登録日:2012/06/10 Sun 19:00:44
更新日:2024/01/05 Fri 10:19:36
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「ほう、このわしを西方獅子ガウェインと知って挑んでくるか」
●概要
ラジアータ王国の騎士四家の一つ、「西方獅子」の異名を持つロートシルト家の当主。
騎士の鏡とも言うべき高潔な人物で人々からは「花林翁」と呼ばれ慕われ、それは敵対後ですら敬意をもって接されていることからもわかる。
王国最強と言われた「赤獅子騎士団」を率いていたが数年前、主人公ジャックの父「龍殺し」ケアンを殺害し王国を出奔した。
●容姿
ずんぐりとした体格にゴツいアーマー、
モヒカンという出で立ちで見た目はコミカルである。
●戦闘能力
そのある種コミカルな見た目とは反して戦闘では巨大なメイスを高速で振り、
距離を離すと左手のボウガンを撃ちこんでくるなど西方獅子の名に恥じぬ高い戦闘力を誇る。
また、ボルティブレイク(超必殺技)「獅子王粉砕波」、及び
夜間の間戦闘力が増加する専用スキル「夜の王者」を持つ。
●劇中での活躍(人間編)
風龍を倒したが妖精軍に拠点であるヘレンシア砦を落とされた人間側。
ジャックは砦の奪還のために赴くが、その前にガウェインが立ちふさがる。
ジャックは父親の仇としてガウェインを狙うがその戦闘力の前にあえなく叩きのめされてしまう。
その前に別れたリドリーが現れジャックを庇うが彼女はガウェインと共に妖精側として活動していたのだった。
その後数度の邂逅を経て金龍城へリドリーを追うジャックの前に登場、最後の戦いを挑んでくる。
これまでの経緯から戦いを躊躇するジャックであったがガウェインは容赦なく襲い掛かり激突、
ジャックの勝利という形で終わるも釈然としないジャックに対してジャックの強さを讃え、「これでいい」と言葉を残して散った。
↓以下ネタバレ
●ケアン殺害についての真実
ケアンとガウェイン、そしてエルフの長ザインは種族を超えた親友同士あった。
だが水龍が突如出現、龍に攻撃の意思はなかったものの人々の不安を救うためにケアンは水龍を殺害する。
妖精の守り神である龍を殺されたためにエルフの長としてザインは苦渋の決断、すなわち親友であるケアンを殺すための刺客を差し向ける。
……ガウェインは水龍を殺すこともケアンの暗殺も止めることができなかった己だけが幸福であることをよしとせず家族すら捨てて王国を出奔、
ケアン殺しの汚名を晴らすこともせず世界を放浪していた。
人間編でジャックに討たれたのもそうした経緯による。
●妖精編での活躍
リドリーのために妖精の仲間になったジャックはブラックゴブリンの住処を訪れる。
その前に立ちふさがるガウェイン。戦いを挑むもあっさりと倒されてしまうが不屈の闘志で(ゲーム上は倒すまで何度も戦って)ガウェインを倒す。
甘んじて止めを受け入れようとするガウェインであったがジャックは父親の仇ではないと看破。
ジャックの、そしてリドリーの為に妖精軍に加わることになる。
人間と妖精との戦いが佳境に入ると金龍としての目覚めの時を迎えたリドリーを護衛して金龍城へと旅立ち、そこで運命の時を待つがその場に現れた
銀龍フォティーノがジャックとリドリーを殺そうとした際には自らの身をもって二人を助け、
実の息子に看取られながらその生涯を終えた。
●関係人物
主人公。父親の仇として狙われ、ガウェイン自身も討たれるつもりでいた。
人間編ではその通り討たれるが妖精編では彼の命を救った。
実の息子。父親そっくりの体型だが父親ほどの技量はなく、また父親が出奔したことにより騎士団に所属しながら閑職に追い込まれていた(後に除名)
だがその優しく、また高潔な精神は父親譲りであり、人間編では父親を愛しながらも父を討つジャックに激励を送り、妖精編ではジャックの仲間として活動するも父親の最後を看取った後に崩壊する金龍城と運命を共にした。
ヒロイン。いずれのルートでも金龍の器となった彼女を守っている。
●余談
本当に一時期の間仲間になるがその際でも安定して強い。
また専用スキル取得のためにしっかりと戦闘をこなしておくことをおすすめする。
ジャックは人間編ではガウェインを倒してしまうが妖精編では心強い仲間になる。
妖精編のジャックのすごいところの一つである。
追記・修正は家族と王国を捨てて出奔してからお願いします。
最終更新:2024年01月05日 10:19