#right(){タグ:&tags()} ---- #contents_line ---- //どなたか作成をお願い致します!(切実) *<まずは公式ユーザーズガイドへ> 基本的な使い方は、公式ユーザーズガイドが分かりやすいので、まずは以下のリンク先をご覧ください。 -&color(#FFF,#60EE3C){ ()&bold(){CeVIO AI} ()} [[はじめてのトーク作成>>https://cevio.jp/guide/cevio_ai/tutorial_talk/]] -&color(#FFF,#D08CBB){ ()&bold(){CeVIO CS} ()} [[はじめてのトーク作成>>https://cevio.jp/guide/cevio_cs7/tutorial_talk/]] *<基本的な使い方(補足)> &image(cevio_talk_basic_layout.png,width=500px) &bold(){①}「&bold(){トークトラック}」を選択すると、エディタの下段に&bold(){②}「&bold(){セリフ編集欄}」(セリフ入力のボックスのリスト)が表示されます。 **1. キャストの選択とテキストの入力 喋らせたいキャストを選択して、セリフをセリフボックスに入力していくのが基本的な流れです。 ***1.1. キャストの選択 キャストの選択は2通りの指定の方法があります。 + トークトラック左側のキャスト表示をクリックし、キャストを選択 + 下段のセリフボックス左のキャストをクリックし、キャストを選択 トークトラック左側でキャストを選んだ場合でも、そのトラック内で複数のキャストが選択できます。 >&bold(){&icon_fa(fa fa-lightbulb-o fa-fw) TIPS} >オプションの「トーク設定」タブで「キャスト別にセリフ設定を継承」 >にチェックを入れておくと、キャストごとに、最後に調整したパラメータを次のセリフに引き継げるので便利です。 ***1.2. テキストの入力 セリフボックスにテキストを入力するだけです。 1セリフ200文字まで(日本語)で、改行以降は無視されます。 改行を含むテキストは、セリフ入力モードにする前のセリフ行を選択した状態で&bold(){Ctrl+V}を押す(貼り付け)と、複数セリフ行として入力できます。 (Excelなどと同様) >&bold(){&icon_fa(fa fa-lightbulb-o fa-fw) TIPS} >&bold(){複数トラックの同時表示} >メニューの「トーク」→「別トラックのセリフ表示」にチェックを入れると、 >すべてのトラックのセリフが時系列順に表示されます。 >チェックを外すと、選択したトラックのセリフのみが時系列順に表示されます。 **2. テキストのまとめ入力 &bold(){「F8」キーを押す}ことで長文のまとめ入力ができます。 改行、または200文字でセリフ行に自動分割されます。 &image(画像_2022-04-02_132017189.png, width=400px) >&bold(){&icon_fa(fa fa fa-exclamation-triangle fa-fw){}} >※CeVIOトークは、一度に大量の長文を読ませるのは推奨しません。適宜区切りごとに「セリフ行」に分割することをおすすめします。 #region(close,分割することをおすすめする理由) - 自動で間を入れてくれない為 -- (VOICEROIDシリーズ等のAITalkエンジン採用のソフトと異なり、)CeVIOトークは自動で間を入れません -- 間のない長文は間を開けず常に一本調子に読み上げてしまうため、自然な区切りの場所で句読点や空白などを入れる必要があります。 -- 文を分割すれば当然区切りとして認識されるので、自動で間が入り不自然さが減ります - パラメータはセリフ行単位のため -- 声の高さや速さ、感情値などはセリフ行単位での調声になります -- 長文の途中一部分だけ、を変えるのは基本的にできません #endregion 小説などの長文読み上げを行う場合は、CeVIOのエディタではなく、SAPIに対応したソフトでCeVIOと連携する(例:Windowsの「ナレーター」)ことをオススメします。 →[[【トーク】便利なツール <長文読み上げ・スクリーンリーダー>>>【トーク】便利なツール#id_0eb2261b]] **3. 再生 「試聴」ボタン※を押す(Shift+Space)で選択中のセリフ行を再生して聴くことができます。 ※デフォルトレイアウトでは画面右側の3つ並んでいる内の左端のフキダシのアイコンのボタンです。 &image(cevio_talk_playbuttons.png,width=300px) |&bold(){試聴・停止}|繰り返し試聴|自動試聴| |&icon_fa(fa fa-comment)|&icon_fa(fa fa-refresh)|&icon_fa(fa fa-bullhorn)| -「繰り返し試聴」ボタンを押した状態にすると、セリフの再生を繰り返します。 -「自動試聴」ボタンを押した状態にすると、セリフを確定すると自動で再生されるようになります --&color(#FFF,#60EE3C){ ()&bold(){CeVIO AI} ()} ※CeVIO AIでパフォーマンスの低いPCの場合は重くなるため必要な時だけONにするのをおすすめします 複数のセリフを連続して聴く場合は、タイムラインの「再生」ボタンを押す(Space)でバーの位置から連続再生になります(※ソングと共通機能です)。 