登録日:2009/12/16 (水) 15:45:20
更新日:2024/09/19 Thu 20:42:28
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生没年不詳
安土桃山時代の剣豪。
一羽が病に倒れると、小熊らと共に暫くは看病に付き合っていたが、やがて『薬を買ってくる』と言って出たきり一羽の下へは戻らなかった。
江戸へと辿り着いた兎角は、一羽流に己の技術を加味し《微塵流》を興す。
その後一羽が死去。小熊が師匠を見捨てた兎角を討つ為に決闘を申し込み、兎角は承諾。
そして江戸・常磐橋上で両者は相対した。
決闘は、小熊が兎角の足を掴み、そのまま橋の上から落として小熊が勝った。
だが実は兎角は死んでいなかった。
生きながらえた兎角は《信太朝勝》と名を変えて西国に落ち延び、後に黒田長政に仕えて微塵流を伝えた。
【微塵流】
基本を上段の構えとし、横薙ぎ・袈裟斬り・逆袈裟斬りなどを移動しながら流れるように連続で繰り出すのが特徴。
上段に構える事で体重を刀に掛け、連続した攻撃でも一撃一撃は重く繰り出せる。
つい最近まで淡路島に伝承者が居たらしいが、現在は不明。
看病に疲れた方は追記修正お願い致す
最終更新:2024年09月19日 20:42