このページでは、CeVIOやVoiSonaで使われる用語・概念について簡単に説明しています。
見つからない場合は下の検索フォームからwiki内検索も試してみてください。
※読みの50音順で追加してください。
//////////////// ここから ///////////////
**&anchor(glossary-【yomigana】){【用語】} (【ふりがな】)
CeVIOでは、~のこと。
一般的には、~のこと。
:&icon_fa(fa fa-folder-open fa-fw)分類|
//キャラクター、機能、組織、人名、ツール、パラメータ、アルゴリズム
:&icon_fa(fa fa-file fa-fw)関連ページ|
-[[【ページ名】]]
:&icon_fa(fa fa-font fa-fw)関連用語|
-[[【用語】>#glossary-【yomigana】]]
:&icon_fa(fa fa-hashtag fa-fw)関連タグ|
&link_tag(【タグA】,【タグB】){}
:&icon_fa(fa fa-book fa-fw)他の辞書・用語集|
//公式ユーザーズガイド・マニュアル
-&icon_fa(fa fa-home fa-fw fa-border) [[【用語】>>https://cevio.jp/guide/cevio_ai/]]
//wikipedia
-&icon_fa(fa fa-wikipedia-w fa-fw fa-border) &link_wikipedia(【用語】)
-&icon_fa(fa fa-external-link fa-fw fa-border) [[【用語】>>]]
:&icon_fa(fa fa-search fa-fw)wiki内検索|
#search3(q=【用語】,title=,ignore=own)
//////////////// ここから ///////////////
ALP (あるふぁ/あるぷ)
CeVIO・VoiSonaの
ソングの調整モードのひとつ。
ピッチやボリュームなどのように、フリーハンドな線を書いて「
声質」パラメータを時間軸で変化させられる。 →「
声質」
フォルマントシフトに似た効果が得られる。
名前はalphaの略。名前の由来は内部のエンジンプログラムに設定できたパラメータのうちalpha,betaと名付けていったときに最初に指定できるパラメータだったことから。(
出典)
- 分類
- 機能、パラメータ
- 関連ページ
- 関連用語
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
音素 (おんそ)
一般的には、音声の認識可能な最小単位のこと(英語では「phoneme」)。
CeVIOでは、発音の推定や手動の指定に利用される。それぞれの音素の表現には、対応する
発音記号がある。CeVIOで使われる発音記号は
国際音声記号(IPA)ともVOCALOID等とも異なる独自のものが使われている。
対応言語によって発音・指定可能な音素は異なる。英語
トーク、日本語
ソング、英語
ソングでは発音記号で直接指定が可能。
対応言語にない音素を無理やり指定した場合は合成できない・正しく発音できないことがある。
トークと
ソングである程度共通しており、同じ言語であればほぼ同じ音素が指定可能。
- 分類
- 機能、パラメータ
- 関連ページ
- 関連用語
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
CeVIO
トークの文字・音素単位の細かな調声ができる
トークエディタのメインとなるツール部分。
アクセント調整モード(ACC)では文字単位(カナ)の指定のみだが、PITやVOLモードでは音素単位で長さや値の指定が可能。
- 分類
- 機能、ツール
- 関連ページ
- 関連用語
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
CeVIOでは、
トーク機能に付属するCeVIOのエディタ以外から操作可能なAPIのことを指す。
外部のスクリプトやプログラムからCeVIO(の
トーク機能)の一部を制御が可能になる。
この機能を利用した動画編集ソフト(YMM4・レコッテスタジオ)や、配信やDiscordの読み上げソフトなどがある。 →「
【トーク】便利なツール」
Windows標準機能の「ナレーター」も対応している。
- 分類
- 機能
- 関連ページ
- 関連用語
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
感情 (かんじょう)
一般的には、心の揺れ動きや好き嫌いを表すもの。
CeVIOでは、「感情パラメータ」というパラメータを指す。トークとソングでやや意味合いが異なる。
トークでは、キャラクター(
キャスト)毎に2~5の感情の軸がある。セリフ単位で設定することが可能で、設定することしゃべり方(の演技)が変化する。複数の感情を任意の比率で組み合わせることができる。ちがうキャラクターの場合、同じ名前の感情パラメータであってもニュアンスの異なる演技になる。
