登録日:2011/09/30 Fri 21:53:04
更新日:2024/09/16 Mon 09:37:47
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□共通の特長
フランドル地方原産のアイラム(初期半生殖)式自動人形。製造年月は1930年代。
詳しい開発経緯は不明だが、4番目のベルマルクシリーズ「ベルマルク・フィーア」曰く「全ての独逸人の規範、見本になるように」造られたらしい。独逸を助けるために造られたとも言われているが、その辺に関する説明は無い。
皮膚は陶器性で肉体を動かすのはワイヤーシリンダー。ただし、全てが機械という訳ではなく、少なくとも脳と脊髄は生体。
感情自体はあるものの、それほど大きな感情の振りは無い。が、言動から独逸に対する愛着はあるもよう。
異族弾圧を主政策として掲げる当時(1930~40年代)の独逸において、唯一生存が許される異族。
自動人形が異族なのかーとか疑問はあるが、当時の独逸における異族定義は「独逸
遺伝詞を持たないモノ」であるためあまり問題は無い。
なお、作中に登場する三体のベルマルクシリーズは何れもG機関に所属している。
人に使える自動人形の宿命か、やけに副官職に縁がある。
□個々のベルマルクシリーズ
ベルマルクシリーズの四番目。後述するアインス、ナインの弟。ベルマルクと言えば通常はこの人かナインを指す。
作中で最も最初に登場したベルマルクシリーズで、初出は機甲都市伯林 パンツァーポリス1937。
ヘラード・シュバイツァーの副官で、シュバイツァーが表で暴れる分、裏で手配する正に女房役。その能力は戦闘、文官問わず高く、その辺は流石、次期
五大頂候補の副官といったところ。
戦闘においては拳銃型
強臓式機械「魔弾の射手」を使用する。
「魔弾の射手」の言実化、その仮発動は定型言実詞による拳銃そのものの強化。
駕発動は機械の強制解体。つまり某とあるに登場する金星の槍と同じ効果。
基となったのはワルサー社製の最新拳銃で、強臓式の材料として使われたものはベルマルクの奥歯。…………なんか他の強臓式よりショボいとか言ってはいけない。
とはいえ、自動人形の正確無比な射撃と強臓式の言実詞が合わさり、その戦闘能力は高い。
作中ではベルガーを追い詰めたりベルガーを独逸に縛ったりベルガーに倒されたりの活躍を見せた。
ベルマルク・フィーアの兄。アインスの弟。機甲都市伯林に登場した二体目のベルマルクシリーズ。初出は機甲都市伯林 パンツァーポリス1939。
何の因果かシュバイツァーの旧友のアルフレート・マルドリックに仕える自動人形。
自動人形ではあるが、ぶっちゃけると作中では常に
重騎に記乗しているため、自動人形としての外見は不明。
また、
葬送曲を護衛しようとした所を、ローゼ・カールスルーエに拒否られた時は、大将軍の家系に相応しい胆力を見せ付けたローゼに対し「見事」の言葉を送るなど、人を見る目はある。
E計画の成果として、脳と脊髄をそれぞれ蒼獅子・改と朱獅子・改に記乗させており、戦闘においては二体の重騎を同時に操る。
蒼獅子・改に「MG34」をモデルに造られた重騎用対要塞機関砲、朱獅子・改に大楯を持たせ、二機のコンビネーションにより無比の実力を発揮する。
まぁぶっちゃけあんま影は薄いが。
所属:G機関
立場:G機関大将軍
字名:不明
装備:不明
ベルマルクシリーズの長男。
恐らく最もレアなベルマルクシリーズで2000年代のG機関大将軍。
登場は
創雅都市S.F。設定自体はあるが、
創雅都市S.F本編においても、一コマしか出ておらず、その一コマでも、顔は写っていない。一応長身痩躯な男性で白髪の白肌。
大将軍ではあるが、実質、G機関長であるグリレ・シュバイツァーの秘書的側面が強い
作中では、地竜型大神祭の対策の為、独逸代表として創雅都市を訪れる。
追記、修正お願いします。
最終更新:2024年09月16日 09:37