【トーク】実況動画の作り方 > YMM4を使う方法

※このページは、【トーク】実況動画の作り方の補足ページです。

<ゆっくりMovieMaker4(YMM4)を使う方法>



基本的な使い方の流れ

0.YMM3以前との違い

※YMMを初めて使う方は「1. 下準備」まで読み飛ばしてください。

  • Aviutl要らず
    • YMM4は単体で動画編集・出力に対応しています
    • ハードウェアエンコードにも対応
    • ※必要であればexo出力も可能です
  • キャラ素材スクリプト不使用
    • YMM4独自で立ち絵を動かしているためAviutl用のスクリプトであるキャラ素材スクリプトを利用しません
    • YMM3で使用可能なキャラ素材スクリプト用の立ち絵は、そのままでは動かせません
      • YMM4本体にYMM3からの変換機能があります
      • 第三者による変換ツールもあります
    • ver4.4よりPSDファイルを立ち絵として直接利用可能になりました
  • CeVIO直接連携
    • 専用APIに対応しているため、YMM4のエディタ上から直接入力、簡易調声まで可能です
      • 使い勝手としては「ゆっくり」と同じぐらい便利になりました
      •  CeVIO AI  β33以降でCeVIO AIにも対応
    • SAPI5経由やカスタムボイス経由も引き続き可能です
  • Win10以降、64bitアプリ
    • 64bitアプリのためメモリの上限が遥かに大きくなっています
    • Win10以降の機能を使用し、ハードウェアデコード・エンコードに対応しています
      • 高速プレビュー対応や、対応動画フォーマットなどが増えています
  • 台本からの生成機能搭載
    • β68 (v3.9.9.168)から台本形式から一気にセリフと字幕を作成できるようになりました
    • CeVIOのAPI連携を使用することで、YMM4の台本ツール上で連続視聴が可能です
  • プラグイン機能


1.下準備(初回のみ)

(1) ゆっくりMovieMaker4(YMM4)をDLしてインストールします

公式サイトからDLしてインストールします。


YMM4には無印版とLite版の2種類が存在します。

無印版はCeVIOの音声だけを利用していたとしても、内蔵するAquesTalk(ゆっくりボイスのエンジン)のライセンスの関係で、収益化(広告やアフィリエイトも含む)には別途ライセンスの購入が必要になります
ゆっくりボイスを使用しない、CeVIOやその他合成音声だけを利用する場合はLite版のインストールがオススメです。
(Lite版でもあとからゆっくりボイスを利用することも可能です)
→「商用利用・広告付き動画を投稿したい

(2) (お好みで)読みの辞書ファイルをDLします

漢字の読みやイントネーションを自動で修正してくれる辞書をDLします。DLしなくても問題ありません。

DLする場合は、YMM4のメニューから「ファイル>設定>発音変換」を選び、「MeCab+IPADic」または「MeCab+UniDic」のどちらかを選んでダウンロードします。
※辞書ファイルは巨大なため、ストレージに空きが必要です。
※これらの辞書ファイルは、CeVIOの内部でも使用されています。

(3) (細かい編集をやりたい場合のみ)AviutlをDLしてインストールします

YMM4だけでは出来ない細かい編集機能を使う場合、Aviutlをインストールしておきます。
※最低限YMM4のインストールだけで完結します。慣れるまではYMM4だけで作業することをオススメします。

2. 動画の素材を用意します

(1) 実況/解説対象の録画素材を用意

  • ゲームの録画素材や車載映像など、実況対象の録画素材を用意します
    • 解説動画の場合は写真や背景素材を必要に応じて用意します
  • 巨大な録画ファイルであっても、PCのスペックが許せばYMM4上で加工が可能なため、事前のカット編集やエンコードは必須ではありません
    • ※Aviutlは使用できるメモリの上限がありますが、YMM4は64bitアプリのため上限が遥かに大きいです
    • 2K~4Kぐらいの数時間の録画素材でも問題なく編集できます

(2) 立ち絵の用意


(3) キャラクターの初期設定をする

  • 音声、字幕、立ち絵(表示するときのみ)の初期設定をします
    • 新しいキャラクターを作るときのみ設定が必要です
    • 字幕などはあとからまとめて変更も可能です

