ドラーケン(ビーダマン)

登録日:2011/07/05 Tue 01:23:51
更新日:2025/04/20 Sun 19:06:08
所要時間:約 2 分で読めます





完璧…!まさに俺に相応しい誉め言葉だ!もっと言え!


ドラーケンとはBビーダマン爆外伝の登場人物である。

CV:安井邦彦


概要

物語で敵の組織である「ダークビーダ」の四天王の一人。
四神の内の一体、青龍をモチーフにした鋼蒼竜(はがねそうりゅう)を駆る。

鋼蒼竜(はがねそうりゅう)


バカめ!どっちが先だろうと同じ事だ!鋼蒼龍の力を見るが良い!!

ドラーケンの愛機であるダークアーマー。
竜の頭部からビーダマンの四肢と頭がくっついたようなデザイン。伊達や酔狂で竜の頭を模しているわけではなく、胸部の顎「ドラゴンビーク」で敵に噛みつく事ができる。
作中初のメタルビーダマ搭載機で、以後四天王が操るアーマーはメタルビーダマ使用がデフォルトとなる。
武装は胸部の口の中に内蔵されたデリンジャー銃に似た二連主砲「デリンジャーカノン」で、そこから2発のメタルビーダマを発射可能。
必殺技はデリンジャーカノンからメタルビーダマを絶え間なく連射する「ダークメタルショット」

人物

冷酷で卑劣な一方、極度の自惚れ屋で御世辞に弱い自己顕示欲の塊。
配下のモミテボンに兎に角いろいろな言葉で自分を褒め称えるよう強要し、誉め言葉に満悦していても、時間が経って同じ文言で褒められると「その呼び方は古いぞ。ちゃんと新しい呼び方で呼べ!」と不機嫌になる非常にめんどくさい性格。
もみてボンに強要して考案させた「パーフェクトな強さを誇る偉大なるダークビーダ四天王の一人 プリティにカッコいいドラーケン様」とやたら長ったらしい二つ名を気に入っていた。
…が、長ったらしい異名を自分でも暗記できなかったため、名乗る時はモミテボンにFaxさせた異名の紙をカンペ代わりに片手で持って名乗っている。
後に自己顕示欲がエスカレートした結果「パーフェクトな強さを誇る偉大なるダークビーダ四天王の一人 プリティにカッコいい 且つまたセクシーなドラーケン様」に変更した模様。
さらに「キング・オブ・キングス」を追加しようとしていた。

単独での出撃回数は2回(実質1回)と少ないが強敵として登場し、しろボン達をピンチに追いやるなど印象に残る活躍をした。
…はずなのだが再登場時には名前を忘れられていた。良くも悪くも第一の四天王の顔見せと言うことだろう。

しかし下記の活躍や、怪力を誇るシルドークと互角(生身)な所を見ると相応の実力はあるらしい。


アニメでの活躍

ダークビーダ四天王の最初の一人として登場。
当初は部下に命令を下し、自ら出撃することはなかった。
しかし、部下の度重なる失敗によりダーク皇帝直々の命により出撃する。

仲間内で唯一ビーダアーマーを貰えなかった*1ことからグレイボン研究所を飛び出してワルになる程のきいろボンの悔しさを利用し、ダークエネルギーを注ぎ込むことできいろボンを洗脳し、しろボン達との同士討ちを目論む。
これはしろボンの奮闘とくろボンの介入により失敗するが、その後の戦闘では圧倒的な力の差を見せつけ、初陣でホワイトゲイルを撃墜、一時しろボンを瀕死に追いやった。

翌日はグレイボン研究所に攻め込み、迎撃に出たイエローシューターを大破、ブラックガトリンガーを撃破し、グレイボン研究所破壊にあと一歩まで迫る。
が、寸前でしろボンが回復。
ホワイトゲイルを改修した強化機体であるホワイトゲイルⅡのメタルビーダマの前に敗れる。

ただし、この時は事前に決めた長ったらしい名前をしろボンにまで呼ばせようとしたことで隙を突かれたことが大きい。もしそれがなければもう少し苦戦させていたことだろう。

その後は敗北の責を問われて牢獄に幽閉されていたが、殿下ことダークプリンスの恩赦によって解放。
他の四天王と共に、プリンスの部下として再登場を果たす。


正体は「トカゲロン*2」である。
その事を知ってか知らずか、シルドークに「トカゲロン野郎」と罵られていた。
シルドークは自分が1番強くなければ気が済まない武人気質な人物なので、ドラーケンとは反りが合わない。

ダークプリンスはその仲の悪さを作戦に利用しようとするが……

なお、再登場する事にはストーリーが大きく進行していて記憶が古かった+実質1回しか戦っていなかったため、しろボン達から名前を忘れられていた。

とにかく!ここで悪い事はさせないわ!

