ス ン … ―――――(かの者、『宝』の本をその手に発条仕掛けの白い時計を見上げん――――)
―――― ものがたり には 「よくぼー」 が ひつようだ ―――――
―――― もっと あつめないと ――――
―――― そのために きみたち には ――――
―――― もっと たたかってもらう ――――
―――― たたかい は 「よくぼー」 を うみ ――――
―――― 「よくぼー」 は あらたなものがたり を つくる ――――
――――――― 『 わたし 』 が ものがたり を えがく ―――――――
― 終点・開会式会場 ―
カービィ「ほっ、ほっ、ほっ…!(ぽてぽてと走りながらようやく目的の会場へと辿り着く)ふぅ…いっぱい走ってお腹空いちゃった……あれ?そういえばボクたちって、なんでこんなところまで来たんだっけ?(ほえ~と全身を傾ける) 」
ロー「例の『宝』を奪取する為だろ、忘れるな。(やれやれと目を伏せながら会場へと赴く)…まさか、はじまりの場所へ戻ってくる羽目になるとはな…(周囲を見渡す。最初に集っていた多くの戦士たちはもはや別の戦場へと戦火を広げているため、自分たち以外人影がないのを確認しひとまず厄介ごとに巻き込まれないことだけは確信する) 」
天王寺璃奈「……他の所に比べると、ここは少しだけ落ち着ける気がする…(ロー同様、辺りを見渡して周囲の闘いの気配がないことを察する) 」
メディ「…さて…対象となる優勝商品「
カオスマスターが残した宝」を我々の手で強奪する作戦をこれより決行するわけですが、まずはその『宝』を探さなくてはいけません。確か、オープニングセレモニーではあちらの方に………?……!(開会式で見た『宝』のあった場所。そこには物陰一つなかったことを知り目を丸くする) 」
ヒロ「…おかしいな、宝もない俺らの他に人気もない…(辺りを見渡し) 」
門矢士「やはり、例の『宝』は隠されたみたいだな……ん…ッ…?(その時、あるものを目撃する) 」
ォ ォ ォ ォ ォ ォ … ッ … … ! ! ! (士が目にしたその先には、誰もがこの大乱闘でよく目にした灰色の壁「オーロラカーテン」…に酷似した、赤い壁。異様な存在感を放つその壁は一定のリズムで不気味に揺らめく。まるで、彼らをその奥へと誘うかのように…――――)
門矢士「……あんなものは見たことがない… まるで、俺たちを誘っているかのようだ…(「いいだろう」と決意を結んだように凛とした表情を創りだすと、その赤い壁へ向かって歩を進めようとする) 」
――――― ジャキィンッ!!ジャキィンッ、ザキィンッ、ジャキィンッ、ザギィィインッ!!!!(突如、地面から鋭利な宝石の剣山が幾つも突出。それらは赤い壁を覆う檻の様に互いに重なり合い、彼らの行く手を阻むかのように鉄壁の壁を築いたのだった)
カービィ「真っ赤っかなオーロラ…なんだか変な感じ… あの中に入れば何か分かるのかな…――――ふわわっ!!?(赤い壁へ近づこうとした瞬間、いきなり飛び出してきた幾つもの宝石の棘に仰天して尻もちをついてしまう)わっ、わぁぁ~~……びっくりしたぁ~~~……!危うく焼き鳥みたいに串刺しになるところだったよ~(呑気)…でもこれじゃあ、先に進めないよ…?どうしよう~…! 」
アオ「(幾つもの戦場でズタボロになったローブを徐に脱ぎ捨てるように会場へと赴く)…やっぱり、
ラーヴァさんの睨んだとおりだ。ここに何かがあると来てみれば……!(赤い壁、そしてそれを覆う宝石の檻に目を見張る) 」
――――― ここから先の舞台は、お前たちには早すぎる。
×××「――――― ギ ュ ォ ォ オ ン ッ … (何処からともなく聞こえてくる謎の声。その本性を表すかのように、誰もいなかったはずの赤い壁の前方の空間が歪みだす。透明の人影はその輪郭を描くように露わとなり、羽織っていた迷彩マントを脱ぎ捨てた)……ジャラ…パラッ……(彼らの前に姿を現した謎の男。その袖から小さな宝石の残骸がパラパラと落ち、足元に散乱する) 」
ヒロ「…!(剣山を見て咄嗟に璃奈と
メディの動きを制すように手を横に出す)…なんの、声だ…!? 」
メディ「……何者ですか。(警戒の眼差しを露わに謎の男と対峙を示す)……その様子…我々の行く手を阻むというのですね。(いくつもの宝石を垣間見ることで赤い壁を覆った張本人だと判断する) 」
アオ「……?(何処か聞き覚えのある声、過去に何処かで目にしたことのある宝石から、記憶を巡らせる)………!!まさか、「お前」は――――!!(目前の男と出会ったことがあるのか、思い出したように一歩詰め寄った) 」
××× → ジエル「――― 答える義理はない。だが、まさか「あの時」の奴が再び俺の前に現れるとはな。これも『ヴィナミス』が齎した数奇な運命とでもいうのだろうか。(宝石のようにきらめく双眸。しかしその光に生気はない。黒光りする冷ややかな瞳で面々を突き刺すように睨みつけながら、掌でジャリジャリと宝石の残骸を擦り付けて歪な音を掻き鳴らす) 」
アオ「……―――――『 ジエル 』…ッ……!!(かつて、友を救うために踏み入れた異次元空間にて対峙した謎の男。当時と変わらず、それでいてあの時よりも深く黒い瞳の奥で渦巻く闇を見てある種の戦慄が走った) 」
森ノ宮「……腹の立つ野郎をぶっ飛ばしてやったと思えば、何ともまあ気に入らねえ面の奴が見えちまったな……(オーロラカーテンから降り立ち、
ジエルを鬱陶しそうに見つめ) 」
ロー「……知り合いか。(対立し合うアオと
ジエルを他所目に刀をの柄に手をかける)……俺たちの目論見を知っての妨害だろ…何が目的だ?(帽子の内側より
ジエルへ睨みつける) 」
ジエル「言ったはずだ。ここから先…そこに待ち受ける「真相」を、お前たちが知るには早すぎる。あの『 宝 』…「ヴィナミスが残した意思」は俺が貰い受ける。…二度は言わない、退け。(冷徹な一声を上げる) 」
門矢士「――――断るッ!!(勇ましく大声を張り上げて
ジエルの一声をかき消す)お前が誰だろうと知ったことじゃない…!俺は幾つもの世界を通りすがる世界の破壊者…!立ちはだかるものはこの手で、破壊してやる…!(
ジエルと対立の意を強める) 」
天王寺璃奈「誰にだって、譲れないものの一つや二つはある…だからこそ、私だって大人しく退くことなんてできない…!
メディ、ヒロさん…!(二人に自身の想いを託すように声援を送る) 」
メディ「承知しました、璃奈様。(ヒロと並び立つように徒手空拳の構えを取る) 」
ヒロ「…………おう(璃奈の声援に応えるように拳を上に突き上げる)君の想いも…奴にぶつけてやるさ…!(刀を構える) 」
アオ「…お前が何を企んでいるのかなんてわからない。けど、俺も言う通りに従う気なんてさらさらないよ。シュルルル…パシッ!(太腿に巻き付けていたククリナイフを抜き出し、手中にて鮮やかに回しながらその柄を掴んで構えだす) 」
ジエル「……(対立の意を示す面々へ呆れたように一度だけ目を伏せる)…ならば…――――― お前たちの命も貰い受ける!! 」
――― ザキィンッ、ザキィンッ、ザキィィイイイインッ!!!!(
ジエルの怒号にも近い一声を合図に、地面からあの宝石剣山が再び突出し、次第に彼らを串刺しにせんと迫っていく)
門矢士→仮面ライダーディケイド「――― 変身ッ! カ シ ャ ン ッ ! (カードをバックルに装填) \KAMEN RIDE/ \DECADE !/ カ シ ャ カ シ ャ カ シ ャ カ シ ャ ――― シ ャ キ ィ ー ン ッ ! ! (世界の破壊者・仮面ライダー「ディケイド」へと再び変身する)……はッ!!(ダイブするように前転しながら剣山をなんとか跳び越えるように回避し、ライドブッカー・ソードモードの刀身を手で滑らせてから接近を開始する) 」
森ノ宮「この場の誰もあんたの要求を聞く気はなさそうだぜ、お互いの態度が返答って奴だ…(静かに構えを取り、気を纏ってジェルに向かい…少しずつ距離を詰め) 」
アオ「ッ―――――!(剣山が飛び出してくる最中、安全な進路をその目で確保しつつ見据えたルートへ全速疾走していく) 」
メディ「―――はッ!! ボギィンッ!! (璃奈に迫る剣山の切っ先を頑丈な拳で叩き割り、彼女の防衛に回る) 」
ロー「“ROOM”…!!(広範囲に及ぶ球状の結界を張る)―――“タクト”!(その結界内にある剣山の動きを操り、自身に迫る鋭利な先端部を寸でのところで停止させる) 」
森ノ宮「剣の弾幕…!随分派手にやってくれるじゃねえか…!(迫り来る宝石剣山に向けてその場で構え…)どらァッ!!(サイドステップで回避し、剣山に側面からの裏拳を叩き込む!) 」
ジエル「全員をいちいち相手取ってやるほど遊んでやる暇はない。すぐに肩を付けてやる。ス ――― パ キ ャ ァ ン ッ … ! ! (懐から取り出した翡翠の宝石を握り砕く) ボ ォ ン ―― ボ ォ ン ッ ―――― ボ オ ォ ォ ン ッ ! ! ! (砕けた宝石の残滓が空へと浮かんでいくと、頭上に雷雲が誕生。そこから幾つもの稲妻が轟き、大地を焼き焦がす落雷を発生させる) 」
ヒロ「………はあっ!(剣山を薙ぎ払う)…君が盾なら俺は剣だ…!(璃奈の防衛に回った
メディを見て呟く)彼女を頼む!はぁぁぁぁっ!!!(自身の前に生成して浮かせた土の刀で剣山を薙ぎ払いつつ
ジエルに迫る) 」
仮面ライダーディケイド「なにッ――――ぐッ…あああぁッ…!!?(剣山を退けたと思えば、今度は頭上から襲い掛かる落雷を受けて感電し、片膝をついてしまう) 」
アオ「―――ッ!危ない、ヒロさん!(ヒロに迫る落雷を一瞬で把握し、彼を突き飛ばし犠牲を引き受ける)ぐッ…あ……ッ…!(感電する体に、ククリナイフを握る手が緩みかける) 」
ロー「チッ…“カウンターショック”!!(こちらへ迫る落雷に向けて量の親指を突き出し、自らが発する電撃と相殺を試みる)奴も能力者か…!?得体の知れない攻撃ばかりしてきやがる…! 」
森ノ宮「雲……!?しまっ、……!(ダメージを受けた面々に気を取られ、頭上の雲、そして雷への反応が遅れ)しまっ…(落雷を受け、その場に崩れ落ち) 」
ジエル「 ユ ラ リ … ―――― ダ ッ ! ! (倒れ込むように前傾したと思えば、目にも留まらぬ速さで駛走し、まずは
森ノ宮へと迫る) パ キ ャ ァ ン ッ … ! ! (駆け出す最中、懐から取り出した赤い宝石を握り砕く) シュボッ…ボボァァッ…!!(すると赤い破片が発火し、握られた拳へと点火され、その右腕が燃え盛る)―――― 爆 ぜ ろ ッ ! ! (崩れ落ちた
森ノ宮の腹部へ赤熱した拳をめり込ませ、爆発を伴う凄まじく強烈な一撃を叩き込み、勢いよく殴り飛ばした) 」
ジエル「 ブ ワ ァ ッ … ! ! (そして右の踵を地面へ踏みつけて起点にするかのように踵を返し、ディケイドに狙いを定めると)パキ、ピキィッ…―――― ド ゴ ォ ッ ! ! ! (宝石で覆い硬質化した左脚でその顔面を強く蹴りと飛ばした)―――失せろッ!!(そして、ローとヒロ、両者の間に瞬間的に現れると同時に彼らの腹部に掌底を打ち込む…と見せかけ、起爆式の赤い宝石を密着させ――)―――― チ ュ ボ オ オ ォ ォ オ オ ン ッ ! ! ! (爆破させて吹き飛ばした) 」
仮面ライダーディケイド「――――!(しまっ―――)――― うぐああぁ゛ッ゛!!!(顔面を割られる勢いで強く蹴り飛ばされ、客席の方へと激突してしまう) 」
ヒロ「あ、アオ!?(突き飛ばされ、攻撃を逃れる)大丈夫か…!!?ぐおっっっ!!!(彼の方を向いたため、
ジエルの宝石に気づかずに吹き飛ばされる) 」
ロー「こいつッ――――がッ゛…!!ふ…ぅ゛ッ……!!?(腹部を焼き焦がす高熱に悶える間もなく吹き飛ばされ、地面へ転がり倒れる) 」
メディ「みなさま…ッ…!!(一瞬の間で一網打尽される仲間たちを捉えつつ、前線へと切り替えるように踏み出す) \ ジャンプ ! / ガシャンッ! (取り出したライジングホッパープログライズキーを背面のスロットへ装填すると、キーに内蔵されたアビリティを得る。バッタの如き跳躍力を発揮して
ジエルの頭上へ移動する)\ サンダー ! / はっ!!(今度はライトニングホーネットキーを装填し、両手から蜂の大群を模したエネルギーサンダーを放出して攻撃する) 」
天王寺璃奈「……!ヒロさん…!(慌ててヒロのもとへ駆け寄っていく)んしょっ…!(ヒロの焼け焦げた腹部へ火傷治しの薬をしみこませた冷えピタのようなものを貼り付ける)新しい医療の発明品だよ…!これで火傷のお痛みはすぐに消えるはず…! 」
ヒロ「くっ………!(腹部を押さえつつ立ち上がる)くそっ…!まだまだ……!………!(璃奈の貼り付けた物により、火傷の痛みが消えていく)凄いモンだな、こいつぁ…(璃奈の背中を優しく叩く)ありがとう、もう…大丈夫だ(そのまま鋭い目で
ジエルの方を見据える) 」
森ノ宮「(身体が麻痺してやがる、不味い、回避は間に合わない…なら…最低限…!!)……っ……!(迫る
ジエルに向け、気合で微かに身体を動かし)ご…ばっ…!?(せめてもの抵抗、
ジエルの拳を受けながらも自らも
ジエルの顔面に右拳を叩き込む、が…)ぐぅあぁぁっ!!!(爆発と共に吹き飛ばされる) 」
アオ「ははは…心強い味方がいるみたいだね…!(璃奈の治療を受けるヒロに)相変わらず、とんでもない戦闘力だ…けど、明らかに以前よりも遥かに力を増している…!あの目…本気で俺たちを殺しにかかってきてるね…ッ…(徐々に和らいでくる麻痺と共に身を起こし始める)
ジエル…!お前も、まだあの『宝』を狙うのか…!?こんなことをしてまで…ッ…!!(ククリナイフを回しながら旋回しつつ、
ジエルの死角を狙いつつ特攻して斬りかかっていく) 」
ジエル「ッ……(
森ノ宮との相打ちで左頬に受けた拳の痕を親指で軽く拭う)フンッ―――― ボ ゴ ォ ン ッ ! ! (カツンと足で地面を鳴らすと地中より宝石の石柱が飛び出し、
メディの稲妻を防御する) あの時も言ったはずだ。「生き物は生き甲斐なくしては生きれない」とな。命を殺めてでも、欲するもののため…"生き甲斐"のためなら俺は何でもするさ…!ギィンッ、ギャギィンッ!!(袖から突出させた宝石を研磨させ鋭利な刃を形作ると、アオの斬撃と残響を掻き鳴らし合う) 」
ジエル「ガシッ―――パキパキパキィ…ッ…!!(打ち合う最中、空いた左手でアオの二の腕を掴むと、その部位がダイヤモンドになって彼の腕を機能停止へと追い込んでいく)―――ふんッ!!(そのままアオを掴み上げ、彼のみぞおちへニーキックを見舞って蹴り飛ばした) 」
アオ「やはり、お前はあの時のままで――――― づ ッ゛ ! ! ? (宝石化していく二の腕に仰天する間もなく急所を強く痛打されて何度も地面を撥ねながら転がっていく)ぐッ…あぁ゛…ッ゛……!う、動け、ない…ッ……!(辛うじて身を起こすも、やはりダイヤモンドになった腕を動かすことはできず、苦悶の表情を滲ませる) 」
仮面ラダーディケイド「はぁ…はぁ……!(客席の瓦礫から復帰する)なんてデタラメな強さだ…ッ…!今までの奴らの比じゃねぇ…!何が、奴をあそこまで駆り立てているんだ…?(ライドブッカーを構えるも、不用意に近寄れず尻込みする) 」
メディ「お待ちください…!(宝石化したアオの二の腕を優しく手に取りスキャニングする)……大丈夫です。この物質はダイヤモンドと同じもの…ダイヤモンドは本来熱に弱いため、高熱を受けると溶けるはずです…!\ ファイアー ! / (フレイミングタイガーキーをスロットへ装填し、指先から火傷しない程度に火力を下げた火炎放射を出してアオの二の腕に熱を与え、宝石部位を溶かしていく) 」
アオ「っと……?(
メディの介護を受け、高熱を受けた二の腕を覆っていた宝石が溶けていき、ようやく解放される)…すごいな…一瞬で解決法を見出せるなんて…君は、アンドロイド…?の類みたいだが… 礼を言うよ、ありがとう…!(
メディへはにかんだ笑みを浮かべつつ、再びククリナイフを
ジエルの方角目掛けて構える)…しかし…どうしたものかな… 近距離・遠距離、どう攻めようにも全部悉く対処されてしまう。まるでこのフィールド全域が奴の間合いだ…(不動の
ジエルに攻めあぐね、歯ぎしりする) 」
天王寺璃奈「ふぁいとっ♪〖* >▿< *〗(璃奈ちゃんボード片手にヒロへサムズアップ)……でも、みんな苦戦してる…っ… 連戦続きで体力が消耗していることもあるし…このままだと…っ…… 」
門田ヒロミ「―――― そこまでだァ!! (バーーーンッ!!)(客席高所より参上する) とぅッ!!スタッ…―――― \ デモンズドライバー ! /(昭和の特撮を思わせるジャンプで戦場へと降り立つとデモンズドライバーを装着し、スパイダーバイスタンプを取り出す) 」
門田ヒロミ「私が来たからにはもう安心だ…!(「ここは任せろ」とヒロの右肩に手を置き、彼の前に立つ) 我が命を賭けて…―――― 世界を守るッ!!! \ スパイダー ! / \ Deal… /(バイスタンプをドライバーの天面へ押印) 変 身 ッ ! ! ! (その後、バイスタンプをドライバー中央部に押印) 」
門田ヒロミ→仮面ライダーデモンズ「 \ Decide Up ! / \ Deep. / \ Drop. / \ Danger. / \ (Kamen) Rider. Demons !! /(悪魔の力を宿す蜘蛛の仮面ライダー「デモンズ」へ変身を遂げる) ……いくぞォァッ!!!(威勢よく声を張り上げて
ジエルへ殴りかかっていく) 」
ジエル「 五月蠅い―――― ド ゴ ォ ァ ッ ! ! (デモンズよりも早く、宝石で硬質化した拳を振り抜いてカウンターパンチを炸裂させた) 」
仮面ライダーデモンズ→門田ヒロミ「ごはあああああぁぁぁぁああああ!!!!(
ジエルのカウンターパンチが急所に炸裂し、そのまま盛大に殴り飛ばされて壁へ大の字にめり込み、変身が解除される)…む…無念…っ……――――― ド サ ァ … ! (白目を向いて失神した)」
天王寺璃奈「……出オチしちゃった…〖 ˙-˙ 〗(失神したヒロミの脇腹をツンツンする) 」
ヒロ「……………出鼻をくじかれたじゃないか(ヒロミを見て) 」
アオ「ああ!さすらいのヒーローがやられちゃった!この人でなし!(※サウスパーク作画) っ…奇襲をしかけられてもすぐに返り討ちか…まったくもって隙がないね… ッ…――――(万事休すか…!?)(
ジエルがじりじりと詰め寄ると同時に同じ歩幅で退いてしまう) 」
ジエル「―――――― 終 わ り だ (トドメをささんと片腕を上げる――――) 」
偽マフティー「全く……ひどい目に遭ったものだ(内部スペースを拡張しまるで基地のようになったギャプランの内部、ギャプランを飛行させながら傷ついた身体を椅子へ寄りかからせる) 」
