オートメーションの基本的な使い方
このページではオートメーションの基本的な使い方を説明します。
基本的な使い方
オートメーションのレーンを表示する方法
アレンジャータイムラインから、オートメーションを適用したいトラックのハンバーガーメニュー(≡) をクリックします。
するとオートメーション用のレーンが表示されます。
オートメーションのレーンを非表示にしたい場合は、もう一度ハンバーガーメニュー(≡) をクリックすると消えます。
パラメータ項目を指定する方法
オートメーションを適用するパラメータは、以下の部分をクリックして選択できます。
ただ、オートメーションを適用する項目の指定は、
デバイスのパラメータをクリックして自動で切り替えるのが便利です。
これはBitwig標準のデバイスだけなく、サードパーティ製の外部プラグインでも同様の挙動です
もし自動でオートメーションの項目が切り替わって欲しくない場合は、ここのピン留めをクリックすると自動で変化しなくなります。
カーブの書き方 (制御点の配置方法)
カーブはダブルクリックで制御点を配置します。
「制御点の削除」は、対象の制御点にマウスカーソルを重ねてダブルクリックです。
このあたりの操作方法はピアノロールと同じです。(→
ピアノロールの基本的な使い方)
また細かいこととして、何もないところに制御点を置きたい場合はダブルクリックですが、線分上にマウスカーソルがある場合はシングルクリックで制御点を増やせます。
曲線の膨らみを調整する方法
制御点を配置すると、制御点同士は「直線」で結ばれます。
これを曲線にするには [ALT] を押しながら線分をドラッグ操作します。
Holdによる値の持続
カーブを作るのではなく、同じ値を維持する(不連続にする)場合、Holdが便利です。
例えばテンポチェンジのオートメーションを一定の値にして、階段状に変化させる場合は Holdを有効にすると実現できます。
Penツールによるカーブの作成
v6.x以降では、ペンで手書きのオートメーションを作る際、不要な制御点が間引きされ、後から調整がやりやすくなりました。
Spray Canツール
オートメーンションでのスプレーツールはグリッドごとのパラメータを "Hold" する機能を持っています。
この Hold 設定はインスペクタから変更可能です。
HoldをOFFすると制御点を接続する直線となります。
なお HoldがOFFの状態で "Curvature" を動かすと、傾きが加わります ([ALT]+ドラッグと同様の挙動)
さらに "Spread" の値を変更するとランダムで範囲が変化するようになります。
オートメーションの編集を大きくする方法
Aキーを押すと、オートメーション編集パネルが表示され、表示が大きくなります。
この画面は再生マーカーがすぐ上にあるので、再生位置を調整しながら確認するのにも便利です。
v6.xからは、上下矢印の選択トラックの自動ズームがあり、これを有効にして選択中のトラック表示を大きくする方法もあります。
トラックの下の部分をドラッグ操作で広げることも可能です。
レーンのお気に入り登録 (≒レーンの非表示)
オートメーション・レーンが増えると、あまり編集しないレーンなど、基本的に表示しなくてもいないレーンが生まれてきます。
Bitwigのレーン管理の都合上、削除するとオートメーションレーンが失われてしまいます。
そのため、一時的に非表示にしたいレーンがある場合には「お気に入り登録の機能」を使います。
例えば、"Cutoff Frequency" と "Resonance" のレーンだけ表示したいとします。
その場合は、それぞれの★マークをクリック。
そして「ALL」をクリックします。
すると「お気に入り登録」しているレーンだけの表示に切り替わります。
もとに戻すには「☆」の部分をクリックして「お気に入り」の絞り込みを解除します。
このあたり少し混乱しやすい点として、直接的にレーンを非表示にするわけではなく、
お気に入り登録から除外することで非表示にする、という考え方です。
オートメーションクリップ
v6.xから、オートメーションをクリップ化する機能が実装されました。
オートメーンションクリップへの変換
オートメーションレーンに作成したオートメーションは、[ALT]+ドラッグでクリップ化したい範囲を選択します。
もしくは選択ツール [2] で範囲選択して、結合 [CTRL+J] でもオートメーションクリップにできます。
