登録日:2026/05/15 Fri 01:10:56
更新日:2026/05/21 Thu 23:26:29
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出典:「逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚は大きすぎた件」第5話『逃がした魚の里帰り』
2026年4月~6月/©ももよ万葉・三登いつき・ながと牡蠣/SQUARE ENIX・逃げ釣り製作委員会
『
逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚は大きすぎた件』は、ももよ万葉によるライトノベル作品である。
「
小説家になろう」で連載されており、「SQEXノベル」から書籍版が刊行されている。
既刊7巻(2026年4月時点)
略称は「逃げ釣り」。
【概要】
元々は短編小説として小説家になろうに掲載されていたが読者から好評の意見をもらい、続編を掲載しシリーズ化を進めたのが本作である。
タイトルの通り、主人公の令嬢が紆余曲折を経て、王子様を「釣り上げてしまった=婚約を結んでしまった」というのがコンセプトである。
しかし、シナリオを辿ればわかるが、当初主人公のマリーアは人違いだったとはいえ、お相手の王子様から
悪役令嬢扱いされてしまう。
そんな最悪の出会いから、彼女が王子様の真意と優しさに触れて心をときめかせる流れが見所である。
なお、主人公のマリーアは受動的な性格ではなく、
武闘派な側面もあり、自身と王子様を貶めようとする輩をその拳で撥ね退ける強さを秘めているのも特徴である。
そこに痛快さもある。
メディアミックスとしては、2022年よりながと牡蠣によるコミカライズ版が「マンガUP!」(スクウェア・エニックス)により連載されている。
既刊10巻(2026年4月時点)。
また、2026年4月よりテレビアニメ版が放送されている。
【あらすじ】
「それは、いきなりの婚約破棄で幕を開けた」
武道の名家であるアンノヴァッツィ公爵家の令嬢マリーア(通称:ミミ)は、末っ子ながらに「武術の才能」を見出され、跡取りとして育てられた。
しかし、弟が生まれたことにより急遽その役目を降りることに…。
父からなるべく優良物件の婿を探せと命じられたものの、ムーロ王国内の目ぼしい貴族子息たちはすでに予約済み。
そこで遠縁の親戚 アイーダを頼って隣国のルビーニ王国へ留学し婚活に励んでいたところ、王立学園の卒業パーティーの場で初対面の王子レナートから身に覚えのない婚約破棄を宣言されてしまう――!
婚約もしていないのに婚約破棄されたマリーアの婚活の行方とは…!?
武闘派令嬢のドタバタラブコメディ開幕!!
【キャラクター】
(主人公)
・マリーア・アンノヴァッツィ(ミミ)
CV:
芹澤優
本作の主人公。
ムーロ王国にあるアンノヴァッツィ家のご令嬢。
名前が長いので、親しい友人には「ミミ」という愛称で呼ばせている。
5人姉妹の末っ子で、娘しかいなかったことから、
一番武道の資質がある自分が公爵家の跡取りになるはずだった。
しかし、15歳の時に弟が生れたことで、御役御免になり、遅まきながら貴族令嬢として婚活をすることになった。
ところが、自身の国はもはや年頃の男性貴族はみんな婚約者がおり、お相手を見つけることが困難だったため、遠縁のアイーダを頼って、ルビーニ王国へ留学して
「優良物件」を探すことになった。
そんな中で上述の通り、レナート王子よりアイーダと間違えられて婚約破棄を言い渡されてしまう。
謝罪で面会したレナート王子の真意を聞き、彼に対する好感度を上げ、彼との距離も近づいた。
その際に誘拐騒動もあったが、
紆余曲折を経て、レナートと婚約を決めることが出来た。
