?ってなる。というか作った本人が分かんねぇって言ってるのを初見で分かるかというと無理だろ -- 名無しさん (2025-02-19 12:48:23)
- この項目を読んで一番驚いた事。 -- 名無しさん (2025-02-19 22:01:59)
- この項目を読んで一番驚いた事。えいごひきあえ -- 名無しさん (2025-02-19 22:02:33)
- ↑マーク・ハミルト(スターウォーズep456の主人公、ルーク役)が出てじゃん -- 名無しさん (2025-02-19 22:05:28)
- 日本と海外(評論家)の評価がまるで違うのが面白い。ジブリに冒険活劇的な内容を求める日本人からは「つまらない」ってボロクソ言われてるけど、芸術性を評価する海外のジブリファンや評論家からは絶賛されてゴールデングローブ賞アカデミー賞を取ってる。ジブリだとかぐや姫の物語もそうだけど、日本で人気ない作品ほど海外で高評価される傾向にある。 -- 名無しさん (2025-02-19 22:40:55)
- 感覚としてはエヴァの旧劇を見た時に近かった。凄いものを見せられたのは分かるんだけど、結局何が言いたかったのかさっぱりわからないというのが正直な感想だった -- 名無しさん (2025-02-20 13:15:33)
- ↑ジブリに限らずショーレースで求められるものと大衆に受け入れられる物は必ずしも一致しない。出羽守するのも良いが分かった気になるのが限界だと思うぞ。 -- 名無しさん (2025-02-20 15:51:40)
- やってる事はAKIRAと大差ない。映像美だけに終始してる。 -- 名無しさん (2025-02-20 16:36:27)
- このわけのわからなさは確かに庵野の師匠筋だよ -- 名無しさん (2025-02-20 17:58:25)
- 思えばこの映画の辺りから事前情報ゼロで映画館行くようになったわ -- 名無しさん (2025-02-20 19:07:41)
- 「面白かった?」って聞かれると首を捻りたくなるし、「つまらなかった?」って言われると首を横に振ってしまう。強いて言うなら「気になるなら見てみるといい」と言う以外この作品を評価する術を俺は知らない -- 名無しさん (2025-02-22 18:03:29)
- 眞人目線だけなら異世界の冒険を通して精神的に成長しましたっていう終わざりし物語とかのオーソドックスな話なんだけど石とかがノイズすぎる。 -- 名無しさん (2025-03-01 10:21:05)
- サギ男の素顔が地味に気持ち悪い感じがしたな…作品の異質さも合わさって色々奇妙な感じだわ -- 名無しさん (2025-03-04 19:35:29)
- ↑広告ポスターが羽コートを纏ったイケ青年風に見えちゃうのが余計に影響してるんかなと思ってる。中盤から愛着沸いてきたけども -- 名無しさん (2025-03-05 17:03:44)
- コロナ禍が明けた頃に公開されたのに、何故、初登場1位になっただけで、翌週から順位が下がったのだろう?僕的には『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』みたいに15週連続1位になってほしかった。 -- 名無しさん (2025-03-05 17:21:44)
- ↑往年の作品なんかそんなもんだよ。銀英伝も冴えカノにまるで歯が立ってなかったくらいだし、女子高生の出てこないアニメに団塊の説法とか聞く作品は勝てやしない -- 名無しさん (2025-04-07 13:38:01)
- 鈴木Pはちょっと勘違いしてる感はあったな…。スラムダンクは原作があって大まかな話の流れが把握出来たからヒット出来た。今作は流れもくそもありゃしないでしょと。 -- 名無しさん (2025-04-22 21:16:58)
最終更新:2025年04月22日 21:16