待て待て!俺達は戦いに来たんじゃない
そうだよな、シルドーク……?

(無言のドヤ顔)

てめぇ!名前覚えられてたぐらいでこの野郎ォオ!!

専属の部下

しろボン達が初めて対峙したダークビーダ。
名前の通り嫌味ったらしい性格で、偉そうに長い演説をするのが大好き。毎度演説に付き合わされるモミテボンもうんざりしてはいたものの、同時に「これさえ無きゃもう少しマシなご主人なのに」とそこまで嫌ってはいなかった。
プラネタリウム完備のビーダ博物館の館長「イヤミボン」に化け、来館したビーダマン達からビーダエネルギーを奪おうと画策する。

最後は博物館の自爆装置を起動させて撤退しようとするが、しろボンの「ヒーローは最後には長い演説をするもの」という口車に乗って長ったらしい演説を始めてしまい、博物館の爆発に巻き込まれて自滅。皮肉にも、上司のドラーケンも同じような方法で敗退することになる。

ちなみに彼が登場する第5話はよいこボンの初登場回でもある。博物館のテラスの手すりに登る、傘をパラシュート代わりに降りる、傘をグルグル振り回しながら歩くという度重なる危険行為をよいこボンに注意されるが、さすがにしつこかったためか逆ギレして制裁を加えた。

  • ダークイバリ(CV:大森章督)
ガンマンのような恰好をした男。自称「ダークビーダ一の軍師」。
名前の通り自己顕示欲が強く、事あるごとにポンチョの内側に着けた無数の勲章(モミテボン曰く『おもちゃ屋で見た』)を見せびらかして威張り散らす。
モミテボンには自身を「閣下」と呼ぶよう命令している。ダークビーダにはモミテボンに特定の名前で呼ばせようとする者が多く、彼がその第1号である。

捕えたビーダロン達から奪ったエネルギーでダークバズーカを撃ち、ビーダシティを破壊しようと目論む。
しかし、しろボンらの手で解放されたビーダロンたちに石を詰められたことでバズーカを暴発させられ、あえなく自滅させられた。

専用のダークアーマーを所持し、一応ホワイトゲイル、ブルースナイパー、ブラックガトリンガーの三体を相手にそこそこ善戦していた辺り実力は低くない模様。イバリアーマーのカメレオンモードは視認はおろかレーダーでさえも検知できない光学迷彩機能であり、決して侮れない。

忍者のような風貌の破壊工作員。疑り深い性格だが、上記二人よりかはまともな言動をする。

イヤミとイバリの失敗は情報不足にあると見て、グレイボン研究所に潜入。シノビボンという仮の姿に化けてビーダアーマーの情報収集と破壊を試みる。
ダークビーダという素性は最後まで見破られることはなかったが、グレイボン博士のトンデモ発明によって殴られるわ雑巾のように絞られるわと悪気なく痛めつけられる。

散々な目に遭いながらもどうにか研究所の格納庫に侵入。時限爆弾のセットにも成功するが、最後の最後で花火ロケットにうっかり火をつけるという大ポカをかまし自滅。
なおこの回、しろボン達はシノビボンの正体どころかダークシノビの存在にすら終始気付かないままだったという、数あるアニメの悪役でも稀に見る独り相撲っぷりである。

敗北後、ドラ―ケンの制裁で3人纏めて異空間に突き落とされるが、命までは取られなかったようで後に再登場。
シルドークとの決闘の際、台詞はなかったが船の漕ぎ手として3人まとめて久々に現れた。


ドラーケン「俺様の項目を追記・修正するに当たって、新しい呼び方を一つ追加する必要が絶対にあるな!」

モミテボン「げぇ!?」

ドラ―ケン「何か文句でもあるのか!?」

モミテボン「め、滅相もありませんヨン!」

ドラ―ケン「ならば新しい呼び方を早く考えて追記・修正しろ、モミテボン!」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • Bビーダマン爆外伝
  • ダークビーダ四天王
  • パーフェクトな強さを誇る偉大なるダークビーダ四天王
  • プリティにカッコいいドラーケン様
  • トカゲロン
  • 安井邦彦
  • ドラーケン
  • 青龍
  • 鋼蒼竜
  • ナルシスト
  • 自惚れ
  • 自己顕示欲
最終更新:2025年04月20日 19:06

*1 本当ならあかボンのビーダ―アーマー『レッドバスター』がお披露目されたタイミングできいろボンのビーダ―アーマーも完成していたのだが、グレイボンがそれを言い忘れていた

*2 トカゲをモチーフにした架空の生き物