登録日:2026/08/27 Thu 19:03:05
更新日:2026/08/27 Thu 21:11:14NEW!
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「かつて神話の時代 聖域には十三の宮があったという」
アスクレピオス
かつて神話の時代に存在した蛇遣座の
黄金聖闘士。天蠍宮と人馬宮の間に位置した蛇夫宮を守護していた。元々聖域の火時計の中心のエムブレムは蛇遣座が中心であり、黄金聖闘士の中心的な位置にいた模様。
仁智勇に優れたアスクレピオスは、医司として多くの人々を救い、神と呼ばれるようになるも、結果本当に神になろうと増長し、魂はタルタロスに封印され、存在も抹消されてしまう。
しかし、後述する事情によって時空の歪みが生じた結果そのタルタロスの獄も解放されてしまう。そして自身を封印したアテナに対する復讐を企むアスクレピオス。その魂の憑代となったのが『聖闘士星矢』本編の243年前、すなわちシオンや童虎が現役の前聖戦の時代の聖闘士であるオデッセウスであった。
オデッセウス
前聖戦の時代に医司として活躍した聖闘士。最強と言われたが自らは戦わずその医力で多くの聖闘士の命を救ってきた。作中で挙げられただけでも以下の通り。
- 止められていたにも関わらず火山島で修行をしていたシオンと童虎が危機に陥った際、自身は全身火傷を負いつつも助け出す。この後火傷を隠すためにローブを纏うようになった。
- ネメア山の獅子王と戦い、大怪我を負ったカイザーにその獅子王の心臓を移植。
- ガンジス川での荒行で聴覚を失ったシジマを治療。
- 蠍に刺されたことをきっかけに肉体が結晶化する奇病に襲われたエカルラートを献血により救う。全ての血液型に適応できる黄金の血を持っているという。完治する前に亡くなってしまったが、エカルラートの命は守られた。
- 愛馬ターニャを失って失意のゲシュタルトの下半身にターニャの体を蘇らせたかのように見える心理療法を施した。
人徳にも優れた人物であり、上記の人物だけでなく何者かに花壇を荒らされたカインやその言動からいじめられていたデストールの精神的な支えになっていたことも語られている。その他、詳しい描写はないが他の殆どの黄金聖闘士、ひいては聖域においてオデッセウスに救われなかったものはおらず、アスクレピオスの生まれ変わりや神と呼ばれたとまで語られているが、自身の体はボロボロであり、献身の果てに遂には亡くなってしまった。
先述の通り、アスクレピオスの憑代に選ばれたオデッセウスはそれによって自らがやがてアテナを抹殺すべく動き出すことを恐れていた。教皇もスターヒルで蛇遣座が力を持とうとしていることを察知。また弟の治療でオデッセウスに世話になっていた水鏡も杯座の聖衣の水で未来の異変を察知していた。
アスクレピオスはやがて未来の聖戦の時代からクロノスの力を借りてその時代のアテナ=
城戸沙織が
たった一人の青銅聖闘士を救うためにやってくることによる時空の歪みによって、タルタロスの獄が破られたと語る。
オデッセウス、教皇、水鏡の3人のみが抱えた事実。沙織が現れては当代のアテナもまた目覚めることができないが、その話をすれば聖域は混乱しやはりハーデス軍に有利に働いてしまう。当時白銀聖闘士であった水鏡は、黄金聖闘士をハーデス軍に立ち向かう戦力として残すべく、自身が逆賊の汚名を着て未来のアテナを殺すことを申し出た。
時を経て沙織が
瞬、
一輝、
氷河、
紫龍と共に前聖戦の時代に現れると、アスクレピオスに仕える蛇が聖域に出現、沙織はその毒を受けてしまう。聖域中を幾度もの予震が襲った末に蛇夫宮は復活し、黄金聖衣もまた死んだはずのオデッセウスの肉体に装着されて復活を遂げたのであった。
当初はオデッセウスとしての人格が主導権を握っており、未来のアテナを弑するという目的だけでなく、黄金聖闘士たちの覚悟を見極めるかのように蛇夫宮へと歩みを進めていく。
道中、水鏡の弟子である天馬と遭遇。水鏡から託された全てを背負い、青銅でありながら黄金聖闘士にも食い下がる天馬の言動から現代のアテナが天馬の親友であるサーシャであると悟り、アスクレピオスに主導権を握られながらもフィランツォに転送した。
やがて蛇夫宮へたどり着いた頃にはアスクレピオスが完全に主導権を握った状態であり、アテナを抹殺するだけでなく聖域・地上全てを掌握するべく紫龍・瞬・氷河・一輝の4人と対峙。かつてサガが用いた黄金の短剣ことクリューソスの剣も通じず万事休すかと思われたその時、射手座を除く黄金聖衣が集結し、沙織を囲い結界を生成。
