【ソング】便利なツール






<歌声を加工するツール>


VocalShifter(ボーカルシフター)――ボーカルのピッチなどの編集

http://ackiesound.ifdef.jp/download.html#vs
音声データとして出力された後のデータ(wavファイル)に対して、加工ができる。
CeVIOのソングエディタに似た操作で編集できるほか、既存の歌声をもとに自動でピッチ、ダイナミクス(CeVIOのVOL)、タイミングを補正してくれる機能がある。
無料版のLEと、有償(シェアウェア)版がある。




<CeVIOトークを歌わせるためのツール>


CevioTalkSync(チェビオトークシンク)――CeVIOトーク(つづみ、タカハシ等)を簡単に歌わせる

https://www.nicovideo.jp/watch/sm37419010
ustファイル(楽譜情報)をもとに、CeVIOのトークボイスを歌わせることができるツール。
トークボイスしかない、すずきつづみやタカハシにも、(比較的)簡単に歌ってもらうことができます。

仕組みとしては、①トークボイスでの音声をwav出力したうえで、②CeVIOのソングボイスで歌わせた場合のピッチを参照して、③wav出力した音声のピッチをVocalShifterで自動調整してくれる、というものです。
そのため、CeVIOのソングボイス・ソングエディタも1つは購入しておく必要があります(なお、CeVIO Creative Studioのパッケージ版を購入済みの場合は、ささらソング・ソングエディタが入っているので大丈夫です)。
また、VocalShifter向けファイルも出力されるので、それをもとに、後から自分でピッチなどを再調声することも可能です。


使い方

※まずは上記動画をご覧ください。
  • 1. ボーカルの楽譜情報の入ったustファイルを用意します。
    • ccsファイルは読み込めません。下記のUtaFormatixを使うことでccsファイルからustファイルに変換可能なので、そちらを経由しましょう。
  • 2. 「config.ini」ファイルを右クリックして「編集」を選び、内容を書き換えてから、上書き保存します。
    • [Project]の「FilePath = 」の後について、フォルダのアドレス部分は、上記1のustファイルの置いてあるフォルダを開き、そのアドレスバーのアドレスをコピぺすると簡単です。
    • [Cast]の「;歌わせるプリセットの名前」では、CeVIO上で自分で登録したプリセットも指定できます。「涼しげ」「照れ」などの感情値の割合は、声質にかなり影響するので、事前にCeVIO上でプリセットを作っておくとよいです。
  • 3. 「CevioTalkSync.exe」をダブルクリックして起動します。その後は、CevioTalkSyncの作業が完了するまではパソコンに触らないようにします。
    • CevioTalkSyncの作業が完了したときは「完了しました」とつづみちゃんの声が鳴ります。それまでは触らない。
    • ただし、「CevioTalkSync.exe」の起動直後にCeVIOが起動されない場合には、CevioTalkSyncの画面を確認します。「CeVIOの再起動に失敗しました。CeVIOを起動してください。」などと書いてある場合、CeVIO CS7(CS6ではダメ)を起動してから、CevioTalkSyncの画面を前面に表示してEnterキーを押します。その後は完了するまで触らないようにします。
    • CeVIOを手動で起動する場合には、「CeVIOが起動した」と思ったときから、CevioTalkSyncの画面でEnterキーを押すまでの間に、数秒待ったほうがよいです。
  • 4. すると、ustファイルと同じフォルダに、4つのファイルができています。
    • ファイル名末尾が「_vs.wav」のファイルが、完成した音声ファイルです!!
    • 「.wav」のもうひとつのファイルは、ピッチを自動調整する前の音声ファイルです。
    • 「.vshp」のファイルは、「.wav」のファイルに、ピッチを自動調整した情報を付け加えた、VocalShifter用のプロジェクトファイルです。これをwav出力したものが「_vs.wav」です。
  • 5. さらに調声することもできます。
    • ①歌詞や音の長さなどを変更するときは、ustファイルをUTAUで編集してから、再度3.からやり直します。
    • ②ピッチを調声するときは、「.vshp」ファイルをVocalShifterで開き、ピッチを編集してから、wav出力します。
    • 上記②でピッチを編集するときは、その前に、上記①のustファイルでの変更作業を完了しておくこと!(でないと、「.vshp」ファイルが上書きされて、②で編集した内容が消えてしまいます)