ソングでは、一部のボイスのみに搭載されている機能(パラメータ)。
トークとは異なり1軸しかなく、具体的な名称がついていない。
トラック単位で設定するものになっており、比率を変化させることで歌い方が変化する。
- 分類
- 機能、パラメータ
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- 感情パラメータ搭載
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
一般的には、演者のこと。
CeVIOでは、
ボイスライブラリに紐づいたキャラクターのことを指す。ユーザーズガイドやエディタ上ではこちらの表現が使われる。 →「
ボイスライブラリ」
トークの場合はトラック単位とセリフ単位、
ソングの場合はトラック単位で設定・切り替えができる。
- 分類
- キャラクター、機能
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- キャラクター
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
CeVIOでは、CeVIO AIのソングボイスライブラリをVoiSonaのソングボイスライブラリとしてリリースすること。
一般的には、異なるプラットフォームのソフトなどでまたがって対応すること。
VoiSonaとCeVIO AIの
ソングはほぼ同じエンジンが用いられているが、販売方法が異なるため互換性が無い。
販売方法を改めてVoiSonaでリリースする際にこの用語が用いられる。
参考:クロスプラットフォーム対応のボイスライブラリ一覧
- 分類
- 機能、販売方式
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- VoiSona
- wiki内検索
VoiSonaのトラック全般に影響するパラメータの事。
CeVIOでの「調整スライダー」におおよそ相当する。
スライダーを上下させることでトラック全体に影響があり、パラメータによっては再合成処理がかかることもある。
- TUNE
- VIA (Vib Amp.)
- VIF (Vib Freq.)
- ALP (Alpha)
- HUS (Huskiness)
- 分類
- 機能、パラメータ
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- ソング
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
- 分類
- 組織、パラメータ
- 関連ページ
- 関連用語
- 他の辞書・用語集
声質 (せいしつ)
一般的には、声の性質・声色のこと。
CeVIOでは、「
声質パラメータ」のことで、声の幼さ・大人っぽさを設定するパラメータのことを指す。
値を上げると大人っぽくなり、値を下げると子供っぽくなる。
フォルマントシフト加工に似た効果が得られる。
CeVIO
ソングではトラック単位、CeVIO
トークではセリフ単位で設定する。
ソングの「
ALP」(Alpha)モードはこの声質パラメータを時間軸でオートメーションで設定できるようにしたもの。 →「
ALP」
- 分類
- 機能、パラメータ
- 関連ページ
- 関連用語
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
しゃべりや歌以外のオケや効果音などの音をCeVIOの
ソングボイスや
トークボイスで再現した作品、あるいはその作り方のこと。
広い意味で「アカペラ」や「ボイスパーカッション」に近いが、必ずしも「歌」とは限らない。
- 分類
- 業界用語
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
エディタと名前がついているが、別アプリではなく、一つのアプリ内にある機能で、ソングエディタライセンスを購入すると機能がアンロックされる形である。
VoiSonaでは、プラグイン(VST3,AU形式など)本体部分のことを指す。CeVIOとは異なり、無料で提供されている。
- 分類
- 機能、ツール
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- ソング
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
- 分類
- 機能
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- wiki内検索
「た行」の用語。
TMG (タイミング)
CeVIO・VoiSonaの
ソングの調整モードのひとつ。
発音(子音・母音・促音など)の実際のタイミングと長さを調整することができる。
CeVIO
ソング・VoiSonaの特徴として、ノートの長さと実際の発音の長さがイコールではなく、
タイミングや長さを調整する場合にはこの専用パラメータを利用する。
実際には喉の広がりを時間軸上で変化できるため、リズム感や発音の滑らかさなども調整可能で、応用範囲が広い。