通常セリフとセリフの間は同じ長さで自動配置されますが、タイムラインでドラッグ移動することで任意の間の長さに変えることができます。また、「セリフの自動配列」をOFF(F5)にし、複数のセリフトラックを用意することで、同時に別のセリフを再生することも可能です。 **4. パラメータ・感情設定 &image(cevio_talk_parameters.png,width=500px) セリフ行単位で読み上げの各種パラメータを設定することができます。 ここが読み上げ"演技"で基本的に手を入れる箇所になります。 ***&anchor(talk_parameter_condition){①コンディションパラメータ} セリフ行単位の基本的なパラメータを設定します。 ****大きさ -音量の大きさを指定します -「[[マスターボリューム>>https://cevio.jp/guide/cevio_ai/operation/transport/]]」の影響を受けます。全体的な出音の音量を変える場合はマスターボリューム側を変更しましょう。 -&icon_fa(fa fa-exclamation-triangle) 注意:マスターボリュームが大きい場合に大きさを上げ過ぎると音が割れます -さらにセリフ内の細かい大きさを変えたい場合は画面下部の「[[音素グラフ>https://cevio.jp/guide/cevio_ai/talktrack/phoneme/]]」の「VOL」で調声します ****速さ -セリフの話す速さを指定します -最小はゼロにはできません。 -最大・最小値よりもさらに速さを変えたい場合、「音素グラフ」の「PIT」や「VOL」の一番上のセリフ文字列の上でマウスホイールを動かしたり、区切り線を左右にドラッグすると、全体の話す速さをさらに変えられます --&image(cevio_talk_len_operation.png,width=500px) -&icon_fa(fa fa-exclamation-triangle fa-fw)&color(#FFF,#60EE3C){ ()&bold(){CeVIO AI} ()} ただし、CeVIO AIの場合、一定以上の長さだとノイズが発生したり破綻する場合があります ****高さ -セリフの全体的な音の高さ(音程・ピッチ)を指定します -感情パラメータの補助的な使い方(怒り+高さを下げて迫力を出す、など)ができます -別人演技をさせる場合は、「高さ」ではなく次の「声質」をメインに変えた方がそれっぽくなります ****声質 -セリフの大人っぽさ・幼さを指定します --&bold(){⬆上げる:年齢が上がる、&br()⬇下げる:年齢が下がる}、と覚えると良いです -最小にするとヘリウムガスを吸った声っぽくなります -同じボイスで別人を表現する場合はこのパラメータをメインで変えると差が出やすいです -音声加工エフェクトの「フォルマントシフト」と大体同じ効果です ****抑揚 -セリフの抑揚のかかり具合を指定します -感情のこもったセリフを調声する場合、まずはこのパラメータを上げてみましょう -完全にゼロにすると、魂を抜かれたような機械的な棒読みにすることができます >&bold(){&icon_fa(fa fa-lightbulb-o fa-fw)TIPS} >※CeVIOトークのパラメータは比較的ピーキーで、予想したよりも大きな変化が生まれやすいです。 >いきなり最大・最小値にするのではなく、小さな値(「高さ」以外は±0.01の細かさ)ですこしずつ変えてゆくのをおすすめします。 ***&anchor(talk_parameter_emotion){②感情パラメータ} 画面下部の右端に2~5(ボイスによって数と内容は異なります)の縦のゲージがあるのが感情設定です。 ※ボイス毎の感情パラメータ比較→「[[【トーク】各ボイスの特徴 / 比較表>【トーク】各ボイスの特徴#id_562edad0]]」 ボイスにはそれぞれプリセットが用意されているので、まずはそれを切り替えて聴いてみましょう。 感情値のバーの上に「プリセット」と書かれたプルダウンメニューがあるのでそこから選択します。 次に感情値の値を色々変えてみて、確認してみましょう。 感情は複数混ぜることが可能です。[[コンディションパラメータ>#talk_parameter_condition]]との間にあるバー(「感情グラフ」)は、各感情の比率を表しています。 この感情グラフのバーのつまみを使って比率を変えることもできます。 >&bold(){&icon_fa(fa fa-lightbulb-o)TIPS} >※感情値は複数混ぜることが可能ですが、あまり変えすぎず、2つぐらいまでを混ぜるにとどめるのをおすすめします。 よりくわしく→「[[【トーク】調声方法 / 感情表現をつけよう>【トーク】調声方法#id_511940e9]]」 ***パラメータのみのコピー&ペースト &color(#FFF,#60EE3C){ ()&bold(){CeVIO AI} ()} CeVIO AI バージョン8.1.38から、他のセリフ行のパラメータのみをコピー&ペーストできるようになりました。 