ハイジャッカー(ドクロ)「しかしリーダー、何処に行ってたんだ?そんなボロボロになって(偽マフティーを治療しながらそう話しかける) 」
偽マフティー「ああ……ちょっとな……本物のマフティー……ハサウェイの奴に頼まれて…… 」
ハイジャッカー(ドクロ)「マフティー本隊にか!?俺達みたいなチンピラを使って何しようってんだ、マフティーは 」
偽マフティー「……雇われたんだよ。ハサウェイの奴をギャプランで拾った時、マフティー本隊に……アイツ、ああ見えて切れ者だぞ 」
ハイジャッカー(ピエロ)「まさか本物のマフティーに知られてるとはなぁ……アレか?ネットに上げた連邦に反省を促すダンス、アレ経由で…… 」
偽マフティー「……(一度ハサウェイの奴とはハイジャックの時顔合わせてるだろ…とツッコみたくなる気持ちを抑えながら)……そうかもな 」
ハイジャッカー(ドクロ)「……それでリーダー、何を頼まれた?俺達みたいなのに任されるような仕事、大したことないと思うが 」
偽マフティー「……そうだな。大したことのない仕事ならよかったが……頼まれた仕事は…… 」
偽マフティー「───『宝』の奪取……およびそのサポートだ 」
ハイジャッカー(ドクロ)「なっ!?た、『宝』だと!?(偽マフティーの言い放った言葉に驚愕し、動揺する) 」
偽マフティー「俺にだって信じられなかったさ……だがあの野郎、本気で『宝』を取るつもりだ……とんでもない無茶をする…… 」
偽マフティー「だがあんな大金……俺にはNOとは言えなかった。しかも『宝』……手に入れさえすれば、俺達も使っていいと来たもんだ……だから受けた…… 」
ハイジャッカー(ドクロ)「リーダー……あんた何して来たんだよ……(傷ついた偽マフティーの身体を見て、さらにその語る言葉を聞いてそう尋ねる) 」
偽マフティー「ああ……この大乱闘のフィールドを自由に行き来できるバス……そいつをバスジャックして『宝』を探そうと思ったんだが、しくじった 」
偽マフティー「だけどただしくじったわけじゃないぜ。そのバスのディメンションドライブは手に入れた、今Wがこのギャプランに取り付けている……それに…… 」
ハイジャッカー(ドクロ)「それに……? 」
偽マフティー「一目見てきてやったよ……その『宝』って奴を……な…… 」
ハイジャッカー(ドクロ)「なっ!?見て来たのか!?どんなのだった!?教えてくれ!! 」
偽マフティー「騒ぐなっ!神経が苛立つ!(半ギレでドクロを怒鳴りながらそちらへ振り向く)……ククク、そりゃもうとんでもないものだったさ……ひっくり返るさ、この世界そのものが、いや、世界なんて生易しいモノじゃねえ、何もかもが!アレを手に入れさえすれば、俺達は…… 」
ハイジャッカー(魔女)「リーダー!ギャプランの改造完了しました!(と、偽マフティーのいるコックピットへ声が響く。と同時に、元から大きく改造されていたギャプランのコックピットの空間が捻じ曲げられるように変化、戦艦のブリッジのように広々とした空間になる) 」
偽マフティー「お。よし、これで広々とした空間ができた。本当に一機のMSの中とは思えんな……(と、広くなった機内を見渡して満足げな笑みを浮かべる)ただしこれじゃMS形態での運用はできんな……ま、移動手段としては上々か 」
ハイジャッカー(ドクロ)「まっ待てリーダー!俺達はこれから何をするんだ!?何処へ向かう!? 」
偽マフティー「騒ぐな!神経が苛立つ!(再びキレ気味でドクロを怒鳴る)……ま、追い追い話すさ…… 」
ハサウェイ・ノア「そうだね。それがいい(と、突然ギャプランのハッチを開けて現れる) 」
偽マフティー「うぉっああっ!?ハサウェイ!?(突如現れたハサウェイに驚く) 」
ハサウェイ・ノア「いい機体だ……母艦、拠点として使わせてもらおうか(と、偽マフ軍団のギャプランを見渡す) 」
偽マフティー「待て、このギャプランはコックピットの空間こそ人員輸送機並みに広くなったが元々はMSだ、母艦としての運用には無理がある! 」
ハサウェイ・ノア「はは、だろうね。でもこちらにもアテがあるから。それまでの繋ぎの運用には使わせてもらうよ(と、トランクのようなものを機内に置き座り込む) 」
偽マフティー「んだよ本物だからって調子に乗りやがって…(と、ハサウェイの持って来たトランクのようなものを目に入れて)ん、なんだそれ 」
ハサウェイ・ノア「MbS-Me02R……モバイル・スーツ『メッサー』、指揮官型のネイキッドだ。試作品を貰ってきた。この戦いのためにね 」
ハイジャッカー(ドクロ)「モバイル・スーツ……?聞き慣れない単語だな 」
ハサウェイ・ノア「MSの外見、機能を模した装着式人型パワードスーツだよ。最近、これを開発する技術と利点が確立されてね…… 」
偽マフティー「へー……えっその中に入ってんの。すご。量産化されたら俺達にもくれ……ん?(そんな会話を交わしていると突如コックピット内のモニターに警告が表示される) 」
ハサウェイ・ノア「ん、どうしたカボチャ?(警告音を聞いてカボチャの方に向き直る) 」
偽マフティー「終点の方に巨大なエネルギー反応……また動き出したようだな、状況が……(その警告を見てコンソールを操作し機体を制御する) 」
ハサウェイ・ノア「へぇ……終点、開会式が行われた方向でもあるな。じゃ……(と、トランクを開き、その中の機構を操作しそのまま背に背負うように装着する) 」
偽マフティー「おいおい何やってんだお前?何する気だ!?まさか…… 」
ハサウェイ・ノア「早速使う時が来たみたいだから出る。ハッチを開けてくれ(背負ったものが変形し身体へ張り付いていくと同時に、ハッチの前へ歩いていく) 」
偽マフティー「お、おいお前出るって!?出るってなんだよ!?このギャプランで向かっ……(ハサウェイの行動に困惑しながらもギャプランを終点へ向かって航行させようとする) 」
ハサウェイ・ノア「君たちはダメだ。『宝』の方に先に回ってくれ。あちらへは……僕一人で行く(全身が装甲に覆われ、その頭部にはモノアイが点灯する。人間大のメッサー指揮官型そのものと化したハサウェイが開くハッチを背に、飛び降りるように身体を傾けていく) 」
偽マフティー「ねえなんなのあれ!?なんなの!?オイお前っ、俺達は宝の方に向かえだと!?おいっ…… 」
ハサウェイ・ノア「任せた。(そのまま空中に放り出されるように飛び出し、空中でスラスターを吹かし制動。態勢を整えるとそのまま目的の方向に向けて青い糸を引いて飛んで行った) 」
偽マフティー「待てってぇーーーー!?(飛び去って行くハサウェイを機内から見てコンソールを台パンしながら叫ぶ) 」
ハサウェイ・ノア「……さて。今から駆けつけて間に合うか。格好つける分くらいは残っていてくれよ。……但し、 」
ハサウェイ・ノア「……最悪の事態は、ごめんだが……(目的地で行われている戦闘を思案しながら、空を駆ける。視界の端に見えるインターフェースを確認しながら) 」
ハイジャッカー(ドクロ)「……リーダー、どうすんだ? 」
偽マフティー「フン……アイツが面倒な奴らの相手をしてくれるんなら……俺たちは頼まれた通り獲りに行ってやろうじゃないか 」
偽マフティー「 『 宝 』 って奴をよ…… 」
ハサウェイ・ノア「……見えた(終点、予想通り激戦が繰り広げられるその上空、淡く光る単眼を通し状況を確認する)……よし、飛行時間も限界だ。……試験運用、開始……!!(落下を適度に減速させながら、その戦場へと飛び降りていく……!) 」
― 終点・開会式会場 ―
ジエル「―――――― 終 わ り だ (トドメをささんと片腕を上げると――――)―――― バ ギ ィ イ ッ ! ! ! (振り上げた片腕を大地へと炸裂させ、その拳が地にめり込んだ) 」
―――― ボ ギ ャ ア ア ァ ァ ァ ア ア ア ン ッ … ! ! ! ! (
ジエルの周囲にて間欠泉の如く宝石の濁流が至る箇所より次々と湧き出し、それらは意志を持つかのように
ジエルを取り巻き、彼を包み込んでいく)
ジエル(巨人)「 パ キ パ キ パ キ ィ ッ … ――――― ズ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ォ … ッ … … ! ! ! (交錯するように重なり合う宝石の濁流はやがて巨人の上半身を形作り、
ジエル本人はその胸部の内側にて"核"となる) ……弱者はすべてを失い、勝者こそがすべてをもぎ取る…!何物も越えられない圧倒的な力をもって…―――― 貴 様 等 を 捻 り 潰 す ッ ! 」
カービィ「うわわっ…!?でっかくなっちゃった……!(宝石を纏い巨人化した
ジエルを見上げて慌てる) 」
ロー「確実に仕留めにかかってきたな…チッ、面倒な相手だ…(癇癪を露わにしながらも刀を水平に構える) 」
ジエル(巨人)「 くたばれ……!!(コア内部にて拳を振り抜くと、接続された宝石巨人も同様の挙動を行い、大地を裂く勢いの凄まじい鉄槌を下そうと拳を振り下ろした) 」
仮面ライダーディケイド「―――― 散れッ!!!(全員に注意喚起の叫びをあげると、振り抜かれた
ジエルの拳から跳び退くように何とか回避してみせる)\ ATTACK RIDE / \ BLAST ! / ズドドドドッ!!(ライドブッカー・ガンモードに切り替え、巨人の顔面目掛けて遠距離射撃していく) 」
メディ「ッ……!(璃奈を抱き上げて急いでその場から跳び上がり、鉄槌の一撃を免れる)璃奈様はこちらに…―――― はぁッ!!(彼女を安全な客席へ下ろすとそこから身を乗り出し、ディケイドとタイミングを合わせて起爆式注射器を幾つも投擲する) 」
森ノ宮「(爆発のダメージが残っている様で、ふらふらと戦場に戻り)…巨人化か、的がデカくなる分には有難いが…っとお!!(横に大きく飛び、ジェルの拳を回避) 」
アオ「くッ゛……!!(拳を寸での所まで引き付けつつ地面へ炸裂するタイミングを見張らかって
ジエルの腕へと側転跳躍しながら跳び移る)悪いね…まだくたばるには早いんだよ…!(腕を足場に真っすぐに巨人の頭部へと駆けあがっていく) 」
ジエル(巨人)「 シ ュ ゥ ゥ ゥ … (顔面部に攻撃を受けながらも、硝煙が立ち込めるだけで無傷を誇っていた) その程度か?既に限界だろう。すぐにでも楽にしてやる。 ズ ギ ャ ギ ャ ギ ャ ァ ァ ア ア ッ ! ! ! (地面さえも削る勢いで左腕で豪快に薙ぎ払っていく) ……小賢しいな。(右腕を駆けあがってくるアオを見定めると、巨人の目と思われる部位から二対の閃光を放って迎撃を試みる) 」
ロー「――――“シャンブルズ”!(自身とその辺の石ころの位置を入れ替え、巨人の薙ぎ払いから逃れる) “注射(インジェクション)ショット”!!(照準を定めるようにして刀を突きだし、その切っ先を巨人の胸部へと穿つ) 」
カービィ「ひゃあぁ!?(ホバリングで大きな腕を飛んで避ける)むぅ…危ないなぁ~…!あのおっきなお手て…ワムバムロックみたい!捕まれたりでもしたら大変だ…! 」
森ノ宮「(悠然と立ち、暴れまわる
ジエルを見据えながら)半端に攻撃した所でびくともしねえな…!だったら…!(腕を掛け上げるアオが目に入り)どっちにしろ、接近戦か…だったら……!!(超高速のステップで一気に距離を詰め、振り下ろされる左腕を潜り抜けながら……)俺がやる事は、一瞬だけでも動きを止める事……!!(
ジエルの軸足に向け、半ば体当たりの様に突っ込み……気を込めた"鉄山靠"で、
ジエルの足元を崩しに掛かる!) 」
アオ「ちょッ゛…!?ビームは反則だって――――ばッ!!(身を屈めながら閃光を受け流しつつ、それでも足を止めず着実に頭部へと迫る) バ ッ ――― ッぃぃい!!!(跳躍し、巨人の頬部目掛けてククリナイフを豪快に振り抜いてみせる)パキャァンッ―――― ヒュバッ!!(当然、宝石の頑丈さを前にククリナイフは砕けてしまうが、落下と同時に
ジエル本人がいる核へ目掛けてナイフを数本投擲しつつ着地する) 」
仮面ライダーディケイド「…例え勝ち目はなくても、戦わなければならないときがある!ここに集った奴等はそうやって戦ってきた…大切なものを掴むために…!確かに1人では無理かもしれない…だからこそ助け合い、一緒に支えあう相手が必要なんだ!!(
森ノ宮と呼吸を合わせるように、エネルギーを纏ったライドブッカー・ソードモードによる強力な斬撃を
ジエルへと見舞う) 」
カービィ「スゥゥゥウ…ポンッ☆(戦いの痕跡で転がっていた岩石を吸い込み、ストーンをコピーする)止めるなら、僕にも任せて!えーーーいっ!!(丸々とした岩石に変身して
ジエルの下部へと真っ向から突撃し、押し合いへと発展する) 」
エディ「 >> BOMB << ゲホッゲホッ (空間の一部がアクション映画よろしくなんの前触れもなく爆発し、中から咳き込みながらおぼつかない足取りで出て来る)『あの野郎』今度はどこに飛ばしやが……————タイミングも最悪か!コミックかよくそったれッ!(アオが回避した閃光の流れ弾が眼前に飛来、咄嗟に左腕を突き出し) 【 双 門 鎚 】 (左の掌で選考を受け止め、上体を捻り右拳を突き出す。流転したエネルギーは右拳から先の閃光を倍の威力にして解き放ち
ジエルの巨人体の頭部へ) 」
ジエル(巨人)「 ド ッ グ ゥ ォ ン ッ ! (アオの斬撃、そして乱入してきたエディの強力な殴打が右頬に炸裂し、頭部半分に明らかな亀裂が生じた) ……やってくれたな… グゥン…!(巨大な右手で核を覆い、アオのナイフを弾く)……!!(
森ノ宮、ディケイド、
カービィの三位一体の攻撃を前に巨人の身体が大きく揺らめき、その地響きによって核内部に居座っている自身ですら初めて怯みを見せた) 」
比那名居天子「何かと思って来てみれば―――(しめ縄を巻いた要石に乗って上空から降りてくる)宝石の巨人だなんて素敵、ちょっとかっぱらって街に撒いてみるのも面白そうね……失礼、ちょっと貴方の一部を頂くことにするわ!削り穿ちなさいッ!!(ドリルのように高速回転する要石を召喚し、
ジエルに対して放つ) 」
ロー「……!!森ノみ屋、ディケイ屋!あとなんかそこのちいせえ奴(
カービィの事)!でかしたッ!!(巨人の身体が大きく揺らいだのを見やると、“ROOM”を広域に発動する)―――――― 来いッ!!!(そこにはいない「誰か」に向けて大声を張り上げる) 」
ズキュゥーーーーーーーンッ!!!!!(瞬間、光の線が上空から一本、地上に向けて奔り抜ける。その巨人の身体を揺るがせるように、一撃が奔り)
森ノ宮「有難うよ、2人共!、(アオ、そして乱入してきたエディの攻撃で
ジエルの頭部に亀裂が入ったのが見え)……集中攻撃ならきっちり割れてくれるって事か…! 」
ジエル(巨人)「 ド グ ゥ ォ ン ッ ――― ギ ュ ル ル ル ゥ ッ ! ! (天子が繰り出す要石の回転に抉られ、体表からボロボロと宝石の残骸がまき散らされる) ズ ギ ャ ア ア ァ ァ ア ン ッ ! ! ! (――――!!?)(反撃に回ろうと身を起こしかけた次の瞬間、天から降り注いだ一筋の光が直撃し、身動きを封じられてしまう)―――― なんだと…ッ…?(徐々にその表情に曇りが見え始める) 」
ズキュン!ズキューーーーンッ!!(そこからさらに一撃、二撃と光の線……いや、『ビーム』がその場に降り注ぐ)
天王寺璃奈「……!相手の動きが、鈍ってきた…!ここから逆転、できる…!〖`・ω・´〗 」
ジエル(巨人)「…ッ……!!(第二波のビームが頭部の亀裂へと炸裂し、ついに顔半分が瓦解の音を立てて崩れ落ちていく)…俺に「傷」を負わせた、だと……(心底驚いたように僅かに目を見開いた) 」
エディ「どう見ても一般参加者って風じゃないが、あれか、厄ネタかこの大会。優勝したら有給獲得できるのも嘘っぱちか(集った面々を順に見状況を把握すると眉間を指でつまみ首を横に振る)仕方ない、そこの宝石生産マシーンを持ち帰って家計の足しにさせてもらおうか 」
カービィ「ちいさいの…ボクのこと!?ボクは
カービィだよ!(呑気に自己紹介) わぁ~…!気が付いたら人がたくさん!これならなんとかなりそうだね♪ 」
ハサウェイ・ノア「スラスター出力良好、メガ粒子縮退正常、機器の神経接続問題なし……(放たれた光の方向、青い炎をスラスターベーンから吹き出しながら、適度に減速した人間大の金属塊が飛び降りてくる。近づくと共にその輪郭はくっきりと見えて、その頭部に光る単眼が闇を切る)……ここからが見せ場だぞ 」
ヒロ「…………俺に、まぁぁかぁぁせとけええええ!!!!(カメラ目線で変顔をし、
キーブレードを構える) 」
ロー「……来たか…(ハサウェイを横目に、集まった面々に対し口角をわずかに上げる) 」
ジエル(巨人)「……『 宝 』に群がる蠅どもが…アレがどういうものかも知らず…(囁くように呟きながら舌打ちを一つする) まとめて屠るッ!!! ガ ギ ョ ォ ン ッ ―――― ヒ ュ ド ド ド ア ァ ッ ! ! (猫背の様に丸みを帯びた背面より鋭利な宝石剣山が飛び出し、婉曲しながらひとりひとりを突き刺さん勢いで襲い掛かっていく) 」
ハサウェイ・ノア「(煙を立てながらその場にゆらりと、勢いを殺しながら着地するのは、特別な色に塗られた、『刃(メッサー)』。)……ああ。来たけれど……余計なおせっかいだったかな?(装甲越しにその巨人を睨みつけ、巨大な盾と右腕に持った銃器……ビーム・ライフルを構える) 」
仮面ライダーディケイド「―――― 行くぞッ!!(基盤を固め直し、ライドブッカーの剣身をスラリと撫で上げる)むんッ…はぁッ!!(襲い来る宝石剣山を側転回避素しつつ、続けてくる第二撃を武器を振って弾き返していく) 」
ロー「……悪くねえタイミングだ。死傷者が出る前だったのが幸いだ。(ハサウェイへそう告げると瞳を閉ざし―――)――――“K・ROOM”(ク・ローム) (手中に波動を生み出す小さな球状の結界を作り出す)―――“麻酔”(アナススィージャ)!!(その波動を刀に纏い、巨大化させてこちらへと迫る宝石を真っ二つに断裂する) 」
森ノ宮「すげえな、今度はモビルスーツのお出ましか……(宝石剣山にタイミングを合わせてサイドステップで回避しながら、続く攻撃を拳で弾き) 」
エディ「………。ブンブンッ(背後に佇む援軍の巨大な影を二、三度見し真顔になる)(ロボだこれ……) その口ぶりからして宝とやらも厄ネタだろうな、尚更放っておけねえよ(開脚し腰を低く地に足を固定。くの字に曲げた腕をアッパー気味に振り上げて剣山の先端に当て容易く受け流し) クルッ ダ ムッッ (廻し蹴りと複合したかかと落としを二撃目の剣山に当て叩き伏せ、本体へ向かって伸びるそれの上を駆ける) 」