CeVIO
ソング・VoiSonaの調整でとても重要なパラメータである。
名前はtimingの略。
- 分類
- 機能、パラメータ
- 関連ページ
- 関連用語
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
エディタと名前がついているが、別アプリではなく、一つのアプリ内にある機能で、
トークエディタライセンスを購入すると機能がアンロックされる形である。
また、
トークの場合、単純に読み上げるだけであれば
トークエディタを使用せず、
外部連携インターフェイスをつかって
トークボイスで読み上げることが可能。
- 分類
- 機能、ツール
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- トーク
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
- 分類
- 機能
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- wiki内検索
統計的音声合成 (とうけいてきおんせいごうせい)
「統計的音声合成」(statistical speech waveform synthesis, SSWS)は音声合成の手法の一つ。CeVIOで使われている。
「統計的パラメトリック音声合成(SPSS)」とも呼ばれる。
収録された歌やしゃべりを機械学習し、歌い方やしゃべり方といった
癖を「統計的」に算出・モデル化しておき、音声合成の際にそれを元に推定して合成する手法。
CeVIOでは「楽譜・原稿」にたいする実際の演者の「歌い方・しゃべり方の癖」をこの方法で機械学習し自動で推定する。そのため
ボイスライブラリごとに自動推定される
ピッチ(PIT)や
ボリューム(VOL)や
タイミング(TMG)などのパラメータが異なる。
サンプラーのように収録された波形を組み合わせるわけではない為、ライブラリが軽量で済む。
- 隠れマルコフモデル(HMM)音声合成
- 主に2010年代に使われてきた手法
- CeVIO Creative Studioの音声合成はこの方法で推定・合成されている
- 動作・容量どちらも軽いがリアルさはそこそこ
- ニューラルネットワーク音声合成
- 主に2020年代に使われ始めている手法
- 機械学習の手法に深層学習(deep neural network, DNN)を使った手法で、いわゆる「AI音声合成」と呼ばれているもの
- CeVIO AIやVoiSonaの音声合成の推定にはこの方法が使われている
- VoiSonaではボコーダーにも試験的にこの手法が取り入れられている →「波形ジェネレータ」
- リアルで容量は軽いが、動作はとても重い。
- 分類
- アルゴリズム
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- 音声合成
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
このWikiが対象とする、音声合成ソフトのこと。または、それを開発運営する「
CeVIOプロジェクト」のこと。登録商標(第5510740号)。
由来は「voice」のアナグラム。
綴りについて、2文字目の「e」のみが小文字なのが正式な表記。
「Cevio」「CEVIO」「CeVio」などは厳密には誤りなので注意されたい。
※余談だが「CeVio」というつづりで「セビオ」と呼ぶ、まったく関係のない動画サービスがある。
※スイスにも同じつづりで「チェビーオ」とよぶ村があるらしい。
- 分類
- ツール、組織、商標、製品名
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- CeVIO
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
2021年リリースされた音声合成ソフト。
CeVIOプロジェクトからリリースされた音声合成ソフトとしては2つ目。
音声合成方式には
深層学習(
DNN)の一種である「RNN」や「CNN」といったAI技術を取り入れ、格段にリアルな音声合成が可能になった。その分、より処理が高負荷になり、必要なPCのスペックもCSより上がっている。
- 分類
- ツール、製品名
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- CeVIO_AI
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
- 分類
- ツール
- 関連用語
- wiki内検索
2013年にリリースされた音声合成ソフト。名称が長いため略して「CeVIO CS」とも書かれる。
単に「CeVIO」とだけ言われることもあるが、CeVIO AIやプロジェクト全体と区別がつかないので使用には注意が必要。
音声合成ソフトとしては珍しく、歌唱機能と話し声機能が一つのソフトにまとまっている(
ボイスライブラリ・ライセンスは別)。
また、音声合成の原理に、リリース当時主流であった