コピーは通常通りコピーし、張り付ける時に右クリックメニューの「パラメータのみ貼り付け」を選択します。 ***感情設定の保存 気に入った調声ができたら、プリセットのプルダウンの「(保存)」を選んでみましょう。好きな名前で感情設定をプリセットとして保存ができます。 ※感情値以外にも声の大きさや速さなども保存されます **5. プロジェクトの編集・保存 CeVIOトークにはプロジェクトファイルの概念があり、セリフのテキストだけでなく各種セリフ行ごとの調声したパラメータ等もふくめて記録することができます。プロジェクトファイルを開きなおすことで前回の続きから作業を続けることができます。 ***プロジェクトファイルの保存 ファイル>保存 ファイル>名前を付けて保存 &bold(){ファイル>保存}(Ctrl+S) または &bold(){ファイル>名前を付けて保存}(Ctrl+Shift+S) でプロジェクトファイルを保存できます(.ccs形式)。 >※CeVIOトークのプロジェクトファイルはCeVIOソングと共通です。ソングトラック、およびオーディオトラックと一緒に保存されます。 **6. WAVEファイルに書き出す *** セリフ単位で書き出す セリフ行を選択し、&bold(){Ctrl+w}で書き出しできます。 複数のセリフ行を選択すると、選択したセリフ行数分のwavファイルが書き出されます。 >&bold(){&icon_fa(fa fa-lightbulb-o fa-fw)TIPS} >書き出したファイルの命名規則は変更可能です。 >&image(cavio_talk_save_options.png,width=300px) >「ファイル」→「エクスポート」→「セリフの連続WAV書き出し」のダイアログの「詳細」を開くと、かなり細かく設定できます。 > >※PSDToolKitの「かんしくん」やYMM4の「カスタムボイス」などで音声自動取り込みに使えます >-PSDToolKitかんしくん:「[[かんしくん + CeVIO Creative Studio>>https://oov.github.io/aviutl_psdtoolkit/tutorial2.html#.E3.81.8B.E3.82.93.E3.81.97.E3.81.8F.E3.82.93_.2B_CeVIO_Creative_Studio]]」 >-YMM4:「[[外部の音声合成エンジンで作成した音声ファイルを使用したい>>https://manjubox.net/ymm4/faq/%E3%82%86%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%82%B9/%E5%A4%96%E9%83%A8%E3%81%AE%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E5%90%88%E6%88%90%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%81%A7%E4%BD%9C%E6%88%90%E3%81%97%E3%81%9F%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%84/]]」 *** トラックすべてのセリフをセリフ単位で書き出す ファイル>エクスポート>セリフの連続wav書き出し トークトラックすべてのセリフをバラバラに書き出したい場合は上記方法で書き出し可能です。 *** BGMなども込みで全部書き出す ファイル>エクスポート>ミックスダウンwav書き出し 複数のセリフトラックや、オーディオトラックに置いたBGMなどを込みで一つの音声ファイルとして出力することができます。 >&bold(){&icon_fa(fa fa-lightbulb-o)TIPS} >※タイムライン上のセリフの間や、重ねた複数セリフトラックなどもそのまま出力されます。 *** セリフのテキストをwavと一緒に書き出す &image(画像_2021-12-07_140652.png, width=600, page=【トーク】基本的な使い方) -wavファイルを保存する際のダイアログのオプションで「&bold(){セリフをテキスト出力}」にチェックを入れます --wavファイルと同じ場所にwavファイルと同名の .txt ファイルが保存されます >&bold(){&icon_fa(fa fa-lightbulb-o)TIPS} >※PSDToolKitの「かんしくん」やYMM4の「カスタムボイス」などで字幕自動取り込みに使えます *** セリフのタイミング情報をwavと一緒に書き出す &image(画像_2021-12-07_140652.png, width=600, page=【トーク】基本的な使い方) -wavファイルを保存する際のダイアログのオプションで「&bold(){タイミング情報をテキスト出力}」にチェックを入れます --wavファイルと同じ場所にwavファイルと同名の .lab ファイルが保存されます >&bold(){&icon_fa(fa fa-lightbulb-o)TIPS} >※PSDToolKitのあいうえお口パク機能などで利用できます * <さらに調声するには> →「[[【トーク】調声方法]]」 ---- #comment() ----