  1. 「ファイル>キャラクターの編集」を選びキャラクター編集ウィンドウを開きます
  2. 「新規作成」ボタンを押して新規キャラクターを作成します
  3. 「ボイス>声質」欄のプルダウンメニューから「CeVIO」or「CeVIO AI」と書かれたキャラを選びます
    1. 所持しているトークボイスのキャラを選択してください
    2. 「SAPI5」の方にも同じキャラが居ますが、SAPI5経由の場合は調声パラメータが少なくオススメしません
    3. デフォルトの調声パラメータを設定します(お好みで)
      1. CeVIOの実況・解説動画の場合、「話す速さ」は「110%」程度のやや早めが良いでしょう
      2.  CeVIO CS  CSの「すずきつづみ」の「音量」は、すこし大きく(150%前後?)すると良いでしょう(やや聞き取りにくいため)
      3.  CeVIO AI  CeVIO AIのキャラは音量が大きいため小さく(50%程度)すると合わせやすいです
  4. CeVIOのトークエディタ上で調声した音声を使用したい場合は、「カスタムボイス」の設定をしておきます
    1. (効率が悪いですが)全部カスタムボイスでやることも、部分的に使うことも、一切使わないこともできます
    2. カスタムボイスはCeVIOのマスターボリュームの影響を受けます。
      1.  CeVIO CS  CSの場合、デフォルトでは小さいので注意しましょう。
    3. 詳しくは 「外部の音声合成エンジンで作成した音声ファイルを使用したい」を見てください
  5. 字幕」欄でそのキャラの字幕設定(フォントや位置、色・縁取りなど)を行います
    1. 字幕の背景が実写やゲーム画面などの場合は、2重縁取りにしておくと見やすいです。「装飾」で「縁取り」を設定した上に「エフェクト」の「縁取り」を追加でかけることでYMM4だけで実現できます
    2. 字幕に合わせて立ち絵のアニメーションを付けることもできます。発話のたびに上下動やピョコンと動かすことも可能です。
  6. 立ち絵」欄でそのキャラクターの立ち絵設定をします(無くてもOK)
    1. 表示するだけなら「シンプル立ち絵」、目パチや音量に応じた口パク・細かな表情の変化をさせたい場合は「動く立ち絵」を選択します
    2. 立ち絵素材の加工には「PSDTool」というサイトやPSDファイルを扱える「GIMP」「FireAlpaca」などのフリーソフトがオススメです
    3. 詳しくは「立ち絵機能の使い方」を見てください

3. 音声や字幕をつけます

(1) YMM4を起動します

※CeVIOは自動で裏で起動するので、手動で起動する必要はありません

(2) 新規プロジェクトを作成し、動画のフレームレートを指定します

※動画のフレームレートだけは、新規プロジェクト作成時から変更できません

(3) セリフを入れたいタイミングで、YMM4の下のセリフ入力欄にセリフを入力します

キャラクターは、「2.」で作成したCeVIOキャラを、セリフ入力欄の右側のプルダウンメニューで選択しておきます

(4) キャラクター設定に合わせた字幕と音声がタイムラインに入力されます

  1. CeVIOのAPI経由の場合、セリフの音声は別のwavファイル等でバラバラにはならず、YMM4のプロジェクトファイルのみで完結します
  2. デフォルトの調声とは異なる調声をしたい場合、セリフごとに調声パラメータを変えることが可能です
    1. パラメータを変更したことによって音声の長さが変わった場合、自動でセリフアイテムの長さも追従します
    2. イントネーション、音素ごとのタイミング、ピッチ、ボリュームの調声はYMM4上ではできません。カスタムボイスを使いましょう
    3. 単語のイントネーションは、CeVIOエディタ上で辞書登録しておくのがおすすめです
    4. 表示される字幕のセリフと発音は別々に設定可能なため、かんたんなタイミングの調整は、「発音」側でスペースや「,」「、」「。」を使い分けて追加することでも実現可能です
    5. 青空文庫形式のルビが使用できます
    6. 「発音」欄の「ゆっくり」用記号は、CeVIOでは利用できません。青空文庫形式のルビも認識されません
  3. セリフごとに字幕設定を変えることも出来ます
    1. セリフの感情に合わせてフォントを変えたりすると効果的です
    2. なお、「キャラクター設定に従う」のままであれば「キャラクター設定」で一括で字幕設定が変えられますが、セリフごとに個別に設定した場合は、一つ一つ手を入れる必要があります
    3. 感情パラメータがあるCeVIOの場合、よく使う感情別に別キャラを作り(例:「ささら_普通」「ささら_怒り」等)、それぞれに字幕とセリフの感情パラメータを設定しておいて使い分けるのがオススメです

