クイックソース使いこなし術

クイックソース使いこなし術



クイックソースとは?

ブラウザの上部(またはポップアップブラウザの左端)に並ぶ、アイコン形式の小さなショートカット群が「クイックソース」です。
ブラウザ [ALT+B] ポップアップブラウザ [B]
上部 左端

これによりワンクリックでよく使う検索対象へ素早くアクセスできます。
クイックソースのショートカットキー
また初期状態では、クイックソースにショートカットキーが「F1〜F9キー」で割り当てられています。
例えば「F5」は外部プラグインのクイックソースなので、外部プラグインを素早く選びたいときに便利です。

クイックソースの作成方法

作成方法
新しくクイックソースを追加するには、左上にある「表示.- 全ソース」をクリック。

コレクションを選択して「Favorites」を選択。

するとお気に入りの項目で絞り込みされます。

これをクイックソースに登録するので、アイコンをクイックソースのところにドラッグ&ドロップします。

これでお気に入り表示に絞り込むクイックソースが作れました。

ただ、お気に入りの絞り込みはここでできるので、あえて作る必要はないと思います。

その他、クイックソースはBitwigがあらかじめ用意しているものを割り当てることもできます。
削除と復元
削除したいクイックソースがあれば、右クリックして「クイックソースから除去」を選ぶと削除できます。

初期状態で用意されているクイックソースも削除できます。

なお初期状態に復元したい場合は「クイックソースをデフォルトに復元」を選びます。

コレクションの作成方法

上記の作成手順でわかったのは「クイックソースは "コレクション" をもとに作る」ということです。
コレクションの作成
コレクションを作成するには任意のデータを選択してコレクションの「+」をクリック。

コレクション名と色を決めます。

作成されたコレクション(丸アイコン)をクリックすると、選択しているデータに同じ色の丸がつきます。

なおコレクションを追加すると、自動でクイックソースにも登録されます。
複数のデータにコレクション属性を付与する
コレクションを1つずつ登録するのは大変なのでまとめて登録する方法です。
登録したいファイルを [SHIFT] を押しながら選択すると複数選択ができます。

この状態で右クリックして、登録したいコレクションを選択。

コレクションを設定できました。

スマートコレクションの作成方法

スマートコレクションとは
スマートコレクションとは、特定のデータをコレクション化するのではなく、検索条件などのルールをコレクション化するものです。
コレクションはデータ1つずつに情報を付与していくものですが、例えば「特定のフォルダ内のサンプルを素早く見つけたい」といった広い範囲のデータに付与するには向いていません。
"スマートコレクション" であれば、検索条件に対してコレクション化できます。
スマートコレクションの作成
ここでは、独自のサウンドロケーションのサンプルデータを検索するようにしてみました。

この状態で右クリックして、「+スマートコレクションとして保存」を選びます。

名前をつけてOKを選択。

独自のサウンドコンテンツのコレクションは「ブラウザパネル」に設定しておくと、アレンジャータイムラインにドラッグ&ドロップで配置できて便利ではないかと思います。

ブラウザパネルへの登録方法は「表示 - 全ソース」をクリックして、コレクションのアイコンを右クリックして「クイックソースに追加」または「ドラッグ&ドロップ」で追加できます。

お気に入り設定をスマートコレクションとして保存する
スマートコレクションは、お気に入り設定も保存できるので、お気に入り機能をよく使うのあればスマートコレクションとして保存すると使い勝手が向上します。

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最終更新:2025年08月13日 11:47