クリップにすることでタイムラインでのコピー ([ALT]+ドラッグ or [CTRL+D]など)が容易となります。
またクリップ化することで、クリップランチャーでの再生も可能です。
オートメーションクリップの編集領域を大きくする
編集領域を大きくするには通常のオートメーションレーンと童謡にトラックの下の部分をドラッグ操作で広げられます。
またクリップをダブルクリックで、他のクリップと童謡に詳細エディタで編集ができます。
クリップエイリアス
これはオートメーションクリップ限定ではないですが、クリップの内容を共有する機能です。
エイリアスとは「別名」「偽名」という意味で「同一パターンを参照する別名のクリップ」です。
FL Studioの「パターン」、Cubaseの「Shared Copy」、Ableton Liveの「リンクされたクリップ」と同じ系統の機能ですが、Bitwigはより柔軟にMIDI/オーディオ/オートメーションに適用できるのが特徴です。
クリップエイリアスには右上に「共有アイコン」が表示れます。
クリップエイリアスの作成・複製・貼り付け
クリップエイリアスは [CTRL (Cmd) +ドラッグ] で作成できます。(通常の複製は [ALT+ドラッグ] )
また通常の複製 [CTRL (Cmd) + D] に対応して、エイリアスクリップ複製の場合は [CTRL (Cmd) +ALT+D] が用意されています。
ただ macOSでの注意点として、[Cmd+Option+D] がOS側のショートカットキーとして登録されている場合は、これを無効にしないとショートカットキーとして使うことはできません。
貼り付けとして [CTRL (Cmd) + ALT + V] で行うと、クリップエイリアスとして貼り付けが可能です。
既存のクリップをクリップエイリアスにする
複製ではなく、既存のクリップをクリップエイリアスに置き換える方法も用意されています。
例えば、"イントロ2" を "イントロ" のクリップエイリアスに置き換えたいとします。
※隣同士で近くにあるなら、既存のものは削除してクリップエイリアスとして複製するのが早いですが、あくまで一例です
置き換えたいクリップを右クリックして、パターンから置き換えたいクリップを選択。
すると、イントロのクリップエイリアスに置き換えられました。
ただしクリップのアレンジャーでの長さなどは共有されないので手動で修正する必要があります。
クリップエイリアスの解除
クリップエイリアスを解除するには "Make Unique" を選ぶと、エイリアスが解除されます。
その他、[CTRL+J] による結合を行うことでもエイリアスが解除されますが、ループ部分などが消えてしまうので、用途に合わせて使い分けることが必要です。
Tips
複数のオートメーションイベントの移動と複製
複数のオートメーションイベントを移動・複製する方法はいくつかあるので、それらを紹介します。
移動の場合は、イベントを囲むように選択して、その後、「イベントの制御点」をドラッグ操作で移動します。
複製の場合は時間選択を行った後、「水色の範囲」をドラッグ操作して [ALT} を押しながら、マウスボタンを離すと複製されます。
(※[ALT]を押さない場合は「移動」となります)
さらに[CTRL+D] を使う方法もあり、時間選択した後 [CTRL+D] でその範囲を後ろに複製できます。
テンポをオートメーションで動かす方法
テンポのオートメーションレーンは、Masterトラックにあるので、Masterトラックのハンバーガーメニュー「三」をクリックして、「トランスポート > Tempo」をクリック。
ここにテンポの制御点を配置します。
現在のプロジェクトと同じテンポの高さにマウスカーソルがある場合、シングルクリックで配置できます。
別のテンポに制御点を置きたい場合はダブルクリック。制御点の削除はダブルクリックです。
表示が小さくて編集がやりにくいので、Aキーを押して "TRACK" タブを選んでテンポ編集を行います。
テンポ合わせの細かい調整はこの画面では難しいです。
そこでインスペクタから直接数値入力して目的のテンポを指定します。
数値入力するには、対象の項目を「CTRL+クリック」または「トリプルクリック」します。
複数の制御点の変更
選択ツールで複数の制御点を選択した状態で、上下に動かすとまとめて値を変更できます。
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最終更新:2026年04月07日 08:08