(5) 立ち絵アイテムをセリフと同じタイミングで別レイヤーに設置すると、セリフに合わせて表示ONしたり、音声に合わせた口パク(「動く立ち絵」のみ)が可能になります

  1. キャラクターの表情はセリフのボイスアイテムごとや、別レイヤーに重ねた「表情アイテム」でおこないます
  2. 「表情アイテム」はセリフの口パクや目パチが機能しなくなるため、それらが不要なときに使用します
    1. ※β64にて「表情アイテム」を使っても口パク・目パチが機能するようになりました
  3. キャラクターに小物をもたせる場合も同様に行います

※カスタムボイスの使い方

カスタムボイスには以下の2通りの設定方法があります。
どちらの場合も、まず最初に、CeVIO側の設定で、「セリフをテキスト出力」チェックボックスにチェックを入れておきます。
  • ①一つ一つYMM4にwavファイルをD&Dする方法
    • CeVIO上で調声したあと、wavファイルで出力保存し、YMM4のセリフ入力欄にwavファイルをD&Dします
    • ※セリフ入力欄以外にD&Dすると、ただの「音声アイテム」になってしまいますので注意。
    • ※喋らせたいキャラにした上で、セリフ入力欄にD&Dすることで、「ボイスアイテム」になります
  • ②YMM4でフォルダを監視させ、保存するたびに自動で取り込む方法
    • ファイルの保存先フォルダをYMM4の監視先フォルダと同じ場所に設定して、ファイル名の規則を揃えます。
    • そして、同じくCeVIO上で調声したあと、Ctrl+wで保存すると、YMM4の再生位置に自動でボイスアイテムが挿入されます

※台本機能の使い方


公式の「台本ファイルをもとにボイスアイテムを追加する」もごらんください。


「メニュー」の「ツール」>「台本編集」から呼び出す台本編集ツールで台本を元にセリフを生成できます。

台本はYMM4上で作成する方法と、外部のツールで作る方法があります。

YMM4上で台本を作成する

「台本編集ツール」を起動し、セリフを入力→「(3) キャラクターの初期設定をする」で作成したキャラを選択します。
※行を増やすには、先にセリフを入力する必要があります。

選択中のセリフは、(API連携している場合)右の再生ボタンを押すことでその場で視聴できます。CeVIO CSとCeVIO AIが混ざっていても問題ありません(同様にゆっくりボイスやVOICEVOXなどAPI連携できるトークソフトも同様。VOICEROIDは不可)。

また、ツールの上部にある「連続再生」ボタンを押して有効状態にし、セリフの右の再生ボタンを押すと、そのセリフ以降のセリフを連続再生できます。

台本が完成したら、「タイムラインに追加」ボタンを押すことでYMM4の再生位置にセリフアイテムが複数追加されます。
セリフ間の間はつめて追加されるので、あとは手動で移動してください。

なお、途中で作業を中断する場合は「台本ファイルを保存」ボタンを押して、外部ファイルに保存しておくことができます。


外部のツールで台本を作成する

事前に用意した台本ファイルから作る方法です。台本編集ツールで途中まで作った台本の続きを作業することもできます。

対応しているフォーマットは以下です。

>台本形式txtファイル:キャラクター名「セリフ」の形式で記述されたtxtファイル
>第本形式csvファイル:キャラクター名,セリフの形式で記述されたcsvファイル

  • txtファイル (*.txt)
    • お好きなテキストエディタ(「メモ帳」「VisualStudio Code」など)で作成できます
  • csvファイル (*.csv)
    • 有料のExcel,無料のGoogle SpreadsheetやLibreOfficeなどで作成できます

TIPS
CeVIOの「エクスポート」>「セリフの書き出し」で書き出したファイルの拡張子をcsvに変更すると実は台本として読み込めます
(文字コードとキャスト名をあわせる必要あり)