トラブルシューティング

+トラブルシューティング
  • 読み込ませる楽譜情報のファイルとして、ccsファイルは使えません。読み込もうとすると落ちます。
  • CeVIOの「トーク設定」→「テキストファイルの文字コード」は、「Shift JIS」のままにしておきます。(そうでないとCTSが動作を停止するとのこと)
  • CevioTalkSyncは作動中にCeVIOの設定を変更し、完了時に設定を元に戻します。そのため、CevioTalkSyncが作動中に途中で終了すると、CeVIOの設定が変わったままになってしまいます。その場合は、以下のとおりにすると戻せます。
    1. CeVIOのツール<オプションの左下より設定フォルダを開く
    2. CeVIOを閉じる(絶対!)
    3. そのフォルダにあるRuntimeSettings_backup.xmlをRuntimeSettings.xmlに変更(元あったRuntimeSettings.xmlは削除)
  • 出力されるフレーズの長さが実際の曲のフレーズよりも長すぎて次のフレーズにかぶったりする場合は MinNoteLength の値を小さくする(初期値0.1、最小値0.025)ことで改善することがあります



<ベタうちデータを簡単に作るためのツール>


WaveTone(ウェイブトーン)――多機能な音取り支援ツール

http://ackiesound.ifdef.jp/download.html#wt
フリーの音取支援ソフト。音取りが苦手な人や、コーラスなどの難しい音取りをする場合に便利です。
使い方などは、使い方動画や、ニコニコ大百科記事などをご参照のこと。
+音取りの方法の一例
  • WaveTone歌声りっぷをインストールします。
  • 原曲のデータとオケのデータをwav形式に変換して、歌声りっぷなどで、ほぼボーカル音声だけのデータを抜き出します。
  • WaveToneを起動して、抜き出したボーカルデータのwavファイルをWaveToneの画面にドラッグ&ドロップして読み込みます。ピアノロール風に音が表示されます。
  • WaveToneのツールバーの「解析」→「テンポ解析」でBPMを知り、それをBPMに入力します。何拍子かも入力します。
  • WaveToneで曲を再生して、Shiftキーを長押ししながら、テンポに合わせてスペースキーをぽんぽん押します(拍子のスタート位置が調整されます)。
  • ツールバーの「編集」→「ノート編集モード」にしてから、表示された音の色をドラッグしてなぞると、ピアノロールに音符を描くことができます。「表示」→「MIDIトラック」を表示させると、別トラックにコーラスを入力したりできます(音符の色で識別できます)。
  • ときどき「ファイル」→「解析データ上書き保存」しておきましょう。
  • 描き終わったら、「ファイル」→「ノートをMIDIファイルに出力」します。
  • CeVIOを起動して、出力したMIDIファイルをCeVIOの画面上半分にドラッグ&ドロップしてインポートします。できました!


歌声りっぷ――原曲からボーカルだけを抜き出す

http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se127635.html
オンボーカル音源とオフボーカル音源の差分として、ボーカル音のみを抜き出すことができます。
WaveToneなどと併用すると、音取りに便利です。
音源のマスタリングの具合によっては、あまりきれいに抜き出せないこともありますが、試してみる価値はあるかも。


UtaFormatix(ウタフォーマティクス)――ustやvsqをCeVIOで使える形式に変換する

https://sdercolin.github.io/utaformatix3/
音声合成ソフトUTAUのプロジェクトファイル「ustファイル」や、VOCALOIDのプロジェクトファイル「vsqファイル」「vsqxファイル」「vprファイル」を、CeVIOのプロジェクトファイル「ccsファイル」に簡単に変換できるウェブアプリです(逆の変換も可能です)。
VOCALOID5のプロジェクトファイル(vprファイル)にも対応しています。

