オートメーションの基本的な使い方
このページではオートメーションの基本的な使い方を説明します。
基本的な使い方
オートメーションのレーンを表示する方法
アレンジャータイムラインから、オートメーションを適用したいトラックのハンバーガーメニュー(≡) をクリックします。
するとオートメーション用のレーンが表示されます。
オートメーションのレーンを非表示にしたい場合は、もう一度ハンバーガーメニュー(≡) をクリックすると消えます。
パラメータ項目を指定する方法
オートメーションを適用するパラメータは、以下の部分をクリックして選択できます。
ただ、オートメーションを適用する項目の指定は、
デバイスのパラメータをクリックして自動で切り替えるのが便利です。
これはBitwig標準のデバイスだけなく、サードパーティ製の外部プラグインでも同様の挙動です
もし自動でオートメーションの項目が切り替わって欲しくない場合は、ここのピン留めをクリックすると自動で変化しなくなります。
カーブの書き方 (制御点の配置方法)
カーブはダブルクリックで制御点を配置します。
「制御点の削除」は、対象の制御点にマウスカーソルを重ねてダブルクリックです。
このあたりの操作方法はピアノロールと同じです。(→
ピアノロールの基本的な使い方)
また細かいこととして、何もないところに制御点を置きたい場合はダブルクリックですが、線分上にマウスカーソルがある場合はシングルクリックで制御点を増やせます。
ペンツールに持ち替えると、カーブが書きやすくなりますが「制御点が増えて後からの調整が不便」なので、ペンツールで書く方法はあまりおすすめしません。
- オートメーションの制御点をマージするスクリプトがあるかもしれませんが、2025.4.13時点では、公式の機能でマージ機能はないようです
曲線の書き方
制御点を配置すると、制御点同士は「直線」で結ばれます。
これを曲線にするには [ALT] を押しながら線分をドラッグ操作します。
オートメーションのレーンを増やす方法
オートメーションのレーンは、初期状態だと1つのトラックにつき1つですが、「+」ボタンをクリックするとレーンを増やすことができます。
やや混乱しやすいポイントとして、追加で表示されるレーンは「現在選んでいるパラメータ」のレーンです。
追加表示済みのレーンの項目を後から変更することはできません
またレーンを「✘ボタン」で削除すると設定した制御点がすべて消えてしまうので、削除は注意して行います。
間違って消してしまっても、直後に [CTRL+Z] を押すことでもとに戻せます
レーンを見失ったときの対処方法
「ピン留め」や「レーン追加」をせずにパラメータを変更すると、オートメーションを行ったパラメータがわからなくなります。
この場合、トラックのオートメーション・レーンをクリックするとリストの一番上に表示されるので、ここから選ぶことで再表示できます。
レーンのお気に入り登録 (≒レーンの非表示)
オートメーション・レーンが増えると、あまり編集しないレーンなど、基本的に表示しなくてもいないレーンが生まれてきます。
Bitwigのレーン管理の都合上、削除するとオートメーションレーンが失われてしまいます。
そのため、一時的に非表示にしたいレーンがある場合には「お気に入り登録の機能」を使います。
例えば、"Cutoff Frequency" と "Resonance" のレーンだけ表示したいとします。
その場合は、それぞれの★マークをクリック。
そして「ALL」をクリックします。
すると「お気に入り登録」しているレーンだけの表示に切り替わります。
もとに戻すには「☆」の部分をクリックして「お気に入り」の絞り込みを解除します。
このあたり少し混乱しやすい点として、直接的にレーンを非表示にするわけではなく、
お気に入り登録から除外することで非表示にする、という考え方です。
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最終更新:2025年04月13日 17:38