作成した台本ファイルはYMM4の台本編集ツールの「台本ファイルを開く」から読み込めます。
読み込んだ後は前述の「YMM4上で台本を作成する」と同じです。



4. 動画として編集・調整します

全般

  1. その他、完成形に向けて編集を加えます
  2. かんたんなエフェクトやアニメーションはYMM4だけで実現できます

TIPS
YMM4は比較的安定していますが、予期しないエラーで編集データが飛ぶこともあります。
YMM4は自動でバックアップを取ってくれるので、もしデータが飛んだり、保存していない場合は、バックアップから復元してみましょう。
「ファイル>バックアップから復元」すれば、バックアップを読み込めます。
なお、バックアップを取る間隔は、設定から変更できます。

音声エフェクトを掛ける

  • YMM ver. 4.12.0.1から音声に対してエフェクトを掛けられる「音声エフェクト」が追加されました
  • ボイスアイテム、音声アイテム、動画アイテムに対して掛けられます
  • 「音量」「パン」「エコー」の様に以前から設定できるものや、「音程」「再生速度」のように別々に設定できるようになったものもあります

CeVIO向けの音声エフェクト
TIPS
CeVIOは原理的に無加工の音声が出力されるため、API経由でのボイスアイテムの場合、以下のエフェクトは一般的な音声にするために大事になります。

コンプレッサー
  • 音をぎゅっと圧縮することでいわゆる音圧を出して音を目立たせるエフェクトです
  • CeVIOのボイスは音量が小さく、下手に音量をあげると割れることがあるのでコンプレッサーをかけておくと良いです
  • 基本的に、アナウンサーのナレーションなど、このエフェクトが掛かっています
  • 詳しくは「音を圧縮して目立たせる「コンプレッサー」
フィルター類(~フィルタ)
  • 特定の周波数帯・周波数以上以下をカットしたり増幅したりするエフェクト類です
  • EQ(イコライザ)の代わりに使うことができます
  • CeVIOのボイスの場合、”鼻声”と呼ばれるこもった感じを改善できます
    • 中音域(300Hz前後)のカットすることで効果が得られます
      • 方法1:「ハイパスフィルタ」で300hz以下をばっさりカットする(低い音も全部カットする)
      • 方法2:「ノッチフィルタ」で300hz前後をカットする(低い音は残す)
  • なおノッチフィルタで耳障りな周波数帯を狙ってディエッサー代わりにすることもできますが、難しいです


5. 音量を調整します

  • BGMについては、デフォルトでは音量が50%になっていますが、実況・解説動画の場合は大きすぎることがほとんどです
    • CeVIOの音量にあわせると、BGMの音量は10%~25%などに抑えるのが良いでしょう
  •  CeVIO CS  「すずきつづみ」は、「さとうささら」「タカハシ」などに比べ、やや音量が小さく、聞き取りにくい場合があります
    • キャラクター設定で、「すずきつづみ」の音量を「110%」以上に上げておくとよいでしょう
  • 動画出力の「その他」の「音割れ設定」を有効にすると、音割れを防止できます
    • ただし、全体のボリュームのメリハリがなくなる場合もあります
  •  CeVIO CS  CeVIO CSのデフォルト音量のままだと、カスタムボイスとしての音量が小さいので、注意が必要です
    • カスタムボイスの音量が小さいと、YMMのほうでうまく感知できず、うまく口パクしてくれないことがあります
    • CeVIO側でトラックorマスターボリュームを上げておくか、wavファイルを加工しておくとよいでしょう
    •  CeVIO AI  CeVIO AIでは、デフォルトの音量が大きくなったので、あまり上げる必要はなさそうです


6. 動画として出力します

  • 編集が完了したら、編集状態を忘れず保存します。
  • 「ファイル>動画出力」を選ぶことでYMM4単体で出力できます
    • PCのグラボが対応している場合、「ハードウェアエンコード」を有効にすると高速にエンコードができます(h.264)
      • ※ハードウェアエンコードでは色味がやや変わる場合があるようですので注意
    • デフォルトでは「MediaFoundation出力」ですが、「FFMpeg出力」も選択できます
      • より細かな設定が可能ですが、高品質な出力のためにはdllのビルドが必要になります
    • ※デフォルトのエンコーダーだと最高音質(AAC192kb)でもタカハシの声がケロることがあるので、FFMpegでより高音質設定にしたほうが良い場合があります
  • 出力した動画を再生して確認します。問題が無ければ完成です!

