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特命リサーチ200X

登録日:2026/09/11 Fri 9:55:19
更新日:2026/09/14 Mon 15:33:25
所要時間:約 10 分で読めます




「新世紀を目前にした現代、我々の周りにはいまだ解明されない多くの謎や怪事件が存在する。
それらの解明に挑むのが、極秘調査機関『ファー・イースト・リサーチ』である――」

特命リサーチ

200X
┌─────────────────────┐
│FAR EAST RESEARCH Co.,LTD.│
└─────────────────────┘



『特命リサーチ200X(にせんエックス)とは、1996年から2002年まで日本テレビ系列で毎週日曜20時台(19:56 - 20:54)に放送されていた情報バラエティ番組である。
2002年からはレギュラーを(一部以外)一新し『特命リサーチ200X-II』と題名を変えて2004年まで放送した*1。なお終了後の2004年∼2006年には、『200X-II』のSP版が放送された


目次


【概要】

一般的な情報番組やドキュメンタリーの構成をとらず、「架空の調査会社『ファー・イースト・リサーチ(F.E.R.C.)』が、クライアントから依頼された怪事件や謎を科学的に解明する」というドラマ風演出を取り入れた番組。
11年間続いた『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の終了を受けて日曜20時枠で始まり、制作会社は引き継がれたが『元気』でのお笑い・おふざけは全て排除されて硬派でシリアスという重苦しい内容の番組となった。
この「F.E.R.C.」に所属する「エージェント」たちがクライアントからの依頼を受けて作成した「極秘調査報告ファイル」に基づく、という体裁で紹介されるのが基本フォーマットだった。番組で設定した課題以外に、視聴者からの調査依頼も取り上げられた。*2

一回の番組内で複数の依頼を調査することもあれば、丸々1回分を1本の調査・報告に費やすこともある。
なお、調査・検証を実際に誰が行い、どのように結論を導き出したのかという部分は番組内で明確にされることはなく、あくまで「番組独自の調査」という現代では怒られそうな扱いに留められていた。
印象的な点として、原因が特定できなかった案件は「真相がわかり次第、追って報告する」というナレーションで締めくくられるのが恒例だが、続報がないまま番組終了とともにうやむやになったケースも少なくなかった。大体解決しない


【企画意図・元ネタ】

チーフプロデューサーを務めた吉川圭三氏によれば、この番組の企画の土台になったのは、かの『ジュラシック・パーク』の原作者でもあるマイケル・クライトンの初期小説や、特撮ドラマ『謎の円盤UFO』『怪奇大作戦』といった、専門家チームが集団で謎に挑む作品群とのこと。
組織立った「調査機関」というフォーマットは、こうした作品の影響を色濃く受けたものらしい。
主演にオカルトマニアとして有名な佐野史郎を起用しているのも企画意図を色濃く反映している。



【扱ったテーマの変遷】

放送開始当初は、UFOやUMA(未確認動物)、口裂け女に代表される都市伝説、心霊現象、FBIの最新科学捜査といった、いわゆるオカルト・ミステリー色の強い題材が中心。
しかし放送が進むにつれて、ダイエットや肩こり、冷え性といった、より身近な健康・生活テーマへとシフト。
ほかにも環境問題と日常生活の関わりから、レストランの食べ放題を効率よく楽しむ方法まで、学術寄りのものから実用的なものまで幅広く扱われた。
もしかして:ネタ切れ

特に序盤の心霊現象を扱った回などは番組の雰囲気も相まって、視聴者の恐怖心を煽る演出が多かった。


【出演者及び組織】(200X)

◆松岡ルーム

無印時代の調査チーム。

チーフ
  • 松岡征二(演:佐野史郎)
エージェント
  • 伊達徹(演:稲垣吾郎)※2001年夏∼無印終了時までは不在。
  • 吉川美佐(演:高島礼子)
  • 和田栄一(演:中野英雄)
  • 鷹木慎之介(演:真木蔵人)
  • 松沢明(演:福澤朗*3
  • 片山健(演:関口知宏*4
  • マイケル高田(演:川平慈英)
なお伊達役の稲垣が不祥事による活動自粛*5で一時降板した際は、劇中設定上「海外出張中」という扱いにされ、番組公式サイトのプロフィールページだけ顔写真が外されていた。
そして、日本(番組)に戻って来た伊達が後述の柏木ルームへ異動するシーンから、『特命リサーチ200X-II』の物語は始まる事になる。