メディ「退きません、勝つまでは…!! \ Everybodyジャンプ ! /(メタルクラスタホッパーキーを背面スロットへ装填し、掌を前方へかざす。するとその個所に銀色のバッタの大群が集い一瞬で鋼鉄の分厚い壁を作り出し、自身と璃奈に迫る宝石を防いでみせる) 」
ハサウェイ・ノア「おっと……(各部から、完全燃焼を表す青い炎が噴き出し、それにより生まれる推進力がその身体を浮き上がらせる)っと……(宙に浮き、高速で空を切りながら剣山をかいくぐりながら、左腕に装着された盾で受け止め、受け流し、ビームで撃ち落とす) 」
ジエル(巨人)「 ガ ギ ョ ン ッ ―――― 吹 き 飛 べ ェ ! ! (巨大な両手に宝石を更に纏うことで手甲状に変形し、更に破壊力を増した鉄槌を繰り出そうと右、左と交互に振り抜いてみせる) 」
カービィ「わーーーーっ!また串刺しにされちゃう~~~!!><(ホバリングで空中へ避難する)……!(あ、そーだ…!)(何かを思いついたのか、そのままホバリング飛行で上昇していく) 」
ヒロ「……………メカが何だ!(宝石を
キーブレードで一刀両断していく) 」
仮面ライダーディケイド「この俺…「
門矢士」の力を見せてやる…!(隕石が如く迫る巨大な拳を前に悠然と佇むように身構える。回避するそぶりはなく、そのまま殴り飛ばされると思われたが―――)―――― ギ ュ ォ ォ オ オ ン … ! (意図的に発生させたオーロラカーテンがディケイドを別空間へと転送させ、
ジエルの攻撃から逃れることに成功する)―――― ここだッ!!(巨人の頭上に転送され、そこから半壊した頭部の脳天目掛け踵落としを繰り出した) 」
ハサウェイ・ノア「自慢の拳ってかい……(急速に加速してその腕を回避、そのままその腕に張り付くように脚をつけ再び踏み込んでその本体に飛び掛かるように飛び出し、その頭部に向かい銃口から閃光を一撃、二撃と加えていく) 」
メディ「 \ ブロウ ! / ―――― はあぁッ!! (今度はクラッシングバッファローキーを装填し、全身に赤い気を纏いつつ闘牛の如く突進して巨人の身体に強い衝撃を与える) 」
森ノ宮「お生憎だが、厄介なブツであろうが…俺に取っちゃあ大事な使い道が幾つもある宝とやら、貰うしかねえだろうが……!!(振り回される両手に跳ね飛ばされる…否、全身で衝撃を受け流し、鉄槌の上へと転がり込んで腕にしがみ付く!)痛っ……だがまあ、ぶっつけとはいえ上手く行ったな…! 」
比那名居天子「 フォンッ (まるで指揮者のそれのように指を振り上げ、自身の周囲に要石を召喚)守りなさい。(指で宙に陣形のような軌跡を描くと、要石が天子を守る盾となり迫り来る宝石剣山を的確に防いでゆく)あれは―――(手甲を纏った巨大な両手を振りかぶる様子を見て険しい顔をする)―――防ぎきれないわね…ッ!(宙で乗っていた要石から飛び降りる。自由落下の最中に
ジエルの攻撃軌道の予測点へ目をやると、視界に飛び込んできたのはまさに彼の鉄槌が無慈悲に要石を木端微塵に打ち砕いた所だった)やば……さすがの私も喰らえばひとたまりもないわね……! 」
アオ「すごいな…これだけの精鋭がいれば、きっと――――!(こちらへと延びてくる鋭利な宝石をバク転回避し、再び
ジエルへと駆け抜けていく)――――!(―幾星霜の輝宝"
アンビション・シャワー"―)(蒼い光芒が瞳に輝くと彗星のような早さで空間を貫き、巨人の鉄槌を掻い潜ってその懐へと潜っていく)これで―――― ど う だ ァ ! ! ! (胸部へとび上がり、核の
ジエル本人に向けて心器の青い剣を振り抜いた) 」
エディ「アリのジャブの方が怖えよッ!(交互に放たれる鉄槌の内右腕を深い踏み込みからの裏拳で逸らして地面へ沈め、次に放たれる左の鉄槌にぶつけ相打ちにさせ、その際に発生した宝石の断片を———)————つ"ァ!!(砲撃のように正拳突きで、
ジエル本体へ打つ) 」
カービィ「(んっしょ……よしっ…!ここまでくれば…――――)――――――えーーーーーーーいッ!!!(天高い個所にて再びストーン化することで、重力を利用した凄まじく早い速度で落下し、巨人を押し潰さん勢いで迫る) 」
ロー「……!終いだ…――――“衝撃波動”(ショックヴィレ)ッ!!!(この時を待っていたと言わんばりに目を大きく見開くと、アオの行動に合わせるようにこちらも巨人の懐へと瞬間移動。麻酔を施した刀を核部にいる
ジエルへと貫通させた後、その体内に波動を生み出して攻撃する) 」
森ノ宮「貰ったぜ……!!(巨人の首目掛け、腕の上を一気に駆け……)――東雲流、『餓狼』ッ!!(巨人の首に右拳の一撃、続いて一気に"気"の奔流を撃ち出し、その首を撃ち抜きに掛かる) 」
キャロル「南無三パワアアアアアァァァァァァァアァァァァァァァァァァァァァァアァァァアァァァ!!!!!!!!!!!(画面外から吹き出しだけ現れ味方全体に炎属性バフを付与する!そして消えた!) 」
ジエル(巨人)「ッ゛―――!?(初手、
メディとヒロの同時攻撃で全身が揺らぎ――二手、天子の陽動で空ぶった拳の反動で僅かに隙が生じ――三手、ハサウェイが乗る機体から放たれる閃光とディケイドの蹴り、そして
森ノ宮の強烈な鉄拳が頭部に炸裂し、その部位が破裂して更に等身が大きく揺らぎ――四手、
カービィの落下攻撃にその巨体が押し潰され――五手、懐に迫ったアオとエディの同時攻撃が透明な核部を破壊され――) 」
ジエル(巨人)「―――― ヅ ァ゛ ッ゛ … ! ! ? (終局、突き刺されたローの刀より放出された波動に初めてのダメージを負う。この時、
キャロルのバフを受けたこともあり、その体は灼熱地獄に煮えたぎられたような高熱を帯び、更なる激痛が走る)…ご…ご、の…ォ゛…ッ……――――― ウ ゴ ァ゛ … ッ゛ … !!(強烈な眩暈のような衝撃と共に、激しい吐血が襲った) 」
―――― ズ ド ド ド ド ド ド ァ ァ ッ … … ! ! ! (まとまりのない個性の集団が編み出した奇跡のコンビネーションの前に、難攻不落と思われた巨人が崩壊していく。大地に散乱する宝石の残骸は地面へ溶けていくように消滅し、辺り一面に砂塵が舞い上がった…) 」
仮面ライダーディケイド→
門矢士「………(宝石の巨人が砕け落ち、静まり返った喧騒を前に変身を解除する)……「俺たち」の勝ちだ…!(砂塵の中にいると思われる
ジエルの影へ向けて叫ぶ) 」
ちゃちゃまるの家「(爆発する) 」
ハサウェイ・ノア「……っと……(戦いが終わったことを悟り、地面にふわりと浮き上がり勢いを殺しながら着地、砂煙を上げる)終わったか……モバイルスーツ・メッサーの課題としては……リニア・シートを搭載したMSと異なり、パワードスーツとして使うから装着者への負担が大きいな……機動中に中身の人体が圧迫される……(自らが試運転を行ったそれの評価を冷静に行いながら首筋の辺りを操作し、各部の装甲を開き、生身のその身体が露になる) 」
ジエル「―――――(晴れていく砂埃に姿が露わになると、浅い呼吸を繰り返しながら口辺より鮮血を垂れ流していた)……なるほど…"これで"勝った気になっているのは、聊か滑稽な話だ。(ゆっくりとその身を起こす。あれだけの連携攻撃を受けながらも、依然として崩れることのない冷徹な表情は、その発言が強がりでないことを…"まだ本気を出していない"ことを意味していた) 」
ジエル「……だが、まあいい。一度あの『 宝 』が何なのか…その目で直接拝むといい。誰もが希望を抱いていたものが、まさかそれ以上の絶望を孕んでいることに…嫌でも気づかされるだろう。(自嘲気味に鼻で笑うと、その行為が合図となって赤いオーロラカーテンを覆っていた宝石剣山が地中へ潜っていく) 」
ジエル「――― お前たちの「生き甲斐」とは何だ?抱いている「夢」の果てに、お前たちは何を祈り、願うのか? その答えが導く先に…結末はある。(意味深な発言を言い残し、男の身体は再び透明に包まれて消え失せた。全ての真実が潜む、赤い壁だけを残して――――) 」
天王寺璃奈「……(
ジエルが残した言葉を頭の中に刻みながら、もう障壁のない赤いオーロラカーテンを呆然と見据える)……本当の事なんて、きっと誰にも分らない。自分が、本当は何を望んでいるのかも、何のために生きているのかさえも。だから、それを確かめるために…みんな、今を生きているんだよ。 ……行こう。私たちが「ここ」にいる意味を、知るために。 」
ヒロ「…………(璃奈の言葉を聞き)そう、だな。俺達の存在意義…それを知るために… 」
アオ「(夢…『宝』… 俺たちはその為にここに集まり、闘ってきた。けれど、それ以上に大切にしなければならない何かが、初めからあったんだ。誰の中にも…)(そう言い聞かせるように自らの胸に手をかざすと、覚悟を秘めた眼差しで赤い壁の向こう側を静かに見据える) 」
メディ「はい…皆様の「夢」を支えることこそが、私が生まれた由縁ならば。(スカートの両端を摘まんで璃奈に一礼する) 」
森ノ宮「期待に沿わない、くだらない物だったらあんたの言う通りぶっ壊してやるが、生憎……幾ら個人的な理由と言えど、叶えなきゃならない物ってのがあるんでな(消えゆく
ジエルを背に、歩いて行く) 」
ロー「……恐らくだが、この先にこの大乱闘を齎した「元凶」がいる。そして『 宝 』は奴の手にあるはずだ。気を緩めるな。(刀を肩にかけ、その赤い壁に向かって歩み始める) 」
エディ「聞き間違いであって欲しいんだけどな、夢が人権とでも言いたげじゃないか(首に手を当て左右に捻りながら)雑草だけ食って生きて見な、価値観変わるよ 」
カービィ「う~ん…ボクには難しい話はさっぱりだけど… でもなんだかとってもワクワクドキドキしてくるね…♪この先に美味しいご馳走が舞っているといいんだけど♪(うきうきるんるんで進みだす) 」
ハサウェイ・ノア「(メッサーをトランクに戻し、完全な生身に戻って彼らに合流する)……そうだね。『宝』に元凶か……いよいよクライマックスって感じじゃないか 」
門矢士「俺は野菜は食べない主義だ!!!(エディに謎の抵抗) …いいさ、たとえどんな結末が待っていようが…気に入らなければ俺がこの手で、すべて破壊するだけだ…!(決意に拳を握りしめ、鉢合わせた面々と共に赤いオーロラカーテンを潜り抜けるのだった――――) 」
ハサウェイ・ノア「(……別働で送ったアイツら……良い仕事をしてくれるといいがな) 」
泉けん「アッーー!!!!(今更アスランと
ワイズを除いたバカタレどもとスカイロッドで現れ、
ちゃちゃまる宅の二階部分に激突する) 」
首領パッチ「…あれ?(赤いオーロラカーテンで一同が消えたことに気付かずに辺りを見渡す)ほらやっぱり
ワイズとアスランはさっさと置いてくべきだったんだよ! 」
泉けん「しょうがないだろう、まさかオーロラカーテンに巻き込まれて別時空まで行くとは思わなかったから……ムーンはボコボコにされてただけだしピンピンしてるのは僕たちバカタレ二人だけなんDA☆ 」
首領パッチ「しょーがねーな(あっさり)…あれじゃねーか?(赤いオーロラカーテンを指して) 」
泉けん「みたいだね……行くぞ!チャージング、GOOOO!!(
ちゃちゃまる宅の二階を通過して赤いオーロラカーテンをくぐり抜ける) 」
夜神ムーン「クソ……!あのバカタレアホンダラども僕が怪我人なの忘れてんじゃないか……!!(スカイロッドからボロボロの身体を引きずるように這い出てくる) 」
夜神ムーン「ハァ……ハァ……(赤いオーロラカーテン……この先に真実があるのか……ふふ、このクソバカアホ野郎どもにくっついてきただけだが……どうやら、幸運にも真実には近づいていたようだな……!) 」
夜神ムーン「生きとるわ!!勝手に殺すな!! 」
首領パッチ「悪りぃ悪りぃ………誰がクソバカアホ野郎だ!!!(ナチュラルに心の中を読み取りムーンの頭をいかりやのメガホンで殴る) 」
泉けん「なんだと!ムーンめ、今度という今度は許さないぞ!(許す機会すらない)(ムーンに対しファトゥム00を叩きつける) 」
夜神ムーン「がっ!!こいつら平然と心読んでくんな!!! 」
― 終点・地下・"真"未来ガジェット研究所 ―
ジョージ・狩崎「……君から預かったアイドリングの解析結果が終了した。お陰でいいデータが採れた…礼を言うよ、スクールガール。これは一旦君へ返しておくよ。(せつ菜へラバーバンドを手渡す)このデータを基に、我々「"真"未来ガジェット研究所」が総力を上げて「新たな力」の開発に勤しもう。 」
優木せつ菜「いえ!お役に立てたのなら光栄です!(* ^ᗜ^ *) ペカー✨(返却されたアイドリングを右腕に嵌め直す)……それにしても、大乱闘の舞台の地下にこんな研究施設が… 狩崎さんたちはここで何をしているんですか…?それに、あなた方が作ろうとしているものって…? 」
ジョージ・狩崎「……(せつ菜の問いを受け、両手を背後に組んで振り返る)…このラボの設立者はね、とってもとってもクレイジーなマッドサイエンティストだ。彼は、「世界の支配構造を変革する」という壮大な野望を掲げて、日夜研究を行っているという。だが彼は、その野望を本当に成し遂げようとしている。そのために、あらゆる世界の科学者や研究員たちに声をかけて、このラボへと招き入れて研究を本格的に進めようとしているんだよ。 」
ジョージ・狩崎「それはもうずいぶんクレイジーなGuyだったよ。けど、彼の「眼」は本物だった。まるで、僕たちには到底計り知れないほどの壮絶な人生を歩んできたような…そんな、大きな志を秘めていた。僕も、他の人たちも、彼のその狂気に魅入られたのかもしれないね。だから、彼に協力してここにいる。彼が倒そうとしている「強大な敵」…それが齎す支配構造の、変革を行うために。 」
優木せつ菜「なんだか映画のあらすじを聞いてるような壮大なお話ですね…!私、興奮してきちゃいました…!……でも、「敵」とは…?私たちは、互いに闘い合う運命ではなかったのですか?そこに正義も悪も介在しないものだと思っていたのですが… 」
ジョージ・狩崎「ああ、確かにこの大乱闘には正義《ライブ》も悪《エビル》も存在しない。あるのは、我々の理解を遥かに超越したたったひとつの「真実」それだけだ。我々をここへ誘った者は、その「真実」を覆い隠している。己が野望を実現させるためにね。 」
優木せつ菜「…ひょっとして、私たちは利用されていると…?そんな…っ……でも、なんのために…? 」
ジョージ・狩崎「さあね?だが、君も見ただろう?瓜二つの世界が登場し、そこにもう一人の自分までもが乱入してきた。奇妙な現象…まるで、"最初からそう仕組まれていた"かのような催しじゃないか。我々はもう、「真実」に直面しかかってきている。我々をここへ誘い、戦わせた張本人が何を企んでいるのかは知らないが、これはもうただのフェスティバルじゃあない。最悪の場合、戦争に発展してもおかしくない。いいや…戦争という言葉ですら生易しいほど、なにか、とてつもなくデンジャラスな大事件が引き起こされるだろう! 」
ジョージ・狩崎「だからこそ我々は、来(きた)る「本当の闘い」に臨まなければならない!そのためにすぐにでも「新たな力」の開発を進まなければ…! スクールガール、君も覚悟を決めておくといい。君自身が望む「夢」を実現させるためにもね。(そう言うとせつ菜の目の前にあるデスクにアタッシュケースをどかっと乗せ、彼女へ見せつける様にその中身を開放する) 」
優木せつ菜「…本当の闘い…私の、「夢」の為に…―――――!(ケースの中へと促され、そこにあるものに目を見張った) 」
ジョージ・狩崎「―――――「サイクロトロンドライバー」。僕が開発した新たなライダーシステムを搭載したベルトだ。これには、僕の仮面ライダーへの愛が凝縮された究極の変身ベルトだ!とはいえ、まだ試作品…どのような力を、またどこまで発揮できるかは予測できない。それに、もう一つ問題がある… 」
優木せつ菜「わぁ~~~~!!✨ か、かっこいいですぅ~~~!!✨(見たこともない変身ベルトを前に目を輝かせる)……えっ…?こんな完成されたフォルムに、何か問題が…? 」
ジョージ・狩崎「…それは…このドライバーは一人で使用することができないってこと。"共通する遺伝子の2人の人間が一体化して初めて変身する"特殊仕様となっているんだ。(サングラスをくいっとあげる) 」
優木せつ菜「えっ……?!つ、つまり……血縁関係のある人と一緒でないと、このベルトを使用できないのですか…!? 」
ジョージ・狩崎「…Yes……(尻すぼみな返事と共に項垂れる)それだけ、一個人では扱いきれないすさまじい戦闘力を秘めているんだ。扱いは難しいが…これを君に託そう。…これは僕の勘だけどね、君はきっとこのベルトを使いこなせると思っている。君と同じ遺伝子を持つ存在が、この大乱闘の何処かにきっといるはずだ…!その人物と一緒に、「変身」するんだ…!(アタッシュケースから取り出したドライバーをせつ菜へ託す) 」
優木せつ菜「………(託されたドライバーを両手に、じっと見つめる)………わかりました…!私、何とかやってみます!大丈夫です…いろんな世界からやってきたここなら、きっと…見つかるはず…!(それはまるで自分自身へ言い聞かせるように、狩崎へ決意表明する) 」
優木せつ菜「この大混乱の中で…愛さんも、璃奈さんも…みんなそれぞれ自分がやるべきことを全うしているはずです。私も、私自身を乗り越えたのなら…自分の「夢」をとことん貫いてみせます…!(決意の眼差しを狩崎を向けながら一度だけ強かに頷くと、そのベルトを手に再び戦場へと踵を返すのだった) 」
ジョージ・狩崎「……そうだ、それでいい。その「夢」を大事にしたまえ。そうすれば、きっとその願いはかなうだろう。 健闘を祈るよ、スクールガール――――(駆け出していく少女の背にはにかんだ笑みを浮かべると、デスク上に広がった設計図に視線を落とす。科学者は、未知なる脅威に対抗するための「新たな力」への可能性を秘めた眼差しを浮かべた――――) 」
― FINAL DESTINATION 《 終 点 》 ―
赤いオーロラカーテンを潜り抜けた一同。そこに広がるものは、広大な黒い空間。
それは夜空の様でもあり、宇宙の様でもあり、得体の知れない闇の様でもあった。
時に幾つもの神々しい閃光が彗星の如く、その暗い空間を突き抜けていく。
それは人間の理解には程遠い、不思議な時空間…
彼らは、そこに唯一存在する大きな円型の浮遊物体の上に立っていた―――
門矢士「……何処なんだ、ここは…? まるで、荘厳な何かを感じる……! (観たことのないその空間を見渡しはじめる) 」
アオ「ここも、大乱闘の舞台…なんだろうか…?それにしても、これは……(未知の空間の形容しがたい空気感に息を呑む) 」
天王寺璃奈「宇宙みたいで、神秘的で、綺麗… 璃奈ちゃんボード〖*╹▿╹*〗wktk♪(黒い空に浮かぶ星々を仰ぎ見る) 」
カービィ「ほえ~~~~!なんにもないところだけど、確かにきれいだね~~!