神話の時代には蛇遣座が黄金の中心であったと聖衣を蹴散らすアスクレピオスだが、射手座の黄金聖衣を纏った天馬が放った女神の矢に射貫かれ、オデッセウスの肉体から引きはがされる。
ようやく正気を取り戻したオデッセウスだが、もはや沙織と未来から来た4人には一刻の猶予も残されていなかった。沙織は黄金の短剣で自らの喉を突き、未来へ戻るための花の鎖を発動させる。その覚悟を見届けたオデッセウスは沙織に応急手当を施し、一輝たち4人にアテナを託す。青銅4人もオデッセウスを「史上最も崇高なる聖闘士」と讃えて未来へ帰還。
残った花の鎖は同刻ハーデスとなったアローンに剣を突き立てられた天馬の元へ向かい、剣を消滅させる。それに呼応するかのように現代における星矢の胸からも剣は消滅。
沙織たちが未来へ帰ったことにより、時空の歪みによる天地の崩壊もリセットされ、蛇夫宮は音を立てて崩れていく。オデッセウスもまた未来の青銅聖闘士に待ち受ける戦いや、これらの出来事の記憶も残さず本来の聖戦を迎える天馬や同世代の黄金聖闘士に思いを馳せて死の国へ舞い戻ったのだった。
戦闘
先述の通り、医司である彼は自ら戦うことはない。これは黄金聖闘士として蘇ってからも同様であり、十二宮を突破していく際もあくまでも医療行為の延長上で他の黄金聖闘士を抑え込んでいる。
最強の実力を謳われただけのことはあり、アスクレピオスの魂を封じた状態においてもシオンのクリスタルウォールを易々と破り、カイザーのライトニングプラズマに動じず、童虎の亢龍覇からも脱出してみせた。
その性質上必殺技という必殺技はないが、それに相応するであろう医療行為(?)は見せているのでそちらを紹介。
本人も作中語っている通り、ヒュプノテラピアは厳密にはオデッセウスの技ではなく、蛇夫宮から放たれる特殊なヒーリングの小宇宙。
聖域全体が眠りにつき、その間肉体の傷が癒えていく。オデッセウスが覚醒の法を施すことで目を覚ますが、解除すれば再び眠りにつく。これにより、オデッセウスはその時用がある聖闘士のみを起こして対話していた。
ただし人間以外には効果がなく、また異なる時間から来た相手にも効き目が薄い。
かつてオデッセウスに救われた聖闘士が、彼に背くことでその治療の古傷が再び痛みだすというもの。オックスは幾度に分けて受けてきた全身の骨折が甦り、献血で命を繋いだエカルラートに至っては全ての血が逆流して消滅する事態になった。
本来は生後間もない生物の肉体において起こる、不要な細胞を能動的に死滅させる現象を指すが、オデッセウスはオペによって人為的に起こすことが可能らしい。
これによってアベルの人格に苦しむカインを治療した一方、改めて自身に立ちはだかるカインの細胞もまた死滅させようとした。
デストールに施したオペ。美しくなりたいという彼の願いに答えて様々な画風の女性に姿を変化させた。
カインのギャラクシアンエクスプロージョンで五体がバラバラになった状態や、シジマの仏陀の四門で生老病死全てを一度に受けて灰塵となった状態からでも、自ら治療することで完璧に復活できる。
蛇のパーツと、人型のアスクレピオスを模したパーツに分かれ、他の黄金聖衣に比べても規格外の複雑な変形・装飾となっている。蛇のパーツからはアスクレピオスの杖が分離。作中詳しいことは語られていないが、この杖にもまた凄まじい力が込められていることが作中の描写から伺える。
現代においてシャイナが受け持つ白銀聖衣との関連は不明。オデッセウスも墓所には白銀として名が刻まれている。
明言はされていないが、アスクレピオスが封印された際に聖衣も白銀に落とされたと考えるのが妥当であろう。
蛇夫宮に関する異変が前聖戦の時代で起きた際、現代に残っていたシャイナにも異変が起きたことから、同じ星座としての繋がりは残っている模様。
【その他】
- アスクレピオスはそのまま同名のギリシャ神話の登場人物が由来。死者すらも蘇らせてしまう医療技術を持っていたが、それ故に冥界へ行く人間がいなくなってしまい、結果ゼウスに粛清され、へびつかい座になったとされる。
- ゲームにおいてはデザインはそのままにカラーリングのみを変更し、シャイナが蛇遣座の黄金聖闘士として登場するif展開が描かれていたこともあった。
「ぬううっ余は諦めぬ 何万年経とうがきっとまた蘇って項目を追記・修正してくれるぞ このアスクレピオスは不死身なのだからな クワーッハハハ」
- 通称オデさん。毒々しいビジュアルとは裏腹に、悩み相談に親身につきあってくれる立派なドクターであり、みんなの保護者でもあった -- 名無しさん (2026-08-27 20:38:08)
- 出た!蛇遣い座のゴールド! -- 名無しさん (2026-08-27 21:06:45)
最終更新:2026年08月27日 21:11