7. その他

  • 動画の特定フレームをサムネイル画像として保存する機能もあります
    • ですので、動画アップロード時に設定できるサムネイル画像も、YMM4だけで作成することが可能です
  • 字幕ファイルを出力する機能があります
    • YouTubeへの投稿の場合、一緒に投稿することで自動翻訳で日本語以外のユーザーに見てもらいやすくなるメリットがあります
  • MV作成で便利な、タイムライン上でBPMのテンポに合わせた線を表示する機能があります


用語・パラメータ名対応


CeVIO YMM4 説明
キャスト 声質 YMM4の声質はキャストに相当。
大きさ 音量 CeVIOのマスターボリュームの影響うけます
速さ 話す速さ
高さ 声の高さ
声質 質感
- 音程/再生速度 YMM4側独自機能です。



TIPS

エコーでノイズ抑制

  • API連携で入力した音声にこもり・ノイズが乗ってしまう場合に、ノイズを抑制するためにエコーを軽くかけます
    • 薄くリバーブがかかったような効果が得られます
  • ボイスアイテムで以下の設定を加えます(一例)
    • 減衰:10%程度
    • 間隔:0.03秒

FFMpegで高音質出力


  • 追記: MediaFoundation出力(標準の出力)でも512kpbsなどの高音質出力が可能になりました。

  • タカハシ等一部のボイスのケロケロ防止や、MVなどの作成時にはFFMpeg出力を使うことで高音質設定(AAC 240 kbps以上)ができます
  • 設定方法
    • ファイル>動画出力>全般>動画出力で「FFMpeg」を選択する(デフォルトはMediaFoundation)
    • 「音声ビットレート」で「240 kbps」や「320 kpbs」を選択する
  • 関連

MVの歌詞字幕をセリフアイテムとして作り字幕ファイルを同時出力

  • 歌詞表示用のキャラクターを作成し(「歌詞用」などの名前にする)、歌詞字幕をセリフアイテムとして作成します
  • 動画出力時に字幕ファイル出力をONにすると、そのままYouTubeなどで字幕ファイルとして使えます
    • これを機械翻訳に掛けることで、英語版の歌詞を表示する、などが可能です

音に合わせて動く波形を表示する

  • いわゆる「オーディオスペクトラム」を表示できるようになりました
  • 「図形」アイテムの種類で「波形」を選択することで利用できます
  • MV動画などで利用できます




よくあるトラブル

設定したが一切口パクしない

  • デフォルトの口パーツが口パク設定されていないと口パクしません
    • 動く立ち絵の場合:
      • 口パク設定されたパーツがデフォルトで選ばれている必要があります(立ち絵アイテムor表情アイテム)
      • パーツ名.0.png, パーツ名.1.png など口の開き具合のファイルが無いと動きません
    • PSD立ち絵の場合:
      • チェックマークの付いたパーツがデフォルトになっている必要があります
      • チェックマークは「まばたき」のパーツにもあるので注意

うまく口パクしてくれない・一部しか口パクしない

  • 音声のボリュームが小さい時におきます
    • CeVIO CSのカスタムボイスなど、うまく反応しないことがあります
  • 「キャラクター設定」>「立ち絵」の「口パク感度」を調整してみましょう

書き出した動画ファイルの再生位置を動かす(シークする)と時間がかかる

  • MediaFoundation出力のハードウェアエンコードが有効で、特定の条件で発生しているようです
    • 「動きの少ない動画」だと発生しやすいそうです

  • 対応としては「動画出力」>「詳細設定」>「最大キーフレーム間隔」を0以外の値にすることです
    • 再生位置を動かす(シークする)用のフレーム間隔の設定を自動ではなく手動で設定します

セリフとセリフの間・余白が想定より長すぎる




参考

解説動画

    • 茶番多めですがCeVIO+YMM4の連携について解説しています。この動画もYMM4だけで作成されているとのこと。
    • VOICEROID向けですが、CeVIOでも大体は同じです。
    • 上記の続きで、最近追加された機能中心に説明されています。
    • 立ち絵のレイヤー構造について説明されています。
    • PSDToolを使った立ち絵の作成方法について説明されています。
    • 呼吸アニメーションを作る方法について説明されています。

その他、ゆっくり実況向けの説明動画も参考になります。

解説記事


連携ツール


コミュニティ

  • YMM互助会
    • YMM作者の饅頭遣いさんが管理するTwitterのコミュニティです

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最終更新:2023年12月12日 08:12