性格は明るく元気。とても真っすぐな性格。
気さくで人当たりも良く、多くの人々に慕われている。(次以降で触れるようにおおむね周囲にも恵まれたとはいえ、人たらしとも言えるか)
公爵家の跡取りとして育ってきたこともあり、イケメンなところも相まって、女性人気もそれなりに高い。
武道家で父から80の型を仕込まれている。
自身やレナートを脅かす賊は、その武道で一蹴してしまう。
何より最大のトレードマークは右前髪部に施された金の髪飾り。よく見るとそれはメリケンサックだったりする……。
(ルビーニ王国)
・レナート・ディ・ルビーニ
CV:田丸篤志
ルビーニ王国の第1王子。
マリーアのお相手となる人物。
プラチナブロンドの髪に澄んだ空色の瞳が特徴的な人物。
身分に甘んじることなく、常に自分を律している真面目な性格。
アイーダの婚約者で立太子される予定だったが、
彼は弟のプラチドがアイーダを好いているのが分かっていた。
アイーダの父の意向もあり、なかなか婚約を辞退することが出来なかった。
弟とアイーダの恋愛を成就させるため、
思いきって王太子になれなくなることも覚悟で、卒業式のパーティーで婚約破棄を告げる。
そのつもりが・・・。
まさかの友人のマリーアに間違えて婚約破棄を告げてしまった。
「あなたが今真っ先にすべきことは、眼鏡を買うことです!!」
最後に爪の甘さが露呈してしまったのだ。
しかし、その後謝罪も含めマリーアと会話をしていくうちに、彼女の優しさと忙しくて疲弊する自身を笑わせようとした変顔を含めた面白さを見て、女性として好いていくことになる。
このように思い切りが良すぎるところこそあれ、作品としての王子様ポジションとしても王子としても好人物と言えるのだが、マリーアに会えないと拗ねる一面もあり、子どもっぽさも伺える。
・アイーダ・アメ―ティス
CV:
早見沙織
ルビーニ王国、アメ―ティス公爵家の令嬢。
マリーアとは遠縁の親戚で、彼女がルビーニ王国へ留学するきっかけになった。
模範的な淑女で、マリーアとは対照的である。
彼女の理解者であり、気心の知れた友人である。
レナートとは婚約関係であるが、レナートは上述の理由で、彼女には無関心に接していた。プラチドの気持ちを汲んでいたとはいえ、結果的に寂しい思いをさせてしまったのは確実である。
婚約破棄騒動を経て、正式にプラチドの婚約者になった。
それまでは感情を押し殺したかのように控えめだったが、マリーアのおかげか、素直に感情表現ができるようになった。
・プラチド・ディ・ルビーニ
CV:梅田修一朗
ルビーニ王国の第2王子。
朗らかで、幼なじみのアイーダや初対面のマリーアにも気さくに接している。
幼馴染のアイーダに対して想いを寄せているが、
彼女にはレナートという婚約者がいた。
最初はその想いを抑えていたが、上述の婚約破棄事件もあって、
彼女と正式に婚約することが出来た。
・ライモンド・チガータ
CV:
八代拓
レナートの側近。
メガネをかけた紳士な忠臣。
レナートの職務をサポートしている頼れる存在なのだが、
同時に彼のやらかしや言動に突っ込みを入れることもある。
これはマリーアに対しても同様で、破天荒な振舞をする彼女が、
未來の王妃として貴族界隈でうまくやっていけるのか、
心配している。
・イレネオ・マルケイ
CV:
花江夏樹
レナートたちとは従兄弟にあたるマルケイ侯爵家の御子息。
たまに王宮に泊りにやってくることもある。
マリーアのことに興味を抱いており、ちょっかいをかけてくる。
なお、マリーアからすれば、女好きという前情報を持っているので、
取り合わないようにしている。
・ロザリア・ピノッティ
CV:
大久保瑠美
ピノッティ侯爵家の御令嬢。
レナートを狙っていたが、マリーアにその座を奪われたことから、
取り巻きと共に彼女に意地悪をする(どっちが悪役令嬢だろうか?)