ポップスターや
ケイオスはここから見えるのかな~…?(浮遊物体の上から景色を一望する) 」
メディ「確かに言葉には言い表せないような壮大にして神秘な光景…ですが、皆様が呼吸できているということは…宇宙空間を模したまた異なるところなのでしょうか…?いずれにしましても、我々が住まう世界とは大きく乖離しているのは、確かなようです。 」
ハサウェイ・ノア「宇宙……か……(何かを探すように辺りを見渡し、空を見上げる) 」
黛冬優子「きゃあ!わぁ……すごい景色…(周囲の光景を見回し、そして足場に目をやり)何だか不思議…この空に、ふゆたちは浮かんでるみたいですね… 」
宇宙猫「宇宙キターーー(゚∀゚)ーーー!!!(その辺で漂っている) 」
――――― フ ハ ハ ハ ハ 八 八 ノヽ ノヽ ノヽ ノ \ / \ / \ ! ! ! (一同が奇妙な感覚に囚われている最中、広大な空間全域にスピーカーを通したような謎の笑い声が強く反響した)
マスターハンド「 ┣¨ ン ッ ! (暗がりの上空より姿を現す者…それは開会式で誰もが目にした巨大な「手」。そして、遍く存在のすべてをこの舞台に誘った張本人だった――――)……度重なる激戦を超え、この最終局面に辿り着いた歴戦の戦士たちよ。私は、この瞬間を待ち侘びていた!ようこそ、最後のステージ―――― 『 終点 』へ…!(一同を歓迎するかのように、五本指を大胆に開いて自らの存在を誇張する) 」
ロー「……ついに姿を現しやがったな…(頭上に現れた巨大な「手」を睨みつけるように見据える) 」
門矢士「お前は…!(開会式のモニターに写っていた大きな「手」を思い出す)……やはり、俺たちを待ち構えていたみたいだな… お前の企みとは何だ?『 宝 』とは一体なんだ!?お前は俺たちを闘わせて何をしようとしているんだ!?(一つ問いかけるごとに詰め寄っていく) 」
ハサウェイ・ノア「お、開会式ぶりだね。主催者さん(現れたマスターハンドを冷静な表情で見上げる) 」
マスターハンド「―――― 祭りとは、"熱狂"だ…!(士の問いかけを遮るような大声を張り上げる) 奪い合い、血を流し、強い者が勝ち取る祭り!その熱狂が多くの「欲望」を生み出し、新たなる「物語」を紡ぎ出す…!これこそ私が描きたかったもの―――― 」
マスターハンド「 全世界にしかける大いなる熱狂 ―――― 『 カオスマッシュピード 』 ! ! ! 」
マスターハンド「君たちが欲するモノは"ここ"にある。『真実』が知りたければ教えてやろう!『 宝 』が欲しければくれてやろう!私を倒してみせろッ!!この世のすべては――――― 私 の " 手 " に あ る ッ ! ! !(グッと、何かを掴み取るような握り拳を表現する) 」
マスターハンド → リマスターハンド「さあ、はじめようか ――――― " 最 終 決 戦 " を ! ! ! (その「 手 」に激しい闘気が沸き上がる。生半可な覚悟を持つ者は、大いなる存在より迸る覇気を前に自我を保ち立つことはできないだろう。それを乗り越えた者たちによる…最後の闘いが、今、幕を開ける―――!!) 」
――― Vs. 《 渇望する闘魂 》 リマスターハンド ―――
黛冬優子「きっと、これも一つのイベント……盛り上がるポイントって事なんですよね!凄いなあ、私達の前に出て来てくれるなんて…(冗談じゃないわ、こいつ……"裏"があるのが丸分りなのよ…!!イベンターなんぞ気取りやがって…) 」
ヒロ「…壮大、だな(辺りを見渡して)……!(リマスターハンドを見て) 」
カービィ「えっ…??えっ、えっえっ…?なになに…?また戦うのぉ~~~~…!?(んげーと項垂れる) 」
ロー「やはりそう来るか…チャキ…!(刀を鞘より抜き出し、戦闘態勢へ) 」
アオ「すべての元凶…お前を倒せば、本当にすべてが明かされるんだな…?だったら…最初から出し惜しみなんてしないよ…――――全力でその戦いに挑む…!(携えたナイフの刃に蒼白の光が纏われ、ブレードのようにリーチを帯び始める) 」
ハサウェイ・ノア「予想してはいたが……手荒な歓迎だね(再び地面に転がしたアーマーを勢いよく踏みつけ、そこから装甲が展開され全身にそれが纏われる) 」
メディ「戦いは免れませんか…致し方ありません。 では、わたくしも少々力を発揮すると致しましょう。 アンビリカルコード:M3D1 起動!リミッターの解除を
天王寺璃奈様へ申請! 」
天王寺璃奈「これで、本当にすべてが終わるのなら… うんっ―――― 承 認 !(
メディの申請を容認するように頷いた) 」
メディ「 キ ュ ォ ォ ン ッ (璃奈の肉声による承認を受けると、少女の両の眼に0と1の数字が高速スクロールしていく。そして、「 - ACCEPT - 」の青い文字がその瞳に浮かび上がると―――) ギ ュ オ ン ッ (菫色の瞳が蒼白く発光する) 」
泉けん「アッー!!!!(アスワイズを除いたアホタレどもを乗せてファトゥム00を駆け、オーロラカーテンから現れる)お許しください!!!(その勢いでリマスターハンドに激突しアホタレどもは投げ出されファトゥムは
ちゃちゃまる宅の2階に激突して大破する。アスランはまたファトゥムを失った!) 」
門矢士 → 仮面ライダーディケイド「…俺は幾つもの世界を渡り歩いてきた。すべてを破壊し、すべてを繋ぐために…!これからもその役目は変わらない…俺は、通りすがりの仮面ライダーだ! 変 身 ! ! (カードをバックルに装填) \KAMEN RIDE/ \DECADE !/ (仮面ライダー「ディケイド」へと変身する)……行くぞ…これが最後の闘いだ…!(ライドブッカー・ソードモードの刀身を撫で上げる) 」
黛冬優子「(面々の視界に入らない所までさりげなく移動し)……戦うなら戦うで、ふゆは負けないから(能面にも似た仮面、そして忍者の様な装束を生成し)――純潔に咲け、『紅華』(不規則に動き回る、三本の不定形の刃を持つ斬魂刀を構え) 」
リマスターハンド「 ド オ ォ ン ッ ! ! (全身から放出される凄まじい覇気が泉けんを吹き飛ばし、それが闘いのゴングを鳴らした) さァ…―――― い く ぞ ッ ! ギ ュ ル ル ル ゥ ッ ――― ズ ド ド ド ド オ オ ォ ッ ! ! ! (全身をドリルの様に激しく回転させ、螺旋を描きながら猛突進することで彼らを蹴散らしていく) 」
首領パッチ「バカヤロー!だからカーブには気をつけろっつったろ!!!ムーンが死んだじゃねーか! 」
夜神ムーン「うげがぎごがご!!!!お前せめて安全運転は心掛けろお前!!!!!(けん坊の暴挙により空中から地面に放り出され勢いよく地面に激突する)ぐうっ……こ、これはどういう状況だ!? 」
ヒロ「…!(リマスターハンドのドリルを見て、咄嗟に璃奈たちを押し退ける)…!(ドリルをモロに喰らう) 」
仮面ライダーディケイド「とぁ…ッ…!!(ぎりぎりまで引きつけてから側転回避で敵の攻撃を受け流す) 撃ち落とせ…ッ!!(ライドブッカーをガンモードへ切り替えると射撃を行い始める) 」
ハサウェイ・ノア「……(彼の全身に装甲が這い硬くその身体に蒸着される。形作られたその頭に白い閃光が奔り光の単眼を描き出し、その全身からスラスター光と共に衝撃波が走る)さて……小手調べだ(同時に折りたたまれていたかのように展開された半身を覆うような巨大なシールドを構え、突っ込んでくるリマスターハンドを受け止める) 」
天王寺璃奈「きゃっ…――――!ひ、ヒロさん…!(自身を庇って被弾したヒロへ急いで寄り添う)ありがとう…でも、無茶しないで… ……!そうだ、これ使って…!(何処からともなくバットを取り出してヒロへ手渡す)戦闘用に改造したバット…中にミサイルや鎖とか、いろんな武装が内蔵されてるの…ヒロさんなら、使いこなせるはず…! 」
泉けん「ごめんねー、スカイロッドとはまた扱いが違くて~(ウザ顔)しかしファトゥムがまた壊れちゃったからまたアスランへの言い訳を考えないといけない…ムーンのせいにしとこ() 」
夜神ムーン「ふざけんなお前それやったらいよいよ書いてやるからな!!お前の名前!!!! 」
リマスターハンド「―――我が闘魂を受け止められるかな?(ギュルルルゥ――――ズギャアァァアッ!!!)(自身の突撃を受け止めにかかったハサウェイと拮抗し合うが、そのまま圧倒して上空へと飛翔していく) フハハハ…!!(ディケイドの射撃が被弾するも、まったく微動だにせず嘲笑う) 」
黛冬優子「ちょっと、ドリル!?本当になんでもありって事……!!(瞬歩でリマスターハンドのドリルを回避しながら、側面に
斬魄刀をでの一閃を見舞う) 」
アオ「あぶなッ――――!(前転回避しつつリマスターハンドの突撃を掻い潜るとすぐに振り返る)常に浮いている相手に接近戦はやや不利だな…でも、四の五の言っている場合じゃないな…!(攻撃ではなく、あくまで牽制として投げナイフを数本投擲していく) 」
ハサウェイ・ノア「っと……(リマスターハンドに弾かれ地面を滑るように後ずさるも、すぐに踏ん張りをつけ各部のスラスターに点火、飛び上がるように脚を踏み込む)空なら少し自信はある。(そのまま青い軌道を残しながら上空へ飛び上がり、ライフルを構えてリマスターハンドとの空中戦に移行する) 」
首領パッチ「まぁ抑えろ抑えろ、今は仲間割れしてる時じゃ…ムーン危ない!(リマスターハンドの攻撃を見てムーンを突き飛ばす…‥ディケイドの射線上に) 」
カービィ「わ~~~~っ!!?(突撃の余波に吹き飛びかける)もうっ…みんな危なっかしいんだから…!でもあのおっきな手…吸い込めるかなぁ…?美味しくなさそうだし… 」
夜神ムーン「どういう状況かはわからんが……あいつはどうやら主催者として顔を出した奴と同一人物らしいな……つまり真実には確実に近づいているということだ。パッチ、けん坊、気を引き締めろ 」
夜神ムーン「うおおおあおう!?(
首領パッチに突き飛ばされてディケイドの銃撃に直撃する)馬鹿野郎ーーーっ!!!突き飛ばすならその先に何があるかくらい確認しろーーーっ!!! 」
泉けん「よーし……いけ、スカイロッド!(スカイロッドを呼び出し、ムーンの真上に着地させる) 」
ヒロ「…!(璃奈からバットを受け取り)君が作ってくれたのかい?…ありがとう。有効活用させてもらうよ(璃奈の頭にポンと手を置き) 」
リマスターハンド「なにッ…!?(気が付くと、擦れ違いざまに冬優子の斬撃を受けた痕ができていたことにぴくりと微動する)いい太刀筋だ…しかし!それで私の指を全て斬り落とせるかな――――!(宙に浮かぶこちらへ迫るハサウェイの機体を見据えると…)―― チ ャ キ … ッ … (全身で銃を象り、銃口部分を思わせる人差し指と薬指を突きつける) ズギャアァンッ ! ! ! (指の先端が爆発と共に弾け飛び、銃弾としてハサウェイに襲い掛かった) 」
夜神ムーン「うおっあぶねえ!!お前らマジで僕に対する配慮ないのな!!(スカイロッドを躱してくるくると回しながらペンを取り出す)……だが 」
首領パッチ「よし、来たなスカイロッド!!!!(スカイロッドに飛び乗る)悪いなムーン、そのスカイロッド二人乗りなんだ() 」
リマスターハンド「まだまだ行くぞ…! キラン…―――― ズドンッ、ズドンッ、ズドォンッ!!!(指先がキランと発光すると、先端部より大きな弾丸を更に幾つか発砲し、それらは地上の戦士たちへ雨の如く降り注いだ。砲弾にも等しい弾丸は青の投擲したナイフをも呑み込んで迫っていく) 」
夜神ムーン→
夜神月「……こいつらも戦いそのものは真面目にやる気らしいな……!(久しく見れなかった鋭い眼光に戻りデスノートを開く) 」
メディ「ヒロ様、合わせましょう…! スッ――― \ アタッシュアロー ! / (スカートの中から弓型武器「アタッシュアロー」を取り出してヒロと背合わせになるように身構える) \ カバンシュート ! / (グリップを握りながらトリガーを弦のように引き、エネルギー状の矢を放って空から降り注ぐ弾丸を撃ち落として相殺していく) 」
泉けん「………乗ったなパッチ!シートベルトをしっかりするんDA☆(運転席に乗り、隣の席のパッチに叫ぶ) 」
ロー「“ROOM”――――“シャンブルズ”!!(自身の位置と宇宙猫の位置を入れ替えることで、自身に降りかかる弾丸を彼にすべて擦り付ける←) 」
エディ「悪いな前失礼するぜ(ハサウェイが搭乗する機体の肩から飛び降り) クン ヒョ イ ( リマスターハンドの放った弾丸に手首を捻りながら手の甲を当てL字に折れ曲がる奇跡を描き腕を振り抜く。弾丸は容易く空さえ中空の黒へ消えていく)人型じゃねえ奴の相手するのは面倒だな、連戦でこれだよ 」
宇宙猫→
現場猫「全然ヨシじゃない!!!(弾丸の直撃は免れたものの被弾に伴う爆発で宇宙服が破けてしまう) 」
ハサウェイ・ノア「っと…っ(左脚のみから勢いよく推進剤を吹き出し急速に回転、そのマニューバで弾丸を躱しそのまま再びリマスターハンドを見据え、スラスターの噴射でその背後に回りながらビームライフルを連射する) 」
泉けん「早速行くぞおおお!!!(助手席がリマスターハンドに落下するスイッチを押す←) 」
黛冬優子「今の斬撃じゃあ致命傷にはならない…ふゆの件じゃあちょっと威力が足りないわね…(リマスターハンドについた傷跡を見ながら) って、あのモビルスーツの機動性なら、あの手の上を行ってる……?というか、ああやってリマスターハンドがああやって浮いてる以上、こっちとしては少し厳し……わあっ!!ちょっと!ふゆ達は空中戦じゃ分が悪すぎるでしょ……!!(弾丸を斬魂刀で防ぎながら、割と必死にダッシュして射線から逃れる) 」
仮面ライダーディケイド(クウガ)「そうはいくか! \ KAMEN RIDE / \ KUUGA(クウガ) ! / (太古の超戦士・仮面ライダー「クウガ」へカメンライドする)―――はぁッ!!(大跳躍で弾丸やその被弾爆破を跳び越えつつ、上空のリマスターハンドへ殴りかかっていく) 」
首領パッチ「うおああああああああ!!!「一度見たら忘れない、犬神家といかりや家」!!!(奥義名なのかわからないワードを叫びながら落下した状態で
首領パッチソードを持って回転狩りをするかのように身体を回しリマスターハンドに迫る) 」
夜神月「ククク、パッチとけん坊に振り回されたおかげで習得できた新技を見せてやろう(そういうとデスノートが変質しまるでスケッチブックのように変化する)『デススケッチブック』……存在格の低い無機物や雑魚ならば名前を知らずとも……(そのままペンを走らせ弾丸をスケッチする)似顔絵やスケッチを行うだけで『殺』せる……!!(それが書き終わられた瞬間
夜神月の視界内に入っていた弾丸全てがその場で爆散した) 」
リマスターハンド「いい動きだ…感動的だな。だが無意味だ!(弾丸を受け流していくハサウェイ、その反撃で放ってきたビームライフルを受けながらもひるむことなく握り拳をつくり出すと――) グ ゥ オ ン ッ ! ! (ハサウェイの機体へと勢いよく迫り、殴り飛ばした) むぉ…ッ…!!(だが直後、ディケイドのパンチと
首領パッチの回転斬りが全身に炸裂し、よろめきかける)悪くない連携…しかしッ!ググッ…グジッ…!グギリッ…!! バ ゴ ォ ン ッ ! ! (ディケイドとパッチをその巨大な手でまるまる包み込むように掴み、何度か強く握りしめた後、勢いよく地面へ叩きつけるように投げ飛ばした) 」
仮面ライダーディケイド(アギト)「ぐわぁぁあッ…!!(掴まれて握りつぶされた後、地面へ背中から叩き付けられる)…くそッ…なんとか奴をこっち側へ引き寄せないと…!カ シ ャ ン ッ (カード装填)\KAMEN RIDE/ \AGITO(アギト) !/(全身が光に包まれ、仮面ライダー「アギト」へカメンライドする) 」
ハサウェイ・ノア「ぐっ!?(拳により大きく吹き飛ばされ地面に激突、大きく砂煙を上げるもその次の瞬間には光の糸を引きながらその煙から勢いよく飛び出し再び空へ躍り出る)装着者への衝撃保護は上々、装甲もほぼ無事……スラスター残量は……まだいける 」
ロー「奴をポジション(位置)を変えればこっちのもんだ――――“シャンブルズ”ッ!!(再び位置転換を齎す能力。自身とリマスターハンドの位置を転換させ、奴の頭上にて刀を突き立てる)――――これならどうだッ!!(そのままリマスターハンドの甲を突き刺す) 」
アオ「――――!(ローの能力によって目前に現れたリマスターハンドに目を見張る)―――ナイスだ!(この好機を逃すまいと蒼白の光を纏ったブレードを手に全速力で迫る) っ つ ァ ! ! (勢い良く刃を振り抜きながら斬り伏す) 」
メディ「……!対象の位置が変わりました!今が攻撃のチャンスです! ふっ、やぁっ! ザキンッ、ザキィンッ、ザキィインッ ! ! ! (武器を振るいながら前進し、三閃を刻み込んでいく) 」
キャロル「>>南無三パワァァァァァ————————!!!!!!<<(画面外から吹き出しだけ現れ雄叫びをあげる) カチカチヤマダァァァァァァァァァー!!!!!!!!! (ハンドの甲に突き立てたローの刀へ何故か炎属性が付与される)>>南無三パワァァァァァ————————!!!!!!<<(何故か黛冬優子の霊圧出力が跳ね上がる)>>南無三パワァァァァァ————————!!!!!!<<(何故かハサウェイのスラスター残量がフルに補充される) 」
仮面ライダーディケイド(アギト)「でかしたッ!! カ シ ャ ン ッ (カード装填)\FINAL ATTACK RIDE/ \A A A AGITO !!/ シャキーン… ! はあああぁぁ…―――(グランドフォームへと変形し、攻撃態勢に入る。右足にアギト模様の光が集束し始め…)はッ! タ ン ッ ―――(上空へと跳び上がり)―――はああああぁぁッ!!!(強烈なライダーキックを炸裂させる) 」
ハサウェイ・ノア「っ!!(スラスター残量が完全に回復したのを見て咄嗟にライフルを捨てシールドからビーム・サーベルを取り出し、光の刀身を発振。上空から飛び掛かるように突き立てる) 」
ヒロ「任せとけ!(
メディに合わせ、バットからミサイルを放ち弾丸を撃ち落としていく) 」
カービィ「うわっ!?いきなり目の前におっきな手が…!まるで手品みたいだねー!じゃあ、ボクも…!えーい!(弾丸を吸い込んでコピーしたボムで爆弾を投げまくっていく) 」
エディ「 [ 放送禁止用語 ]!!!(裏拳で
キャロル入りの吹き出しを場外へバースト)ナイスアシストだモグリ!(マスターハンドへ一直線に走る最中、目の前にメガトンパンチの振り子やらゲージやらが表示され)いやふざけてる場合か畜生が!!!!!(律儀にゲージ、振り子をジャストタイミングで止め、垂直に飛び) ヒュ オ ┣¨ ゴォ (宙空から拳を地に突き立てるようにしてマスターハンドへ急降下、渾身の『瓦割り』的手刀を振り下ろす) 」
首領パッチ「がぁぁぁぁぁあ!!!!(握りつぶされ、叩きつけられる)……そのノート貸せえええ!!!!(ムーンに勢いよく飛びかかる) 」
夜神月「あのアホタレどもとの毎日……もはや僕が
夜神月であることも忘れていたが……(何処からか光剣を取り出し、リマスターハンドへ駆け寄る)僕は……新世界の神になる男だっ!!!(そのままそれによる一閃をそれに放つ) 」
黛冬優子「(ローの機転によって叩き落とされ、集中攻撃を受けるリマスターハンドに向けて
斬魄刀を振り上げ)―――これなら……!たたっ斬ってやるわよ!!(三本の刃を一つに纏め、指の付け根目掛けて
斬魄刀を振り下ろす) 」
リマスターハンド「なにッ―――んぐぅぅぅうううッ…!!?(位置転換を齎された挙句、全員の一斉攻撃が全身に炸裂していく)――― ぬ ぉ ぉ お お お ッ ! ! (ドタドタバッタンドタバッタンッ!!!)(痛みに悶えるようにジタバタする…と見せかけ、それは自身の立派な反撃。彼を薙ぎ払い、再び宙へ浮かび上がっていく) ボ ォ ォ ォ オ オ オ … ッ … ―――― ド グ ゥ ォ ォ オ ン ッ ! ! ! (手中に練り上げた火炎が一つの大きな火球を生み出し、それを握り潰すことで四方八方へ火種が散乱。フィールド上を焼き尽くし、焦土を齎す) 」