◆インターネットセクション

ネット経由の情報収集を担当する部署
  • 山名研一(演:森本レオ)※『200X-II』にも出演
  • 桐島夏子(演:菅野美穂)
  • ほか複数名
「インターネットセクション」という名称自体、当時(1990年代後半)はインターネットがまだ目新しい存在だったことを象徴する部署名で、現在の感覚ではなかなか時代を感じさせる名称となっている。
松岡ルームが対面調査・現地取材寄りだとすれば、こちらはネット上の情報収集・裏取りを担当する構造だった。

◆オペレーター

クライアント(視聴者含む)からの依頼・情報を受け付ける窓口役
  • 尾崎久美(演:伊藤裕子)
  • 田口豊子(演:柴咲コウ)
目立つポジションではなかったが、当時デビューしたてだった柴咲コウが在籍していた。

◆柏木ルーム

『200X-II』時代の調査チーム。

チーフ
  • 柏木康一郎(演:竹中直人)
エージェント
  • 伊達徹(演:稲垣吾郎)※松岡ルームからの異動。前作からの継続参加。
  • 宮崎弦太(演:山口智充)*6
  • 吉田真弓(演:戸田恵子
  • 藤川優子(演:酒井美紀)
  • 大澤亮(演:阿部寛
  • 増田由紀夫(演:田口浩正)
  • 林健太郎(演:鈴木崇司(現:ラルフ鈴木))*7

【エピソード】

あまりに多いうえ、現在視聴できるサービスが無いため一部だけ記載
※なおFileNoは放送順ではなく、番号は前後する。
  • File No. 1027
  • File No. 1110
  • File No. 1400
  • File No.1215
  • File No.0279
  • File No. 0127
  • File No. 1567
  • File No. 005
  • Research Request No.051

【余談】

  • 長寿番組ではあったが、続編への移行もあってか最終回は番組ラストに「特命リサーチは今回が最終回です」の字幕が表示されるだけで特に大きな企画はやらずに終了した。
  • 後半のネタ切れ感が激しく、末期に放送された「進化する都会のカラスの脳を探れ!」に関しては、捏造じゃないか?という意見が多数寄せられ、当時の公式ホームページに項目自体は残ったが、内容は見られなくなることがあった。
  • 日テレで2009年に放送されたフジテレビのガリレオシリーズの後追いで始まった感のある謎解きドラマ『キイナ~不可能犯罪捜査官~』では、一部でオカルト色が強かった頃の『200X』のネタが焼き直されている。主演は当番組で桐野役を演じた菅野美穂。


追記・修正は現在も継続中である、情報が入り次第追って報告する。

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最終更新:2026年09月14日 15:33

*1 余談だが本番組終了後の日本テレビ系の同枠番組はしばらく迷走と低迷が続いたが、2007年からは『世界の果てまでイッテQ!』が長寿番組になっている。

*2 その際、視聴者は「個人クライアント」と呼ばれていた。

*3 本放送時は日本テレビアナウンサー。なお放送初期の1996年~1998年には『ズームイン!!サタデー』司会を兼任し、1998年から『ズームイン!朝』→『ズームイン!!SUPER』・本作終了後の2002年10月から日曜18時枠の『真相報道 バンキシャ!』の司会を務める事になる。

*4 1989年~2002年まで日曜21時枠で放送していた『知ってるつもり?!』司会者関口宏の息子。またかつてフジテレビ系『木曜の怪談』枠のドラマ『MMR未確認飛行物体』に出演した事があった。

*5 2001年8月に起こした駐禁事件のこと。稲垣は当時SMAPのメンバーだったが、ここから翌2002年の年始まで長期に渡り謹慎した。

*6 ちなみに『200X-II』のレギュラー放送が終了した2004年には、戸田恵子共々裏番組の「NHK大河ドラマ」『新選組!』に出演している。

*7 日本テレビアナウンサー。本放送時は土日深夜の『スポーツうるぐす』レギュラーや福澤朗から引き継いだ『全国高等学校クイズ選手権』司会を担当しており、後の2008年から『しゃべくり007』のナレーターを務めている。