ピノッティ侯爵領は香水が特産で、マリーアと初対面の際、その香水を彼女に褒めてもらったことから、
親睦を深める。
結果的に嫌がらせが中途半端な形で終わってしまい、
表向きは高圧的に接しているが、
内心はマリーアのことを気に入るようになる。(要は
ツンデレということだ)
(ムーロ王国)
・ミミ父
CV:
稲田徹
アンノヴァッツィ家の当主。
武道の達人。
性格も豪快な性格。
生まれてくる子供が女の子ばかりだったため、武道の素質のあるマリーアを後継にしようとこれまで、次期当主としての教育を進めてきた。
そんな中で初めての息子であるテオが生まれた。
嬉しい話ではあったのだが、梯子を外すことになってしまったマリーアに対して、負い目を感じるところがあるようだ。
・テオドリーコ・アンノヴァッツィ
CV:結川あさぎ
アンノヴァッイ家の長男で、次期公爵。
はじめての弟ということもあり、マリーアはテオを可愛がっている。
帰省した際にお持ち帰りしたいというレベルで。
本人は素直で可愛らしいので分からなくはないが。
また、父親を慕っており彼のようになる事を目指しているらしく、ミミからは「その心配はなさそう」と思われている。
というのも、その容姿が幼少期の父親に瓜二つなので…遺伝子恐ろしいね
(その他)
・エレオノラ・カシャーリ
CV:前田佳織里
カシャーリ家の御令嬢。
父親が横領の罪を働いていた。
彼女もその恩恵を受けつつレナートを狙っていた。
既にその事情を把握していたレナートは、自身の婚約破棄のネタとして、彼女の甘言に惑わされたという体裁でアイーダと別れ、それをプラチドに断罪されるという自作自演の筋書きを用意したが、上述したようにマリーアと間違えてしまったため、計画は破綻してしまう。
当然、その後、父の罪は明るみになりお尋ね者の身になる。
やぶれかぶれで雇われ騎士とともにマリーアの誘拐を働くも、彼女に返り討ちにされ、レナート率いるルビーニ王国の騎士たちに捕縛された。
フォローする・ハッピーエンドに転線する『なろう』の鉄板展開として起用されているといえるロザリアと違い、作品としてはこちらが本来の意味での「悪役令嬢」に相当するといえる。
乙女ゲー史に詳しい人から「そもそも元ネタになっている著名作品がどれなのかよくわからない」とネタにされている概念なのはナイショで。
【用語】
・ルビーニ王国
本作の舞台となる王国。
・ムーロ王国
マリーアの実家のある国。
・ナヴァ―ロ村
ルビーニ王国にある村で、
マリーアは両国を行き来する際には必ず通過しなければならない村である。
香辛料となる植物を栽培している。葉だけだと強烈な刺激臭がするが、花と一緒だと良い香りがする。どうも賊が出現しており、村長の娘も誘拐されてしまっているらしい。
領主に頼んでも取り合ってもらえず、
マリーアらが解決に向けて動くことになった。
・アンノヴァッツイ家
マリーアの実家。全部で80種類ある型を組わせて戦う武道の名家。
奇数は防御、偶数は攻撃の型でそれらを合わせて戦っている。
こうした事情もあって、ムーロ王国の警備隊に就いている者は、
アンノバッツイ家で武芸を学んだ者が多数いる。
・髪飾り
アンノヴァッツイ家の女性は公爵家の家紋のデザインを基にして、髪飾りを付けている。
丸い4つの指輪を連ねたようなこの髪飾りをつけているのはアンノヴァッツイ家直系の女子の証だと言われている。
レナートとの婚約の後、マリーアはこれをつけている。
なお、マリーアの髪飾はそのデザインから、前述の通りにメリケンサックの形をしているため、戦闘時は指輪部分を右手にはめて使用することも可能。
【テレビアニメ版】
2026年4月より放送されている。
監督はオグロアキラ。
シリーズ構成は横手美智子。
アニメーション制作はTROYCA。
マリーア役の芹澤氏は演じるにあたって原作を読んですごく好きな作品になったインタビューにて述べている。
自身がプリンセスが好きで王子様や世界観に惹かれているのと、
ヒロインが力で解決していくパワー感がとても良く、ミミを演じたいと思ったという。
音響監督からはもっと自由に演じようというディレクションを受けて気持ち良く演じるようになったという。
OP:「誓いはキュンと」
Honey Works feat.鈴木絵理によるオープニング。
ED:「DEAD OR LOVE」
吉乃によるエンディング。
追記・修正は釣り上げた結婚相手が大きすぎた時にお願いします。
- 主人公は普通(まとも寄り)なのでタグにあるようなおもしれー女というよりおもしれー男タイプな作品だと感じた。 -- 名無しさん (2026-05-17 07:25:34)
- なんでマリーアでミミになるんだ? -- 名無しさん (2026-05-19 01:37:28)
- マリーアとミミはイタリア系の名前とその愛称。ジャコモ・プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」のヒロインにも使われている。 -- 名無しさん (2026-05-19 05:00:47)
- 婚約破棄飽きたし、男を人間じゃなくて優良物件扱いなのも酷い -- 名無しさん (2026-05-19 11:13:57)
最終更新:2026年05月21日 23:26