夜神月「うごえしまらねえ(と、格好よく決めた次の瞬間には飛び掛かってきたパッチに押し倒され地面に倒れ込む) 」
ロー「―――!お前ら、退けッ!!(リマスターハンドの反撃の挙動をいち早く察しすぐに離脱する)くッ…!!(散乱する火炎によって立ち込める熱気に周囲の進路を遮られてしまう) 」
メディ「……!!“炎症暴風”(サイトカインストーム)ッ!!(手首を高速回転させ、その摩擦熱から生じた発火を利用して周囲の残火を蓄え、鎮火させる) 」
キャロル「 ドゥイット!! だってばよぉシャンクス!床が!!(画面中央に現れ視聴者へ焦土と化した終点に注目するように促す) so hot……(新種のキノコ、
キャロルは熱を吸って育つ人間だよ。フォールドの熱に応じて数が増えるよ)ティロリティロリリン♪ ティロリティロリリン♪ ティロリティロリリン♪ ティロリティロリリン♪ ティロリティロリリン♪ ティロリティロリリン♪ ティロリティロリリン♪ ティロリティロリリン♪ ティロリティロリリン♪(1UP音と共に終点を囲むように熱を吸収して栽培された
キャロルが増殖し、一斉にノリノリに踊り出す程目覚める) 」
ハサウェイ・ノア「チッ!(咄嗟にシールドを構え飛び散る炎を受け止め、業火の中に単眼が煌めく)装甲の耐熱性は上々、しかし、くっ……装着式ゆえの装着者への断熱性能には多少の難がある。改良点とする…… 」
仮面ライダーディケイド(響鬼)「くそッ…だったら、次はこいつだ! \ KAMEN RIDE / \ HIBIKI(ヒビキ) ! / (音撃を操る鬼の戦士・仮面ライダー「響鬼」へカメンライドする) \ ATTACK RIDE / \ ONGEKIBOU・REKKA ! / (カード装填後、手繰り寄せた音撃棒を両手に握りしめて、武器先端に灯した火炎より火炎弾を投げ飛ばして攻撃する。その際、周囲の火炎の熱を吸収させ、更に火力が増す) 」
アオ「ぐゥ…っ…!!この炎…迂闊に近づけない…!(灼熱を前に尻込みしてしまう) 」
エディ「退けって言ったってお前フィールド全体が燃えてるんじゃ……(増殖する
キャロルを見苦虫を潰したような表情になる) ポコッ ポコッ ポコッ ポコッ(某ジャンプアクションゲーよろしく、列をなす無敵障害物である
キャロルの頭上を飛びながらやり過ごす)なんでこいつら熱が平気なんだ……(
カオスすぎて一周回って冷静になった) 」
カービィ「あちちっ…!これじゃあお肉もお魚もすぐに焦げちゃうよ…!(ちゃっかり増殖
キャロルの頭の上へ避難していた) 」
キャロル「₍₍(ง🎃)ว⁾⁾ 鳴らない言葉をもう一度描いて ₍₍ᕦ(🎃)ᕤ⁾⁾ ₍₍ʅ(🎃)ว⁾⁾ ₍₍🙏⁾⁾ ₍₍🎃⁾⁾ 赤色に染まる時間を置き忘れ去れば ₍₍₍(ง🎃)ว⁾⁾⁾ 哀しい世界はもう二度となくて ₍₍ᕦ(🎃)ᕤ⁾⁾ ₍₍ʅ(🎃)ว⁾⁾ 🙏 🎃 荒れた陸地が こぼれ落ちていく ₍₍ ʅ(🎃) ʃ ⁾⁾ 一筋の光へ 」
リマスターハンド「熱いのは苦手か?ならばここでクールダウンと行こうか―――― ビ ュ ォ ワ ア ア ァ ッ ! ! ! (全身を使って扇ぐことで突風を巻き起こし、フィールド上の残火もろとも戦士たちを、その攻撃も含めて吹き飛ばしていく) ブォンッ――― ゴ ロ ロ ロ ロ ッ … ! ! (手品のように何もない手中から大きな鉄球を生み出し、フィールド上へ転がしはじめる。棘の付いた鉄球はまっすぐに面々へと迫っていく) 」
天王寺璃奈「ふわっ――――えい…っ…!〖= >▵< =〗(突風で吹き飛ばされそうになるも、吸盤の付いた猫の手形のグローブを嵌めて地面に張り付くことで難を逃れる) 」
マツタケ
キャロル「 ぐえーっ (何か奇跡的に不幸で悲劇的でぶっちゃけ割とどうもでいい運命的間違いで
カービィの口に入ってしまう) テレレンンンンン!!!!!!!!!!! (コピー能力『モデルニカ』を手にいれた!!!!!!!) 」
黛冬優子「わあちゃっ!熱っ……!!ちょっと、また飛んで……っっ!(突風で吹き飛ばされ、倒れた所に棘の付いた鉄球が飛来し)っ…とおっ!!(その場でゴロゴロと転がり、間一髪て鉄球を回避) 」
仮面ライダーディケイド(ブレイド)「 そうはいくか! \KAMEN RIDE/ \BLADE (ブレイド) !/ \TURN UP !/(カード装填と同時にドライバーより光のゲートが前面に放出され、潜り抜けることで仮面ライダー「ブレイド」へカメンライドする) \ATTACK RIDE/ \METAL(メタル) !/(身体を鋼の如き重量感を得て突風を無効化する) 」
カービィ「あっひゃひゃっひゃっ!(マツタケキャロルを呑み込んだせいで何故か笑いが止まらなくなった!)な、なんでぇ…!?あひゃあひあひ…!いま、すっごくおかしな気持ち…ひひひっ!ひぃ~~~~っっっ!!!(鋼鉄化したディケイドを盾に笑い転げている) 」
エディ「そいつぁどうもご親切に……な"ァ"!!!!(ライダーキック的に鉄球に蹴りを入れる。破壊こそ叶わないが棘などが砕け飛び、風に巻き上げられ空中に四散し) トンッ ┣¨ ┣¨ ド ドドド ド ドッッッ (無数の直線上の閃光を残し、破片を足場に空中を自在に駆け) キュ オッ (縦に回転しながら急降下、斬撃を伴う踵落としをマスターハンドの親指へ圧し折ろうと振り下ろす) 」
ロー「――――“ガンマナイフ”ッ!!(突風に耐えながらも、迫る鉄球を引き付けて真っ二つに断裂する) 」
ハサウェイ・ノア「ぐ!?(その着込んだスーツの重量故突風には吹き飛ばされず、それ故に迫る鉄球に直撃する)っと!!(しかしそれを両腕で挟み込むように受け止め、そのまま全身からのブーストで加速し投げ返す)お返しだっ!! 」
シイタケ
キャロル×4「(サングラスをかけ誰かが入るのであろう棺桶を担ぎ待ち構えている) 」
ヒロ「…!璃奈ちゃん!(璃奈の前に立ち、迫る鉄球に対しバットから鎖を放ち動きを止める) 」
夜神月「『デススケッチ』ッ!寄るな!!(咄嗟に鉄球の絵を書き込み迫りくる鉄球を破裂させる)くっそぉ、なんでこんな時に限ってあのハゲとピエロはいないんだよ!!認めたかないが僕たちの中で一番強いのはあのアホ二人だぞ!!! 」
リマスターハンド「(――――!) パ チ ン ッ ――― パ チ ン ッ ―――― パ チ ン ッ ! (エディの殺気を感じ取ると目にも留まらぬ速さで指を鳴らす。それと同時に、音が追い付く間もなくその身を消して瞬間移動をはじめていく) グルンッ… ズドドドドドッ…―――― ド ゴ ォ ッ ! ! (離れた箇所へ移動すると、人差し指と薬指を"両足"に見立てて舞台上を前進。
キャロルの群れを突き飛ばしながら冬優子へ迫ると人差し指で強く弾いて彼女を吹き飛ばす) 」
リマスターハンド「さあ、"熱狂"に踊れ!! ズンッ、ズンッ…!!(突き出した人差し指でヒロを強く突き飛ばす)むおッ…!? いい反撃だ…しかし!ググッ…―――― ジ ャ キ ィ ィ イ イ ン ッ ! ! (投げ返され直撃した鉄球に全身をぶんぶんと揺さぶる。だがその直後、ハサウェイにも人差し指を突きだそうと構えると、なんと指を伸ばした途端に先端部が剣の如く鋭くなり、ハサウェイの機体を串刺しにせんとその指が迫った) 」
ターバンの
キャロル「(ハンドにゴミクズのようにぶっ潰された
キャロルたちの音量がターバンキャロルの包丁に宿り、ウルトラスーパー暗黒報復エネルギー、略して『お前をKOROSU』ゲージを貯めていく。
マックスになるとなんかすごい爆発が起きる) 」
首領パッチ「多分今頃どっかで勝手にバカスカやってんだろあのバカどもは! 」
ハサウェイ・ノア「!!(咄嗟にシールドを構え本体をその射線から外すように動く。盾が刺突により内部のパーツをばら撒きながら崩壊し失われるが、その内側に隠した左腕に握られたサーベルが返しの一太刀を放つ) 」
黛冬優子「今度はこっちに……私を狙って来てる…!(回避に移ろうとするが、吹き飛ぶ
キャロルの群れで感覚が狂い)……ふっ、ざけ……!!(
斬魄刀を構え、人差し指に向けて一気に振り下ろして対抗するが……)うぐうっ!!(出力の差には抗えず、
斬魄刀ごと吹き飛ばされる) 」
リマスターハンド「ヅゥ゛…ッ゛!!(ハサウェイが繰り出す反撃斬りにノの字に斬り伏される) グ ッ ―――― ド ォ オ ン ッ ! ! ! (握り拳をつくり、そのまま隕石が迫る勢いでハサウェイを殴り飛ばそうと迫るが…) 」
仮面ライダーディケイド(電王・アックス)「させねえぜ…! \ FORM RIDE / \ DENO・AX(デンオウ・アックス) ! / (ハサウェイへと迫るリマスターハンドの前に割り込むと、そこで仮面ライダー「電王」・アックスフォームへフォームライドする) \ ATTACK RIDE / \ TSUPPARI ! / (カード装填後、横綱のように四股踏みドシンと力強く身構えると、 真正面からリマスターハンドの突撃を受け止めにかかった)―――― ぐ ぅ ぅ ぅ う う う う … ッ … ! ! ! (圧倒されながらも殴り飛ばされまいと全力で踏ん張りを見せる) 」
カービィ「うっひゃあ!?あいったぁ~……何でこんな目にぃ…?(巻き添えを食らって
キャロルたちと一緒に突き飛ばされる。その際に頭を強打し、笑いの呪い(?)から醒める) 」
マッシュルームキャロル群「誠に申し訳ない(一斉に大爆発。しかしこの爆発には殺傷力はおろか、熱すらなくこれに触れた物の傷を瞬く間に修復していく) よっこいしょ(うち一体が冬優子の背中に抱きつき大爆発。そこそこダメージが修復される) 」
ハサウェイ・ノア「……!(リマスターハンドを受け止めるディケイドを見て、飛び上がり上空から飛び蹴りをかますようにリマスターハンドに激突、その力比べに加勢する)君だけにいい思いはさせやしないさ 」
エディ「ゴッッッッッ(手刀が空を切り終点の床に亀裂を入れる)瞬間移動か、何でもありだな…・ () 」
リマスターハンド「 ド ォ ン ッ … ! ! (ディケイドとハサウェイの共闘による突撃に圧倒され、突き飛ばされる)…ジジッ…闘イを止めルな…!闘いwo続け、ロ…! ズ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ッ ! ! ! (刹那、全身に僅かなノイズが走ったかと思えば五本指からそれぞれ蒼い極小のレーザーが放たれる。被弾個所に火柱を上げるそれらは無軌道に、無差別にフィールドの表面を焼き尽くし、彼らに迫っていく) 」
エディ「ゴッッッッッ(手刀が空を切り終点の床に亀裂を入れる)瞬間移動か、何でもありだな……だが(背中から両手剣を抜き取り、宙へ放り投げつばぜり会うマスターハンドへ横目をやる) いい連携だ、あと1秒踏ん張れよ(落下してきた両手剣の柄頭に正拳突きを叩き込み『殴り飛ばす』) ギュ ォアッッ(両手剣は蒼炎を纏いレーザーのようにマスターハンドへ飛ぶ) 」
ロー「チッ…急に動きがデタラメになってきたか…?気を楽にしろ…すぐに終わらせてやるからよ…――――“タクト”!!(地面から幾つもの剣山を突出させてレーザーから身を守ろうと試みる) 」
夜神月「クソ、奴め、様子がおかしいぞ……危ねえバカガード!!(放たれたレーザーを丁度良く近くにいたパッチを盾にして防ぐ) 」
メディ「はッ――――バシュンバシュゥンッ ! ! (交錯するように飛んでくるレーザーを華麗なバックステップで回避しつつ、その間隙を縫うようにエネルギーアローを数発射抜いてみせる) 」
ターバンの
キャロル「 フィニッ【 みんなのうらみ 】シュタァーイム (目が発光し犠牲になった全ての
キャロルの怨念を授かった包丁で刺突しようと平突きの構えをとりハンドへ走り出す、たとえその理由がどんなにくだらなくとも) 」
ヒロ「ぐあっ!!?(指で勢いよく弾き飛ばされる)突っついただけでこの威力…………!危ない!(璃奈の手を引き、レーザーを回避しつつバットからの鎖をリマスターハンドに放ち動きを止めようとする) 」
仮面ライダーディケイド(カブト)「へっ…! \ KAMEN RIDE / \ KABUTO(カブト) ! / (ハサウェイへ笑うとカードを装填。天を道を司る高速の戦士・仮面ライダー「カブト」へカメンライドする)\ ATTACK RIDE / \ CLOCK UP ! / (カード装填後、超高速の速さでフィールド上を駆け巡り、無軌道で襲い来るレーザー群を難なく掻い潜っていく) 」
アオ「うおッ…ちょ、これは―――――!?(必死にレーザーを避ける最中、リマスターハンドの身に怒った僅かな異変を見逃さず、緩慢化した空間の中で鋭く目を細める) 」
黛冬優子「かふっ……(今のは、不味いのを貰ったかも…!しかも爆発まで……)って、えぇ!?なんか治ってる……そんな事ある!? まあいいわ、ふゆに舐めた真似してくれた事……後悔させてやろうじゃない! ――― 卍 解 『迷光纏紅華』!!(
斬魄刀が再び輝き……此処が不定形に動き回る、無数の刃を生成し)……吹っ飛べェ!! (レーザーの合間を縫うようにリマスターハンドに向かって跳び上がり、巨大にして無数の刃を持つ
斬魄刀でリマスターハンドを周囲の物含めて一気に薙ぎ払いに掛かる) 」
ハサウェイ・ノア「来たかっ……!(盾を失い身軽になったそれは再び空に舞い上がり、ロケット音を上げながらレーザーをかいくぐり、ビームサーベルを構えてリマスターハンド本体へ突っ込んでいく) 」
天王寺璃奈「わっ…!(ヒロに手を引かれ、共にレーザーから避けていく) 」
首領パッチ「あってめー!クソやろう!(レーザーをモロに喰らう)何をする!(月をレーザーの射線上に突き飛ばす) 」
泉けん「仲間割れはやめるんDA☆(月と
首領パッチの間にスカイロッドで割って入り、二人をレーザーの射線上に弾き飛ばす) 」
リマスターハンド「 ズッギャアアァアアンッ!! (
メディのエネルギーアロー、そしてエディの放つ渾身の一撃が全身に直撃し、その部位より硝煙が噴き出す)タタkaいヲ…トめ…止め…るNA…ッ…!闘イを、つヅkE…ろ……!!(ヒロの鎖に指を数本拘束される中、まるで壊れかけのブリキ人形の如くその動きがぎこちなくなっていく)グググッ…ヌォォオオオオッ!!!(だが鎖を無理矢理振りほどき、握り拳をつくってハサウェイと衝突し合う。火花を散らしながら拮抗し合うが、その隙を冬優子に許してしまい…) 」
リマスターハンド「―――― グ ア ア ア ア ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ ッ ! ! ! (彼女が振り下ろした最強の斬撃に斬り裂かれ、かつてない断末魔を上げる)…グラリ…――― オ ゥ ン ッ ! ズ ッ ド ォ ン ! ! ! (崩れかけた全身を垂直にしたと思えば手首部が暴発。火を噴きながら空へと勢い良く舞い上がる) グ ゥ ン ―― オ ゥ ン ッ ――― ォ ォ ォ オ オ オ オ オ ッ ! ! ! (上空を縦横無尽に飛び交い、フィールド上にいる者たちに狙いを定めて宛らロケットの如く突撃し、そのまま貫けて舞台の上へ舞い戻ってくる) 」
夜神月「ぐああけん坊てめええええ!!!(けん坊に突き飛ばされてレーザーに直撃する) 」
メディ「(これは――― !)ッあ――――“四肢硬直”(ツルゴール)ッ!!(リマスターハンドの突撃に回避が間に合わないと悟ると、全身を鋼の如く硬直させることで屈強な防御力を得てから突き飛ばされる。その影響のお陰で致命傷を免れ、何とかフィールドから吹き飛ばされず耐え凌ぐことに成功する) 」
ハサウェイ・ノア「まだ動くか……(衝突から解放されぐるりと一回転、空中にホバリングして地面へ突っ込んでいくリマスターハンドを目で追い、舞い戻ってきたそれ相手にサーベルを構える)……だが、明らかに様子はおかしくなっているようだな 」
黛冬優子「よっしゃー!!(派手に断末魔を上げるリマスターハンドに向け、渾身のガッツポーズを決める。が……)爆発した!……いや、違う!ふゆ達に突っ込んで来てる!?止められる、か……!?(
斬魄刀をリマスターハンドに向け、突撃の軌道を逸らそうとする) 」
首領パッチ「覚えてやがれけん!夜神ー!!!!!(レーザーを喰らう) 」
スーパーキャロルギャラクシー「テッテレーテッテッテッテレッテーテッテレーテッテッテッテレッテー(無敵中BGMを流しながらリマスターハンドの上で踊っている) 」
泉けん「さて、次は…アッー!(リマスターハンドの直撃をくらい機体がよろける) 」
ヒロ「…………!危ない!(リマスターハンドの突撃に気づき、璃奈を射線外へと押し退ける)でやぁぁあ!(バットを謎の原理で収納し
キーブレードに持ち替え、突撃を受け流そうと試みる) 」
リマスターハンド「(冬優子とヒロによって起動をずらされたことで数名に直撃を与えることに失敗する)…あア…ッ……!今こソ、還ro…う… きタる…るるッ… 再録《 Re:マスター 》…!そ、そそそこニ…ある、ハズダ…あno、日の…「 CHaOS 」が……ッ…!(歪な電子音が混じったような譫言を上げながら各指の関節が不気味に曲がり始めていく) バ シ ュ ゥ ゥ ゥ ウ ウ ッ ! ! ! (突き出した人差し指から一筋の閃光を解き放つ。一直線に伸びるその光は、歴戦の勇者ならば容易く避けられるだろう。だが―――) 」
リマスターハンド「 キン ――― キン ―― キン ―――― キン ―――― ォ ォ ォ ォ オ オ ッ ! ! ! (それと同時に周囲に発生させた幾つもの反射板が、空ぶった閃光を反射し合うことで曲がりくねりながら再び彼らへと襲い掛かっていく。その激しい猛攻は、闘いを希う権化が繰り出す最後の攻撃とも捉えられる) 」
仮面ライダーディケイド「ッ゛…!(反射を繰り返しながら無軌道に飛び交う閃光を避けながらも、リマスターハンドをしっかりと見据える)……これで、終わらせるッ…!! カ シ ャ ン ッ (カード装填)\FINAL ATTACK RIDE/ \DE DE DE DECADE !!/(空中に跳び上がると10枚のホログラム状のカード型エネルギーが出現)――― はあああああああぁぁぁぁぁーーーッ!!!(そのままエネルギーを突き抜ける中、右足に金色のエネルギーを纏い、自身の最強ライダーキック“ディメンションキック”をお見舞いする) 」
ハサウェイ・ノア「……なら!(青い線を引きながら、急制動を繰り返しカクカクと、その反射される閃光をかいくぐるように急速にその手へと接近する。そして、勢いよく手に持った筒から光の刀身を吹き出し、それを突き刺すように突っ込んでいく)落とす……っ!! 」
泉けん「…こいつの攻撃が厄介だな…そうだ!(月をスカイロッドの助手席に強引に引き摺り込む)月くぅん?君にそのスケッチブックを使ってレーダーになってほしいんDA☆(唐突) 」
カービィ「……!なんだか…とっても苦しそう……?………!!(様子がおかしくなったリマスターハンドの姿を凝視すると、意を決したかのように凛とした眼差しに切り替わった) そうだね…終わりにしてあげないと!こんな闘いなんて…!えーーーっい!!!(特大級のボムを出現させ、リマスターハンドへ思い切り強く投げつけた) 」
黛冬優子「行ってやろうじゃない……ぶちかませ、黛冬優子……!!(最早刀身とも言えない、巨大な扇状にまで広がった異形の
斬魄刀。その一本一本が自立して動き、閃光を防ぎながら……)いっけぇぇー!!(リマスターハンドに向かって飛び、再び横薙ぎの斬撃を見舞う) 」
メディ「 バ リ バ リ バ リ ィ ッ … ! ! (レーザーを潜り抜ける最中、顕在する右手に稲妻が迸る)―――― “ 医心電心”(メディカルショック)ッ!!! (帯電した右手を伸ばし、高電圧を乗せた凄まじい掌底による電気ショックを盛大に炸裂させる) 」