音素片接続方式ではなく
統計的音声合成方式の
HMM方式を採用していたのも特徴。
バージョンは1から7(CS7)まであり、途中の一時期は「CeVIO Creative Studio S」という名称だった。
事実上
CeVIO AIが後継であるものの、
ボイスに互換性はなく、販売終了にもなっていないため現役(2022年現在)。
このWikiはこのソフトのユーザー同士の情報共有のために作られた。
- 分類
- ツール、製品名
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- CeVIO_CS
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
「VoiSona」の2022年リリース前までの仮の名称。CeVIO AI登場以前から使用されていた。
→「
VoiSona」
- 分類
- ツール
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
- 分類
- 組織
- 関連ページ
- 関連用語
- wiki内検索
さとうささらの登場するデジタルサイネージ(電子看板)。「
CeVIO」の名称を最初に使用した製品。
CeVIOブランドではあるものの、音声合成ソフトではないため、互助会Wikiでは扱わない。 →「
関連製品・サービス」
- 分類
- ツール、製品名
- 関連ページ
- 関連用語
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
調声 (ちょうせい)
音声合成ソフトの出力音声が意図したものと異なった場合に、理想の形に近づけるために行う編集作業を指す造語。
CeVIO に限らずあらゆる音声合成ソフトで使用され、テキスト読み上げソフト・歌唱ソフトともに使用される。
編集作業はパラメータ調整などのエディタの機能で行うものだけに限らず、DAW や外部ツールを使用することも含まれる。
読み方は「ちょうせい」が多数派と思われるが、仏教用語の「調声(ちょうしょう)」に合わせるべきとの主張もある。
公式マニュアル上では「調整」という表現が使われる。VOCALOIDユーザーは同様の意味で「調教」という表現を利用することがあるが、VOICEROIDやCeVIOではまず使われない表現で「調声」が一般的。
- 分類
- 業界用語
- 関連ページ
- 関連用語
- wiki内検索
パラメータの調整や加工などを施していない、音声合成ソフトにテキストや楽譜を入力して得られたそのままの状態の音声を指す言葉。
これが意図したものと異なる結果であった場合に行う編集作業を、俗に「
調声」という。
- 分類
- 業界用語
- 関連用語
- wiki内検索
一般的には、声のこと。
CeVIOでは、声や歌い方・喋り方のデータをまとめた音源の「
ボイスライブラリ」の略。 →「
ボイスライブラリ」
- 分類
- 機能
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- キャラクター
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
基本的には各ボイスライブラリにはそれぞれ
キャラクター(キャスト)が設定されている。同一キャラクターでも、ソフトの違い(CeVIO CS/AI/VoiSona)や、目的の違い(ソング/トーク)、言語(日本語・英語)で別のボイスライブラリになる。→「
キャラクター紹介」
VOCALOIDで言うところの「ボイスバンク」に相当するが、元の声そのものの収録された音素片を含まず、声を再現するパラメータと歌い方・喋り方の機械学習データが含まれる。
- 分類
- 機能
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- キャラクター
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
CeVIOの
姉妹ブランドの音声合成ソフト。ベータ版リリースまでは「
CeVIO Pro」という仮称だった。このwikiの対象。
ボイスライブラリの販売方式に
サブスクリプション方式(定額制)を採用し、エディタは無料で利用できるのが特徴。
DAWのプラグインとして利用可能。
ソング機能に関してはほぼ
CeVIO AIのソング機能と同等だが、前述の販売方式の違いにより
ボイスの互換性はない。
- 分類
- ツール、製品名
- 関連ページ
- 関連用語
- 関連タグ
- VoiSona
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
CeVIOの公式マニュアルのこと。公式ユーザーズガイドとも。基本的な使い方がすべて記載されているほか、ベータ版や過去版の
ボイスライブラリ・プログラム配布なども行われる。
開発・運営の異なるVoiSonaでは単に「マニュアル」と呼ばれる。
- 分類
- 機能
- 他の辞書・用語集
- wiki内検索
用語集関連ページ
最終更新:2023年08月26日 00:08