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SCP-3211-JP

登録日:2026/05/24 Sun 22:28:06
更新日:2026/05/29 Fri 22:04:12
所要時間:約 4 分で読めます




SCP-3211-JPとは、創作コミュニティサイト『SCP Foundation』に登場するオブジェクトの一つである。
メタタイトルは「トイレの(致命的な)詰まり」。オブジェクトクラスEuclid

概要

SCP-3211-JPは、SCP-3211-JP-A, -B, -Cの3つに対する指定である。

これら3つは、それぞれが相互に影響を与えているという。
そのため、このような「まとめての指定」がなされているのだろう。

まずは、SCP-3211-JP-A, -B, -Cを順番に見ていこう。


SCP-3211-JP-Aは、異常な洋式トイレの個室である。
このトイレの半径2mに接近した人物は、実際の身体状態にかかわらず、オブジェクト内部でめちゃくちゃ排泄したくなる。
「実際の身体状態にかかわらず」とあるので、排泄したいかどうかにかかわらず、めちゃくちゃ排泄したくなるということなのだろう。
ちなみに、実際に排泄をしなくても、対象者が便器に座った時点で排泄したくなくなるし、その後再度接近するまでは影響が及ばないという。

SCP-3211-JP-Aは、Dクラス職員用のトイレだった。
ある日「この個室だけ妙に使用率が高い」ということが判明し、後に異常性が発覚、Anomalousアイテムに指定された。

さて、これは異常なトイレではあるのだが、
  • 異常性は大したことないし、危険性も低い
  • トイレとして使う分には問題ない
  • 財団の施設内なので、異常性の隠蔽は不要である
という理由より、Dクラス職員用トイレとして使用され続けていたらしい。


SCP-3211-JP-Bは、アジア系の少女の姿をした霊である。
かつては、オブジェクトクラスEuclidのSCPアイテムとして収容されていたが、SCP-3211-JP-Bに再指定されたようだ。

彼女の周囲で、大きな物音を立てるなどの刺激を与えた場合、それを行った人物の生理的活動を停止させる
「生理的活動」には、食事や睡眠はもちろん、排泄も含まれる。
これらをする必要はなくなるし、したくもなくなるという。
(ただし、意識や運動機能は保たれたままである。本当によかった)

このオブジェクトは、「██小学校の"トイレの花子さん"」についての噂を受けて発見された。
どうやらSCP-3211-JP-Bは、トイレ個室を施錠し、その内部に留まることに固執しているようだ。
そして、排泄のため個室をノックした人物に対しては、異常性によって生理的活動を停止させていた。
これによりその人物の便意・尿意が消失するので、その人物は退去する。
結果として、SCP-3211-JP-Bはトイレ内部に留まれる。

ちなみに、財団的な分類によると、このタイプの霊は「作用力を持つが知力を欠く」という。
そのため、彼女の行動は「縄張り意識に似た本能的な反応」だと考えられるそうだ。


SCP-3211-JP-Cは、Dクラス職員(27歳、男性)である。
「注意力と命令への従順性を欠く」らしいが、問題なく雇用されていた。
彼自身に異常性はない。


これら3つは、元々は別々に存在していた。
これらが「それぞれが相互に影響を与えている」状態になったのは、とある収容違反が原因であった。

収容違反インシデント

2020/09/23、これらが収容されていたサイトにおいて、同時多発的な収容違反が発生した
これにより、
  • 収容されていたSCP-3211-JP-B(霊)が脱走した
  • SCP-3211-JP-Bは最も近いトイレに移動した(以前から知られていた習性)。そのトイレとはSCP-3211-JP-Aであった
  • SCP-3211-JP-BがSCP-3211-JP-Aに入り、それを施錠した
  • 同時に、SCP-3211-JP-C(Dクラス)が、避難指示を無視して、腹を押さえつつSCP-3211-JP-Aへ向かっていた
  • 結果としてSCP-3211-JP-Cが、SCP-3211-JP-A, -B両方の異常性に曝露した

……Dクラスが勝手な行動をしているが、ウンコしたかったならしょうがないかもしれない。

結果として、このDクラスは、
  1. 元々ウンコしたいし、トイレの異常性によって、心理的にめちゃくちゃウンコしたくなる。
  2. そのため、個室のドアをノックする。
  3. しかし、霊的実体によって、ドアは施錠されている。
  4. 一方で、霊的実体は、Dクラスを生理学的にはウンコしたくなくなるようにして追い払おうとする
  5. でも、トイレの異常性は心理的なものである。そのため、生理学的にウンコしたくなくなっても、心理的にはウンコしたい。
  6. 2に戻る(以下無限ループ)
……まさしく、3つの要素が合わさって、致命的に詰まってしまったのだ。

しかも、霊の異常性により、排泄以外の生理的活動も停止している。
結果としてDクラスは、疲労や死亡の兆候を一切見せないまま、SCP-3211-JP-Aのドアを絶え間なくノックし続けている
そして、この状態は、何と2年間続いているという。
つまり彼は、2年間ずっとウンコしたいけどウンコできていないし、不眠不休でドアをノックしているのだ(休む必要もないが……)。
いくらDクラスとはいえ、かわいそうである。


現在、収容の維持に関する議論が進行中だという。
……このDクラス職員の明日はどっちだ。



追記・修正は致命的な詰まりを脱してからお願いします。


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最終更新:2026年05月29日 22:04