無効化したほうが良いかもしれないショートカットキー
このページでは、初期状態で設定されているショートカットキーの中から、誤操作につながることで不可解な挙動となりがちなショートカットキーを紹介します。
ファイル
[CTRL+Q] 終了
macOS環境では [Cmd+Q] で終了するのは一般的ですが、Windows環境だと一般的でないため無効化すると良いかもしれません。
ちなみにショートカットキーの削除は、「設定 > ショートカットキー」から "終了" などで検索して、ここの☓ボタンで削除できます。
一般
[S] 切替 - 吸着
[S]キーは、グリッドのスナップのON/OFFです。
いつの間にか押していて、グリッドに吸着しなくことが稀にあるので無効化を推奨です。
■注意点
[S]キーはダイアログの検索欄への移動キーとしても割り当てられており、
一度削除してしまうと設定画面から重複するキーの再設定はできなくなります。
これが気になる場合はバックアップを取っておくと良いと思います。
なお吸着設定は、このアイコンからも切り替えられます。
[/] 切替 - 適応型ビートグリッド
適応型ビートグリッドとは、特にアレンジャーにおいて画面サイズによってグリッドの吸着する単位の変化を自動で変化させる機能のことです。
例えば以下の拡大率の場合は、1拍単位でクリップがスナップします。
グリッドを拡大すると、16分音符単位のグリッド線となり、この状態だと16分音符単位で吸着します。
「適応型」を無効にすると、この「拡大率によるグリッド線への吸着」が無効となり、常に一定の単位で吸着するようになります。
「適応型」を固定にしたい(縮小したときは大きな単位で動かしたい)場合は、このショートカットキーは無効にしたほうが良いと思います。
なお「適応型」の切り替えはここから設定できます。
[,] / [.] 拡大/縮小 - ビートグリッド
このショートカットキーは、グリッドの単位を "1/4 > 1/8 > 1/16 > 1/32" といった単位で変化させます。
例えば32分/64分音符の打ち込みが頻繁にある場合はこのままでも良いですが、あまり使わないのであれば削除します。
それでもたまに使いたい時がある、といった場合は [SHIFT+,] / [SHIFT+.] あたりを代わりに割り当てても良いと思います。
([SHIFT+,] [SHIFT+.] は、グリッド吸着、グリッド吸着オフセットの設定なのであまり使わない可能性があります)
編集
[Backspace] / [DEL] 削除
「間違って押してしまったときに削除されて困る」といった場合は、[ALT+Backspace]などにしても良いと思います。
■注意
[Backspace]は「テキストの削除」にも割り当てられているため、一度変更するともとに戻せないことに注意してください
ウィンドウ管理
[F11] フルスクリーン
フルスクリーン機能が不要であれば、削除して別の機能に割り当てたほうが良さそうです。
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最終更新:2025年08月12日 10:28