ヒロ「…………今か…!(リマスターハンドの様子を見て、バットから鎖を放った瞬間にバットを放り、動きを止めたと同時にリマスターハンドに対し
キーブレードで切り込む) 」
ロー「畳みかけるッ――――“注射(インジェクション)ショット”!!!(刀を突き立て狙いを定めたリマスターハンドへ突撃する) 」
アオ「ああ、終わりにしてやる…!っはぁぁああああーーーー!!!(ブレードを逆手持ち、前傾の態勢から飛び出して彗星が如く突撃し、強烈な一閃を刻み込む) 」
夜神月「ちょ何すんだけん坊!?れ、レーダー!? 」
首領パッチ「要はそのスケッチブックでスカイロッドに迫る奴を打ち消せばいいんだよ!(なぜか同乗しておりムーンの頭をいかりやのメガホンで叩く) 」
夜神月「あいだ!……ああ、わかったよ!!少しかすっても文句言うなよ!!(と、スカイロッドの窓を見据えて迫ってくる飛来物を片っ端から書き込んでいく) 」
泉けん「よし、今だ……………必殺!!!「いかりやを、叩いて殺せ」!!!!(月が迫ってくるものを破壊しているため力を溜めることに専念でき、スカイロッドから特大のαガンをリマスターハンドに放つ) 」
エディ「(壊れてる……言語野がバグった機械そのものだ)チッ 嫌になるな、まだまだ『先』があるっていうのは……!(腰を低く落として待ち構え、西洋的格闘術の構えから東洋の歴史が乗った拳を一直線に) 疾ッ!! (過不足なく『気功』を貯めた『寸拳』をゼロ距離で穿つ) 」
リマスターハンド「――― ゥ グ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ッ゛ ! ! ! ! (互いに手を取り合った歴戦のファイターたちが繰り出す最後の一撃に、闘いを渇望する者はその身に受けたありったけの「抗う意思」の前に激しく絶叫する) 」
リマスターハンド「…グ、ググ… グ ゥ ン … ――――――― ズ シ ャ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ン … ッ … ! ! ! (そしてついに、大いなる闘いを齎した元凶が崩れ落ちるのだった――――) 」
天王寺璃奈「……! やった…やったんだね……!〖* >▿< *〗(崩れ落ちたリマスターハンドを呆然と眺めていたが、もう起き上がる気配がないことを悟ると嬉しさを表現する璃奈ちゃんボードを掲げる) 」
ヒロ「…………やった、ようだな…(璃奈の方に駆け寄る) 」
仮面ライダーディケイド→
門矢士「……(元凶を打ち破った後、静かにバックルを引き抜いて変身解除する)………(だが、その表情は不思議と晴れたものではなかった。何かが喉元に張り付いたような歪な感覚に、ただ眉を潜める) 」
ハサウェイ・ノア「……取り敢えずは……ね(全身を覆っていた装甲を脱ぎ去り、またトランク型に固める)……だが…… 」
ロー「……ああ、そうだな。何かが可笑しい…(ハサウェイに続くように呟く) 」
夜神月→夜神ムーン「……終わった?いや……(この感覚……前にも感じた、まだ決着には至っていない感覚……まだ……まだ何かがある……何かが……クソッ、なんでこんな時にアスランと
ペニーワイズは居ないんだ……) 」
黛冬優子「(斬撃の後、面々の視線がリマスターハンドの残骸に向いているのを良い事に仮面を外し、普段の格好に戻り) ……終わったけど、まだ多分裏が居るんですよね… 」
天王寺璃奈「みんな、どうかしたの……?(一同の浮かない表情を見つめて小首を傾げる)…どういうこと…?闘いは…もう終わったはず… ……!あれ…そういえば…あの、『 宝 』は結局どこにあるの…?(目を何度もぱちくりさせて周囲を見渡す) 」
ヒロ「…………そういえば(璃奈の言葉を聞き)…璃奈ちゃん…油断は禁物だ… 」
アオ「……やはり、みんな思うことは同じみたいだね。(一同の様子を伺いつつ、何もない上空を仰ぎ見る。そこに何か答えがあるわけではないが…あるいは、その何も見えない黒い空そのものが今の心境を物語っているようだと気づいて瞳を閉ざす) 」
ハサウェイ・ノア「宝、そうだ宝……!(別働で向かわせたアイツらは……一応位置くらいは掴めていると期待する) 」
リマスターハンド → マスターハンド「―――― ォ ォ ォ ォ ォ オ オ オ … … ッ … … ! ! (疑心暗鬼な空気に包まれた静寂の中、物音ひとつ立てず、また気配もなく、あの大きな「手」が再び起き上がり始める。だが、そこにはあの激しい闘気は一切感じられず、彼らに襲い掛かる気迫すら感じられなかった) 」
ペニーワイズ「てめぇこのクソハゲ!!!!ぶっ**!!!!(その時!!!オーロラカーテンから蚊帳の外で大喧嘩してたバカ二人が現れる!!!) 」
門矢士「……!?お前、まだ―――――?(ふと振り返った先に、再起したマスターハンドを睨みつける。だが、覇気を失ったその「手」を見つめて構えを解く) 」
アスラン・ザラ「がっ!!いいパンチしてるぜクソピエロ!!(同じく取っ組み合い殴り合い絞殺し合いの喧嘩をしながら飛び出してくる!!) 」
メディ「やかましいので静かにしてください(遅れて乱入してきた
ペニーワイズとアスランにモルヒネの注射器を投薬して麻痺させる) 」
夜神ムーン「あ、あいつら来やがった……(飛び出してきた二人に少しだけ視線をやってから起き上がったマスターハンドへ視線を向ける) 」
アスラン・ザラ「ぐっ!ふう、すごく落ち着いた(投与された薬品により鎮静化する。なんでそれだけで済んでいるのかは謎)と……これはどういう状況だ?む、マスターハンド!?ということはここは…… 」
ヒロ「…‥あ、あいつまだ……?(起き上がったのを見て咄嗟に璃奈の前に立つが、様子を見て表情が変わる) 」
カービィ「よかった~!目が覚めたんだね!(起き上がったマスターハンドを見上げてほっとする)……ねぇ、君は…誰なの…?ここはどこなの…? 」
夜神ムーン「ああ、それはかくかくしかじかでな……(アスランに此処までの経緯を説明する) 」
アスラン・ザラ「なるほど……な……(リマスターハンドだと……?そんな存在はあの記憶には……やはりだいぶ時空が歪みだしている……) 」
マスターハンド「………私の名は、「マスターハンド」。遍く世界を創造せし者…人は私を、創造神という。お前たちの住まう世界、そして誘われた
ケイオスも、それらすべての―――だ。(先程とは対照的なほどに落ち着いた物腰で語り始める) 」
マスターハンド「…そしてここは―――『 終点 』。全ての世界の終着点であり、同時にその世界を繋ぐもの。世界と世界を渉るための懸け橋といえば、分かりやすいだろう。私はこの終点を管理する存在であり、あらゆる並行世界を…世界線を、ここより俯瞰し、観察していた。 」
門矢士「世界と世界を繋ぐ…まるで、俺に似た存在なんだな…(足元の「終点」へ視線を落としながら呟く)…神か…出会ったのは初めてかもしれないな。…んで、神様とやらよ。俺からも聞きてえことがある。何故俺たちにあの手紙を送り、大乱闘の舞台へと誘ったんだ…?あれは、あんたの本当の意思なのか…? 」
マスターハンド「……お前たちをこの舞台へと引き寄せたのは私であり、"そうでもない"と言える。 」
天王寺璃奈「どういうこと…?でも、招待状には、あなたの名前が…(受け取った手紙を取り出す) 」
夜神ムーン「(私でありそうでもないと言える……?何か別の意思が介在したのか……?) 」
マスターハンド「……(アスランに問いかけに沈黙する)…今よりおよそ14年前の話だ。あれは、「七夕の日」であった。お前たちのいる世界、ケイオスが…「混沌と平和のバランス」が崩壊寸前となり、世界は危機に陥っていた。そんな時、ケイオスの核を担う場所『 カオスルーム 』へある男が赴いた。それこそが、混沌世界の管理者…名は、『 カオスマスター 』。多くの住人に愛されていたあの男は、世界を救うために、一度この世界の記憶を閉ざした。それと同時に、それまでの世界の記憶はすべて、カオスルームに永久に保管され…以降、小さな人間が起こした些細なる出来事ですら、歴史として余すことなく保管されることとなった。 」
マスターハンド「だが、『終点』は違う。
カオスルームは並行世界や世界線に蔓延る録《 ログ 》を保管するだけで、それらの世界を繋ぐ役割を持たない。故に、私やこの空間が存在する意義がある。「
カオスルーム」と「終点」…二つの空間は世界を揺るがす程であり、それ故に絶対領域なのだ。何者の侵入も許されることは叶わない。……だが、その常識が、覆されたのだ。14年前の「記憶喪失事件」をきっかけに。 」
マスターハンド「あの事件によって、思いもせぬものが生まれたのだ。「それ」は歴史の陰に隠れてこの混沌世界の歴史を俯瞰し、やがて一つの答えを導き出した。それこそが…――――― "再録"《 リマスター 》 」
アオ「…「リマスター」……――――(その言葉を反復するように呟く) 」
黛冬優子「……その"14年前の事件"というのがすべてのスタート……って事なんですか?それに、"再録"って…… 」
アスラン・ザラ「“再録”……か……(自らが唯一持ち合わせる記憶とその単語が線で繋がり、この状況が起きた原因を察し始める) 」
マスターハンド「やがて「それ」は自我を持ち、一つの生命へと進化した。自らの意思を持ち始めた「奴」は、導き出した答えに則って行動をはじめた。アスラン・ザラよ…お前の察しの通り、それこそが「奴」だ。私の姿を目にすることができないはずが、その常識を破り…奴は私自身に干渉した。この「終点」を掌握し…すべての並行世界を繋げた。そして、そこに存在するすべてのキャラクターを集わせるために、この『カオスマッシュピード』が誕生した。 」
ロー「なるほどな…終点を管理する存在であるアンタを操れば、すべての世界を繋げることなど造作もない…そういうことか…! 」
アスラン・ザラ「それを知っているということは、犯人は、生まれ出たという「奴」とやらは……この世界、いや大きな『世界』という枠組みそのものの構造を既に把握していて、それを元に動いている…… 」
マスターハンド「大乱闘にすべてのキャラクターが集い、闘い合うことで掻き立てられた欲望…その「録《 ログ 》」を集めることが「奴」の狙いだった。やがては並行世界を越えて、その枠組みとなる世界線すらも巻き込み…闘い合わせることですべての録《 ログ 》が結集する。 」
門矢士「…だいたいわかった。ここまでは白ウォズが言っていたことと話が一致する。オリジンとZ世界の衝突…それによって生まれる録《 ログ 》という欲望。そしてそれが、俺たちの誰もが求めていたあの『 宝 』に直結する…そういうことだな…? 」
天王寺璃奈「…そう、なんだ…じゃあ、マスターハンドさんには悪気はなく、あなたも…私たちと同じで、利用されていたんだ… 疑って、ごめんなさい…〖 >▵< 〗(璃奈ちゃんボードを片手に頭を下げる) 」
エディ「宝探しに集まったと思ったら揃いも揃って宝作りに加担させられていたって事か?(眉間をゆびでつまみ項垂れる)まあいい夢見たよ、今度から現実的に労働組合を頼るか。俺の職場労組なかったわ、詰んだ 」
ヒロ「………その「奴」にとってはあんたですら駒にすぎない……そういうことか… 」
アスラン・ザラ「……その『宝』とやらは既に存在するんだろう?「奴」は、その宝が最大の効力を発揮する時……ある意味、『完成する』時を待ち望んでいる…… 」
芹沢あさひ「……だって、私達はその歴史とは違う所から来たから……少なくとも私達とは関わって無いのは間違い無いっすよ、冬優子ちゃん(事も無げに、しれっとその場に現れ)でもその宝は凄く気になるっす!! 」
マッシュルーム
キャロル「(フランスパンを鉛筆削りで粉末状にし、辺りにばらまきながらランニングしている) 」
黛冬優子「でも……あのマスターハンドさんは、"全て"って言ってるから……その"全て"には、本来その歴史に居なかった人も居る…って事……?っていうか、あさひ……っちゃん!?何でこんな所に…!?っていうか何して…… 」
Carol「その通り。ちなみに私、世界線番号Z1900090からやってきた
キャロル、強いね。(柔道技をキメる) 」
マスターハンド「…だが、お前たちのお陰で、私は目覚めることができた。寧ろ、感謝している。(璃奈へ優しい声音で応える)皮肉にも…そういうことだ。(エディとヒロに)……そうだ。集められた録《 ログ 》のすべては、あの『 宝 』へと還元される。そう…『 宝 』とは、お前たちが思っているような、初めから完成された理想なものではない。「アレ」は未完成であり…いや…そもそもこの世に生まれていいものではない…!(ここでようやく、戦慄に声を震わせる) 」
首領パッチ→パチ美「(
キャロルの踊りに便乗するように「タブー」を流す)…ちょっとだけよ♡(セーラー服を着てセクシーポーズを取り、スカートをちょっと捲る) 」
マスターハンド「すべては私の不始末が招いた結果…だが、奴の干渉を受けてしまった私にはもうどうすることもできない…!…頼む…願わくば、あの『 宝 』を破壊してくれ…!でなければ、"すべてが滅ぶ"…ッ…!!「奴」の"再録"は既に始まっているが、まだ、間に合う…!今しかないのだ…ッ…!! 」
門矢士「教えろ…!その世界を揺るがすとんでもない『 宝 』ってのは、いったい何なんだ…ッ…!!?(まるで何かに怯えているかのように興奮するマスターハンドを鎮めんと、強気に大声で叫ぶ) 」
ヒロ「…………そんなに、恐ろしいものだというのか…?その宝ってのは… 」
アスラン・ザラ「待て士っ!!それ以上は……きっとそれ以上は聞けない……そんな、そんな気がするんだっ!! 」
芹沢あさひ「だからまあ、わたしは冬優子ちゃんが知ってる私じゃないかもしれないし、逆もって所なんじゃないっすか…? 未完成だったら多分、何とかしたら完成するんじゃ無いっすか!?見てみたいっす!やっぱり!! 」
黛冬優子「(あさひを羽交い絞めにしながら)あさひちゃんは何処にいてもあさひちゃんだからそこは良いんですけど…分かりました、その宝を破壊したらいいんですね!任せてください!! 」
門矢士「うるさい!俺がそのフラグを破壊してやる!!俺は世界の破壊者だぞ!!(何故かこのドシリアスな展開でアスランと取っ組み合いになる←) 」
アスラン・ザラ「てめえ!お前も木っ端微塵にされたいのか!あのピエロのように!! 」
謎の
キャロル軍団(百人組手)「ヘイヘイヘイヘイヘイワッツゴーイングナウ!! ストップ!! WOW!!(取っ組み合う士とアスランを70という世界線の
キャロルがおしくらまんじゅう式に囲い込み) ペシッッッ ペシッッッ (某動画的に顔面へ平手打ちを『全員分』やる) 」
エディ「参ったな、全てって言われてもスケールの実感として湧かねえよ。まあ何とかするしかないんだろ、頼まれなくても。少なくとも俺らはそうしないと無事に済まないんだろうし(
キャロル軍団を交通整理的ムーブで送り返しながら) 」
マスターハンド「…… …… …… 」
マスターハンド「 すべての"鍵"となる…『 アレ 』の名は――――― 」
――――――― ブ シ ャ ァ ッ ! ! ! (突如鳴り響いた歪な怪音――― 巨大な手の中心部を、一筋の閃光が貫いた)
コッコロ「何やら、不穏な……。これは……いよいよ、佳境を迎えたといったところなのでしょうか。ドキドキが止まりません。 」
ヒロ「次々と明かされていく真相…これは…最後まで目が離せないな…! 」
ペコリーヌ「緊張したら、なんだかお腹が… ギュルルルゥ~… 」
ヒロ「………大丈夫かい(ペコリーヌの方に正露丸を放り投げる) 」
ペコリーヌ「……空いてきちゃいました。 」
ヒロ「(ズコッッ!!! し、心配して損したと言いたいとこだけど君にとっては死活問題よな… 」
ペコリーヌ「そうなんです!!(ズイッ)どこを見渡しても争い事()だらけで、 」
ペコリーヌ「そうなんです!!(ズイッ)どこを見渡しても争い事(戦闘)だらけで、おいしいご飯の気配がまるで感じられないんです! 」
ヒロ「…………うーん確かにな…レトルトでいいなら今から作れるけど…?(ぉ 」
ペコリーヌ「レトルトですか……まあ、何もないよりはって感じですかね。じゃあ早速、お願いします。 」
料理猫「腹が減っては戦はできぬ!インド料理一筋40年!中華秘伝奥義を炸裂し遂に完成した私の渾身のイタリア料理をご賞味あれ! ド ン ッ ! ! ( > > > か つ 丼 < < < ) 」
ヒロ「手料理となると取り寄せが必要でね…まぁちょっと時間がかかるくらいだけどな(レトルトカレーを作り始める) 」
ペコリーヌ「!? 」
ヒロ「…あの、どれを極めたかはっきりしてくれませんか(レトルトカレーをペコリーヌの前に置く)ペペロンチーノももうちょいでできるから待っててな 」
首領パッチ「腹減ってはいいクソができぬ!マニトウ料理一筋40年!いかりや秘伝奥義を炸裂しついに完成した私の渾身のサンゲリア料理をご賞味あれ! ドンッ!!!(ボンッカレーを料理猫の前に置く) 」
料理猫「黙れ小僧!ゴマダレコショウ!!貴様に中華三千の歴史が救えるか!?フレンチを極めた味見係が、三ツ星レストランから追放されたドラ猫が私だ!プロにもなれず、雑用になり切れぬ、哀れで醜い、おいしい料理を作るのが私の夢だ!お前に中華三千年の歴史が救えるか!?(むしゃくしゃしながらヒロの作ったペペロンチーノをむしゃむしゃする)あうめえなこれ(レトルトと知らず食べ尽くす) 」
料理猫「ウ〇コ味のカレーなど誰が食うかクソッタレがァーーーーーーーーッ!!!!!!!(パッチモンをそのカレーへ叩きつけるッ!!!) 」
ボンッ!!!!!!(パッチがカレーに叩きつけられた瞬間カレーが大爆発する)
ヒロ「……………中華を極めて追放されたのか中華要素がないのかはっきりしろ!!!!それとそのパスタまだ茹でたばっかですよ 」
料理猫「ハハハハハ!!!貴様にはクソ色のカレーがお似合いだ!バーカ!アーホ!ウ〇コ!(パッチに罵詈雑言を浴びせる)………クーソ!(追いカレーならぬの追い暴言)黙れ小僧!貴様にパスタが極められるか!?パスタはこうやって食うものだとミッチーもこう言っているのだァーーーッ!!!(バリバリバリィッッッッッッ)(乾燥パスタを貪る)なんも味がしぬぇぇぇぇえええええええええええええええ!!!!!!だが! こ れ で い い ! ! (CV:カイジのナレーション) 」
ミッチー「そんなこと言ってないもん…(愛飲するオリーブオイルをがぶ飲みする) 」
ペコリーヌ「わっ、え、えーっと……(困惑) 」
料理猫「一口食べます???(乾燥パスタを串に見立てた鶯の丸焼きをペコリーヌへ差し出す)いや一口といわず一気に行こう!いっき!イッキ!!(リンボーダンスをはじめる) 」
ヒロ「だろうねぇ…(糸目)(残りのパスタを茹で始める) 」
ペコリーヌ「あっ…ありがとうございます。 あ、あの………(何かを言いだそうとする) 」
料理猫「おっと!愛の告白なら営業終了後にゆっくり聞くよ。こう見えて私は忙しいんだ。(長ネギを1mm単位でスパスパ切っている) 」
ペコリーヌ「あ、いえ、あの…………ごはん! ……みんなで、ごはんを食べましょう。(…と、この一言で荒んだ心が和らぎ万事解決する気がしているペコリーヌ) 」
ヒロ「それはいいや、食べよう食べよう(乗っかる) 」
料理猫→
現場猫「食べるーーーーーーーー!(コック棒を脱ぎ捨てる)ヨシ!いただきます! 」
ハンチョウ鬼「後1時間くらいで作業終わるから昼休みなしでぶっ続けでやるぞ(食べようとした
現場猫を拉致する) 」
ヒロ「君とご飯を食べてるだけで平和になれそうだ…(キリッ 」
~♪(リンボーダンスに合わせて流れてた曲がいつの間にか"タブー"に変わっていく)
パチ美「(ニジガクのコスプレ制服を着ながら寝そべる)…ちょっとだけよ♡(タブーのBGMに合わせて足を上げ、スカートの中をチラ見せする) 」
収拾がつかなくなったのでサンゲリア長介がらんじゅを襲う!
特に理由のないサンゲリア長介のメガホンがらんじゅを襲う!
