<まずは公式ユーザーズガイドへ>
基本的な使い方は、公式ユーザーズガイドが分かりやすいので、まずは以下のリンク先をご覧ください。
※2021年02月現時点では、CSシリーズ・AIシリーズほぼ同じ内容です
以下では補足などをしていきます。
<基本的な使い方(補足)>
1. ノート(音符)の入力
入力方法はいくつかあります。
(1) CeVIOのピアノロールで入力する方法
(2) MIDIシーケンサーなどで入力し、インポートする方法
- DominoやWavetoneなどでMIDIファイルを打ち込み、MIDI形式(拡張子:mid)で保存します。
- CeVIOを起動して、ウィンドウの上半分にMIDIファイルを直接ドラッグ&ドロップします。あとはウィンドウの指示に従います。
※後からMIDIファイルを追加読み込みさせることもできます(Ver5.1より)。
※CeVIOの「ファイル」→「インポート」→「MIDIの読み込み」からインポートする方法もあります。
※歌詞もインポートされます。楽譜情報以外の情報(ピッチ操作など)はインポートされません。
(3) USTファイル・VSQ(VSQX)ファイルをインポートする方法1(ユーザー作成のツールで変換する方法)
- 元となるust・vsq・vsqxファイルがある場合、UtaFormatixなどで、ccsファイル(CeVIO用のプロジェクトファイル)に変換できます。→UtaFormatixの使い方
- CeVIOを起動して、ccsファイルを、CeVIOの画面にドラッグ&ドロップして開きます。
※歌詞もインポートされます。楽譜情報以外の情報(ピッチ操作など)はインポートされません。
(4) USTファイル・VSQ(VSQX)ファイルをインポートする方法2(UTAUを使う方法)
- UTAUを起動して、USTファイル又はVSQファイルを読み込みます。VSQ・VSQXファイルの場合は「ファイル」→「インポート」から読み込みます。
- UTAUの「ファイル」→「エクスポート」から、SMFファイル(MIDIファイルと同じ規格で、拡張子も同じく.mid)でエクスポートします。
- CeVIOを起動して、上記(2)の方法でMIDIファイルをインポートします。
※歌詞もインポートされます。楽譜情報以外の情報(ピッチ操作など)はインポートされません。
2. 歌詞の入力
(1) 基本的な入力方法
NOR画面で音符をダブルクリックすると、歌詞を変更(入力)できます(「F2」ショートカットキーでもOKです)。
次の音符に移るときは、「Tab」キーが便利です。
(2) 歌詞のまとめ入力
複数の音符の歌詞を、一気に変更(入力)することもできます。
方法は、
ユーザーズガイド――歌詞の入力のとおりです。
なお、「歌詞のまとめ入力」は、「1音符1文字」モードのほうが、スペース入力の手間がいらないので便利だと思います。
「歌詞のまとめ入力」ダイアログボックスを出すには、「F8」ショートカットキーが便利です。
(3) 音素記号で入力
歌詞を音素記号(アルファベットなど)でも入力できるようになりました。詳しくは
こちら。外国語の再現などに便利です。
3. 再生する
- ピアノロールのすぐ上の黒い帯(何小節目かが書かれている)の再生開始したい場所をクリックすることで、ポジションカーソル(白い縦棒)を移動します。
- 再生ボタンをクリックするか、スペースキーを押すと、ポジションカーソルの位置から再生開始します。
- 再生中に、停止ボタンをクリックするか、スペースキーを押すと、停止します。
- 「始点マーカー」「終点マーカー」で、再生範囲をあらかじめ指定することもできます。
4. プロジェクトの編集・保存
(1) テンポ・拍子の設定
- 画面中央の「Tempo」「Beat」をダブルクリックすると、テンポや拍子を編集できます。
- 曲の途中でテンポや拍子を変えたいときは、ピアノロールのすぐ上の黒い帯(何小節目かが書かれている)の「TEMPO」「BEAT」の変えたい時点の部分をダブルクリックすると、その時点から変えるためのダイアログボックスが出ます。
※黒い帯が1行しかない(「TEMPO」などの帯がない)場合は、黒い帯を右クリック→「ルーラー表示」→「テンポ」などにチェックマークすると、その帯が出ます。
- なお、曲の途中で一時的にテンポや拍子を変えて、その後、元のテンポや拍子に戻したいときは、まず戻すところでテンポや拍子を入力してから、変えたいところに戻ってテンポや拍子を入力すると良いです。パラメータの再計算が最小限で済むため、パソコンへの負担が軽減されます。
※例えば、「①最初はBPM120」→「②32小節目からはBPM100」→「③48小節目からはBPM120」としたい場合、①0小節目でBPM120を入力し、③48小節目で同じくBPM120を入力してから、②32小節目に戻ってBPM100を入力すると良いです。再計算される部分が32~48小節目だけで済みます。
(2) プロジェクトファイルの保存
- 「ファイル」→「保存」または「名前をつけて保存」から、プロジェクトファイルを保存できます。
- 上書き保存は、ショートカットキーの「Ctrl」+「S」が便利です。
5. WAVEファイルに書き出す
エフェクトの編集や動画への読み込みを行うためには、音声をWAVEファイルに書き出す必要があります。
方法としては、書き出したいソングトラック(赤いトラック)を右クリック→「エクスポート」→「WAV書き出し」で、そのトラックの音声をWAVEファイルとして保存できます。
※なお、「ファイル」→「エクスポート」→「ミックスダウンWAV書き出し」の方法で、全てのトラックの音が混ざったWAVEファイルの書き出しもできます。ただ、各トラックの音を混ぜ合わせる際には、通常、DAWソフトなどでトラックごとに細かくエフェクトをかけてミックスしたほうが完成度が高くなりますので、トラックごとに「WAV書き出し」を行うほうが便利かと思います。
※DAWソフトなどで音声を読み込むとテンポが遅くなったり、少し音が低くなる時は、
こちらをご覧ください。
最終更新:2021年03月29日 11:28