登録日:2025/09/15 Mon 23:06:15
更新日:2025/09/16 Tue 03:56:53NEW!
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幻の拳法“暴殺拳”の最後の使い手として
鬼龍様からお墨付きをいただいている
彪は超人気格闘漫画『
TOUGH』の登場人物。
ハイパー・バトル予選編に登場する。
【人物】
ハゲ頭にナマズのようなヒゲが特徴的な筋骨隆々の大男。
屈強を超えた屈強な体格をしており、ハイパー・バトルの予選に参加した他の格闘家たちと並んでも頭一つ大きい。
後述する殺人拳“暴殺拳”の最後の使い手であり、その実力は
鬼龍からお墨付きをもらっている。
かつて鬼龍に敗れた過去があり、額の傷跡はそのときに付けられたもの。
それ以来忠実な下僕として仕えるようになった。
ハイパー・バトルの日本予選も鬼龍の特別推薦によって出場し、同じく鬼龍が送り込んだ刺客である
蛆虫人刺し指のゲンと王の二人と共に
キー坊を狙う。
【戦闘能力】
暴殺拳
殺人拳として昇華した“暴殺拳”を扱う。
暴殺拳とは中国古来の拳法の八極拳を実戦的に進化させたもの。
生涯無敗を誇った伝説の拳士・李書文の開門弟子だった彪の曾祖父が完成させたという。
二打不要の殺人拳であり、超至近距離での短打を得意とする他、八極拳の発勁を元にした技を扱う。
独特な呼吸によって気を練り、「はむっ」と息を止めて技が繰り出す。
それを継承してきた彪の実力は前述の通り、全盛期の鬼龍から武道家として認められるほど高い。
ゲンがすがり付いて頼っている場面もあり、鬼龍の下僕の中では上位の強さだと考えられる。
技
気を練り上げて鋼の肉体を生み出す中国拳法の技。
本場中国拳法の暴殺拳というだけあり、彪のそれはキー坊が扱う灘神影流“硬筋術”よりも強固に保つことができる。
ス───とややスローに突く拳からいきなり超強力な発勁を叩き込む必殺技。
大人を数m吹き飛ばす威力があるが、殺気を込めすぎると逆に気が削がれて威力が落ちてしまう。
山を崩し揺るがすが如き突撃で拳のラッシュを打つ。
【活躍】
初登場は29話。蛆虫こと苫篠源内が鬼龍の書庫を訪れてハイパー・バトル日本予選への出場を懇願するところに立ち会っていた。
この場面ではまだ顔は陰っており、暗がりに佇んでいるだけであった。
次の登場シーンは予選開始の場面。
マネキンモブ他の出場者の中で闘気を滾らせ、遠巻きながらキー坊を威圧していた。
このシーンでも顔は映らず、かつての鬼龍のカモネギグヘヘを思わせるような黒塗りの顔+不気味に光る目という状態であった。
その後予選が開始され、薔薇丸にやられた馬乃山を介抱するキー坊の前にゲンと共に姿を現す。
キー坊から「二人一緒に3Pといくか」と挑発を受けるが、ゲンが一人でやると意気込み、ハゲ呼ばわりされて追い払われてしまう。
鬼龍がいないところではやたらと強気なゲンを嘲笑いつつ、素直に引き下がってキー坊の相手を任せることにした。
しかし早々にゲンは劣勢になり、彪に助けを求めてすがり付いてくる。
そしてついに顔の影が晴れ、素顔を現す。
幻の拳法“暴殺拳”の最後の使い手として
鬼龍様からお墨付きをいただいている
気を練ったかと思えば全力ダッシュで一気に距離を詰め、超至近距離でラッシュを仕掛ける。
キー坊の反撃を硬気功で容易く防ぎ、剛勁をモロに喰らわせてダウンを取る。
勝負がついたかと思われたが、持ち前のタフネスでキー坊はすぐに立ち上がり、発勁を使うことから暴殺拳が八極拳の分派であると見破られる。
更に鬼龍に負けて敗者の証を額に刻まれていることを煽られる。
鬼龍に敗れたことは屈辱ではなく名誉なことだと言って“崩憾突撃”の剛拳を仕掛ける彪。
しかし剛拳の合間を縫ってキー坊の中高一本拳、灘神影流“釘突き”が炸裂し、かつて鬼龍に敗れたときと全く同じように額を突かれてダウンする。
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キー坊に敗北した後は倒れたまま山中に放置され、指輪を回収されて予選から脱落した。
その後の消息は不明。
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- なぜかあらゆる事柄にお墨付きを与えたことにされる鬼龍様に悲しき過去… -- 名無しさん (2025-09-16 03:56:53)
最終更新:2025年09月16日 03:56