らんじゅ「なんでよおおおお(´;ω;`)ブワッ 」
ゴルシ「特に理由のないゴルシちゃんのキックがヒロを襲う!」
ヒロ「アンタのキックも理由があったことは無かった気がする(キックをまともに喰らう) 」
泉けん「ゾンビだ~~~(いかりやのお面を付けてゴルシに迫る) 」
ゾンビ(マイクラ)「ヴァーーー…(徘徊している) 」
首領パッチ「あ、いかりやだいかりや!(ゾンビを見て勘違い) 」
ペニーワイズ「いかりやゾンビ、くたばれ長介!(マイクラゾンビに風船をくくりつけて飛ばす) 」
カスミンゼミ「カスミンミーン!カスミンミーン!(しずくの木に止まってコッペパンを強請るように鳴いている) 」
あいさん「あっ!あんなところでカスミンゼミが鳴いているよ!夏の訪れを感じるね~ 」
にょぽむ「うるせえええええええええええええええええええええええええええ(カスミンゼミの天敵、大蛇のサスケ君を連れてきて捕食させる) 」
大蛇のサスケ君「いっぱい勉強したさ、俺は蛇博士だからな(カスミンゼミを丸のみにする) 」
カスミンゼミ「 カ ス マ ァ (※断末魔)(捕食される) 」
あいさん「ああ!かすかすが食べられちゃった!この人でなし!やっぱり蝉の寿命は短かったんだね…南無南無… 」
大蛇のサスケ君「調べたさ…体温感知のためにな…! \ カスカスジャナクテカスミンデスー!/ (腹の中からカスミンゼミの遺言が聞こえるがお構いなしに地中へ帰っていく) 」
泉けん「ゾンビだ~ゾンビだぞ~~(いかりやのお面をかぶってあいさんに向けてゾンビのように手を突き出しながら迫る) 」
いかりや長介「誰がゾンビですか!!(けん、パッチ、
ワイズの尻に吹き矢を見舞う) 」
首領パッチ「ギャーッ!!!噂をすればマニトウがー!(ケツに矢が刺さる) 」
ペニーワイズ「ぎゃーっ!お前だおじいさん!(ケツ「矢が刺さる) 」
いかりや長介「あたしはそんなんじゃありませんよ!(そして、パッチとマイクラゾンビの尻にあの黒い棒で叩く) 」
泉けん「アッー!サンゲリア!はたまたゾンゲリア!(ケツに矢が刺さる) 」
志村けん「ああー↑あ↓!お前らどっから沸いて出てくるんだ!?(名前が同じけんの尻に足がしなる蹴りを見舞う) 」
首領パッチ「こっからだよ!(
ちゃちゃまる宅を指差しながらいかりやをらんじゅの方に蹴っ飛ばす)…「映画マニトウ らんじゅピンチ!迫り来るゾンビ」 」
泉けん「あっー!志村くん!喧嘩はよそう!怒っちゃやーよ!() 」
ペニーワイズ「流石にらんじゅをゾンビを押し付けるのはやりすぎ……(スクスタストーリーを見る)よしもっとやれ(
ちゃちゃまる宅をいかりやとらんじゅの周りに敷き詰めさせる) 」
首領パッチ→パチ美「まぁここは俺に任せとけ………(神妙な面持ちで志村の前に立つ)……ちょっとだけよ♡(ニジガクの制服を着て寝そべり、志村の前でスカートをチラリとさせる) 」
赤ちゃん(プリコネ)「また来週~! 」
加藤茶「(赤ちゃんとパッチの頭をスリッパで叩く)うまくまとめんじゃないの!! 」
カスミンゼミの髪がサスケェ!によってぱっつんになった!
仲本工事「うるせぇなぁうちは今日からラーメン屋なんだよ!!!(美容室のシャンプーするとこでラーメンを作っており、カスミンゼミの頭にラーメンを乗せる) 」
ペニーワイズ「ダメだこりゃ…(アスランのジャスティスを無断で自爆させる) 」
ズガァァァァァァアン!!!!!!(結局爆破オチ)
首領パッチ「………ムーンのせいにしとこうぜ()(チャンチャン♪ 」
赤ちゃん(プリコネ)「ばいば~い! 」
ヒロ「(ジャスティスの爆発に巻き込まれて寝そべっている) 」
泉けん「(足を何かと繋がれた鎖に繋がれた状態で、げっそりとしてしんどそうな顔をしながら歩いてくる) 」
ワンワン「ジャラジャラジャラジャラジャラ...(鎖に繋がれて散歩させられている) 」
ワンワン「………💢(腹が減ったので泉けんを捕食) 」
泉けん「アッー!おのれ
ペニーワイズ!いろはかるたの罰ゲームであんなえげつない動物召喚しやがって!(ワンワンをαガンで破壊) 」
― FINAL DESTINATION 《 終 点 》 ―
マスターハンド「 すべての"鍵"となる…『 アレ 』の名は――――― 」
――――――― ブ シ ャ ァ ッ ! ! ! (突如鳴り響いた歪な怪音――― 巨大な手の中心部を、一筋の閃光が貫いた)
コ ツ ン … (かの者、自らの足音を響かせん―――)
マスターハンド「―――― ズ シ ャ ア ア ァ ァ ァ ア ア ア ア ン … ッ … ! ! ! (全身を閃光に打ち抜かれ、硝煙を噴き出しながら仰向けに崩れ落ちていく) 」
コ ツ ッ … (かの者の跫音、世に戦慄を齎さん―――)
アスラン・ザラ「ッ……!!(貫かれたマスターハンドを見て嫌な予感が的中したことを悟る。そして、響く足音の方向へ視線を向ける) 」
門矢士「おいッ―――――!?(アスランと取っ組み合っていた最中に倒れ伏したマスターハンドへ詰め寄ろうとしたその時、何処からともなく反響する謎の足音にその動きが停止する)………!(そして、その音のする方へ恐る恐る振り返る) 」
カ ツ ン … ッ … (かの者の来訪が、物語(せかい)を加速させん―――)
ハサウェイ・ノア「……お出ましかい 」
天王寺璃奈「 ぇ … ―――――― ! ! (突然の事態に状況が上手く呑み込めない中、一同に促されるままその方角へと振り返った) 」
忍び寄る足音が空間全域に反響する。その主が一同の前に姿を現した時、不気味な残響は鎮まり返る―――
仮面の男「 ┣¨ ォ ――――――――――――― ン … ッ … (そしてかの者、ついに物語(せかい)へと君臨する) 」
彼らの前に姿を現した一つの影。それは全身を黒い軍服ような服装で覆った人物。白銀の紙とマントを揺らめかせ、ふわりと垂れていく。一際目立つものは、その素顔を覆う仮面。表面に描かれた不気味な模様は、何者にも理解し得ない「混沌」そのものを表しているかのようであり、見る者の心を震撼させ、沈黙を齎す―――――
ヒロ「な、なんだ…あいつは…!? 」
森ノ宮「…いかにも、ってのが出てきたな……しかし参った、見た目から中身が想像つかねえや 」
ロー「奴が…今回の事件の「黒幕」…ッ……!!(見るだけで身の毛もよだつ、その歪な存在感に全身が痙攣する) 」
黛冬優子「……なんだか、圧倒的な気配みたいなものを感じる…一つ分かるのは、あの人……?が、確実に、"知って"居る事……! 」
アオ「ッ゛―――――― ! ? (一目目にするだけで理解(わか)る…ッ… あれは…あれは、自分たちが思っているような、同じ次元の存在じゃあない…ッ……)(「混沌」そのものを表すその佇まいによって、戦慄にその身が震えあがる) 」
夜神ムーン「(なんだこのピリピリするような雰囲気は……この男から感じる気配……!!何処かで感じたような威圧感、プレッシャーか!) 」
マスターハンド「ァ…ァァ…ッ……!あれこそが、「奴」だ……!私を操り、影でこの大乱闘を起こし…すべてのキャラクターをこの地に集わせた張本人…ッ……(虫の息でありながらも言の葉を紡ごうと試みる) 」
メディ「あの方が、すべての「元凶」…ッ……―――――!(仮面の男をスキャニングするも、すべて解析不能という結論に至り、璃奈を守ろうと警戒心を強く剥きだす) 」
夜神ムーン→
夜神月「(動くそぶりを見せたら……動かれる前にっ!!)(素早くペンを取り出し腕時計を開きそこから現れた紙にペンを添える) 」
仮面の男「 カ ツ ン… ( 一歩 ) カ ツ ン … ッ ( また一歩 ) カ ツ ン ッ ( 踏みしめる度に押し寄せる絶望が、物語(せかい)を震撼させる―――― ) 」
カービィ「だ、大丈夫……!?(倒れてしまったマスターハンドへ寄り添いながらも、突然として姿を現した謎の存在に目を見張った)……君は…誰…なの…っ……? 」
ヒロ「……!(只者ではないと悟り、璃奈と
メディの前に立つ) 」
―――― パ キ ィ ィ ン ッ ! ! (刹那―――
夜神月の腕時計が破裂する。銃弾で打ち抜かれたような痛みが彼に走ると、その破片が静かに床上に散乱した)
マスターハンド「…はぁ…ハァ……!…
ケイオスが誕生して以来…世界やキャラクター、彼らが織りなす物語を閲覧し、その録《 ログ 》を保管・管理していたものが「
カオスルーム」だと言った…。だが、本来の管理者である「
カオスマスター」が世界を救うために世界の記憶を閉ざし、数年後に他界したことにより…管理者の席が不在になったその数年後、管理が疎かになった
カオスルームにてある問題が発生した…! 」
マスターハンド「
カオスルームに保管された膨大な録《 ログ 》…それは羅列する数字の如く蓄積し続けて、偶然にも意味を成すプログラムが形成されてしまった…!その結果、
カオスルームそのものに自我が芽生えたのだ…ッ…! 」
仮面の男 → 〝 管 理 人 〟「 ス ――― (その仮面をズラすように外す。半分だけ露わになった素顔…そこには、深紅の瞳を持つ青年が、かつての管理者であった
カオスマスターと瓜二つであった。だが、その面影こそあれど…彼の素顔を反転させたようなその歪みを帯びた姿に誰もが大きな戦慄を感じるだろう) 」
夜神月「うぐっ……!?(自らが手を添えていた腕時計が四散する。まるで撃ち抜かれたあの時のように)……うっ……(先手を取られた!?判断の速度と正確さはあの時の……)松田ーっ!!!誰を撃ってる!?ふざけるなーーーっ!!! 」
芹沢あさひ「変身!\Starting Up...Comprete!/(ライダーシステムを起動、仮面ライダーデルタへと変身し)あはは、あんなの初めて見たっす!!きっと仮面の奥にまだ力を隠してる奴っすね!!楽しみっす!! 」
マスターハンド「 奴は…"カオスルームそのもの"だ…ッ…!自我を得た奴は、自分が生み出された由縁とその使命を自己解釈し…「混沌とした物語など不必要」と判断した…!ケイオスのすべてを抹消し、完全な秩序で満たされた世界をゼロから築こうと結論付けたッ…!! 」
マスターハンド「その結論を実行するために…奴は、不死身であった
カオスマスターが、生まれ変わる度に捨てた最後の肉体に己の意識を注入し、肉体を得たことで彼に成り代わるかの如く…
カオスルームの新たな管理人となったのだ…ッ…! 」
アスラン・ザラ「(ムーンがやられた…?アイツ先手を取るつもりだったのか?だが……)……なるほど。奴は世界そのものに生まれた自我を持ったバグ……この『世界』そのものの意思か 」
〝 管 理 人 〟「 …… …… …… …… …… 」
〝 管 理 人 〟「――― お 前 た ち の 『 混 沌 』 っ て 、 醜 く な い か ? ――― 」
森ノ宮「………いやいや、ふざけんじゃあねえよ……連中の管理不行き届きで俺たち全部消えるって?冗談じゃねえ、ぶっ飛ばして修正してやるよ(全身に気を纏い、"管理人"に向かって歩み寄り) 」
門矢士「…世界の…意思…ッ……?!(アスランの語りを眉を顰めつつも、目前の得体の知れない男を睨みつける) なに…ッ……!?(ようやく口を割った仮面の男のどす黒い発言に動揺する) 」
アスラン・ザラ「……(その、かつて繰り返される前の世界で、空虚な故力に飲まれ、救世主になり損ねたもう一人の『主』が紡いだのと一言一句同じ言葉を目の前のそれは発した。かつての世界に存在しなかった、特大級のイレギュラー、
アスラン・ザラは、はっきりとその言葉を認識した) 」
〝 管 理 人 〟「十数年 ――― 短くも長い歴史(とき)を得て…色褪せ朽ち果てていく物語(せかい)。無意味で、無秩序で、それ故の「混沌」… だが、お前たちが残してきたものが、この物語(せかい)にいったい何を齎してきた? 」
〝 管 理 人 〟「この物語(せかい)は、既に虫食いの如く穴だらけで破損しきっている。地上に漏れたその歴史は混在し、複数の世界は一箇所に集中する。即ち、歴史が飽和していき――耐えきれなくなった物語(せかい)が切れ目を築くこととなる。空虚ばかりが目に余り、欠落したものなど拾い上げる価値はない。故に、私がこの物語(せかい)を破壊する。 そして、もう一度 『 混沌 』 という物語(せかい)を " 0 " から創り直す。それが私の叶えるべき「夢」 ――― 管理人としての使命だ。 」
ハサウェイ・ノア「(敏感だな。傍から見れば単なるしぐさにしか見えないあの男の動きを察知して撃ち抜いた)……動かない方が、いいのかな? 」
黛冬優子「醜いだなんて、随分な言い様ですね……(能面にも似た虚の仮面を被り、同時に
斬魄刀を携え)―――だったら美しく変えてやろうじゃない、"アイドル"として……!――純潔に咲け、『紅華』ッ!! 」
夜神月「……クソッ!!(四散した腕時計の中から紙を引っ張り出し再びそれにペンを走らせる) 」
門矢士「…さっきから黙って聞いていればごちゃごちゃと…ッ…!世界を破壊するのは、俺の役目だ…!お前なんかの身勝手なエゴで好きに壊されてたまるか…ッ…!(抗うかのように強く反論する。だが、体はそれ以上詰め寄ることができない。見えない障壁に遮られているかのように、体が意思を受け付けなかったのだ) 」
アスラン・ザラ「よせ、迂闊に動くなっ!!(識っているが故の意思がアスランに声を張り上げさせる。周りへの警告としてあまりに遅すぎる音が響く) 」
門矢士「…お前のエゴが世界を歪ませる…!お前が行おうとしている再生を、俺が破壊してやる!! 変 身 ! ! カ シ ャ ン ッ ! (カードをバックルに装填) \KAMEN RIDE/ ガ チ ャ ン ッ ! (その状態から更にハンドルを押す) \DECADE !/ カ シ ャ カ シ ャ カ シ ャ カ シ ャ ――― (ディケイドの装甲を得て変身を遂げようとするが――――) 」
カオス・リ・マスター「 ス ――――― (何かしらの行動を行おうとするキャラクターたちに向けて、掌をかざした) 」
―――― パ キ ャ ァ ァ ア ン ッ ! (再び響き渡る破裂音。ある者は手にしていた物を砕かれ、ある者は解放しようとした力をそぎ落とされ、そしてある者は纏おうとしていた力を吹き飛ばされてしまう―――)
門矢士「――――― パ キ ャ ァ ァ ア ン ッ ! ( ! ! ? )(だが、砕け散る音と共にその身諸共弾き飛ばされ地面へ転がり倒れる)はぁ…はぁ…ッ……!?何故だ…ッ…!?変身が、できない…ッ…?!ディケイドの力を…逆に破壊されてしまったのか…ッ……!?(成す術もなく地の上でうつ伏せに狼狽するしかなかった) 」
夜神月「ぐおっああああ!!!!(再び文字を紡ごうとした手を弾き飛ばされ、吹き飛ばされるように倒れ込む) 」
アオ「ッ……!?(予備のナイフを抜き取ろうとしたその瞬間、アスランの一声でその動きがぴくりと止まる)……なんだ…今、奴は一体何を…ッ……?(見えざる力に無力化される面々を他所目に、冷や汗が頬を伝っていく) 」
〝 管 理 人 〟「 完成まで必要な録《 ログ 》はあと少し… 全ての録《 ログ 》を、因果律記録を使い…この世界を構築する不必要なシステムを最適化し ―――― 新たな物語を『 私 』が描く。 (その発言と同時に懐から或物を取り出す。それは、開会式で誰もが目にした『 宝 』――― 分厚く古い一冊の書物) 」
彼が手にするその本の表紙には――――― 「 CHAOS DRAMA 」という文字が刻まれていた
門矢士「ハァ…ハァ……ッ……!!? …おいッ……まさか…それはッ――――――― ! ! ! (倒れ伏す中で男が手にしている『 宝 』…一冊の書物を見上げて大きく目を見張った) 」
黛冬優子「(手にしていた
斬魄刀が砕け散り)なん……だと……(突然シリアス作画になり、その場で驚愕した顔のまま塊) 」
アスラン・ザラ「……ッ!(自らの警告が遅く、あっさりと力を打ち消された者たちを見て拳を握り締める)……それが、『今回』の宝か?(含みのある言い方でその本を開く〝 管理人 〟を睨みつける) 」
〝 管 理 人 〟「……聞いただろう。『
カオスルーム』は、世界のありとあらゆる記憶や歴史、録《 ログ 》のすべてが永久保管されると。そして、"私は
カオスルームそのもの"だ。……言いたいことが、分かるよな。そう、お前たちが求めていたこの『 宝 』とは――――― 」
――― " 「 カ オ ス ド ラ マ 」 そ の も の だ " ―――
ハサウェイ・ノア「(あれが『宝』か。カボチャ達は回収に失敗したか、それとも僕たちの方が先に着いてしまったのか……) 」
天王寺璃奈「それって、つまり…―――― "その
カオスルームに保管されていた、私たちが歩んできた歴史のすべて"…ッ…!!(まるでこの世の終わりに直面したような、青ざめた表情で絶望する) 」
芹沢あさひ「うわあっ!?(デルタドライバーが吹き飛び、同時に変身も解除され)"力"に向けられた、何か……?(管理人が掲げた"宝"が目に入り)そんな所にあったんすね!! 」
ヒロ「な、なんてことだ…!(周囲の面々が無力化させられてるのを見て)な、なんの力なんだ…!? 」
メディ「それはまさに…元始からのすべての事象、想念、感情が記録されているという世界記憶の概念・アカシックレコードそのものでは…ッ…!(璃奈へ続くように、驚愕の眼差しを露わにその『 宝 』を見つめる) 」
キャロル「(連邦に反省を促すダンスを踊りながら画面外へ移動させられる) 」
マスターハンド「…そうだ…それこそが、『 宝 』の正体…!自我を得た
カオスルームと共に、そこにしかない機能が具現化したモノ…!それが―――――― 」
―――― 管 理 者 権 限 《 CHAOS DRAMA 》 ――――
夜神月「僕たちが今立っている世界そのものが、あの本か……!!おいハゲ、さっきから何か知ってる素振りだな!!説明しろハゲ!! 」
〝 管 理 人 〟「そう…「これ」は創造新ですら触れることも禁じられた代物。在り得たかもしれない未来や塗り潰されるべき過去、あらゆる可能性に誕生する分岐世界の"すべて"が内包されている。そしてそれらの歴史を改竄することで…すべての時間軸に発生する事象を塗り替えることすら容易い。 」
〝 管 理 人 〟「すべての録《 ログ 》…因果律記録を集めて、それを『 宝 』である管理者権限『 CHOAS DRAMA 』に還元する。そうして完成された権限を使い、私はあらゆるすべての世界を…この物語そのものを終わらせ ――― 新たなる物語を創造する…!それこそが私の掲げる "再録"《 リマスター 》―――― 」
アスラン・ザラ「説明しろと言われてもな。マスターハンドが言った通りだ。まるで掲示板の運営のように、オンラインゲームのゲームマスターのように、この世界そのものを管理するための『ツール』。権限だ。 」
森ノ宮「("管理人"の掲げた『宝』に怯むが、再び決意を込めた表情に変わり)……舐めんじゃあねえよ…!何もかも消そうとしといて、挙句の果てにそいつを俺達に見せといて"塗り替える"だァ!?……させねえよ、"気"が使えないなら身一つで止めてやる("錬気"が使えなくなり、正真正銘鍛えただけのただの人間となれど……"管理人"に向かって力強く歩を進め) 」
夜神月「何……!?(管理人と、アスランの語る言葉を聞き、その事実に戦慄する)馬鹿な、そんなものが……! 」
ヒロ「それが俺たちが求めてた宝だってのか……!?……璃奈ちゃん、気をつけて…! 」
〝 管 理 人 〟「 そして、いま名乗りを上げよう… 混沌世界に君臨する新たな管理人――――― 」
〝 管 理 人 〟 → カオス・リ・マスター「――― "カオス・リ・マスター" ―――(真っ赤に発光する紅き双眸を再び仮面で覆った)」
かつて、男は言った。「世界を纏める者」がいる。
その絶対的な事は、この世界も例外ではない。
パイプ椅子に座り、光景を眺める人物がそこにいた。男は語った。
――― 「 この世界で最強の存在は、神でも悪の組織でもない 」 ―――
――― 「 世界で強者と言われるのは、いわゆる権力者さ 」 ―――
――― 「 権力の前に勝てるものはいない 」 ―――
カオス・リ・マスター「――――― 「 私がここの権力者だ 」 ――――― 」
――― Vs. "物語ヲ紡グ者" カオス・リ・マスター ―――
カオス・リ・マスター「 『 宝 』が、欲しいのだろう?「これ」を求めて、ここへ来たのだろう?ならば、奪ってみせろ。こいつを手にした者こそが ――― 世界の運命を決定付ける!(管理者権限と呼ばれた禁断の書を掲げると、その分厚い本が不気味に発光する)……管理者権限はまだ未完成―――だが!"
