三者面談

登録日:2012/09/23(日) 03:12:09
更新日:2021/10/28 Thu 00:04:54
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◆三者面談って何ですか?

主に学生時代に行われる行事の1つ。
教師、親、生徒の三者で行う面談のこと。


◆面談って何ですか?

それは辞書引け。


◆どこでやるの?

基本的には学校で行います。生徒が普段通っている学校の教室が会場です。
真ん中に3つ~4つの机と椅子を並べます。
使わない机たちは、後ろに集められます。
また、廊下には次の人達のために椅子を用意しておきます。廊下に点々と人が座っている風景は中々レアです。


◆いつやるの?

中学、高校時代がほとんどです。
小学生は代わりに家庭訪問がありますね。
大学生は地理的に(一人暮らしの人とか)厳しいのであまり行われていないようです。
専門学校は事前に書類等で来れるかどうかをきいてから行う所もあるようです。


◆だれがやるの?

冒頭にも書きましたが、教師、親、生徒の三名が基本スタイルです。教師は強制固定です。先生いなくちゃどうにもなりません。
やむを得ず、親or生徒がいないまま行われることもあります。家庭の事情は複雑です。


◆親?

おそらくですが、一番多いのは母親です。
次いで、父親だと思われます。その差はトリプルスコア、またはそれ以上だと考えられます。その後はだんご状態のようです。
兄ちゃん、姉ちゃん、じいちゃん、ばあちゃん、親戚のおっちゃん、おばちゃんなどなど。家庭の事情は(ry

三者面談の真の参加者は、教師、保護者、生徒、なのです。


◆なにするの?

ぶっちゃけ千差万別、多種多様、人によるとしか言えません。
しかし、大前提は進路相談でしょう。
次いで、生活態度、近況報告、といった感じです。

「遅刻多いよ」
「忘れ物多いよ」
「おしゃべり多いよ」
「成績落ちてるよ」
「居眠りすんな」
「宿題しろ」
「勉強しろ」
「課題出せ」

人によっては説教祭りです。
頑張ってね。


◆どんぐらいやるの?

せいぜい15分がいいとこです。
30分もやるのはまれです。
進路相談などと前述しましたが、実際は進路報告や進路確認です。
たいていは、事前に進路調査されており、それを確認するだけです。
一生の問題を、15分で考えろってのはムチャですから。
ちゃんと相談したい人は別に時間を取ってもらいましょう。「焦るな危険」です。


◆注意事項

手土産はいりません。
茶菓子は出ません。
飲み物も出ません。
主役は生徒です。
話を聞きましょう。
要望を言う場ではありません。
遅刻しないでください。
時間内に終わりましょう。
三者面談しているのは一組ではありません。
さぼるな。

コメントでの学生発言も禁止。


◆ちょっとした噂

『問題のある生徒はその日の最後に三者面談をする』

つまり、時間が延びても次に待ってる人はいないから延長し放題だねってこと。
反対に、問題ない人は早目に回ってくる。
最初から延びてしまうと、大変だからね。

あくまで噂であり、真偽は不明です。
実は単純に夕方じゃないと予定が合わないだけだったりもします。


◆ちょっとしたメリット

三者面談は平日の午後が多いので、半日授業や短縮授業になることも多いです。
やったね。早く帰れるよ。

進路相談するような時期だから、いっぱい勉強できるね。

1日に2回学校に行けるよ。
珍しいね。めんどくせーとか言わないでね。


◆2次元における三者面談

そこそこ登場機会はある模様。
サザエさん時空ではない学園物では珍しくはないですが、教師や保護者のキャラクターが立っていないとならないため、反対に省かれることも少なくないです。


◆三者面談イベント

2次元限定ではないと思うが……。

「○○君の親てどんなかな? 似てるかな?」
「キャーステキー」

イケメンのお父さんや美人のお母さんの登場で校内が騒然となるイベント限定かな……。

親代わりのお兄さんお姉さんだと、さらに確率が上がります。

この人は一目惚れしました。




「大人が、子どもの自由意思を剥奪する権利はないだろう? みっともなく心配する権利はあると思うけれどね。

考えなさい。

他人より倍、時間をかけても構わない。
私は、おまえが出した答えを知りたいのだから」







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最終更新:2021年10月28日 00:04