使い方

  • 1. UtaFormatixにアクセスして、そのウィンドウにustファイルなどをドラッグ&ドロップします。
    • メインボーカルとコーラスなど、複数の同時再生すべきustファイルがある場合、複数のustファイルを選択してから一度にドラッグ&ドロップすると、エクスポート時に1つのファイルにまとめることができます。
  • 2. 次に、CeVIOのアイコンのついた「CCS」という選択肢をクリックすると、CeVIOで使えるccsファイルに変換されます。
    • ※CeVIOのアイコンは2つあり、もう一つはMusicXMLに変換できます
    • ustファイルから変換する場合に「歌詞設定」という画面が出てきたら、基本的には、そのまま何も触らずに「OK」を押せば大丈夫です(UtaFormatixが自動判定するので)。
    • なお、「単独音」は単独音形式の歌詞の入れ方(1つの音符に1つのひらがなが入る)、「連続音」は連続音形式の歌詞の入れ方(「aこ」など、1つの音符の中でひらがなの前に母音が入る)を示しています。
    • 歌詞のSuffix除去にも対応しています(デフォルトで有効)

歌詞がおかしくなる場合

ccsを開いたところ歌詞がおかしいという場合には(例えばustファイルがCVVC形式の場合などは対応しきれません)、以下の方法で、元々のustファイルの歌詞の入れ方を単純な形式に変換してから、上記1.2.をやってみましょう。
  • まず、UTAU(フリーソフト)をインストールして、「autoCVVC」などのプラグインを入れます。
  • 次に、UTAUでustファイルを開き、Ctrl+aキーで全部の音符を選択し、ツールバーの「ツール」→「プラグイン」→「autoCVVC」、ウィンドウが開いたら「エイリアスを変更する」にチェックを入れて「単独音化」を選択して「実行」します。
  • あとはそのustファイルをUTAUで上書き保存すればOKです。



<楽曲動画を作るためのツール>


Lyrics2sub(リリックストゥサブ)――歌詞入れを楽にします

https://www.nicovideo.jp/watch/sm35625291
歌唱データを元に、Aviutl用の歌詞字幕を生成するツールです。
各フレーズが始まるタイミングに合わせて、自動で歌詞のテキストを配置してくれるので、歌詞入れの際のタイミング調整がとても楽になります。

使い方

※まずは上記動画をご覧ください。
  • 1. CeVIO上で、歌唱データをmidi形式で出力します。
    • CeVIO上で「ファイル」→「エクスポート」→「MIDIの書き出し」
  • 2. Lyrics2sub.exeを起動し、「プロジェクト」の欄に、そのmidiファイルをドラッグ&ドロップします。
  • 3. Aviutlで、書式情報の入ったエイリアスファイルを作成します。
    • Aviutlの拡張編集タイムライン上で右クリックして、「メディアオブジェクトの追加」→「テキスト」で、テキストオブジェクトを適当に1つ作ります。
    • そこに適当に歌詞を入れて、歌詞の位置・フォント・追加効果などの書式情報を指定します(完成形になるように)。
    • 次に、そのテキストオブジェクト上で右クリックして、「エイリアスを作成」から、その書式情報の入ったエイリアスファイル(.exa)を作成します。
  • 4. Lyrics2sub.exeの「エイリアスファイル」の欄に、そのエイリアスファイル(.exa)をドラッグ&ドロップします。
  • 5. Lyrics2sub.exeの「GO!」ボタンをクリックします。
    • しばらく待つと、オブジェクトファイル(.exo)が作成されます。
    • そこには、歌全体の歌詞字幕が、適切なタイミングで表示されるように入っています。
  • 6. 歌詞字幕をAviutl上に配置します。
    • そのオブジェクトファイル(.exo)を、Aviutlの拡張編集タイムラインにドラッグ&ドロップします。
    • 次に、追加されたテキストオブジェクトを全部選択し、表示が始まるタイミングを調整します。
    • これで、歌詞のテキストの表示タイミングが、実際の歌のタイミングと揃います。
  • 7. 各テキストオブジェクトに、正しい歌詞を入力します。




  • スタッカートで歌うには -- とおる (2019-08-06 10:41:13)
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最終更新:2020年09月11日 01:46