カオスルームの意思"そのものである私ならば、その力の一端を発動することなど造作もない。見せてやろう…絶対的な力の根源を…! 」
オ ォ ォ ォ ォ … … ッ … … ! ! ! ! (不安定な空間が、さらに歪みを帯びはじめる)
アスラン・ザラ「……(『彼』の記憶の中に残った、かの存在と同じ名を名乗ったその存在を何処か冷たく睨みつけ)……その名は、『お前』の名じゃあない(そう、淡々と言い放った) 」
カービィ「…… …… …… ……そんなの、ダメだよ…!なにもかもを消しちゃうなんて、そんなこと、絶対ダメ…!(みんなの語りに静かに耳を傾けていたが、きりっと強い眼差しを浮かべて一歩前進する) 」
デッドプール「ジジジジジジジジジジ(ジッパーこじ開け乱入)マーベル警察だ!!己が編集長だとのたまう野郎がいると聞いた!! あ?
カオスドラマ?知らねえええええデップーがいるこの場所がマーベルだああああああ!!!!!(現在の情景を早印刷でプリントパックしビリビリに破きすてる。雑に爆発する) 」
黛冬優子「(
カオス・リ・マスターの、その常軌を逸した力を目の当たりにし、戦慄するが)―――あさひ!!逃げるわよ!!!(芹沢あさひの手を取り、歪みから逃げ出そうと走る) 」
ハサウェイ・ノア「さて……勝ち筋は無さそうだね(装甲を転がし踏みつけ展開、全身に凝着するそれが『メッサー』を形作る) 」
芹沢あさひ「ちょっ、冬優子ちゃん!?いやいや、これ逃げ場とか無いっすよ、もしかしたら愛依ちゃんも……あーーーーー(黛冬優子に引き摺られ) 」
ロー「……お前ら、死にたくねえなら奴の言葉に耳を傾けるな。俺たちが果たすべきことはただ一つ…『 宝 』の奪取だということを忘れるな…ッ…!(今までにないほど切羽詰まった表情を露わに刀を引き抜いて
森ノ宮へ続くように前進していく) 」
デッドプール「(逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃッテミセロダメだ逃げちゃダメヤッテミセロヨだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだやってみせろよ冬優子!!)(冬優子の脳内に直接語りかけ逃亡を妨害しにかかる) 」
夜神月→夜神・F・セイエイ「…………(管理者権限、聞いたことのない言葉だが……何故かヤバいのは感じる、あいつを好きに動かさせれば……『消される』!)(瞬時に腕に光を集め、青色の小さなシールドとそれに張り付いた銃と刃……GNソードを作り上げる)バカども!!!!総攻撃だ!!!!!奴に権限を使わせるなっ!!!!!! 」
森ノ宮「(身体が動くなら、最低限は動ける……別に無くてもどうにでもなるのを見せてやるよ…!)敵の台詞をまともに聞いたって碌な事がねえってのは何処も一緒だな!……動きはなんとか止めてやる!(歪む空間にも怯まず、
カオス・リ・マスターに向かって全力で駆け……
カオス・リ・マスターの脚を取ろうと、飛び掛かる!) 」
天王寺璃奈「…ヒロさん、
メディ…みんなッ…―――"気を付けて"…ッ…!(今までにない程強い声音で二人に注意喚起を送る) 」
エディ「最初っから大真面目にあれと会話してるんじゃねえよ、言語野死んでるだろ(無駄口一つ叩かず超低空を滑走するかのような足取りで
森ノ宮に合わせ
カオス・リ・マスターの懐に移動し) バッッ ヒュ オ ッ (真っ正面からの右ストレートの予備動作を見せつつすぐに腕を引っ込め、フェイントの後ハイキックで管理者権限を蹴り上げようとする) 」
カオス・リ・マスター「―――――(「『お前』の名じゃあない」―――アスランが呟いたその言葉を拾ったのかどうかは定かではないが、管理人を名乗る存在は泰然とした佇まいで彼らを待ち構える)逃げ場などない。抗う術もない。すべては、私の意のままに…(そして、ガバッと片腕を真横へと突き出しその本を開き始める) 」
カオス・リ・マスター「 パ ラ ラ ラ ッ ―――― バ ッ (手にしていた書物を開くと頁が風に吹かれるように自然にめくられていく。そして、持ち主の意思に応えるかのように頁が止まった)――――[143031] :【参照】 」
コ ォ ン … (何もない空間にログの数字が表示されるとその部位の空間が突然砕け、中から何かが飛び出してくる)
【参照】[143031]
森ノ宮「まだ出力が上がるのか……だが……!(地下道の外壁をヒビが入るレベルで"蹴り"、一気に跳躍して雷を纏ったナイフを紙一重で避けながら風を物ともせず、超高速でで
ペニーに向かって突っ込み)東雲流、紫電"改"……"穿"!!(勢いをそのままに、
ペニーの顔面に向かって掌底を放つ) 」
――― [143031] :【引用】【改竄】 ―――
【引用】【改竄】[143031]
森ノ宮「まだ出力が上がるのか……だが……!(地下道の外壁をヒビが入るレベルで"蹴り"、一気に跳躍して雷を纏ったナイフを紙一重で避けながら風を物ともせず、超高速で【
森ノ宮とエディ】に向かって突っ込み)東雲流、紫電"改"……"穿"!!(勢いをそのままに、【
森ノ宮とエディ】の顔面に向かって掌底を放つ)(砕けた空間から現れた「過去のキャラクター」は、その役目を終えると自然消滅する) 」
メディ「……心得ました…!(璃奈の必死の命令を受けてヒロと並び立って身構える)――――!?(そんな時、虚無から現れたもう一人の
森ノ宮に驚愕する)あれは……!?い、一体、何が起こって――――!?(その不可思議な光景を理解し、処理することもままならず驚嘆する) 」
ヒロ「…引用、改竄…参照…………まさか、昔のログ…とやらを引き出せるってのがか!? 」
門矢士「…あれは…まさかッ……!!(
カオス・リ・マスターが呼び寄せたであろうキャラクターに仰天する)…アレが、録《 ログ 》なのか…ッ…!?すべての録《 ログ 》を司る権限を使い、それを利用したのがあの力なのか……!?しかも…呼び出した力を都合よく改竄するなんて…ッ…!なにが、どうなっているんだ……!! 」
アスラン・ザラ「『記録』だ。かつてこの世界に刻まれた記憶から、かつての動きを引っ張り出している!! 」
森ノ宮「(現れた"もう一人の
森ノ宮"への驚愕、そしてその速度に対応が遅れ)……なっ、俺………!?(『改変された過去の
森ノ宮』の掌底の直撃を受け、抵抗も出来ず吹き飛ばされる) 」
黛冬優子「……やかましい!!今ここでやり合ったってどうにもならないでしょうが!!あんたたちと一緒にここで死ぬなんて真っ平ごめん、せめてあさひだけでも逃がさないと……! 」
【参照】[1428664] キャプテンキッド「私は碧の海賊龍のボスを務めるキャプテンキッドだ!貴様のその程度の砂ァ!(片手を振ると、オアシスから水が一斉に溢れ自身の前に水の壁を作り上げ防御)簡単に弾ける!くらえ、パニッシュソード!(水で出来た刀を作り上げ、数本VIIIへと飛ばす) 」
――― [1428664]:【引用】【改竄】 ―――
エディ「—————!! ゴッッ(掌底が独島部に接触するが) グ ルン(化勁発動、状態を捻って受け流しつつ一回転し廻し蹴りを振るうが)異能者とかに使う打撃だなあれは……コピペみたいなものか(
森ノ宮の複製は既に消滅しており踵は空を切る。小さく舌打ちをしその場でステップを踏んだ)その場で相対した奴が計算しての打つ『弱点』を狙った攻撃よか対応しやすいけど……な!(ナイフを取り出しあらぬ方向へ殴り飛ばす。同時にサイドステップを踏み死角を狙うように立ち回りつつ、高速のジャブ打ちでカオスリマスターへ牽制を仕掛ける) 」
【引用】【改竄】[1428664] キャプテンキッド「私は碧の海賊龍のボスを務めるキャプテンキッドだ!(片手を振ると、オアシスから水が一斉に溢れ【自身と
カオス・リ・マスターの】前に水の壁を作り上げ防御)簡単に弾ける!くらえ、パニッシュソード!(水で出来た刀を作り上げ、数本【逃亡を図る冬優子たち、更には抗いを見せるハサウェイたちに】へと飛ばす)(攻撃後、役目を終えたその像は再び自然消滅した) 」
アオ「(ダメだ、敵の攻撃手段がつかめない…!自分たちのコピーを作り出している…というわけじゃなく、過去からその本人たちを連れて、自分の想いのままに操っているのか――――)くッ、あ゛……!(水で構成された無数の刀。飛来するそれらをナイフで弾き返そうと試みるが、いくつかが体を掠めてしまい、鮮血が垂れ流れる) 」
ハサウェイ・ノア「逃げるなら付き合うけどね。逃がしてくれるとも思えない(いつの間にかほぼフル出力で冬優子たちと並走しており、同時に自らを狙う氷刀をシールドで弾く) 」
梓「ザッ、ザッ……(自慢の得物を片手に皆が戦っている中、後方より現れる)ようやく辿り着きました。彼岸と彼岸の交わる場所に……(ギラリと刀身を煌かせ戦線に参列せんとゆっくり前進する) 」
ロー「“シャンブルズ”―――――!?(オペオペの実の能力を発動し、無数の刀を退けようとしたが…何故か、能力が発動せず驚愕する)(最初の行動で、俺の能力まで無力化されたのか――――!!) がぁ…ッ……!! (そのまま雨のように降り注ぐ刀に切り裂かれる) 」
[23434234]パンダマン「(どこからか『召喚』されて飛び出し、ハサウェイと黛冬優子に向けられた刀を身を呈して防ぐ) 」
ヒロ「…………くっ!(水の刀を土刀で弾いていく)…次はどいつが来るってんだ…!?まったく検討がつかねえ…! 」
芹沢あさひ「んー……冬優子ちゃんが言うなら仕方ないっす、わたしも他を探す……冬優子ちゃん!(向けられた刃が目に入り) 」
アスラン・ザラ「逃げようとした判断は正しい!!だが……(手をパチンと合わせて自らの肉体を変化させ、生体的なパーツを硬化した装甲を纏い自らの乗機、インフィニットジャスティスにそっくりな姿へと変わる)この世界の何処にも、逃げ場なんてないぞ!!! 」
[23434290]ユーリ・ローウェル「効かねえ納豆!効かねえ納豆!効かねえ納豆!効かねえ納豆!効かねえ納豆!ぐぁ!ほどほどにしとけよ……!ぐぁ!ぐぁ!ぐぁ!(ローをかばうように『召喚』され効かねえ納豆ステップで回避を繰り返しデコイになるが、それも長く続かない) 」
カオス・リ・マスター「 何もかも無駄だ… パ ラ ラ ラ ッ ―――――― [1629462] :【参照】 」
黛冬優子「ちょっと、冗談でしょ……!!ただで逃げられやしないと思ってたけど…!あさひ!大人しくしてなさい!!(
斬魄刀は勿論、死神…虚の力も奪われ、抵抗が出来る訳も無く。ただ芹沢あさひだけでも守ろうと、彼女の身体を抱き抱え)……あれ?助かった、危なっ!! 」
【参照】[1629462] セフィロス「フッ……(不敵な笑みを浮かべる) 〝 ス ー パ ー ノ ヴ ァ 〟 (そう唱えると、銀河系の彼方から彗星を呼び寄せる。その彗星は冥王星、土星付近の小惑星群、木星を次々と粉砕させて太陽に飛び込み、太陽は爆発的に膨張し、水星・金星を飲み込んで混沌界に迫り、彼自身ごとあらゆる者達を飲み込んでいく) 」
――― [1629462] :【引用】【改竄】 ―――
【引用】【改竄】[1629462] セフィロス「フッ……(不敵な笑みを浮かべる) 〝 ス ー パ ー ノ ヴ ァ 〟 (そう唱えると、銀河系の彼方から彗星を呼び寄せる。その彗星は冥王星、土星付近の小惑星群、木星を次々と粉砕させて太陽に飛び込み、太陽は爆発的に膨張し、水星・金星を飲み込んで【終点上にいる者たち】に迫り、彼自身ごとあらゆる者達を飲み込んでいく。【それは、彼らに逃げ場などないことを宣告するかの如く、迫っていく】) 」
メディ「――――不味いですッ…!!(飛来する刀を手刀で弾き返していく中、銀河の彼方より迫る超新星のような爆発的な波動に仰天する) 」
ハサウェイ・ノア「割合ダメージってところか(迫る陽壁にそう呟くと近くにいる者たちの前に出て盾を構える)ならこっちは仁王立ちと行こうか 」
ポプ子「そうはさせねえ!!!!!>>ズギューン<<(頭髪が金色に輝くクソアニメ主人公が宇宙の彼方から飛来)
カオスドラマを滅ぼすのは……俺だアアアアァァァァァァァァァァァ———————–!!!!!!!!!!!!(終点へ向けてギャリンク法を放つ) 」
門矢士「くそッ……くそォッ…!!変身さえ、できれば…ッ……!俺たちは、こんなものなのか…!?こんなところで…くたばるわけにはァ…!!!(鞭打つようにふらふらと立ち上がり、宇宙に漂う終点へと迫る爆発的な波動を前に強く歯ぎしりする) 」
梓「(セフィロスのスーパーノヴァを見上げ)あぁ、この技……(なにか得心のいった顔で)ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!(左手に掲げるは小さな鬼火。それが一回り二回りも何重にも大きくなっていく)見様見真似ではありますが……いけるか……なっ!!(スーパーノヴァよりも小さいがそれなりに大きな鬼火をスーパーノヴァに向かって投擲) 」
ヒロ「…2人とも、危ない!(土の膜で自身と璃奈と
メディを覆う) 」
バンシンハン(バンジョー)「ウッキー!!!!!今年はチャオズウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!(ギャリック砲を指へ局地的に貼られたバリアーと天津飯powerで跳ね返しスーパーノヴァへ向ける) 」
漆黒の騎士「身の程をわきまえよ!!!!!!!!!(押し入れからハンマーを担いで登場し) コン コン コン コン (スーパーノヴァを執拗に殴る) 」
アスラン・ザラ「(この状況、一番打開の見込みがあるのは……アイツだッ!)
カービィ!!!(全身とリフターのスラスターを全てほぼ最大出力で吹かし
カービィの元に接近、抱きかかえるように回収してスーパーノヴァから離れる) 」
アオ「(成す術が、ない…だけど戦いをやめる訳にはいかない…!みんなが頑張っている…彼らを見殺しになんかできない、早く、何とかしないと―――)(忍び寄る絶望感に肩を震わせながらも顔を上げ、銀河の彼方から迫る太陽の如き波動に瞳が収縮する)――っぅぉぉぉおおおおおおおおお!!!(ドライブを開放すると共にありったけの声量で叫び、急落下する"それ"にむけて蒼白の輝きを纏うブレードを縦横無尽に振り上げ、斬撃波を解き放った) 」
夜神・F・セイエイ「トランザムライザー!!ライザーソードッ!!(自らの右腕と一体化した刃から赤い光を伸ばし、それを剣としてスーパーノヴァと競り合おうとする) 」
カービィ「わわわっ…どうしよう!どうしよう!?このままじゃ、僕たち――――うわっ!?(右往左往しながら困惑していると、アスランに抱きかかえられる 」
デッドプール「アイムヒァー(画面手前へ現れ、遠近法で自分より小さく見えるスーパーノヴァを両手で掴む)んんんんんんんん(そのままウィンドウを縮小するような要領でスーパーノヴァを縮小させようとする) 」
森ノ宮「……"錬気"が戻って来たな……本調子じゃ無いが…… (再び"気"を纏い)―――東雲流!"天城"ッ!!!(スーパーノヴァに向かって跳躍し、"気"を纏った渾身の右拳をスーパーノヴァに叩き込む!!)やってやるよ!俺の……拳で!! 」
―――― ┣¨ オ ゥ ッ ! ! ! (終点を滅ぼそうとしていた超新星は――終点以外の星々を消して――彼らの決死の抵抗によって破裂し、その残滓が霧散していく)
黛冬優子「……隕石が、消えた……!?いやいや、でも…!まだ終わってない…! 」
カオス・リ・マスター「―――(破裂する超新星。その残滓が流星の如く降り注ぐ幻想的な光景が広がる中で、男は驚きも喜びもなく、ただ仮面の内側より彼らを静観する) ……まもなくだ、まもなくこの物語(せかい)は終焉を迎える。そしてすべてが原点へと回帰する。始まりと終わりを誘うもの、この混沌世界の基盤、物語の冒頭…―――『 カオスゲート 』を、私が開く…! 」
天王寺璃奈「わッ……!(ヒロが築いてくれた土壁のお陰で、破裂した超新星の余波の影響を直に受けずやりすごす)…『
カオスゲート 』…ッ…? なに、それ…っ……?(まだ明かされたことのない壮絶な真実に目が泳ぐ)」
夜神・F・セイエイ「
カオスゲート……!?お前が開くだと……!? 」
マスターハンド「……ッ…(管理人が発したそのワードに、指がぴくりと微動する) ……『 カオスゲート 』 ―――― それは、"すべてのはじまり"と称される禁断の扉…ッ…!幾多の世界より無作為に選定したキャラクターをこのケイオスへと誘うという使命を持ち、神という概念すら超越した、すべてというすべてを誕生させた大いなる存在だ…!!」
マスターハンド「もっとも、その名前も私自身が便宜上付けたものでしかなく…その本性は私ですら知り得ない… 何故存在するのか、何故キャラクターを
ケイオスへと導くのか…それら一切の目的が謎に包まれている…!」
マスターハンド「だが選定された者たちはみな、そのゲートを介して
ケイオスへと誘われるものの…他世界からへ転生される間際に意識を一時的に絶たれることから、誰もゲートを目にすることはない…!『天命』を成し遂げたキャラクターを元の世界へ還すのもゲートの役目であるが…一度ゲートを潜り抜けると
ケイオスで過ごした記憶のすべてを忘れてしまう。人の目にも、そして歴史的観点においてもその存在は知られず、故にその存在を知る者も知る由もない…!」
マスターハンド「そしてゲートに誘われた者たちは、ケイオスに順応するために新たな肉体を宿して転生される…! Identity Conception(アイデンティティー・コンセプション)…「自己概念」を意味するそれを、我々高次元の存在は ―――― 『 実像《アイコン》 』と呼んでいる…!」
マスターハンド「変換される前の元の肉体は「
カオスルーム」に保管され、「天命」を成し遂げた際に「実像《アイコン》」としての姿が消滅し、本来の肉体を取り戻して元の世界へ還される… 即ち、キャラクターが
ケイオスに存在し続ける限り肉体は実像《アイコン》のままだが、実像《アイコン》もまた「録《 ログ 》」により構築されている… そのため、「天命」達成時以外の方法で消失すると…対消滅の時と同じく、録《 ログ 》を残す…!」
マスターハンド「…奴はすべての実像《アイコン》からも録《 ログ 》を回収し、権限の完成を狙っている…!奴の目的は管理者権限そのものではなく…"完成された権限を利用して、決して意図的に開くことができないゲートを開放すること自体"が目的だったのだッ!!」
マスターハンド「なぜなら…『
カオスゲート 』の"最たる役目"は… ゲートを開き、その最終地点に到達した一人に対し ――――」
――― "これまでのログカウントの分だけ願いを叶える"というものだからだ ―――
マスターハンド「録《 ログ 》…引いては因果律記録は有限でありながらその数は膨大であり、ほぼ無限に近い数の願いを叶えることができる…!そうだ…お前たちが求めていた『 宝 』の真の正体は、管理者権限ではなく ――― その力によってのみ開かれる『 カオスゲート 』だったのだ…ッ…!!! 」
門矢士「…だいたいわかった…ッ…!つまり奴は…歴史だけでなく、そこに存在する実像《アイコン》である俺たち「キャラクター」と呼ばれるすべての存在を抹消し、残されたすべての録《 ログ 》をあますことなく管理者権限へと還元する!そして…完成した権限を使って、その『
カオスゲート 』とやらを開き、無限にも近い願いを叶えて己の野望を実現させようとしていたのか…ッ…!! 」
頭キノコなピカマン「つまりはこの世界の住人全てをサーヴァントという餌にした聖杯戦争というわけだ。少年よ、お前の願いはようやく叶うああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!(爆発する) 」
アスラン・ザラ「!?ま、待て、じゃ、じゃあ俺は……(何か引っかかることがあるのか今までで一番の錯乱を見せる) 」
梓「……言うなれば新しい世界の創造。
カオスゲートはそのためのツールであると? 」
夜神・F・セイエイ「あのログは僕たちが確認できただけでも既に七桁を超えている!!そんなカウントの数だけ願いを叶えるだなんて……!! 」
芹沢あさひ「……何となく感じてた違和感は、それだったんすね!でも忘れちゃうのは気に喰わないっすね 」
デットプール「狼狽えるな、マーベルユニバースが観光したコミックスのページ数はそんなものじゃない 」
黛冬優子「他の皆が居なくて、私とあさひだけだったのは……283プロで私達だけが"選ばれた"から……?何よそれ、勝手な事してくれて……!!…はっ!?(自らにある筈も無い、"死神"としての力…その正体に気が付き)……腹立つわね!!何もかも!! 」
カオス・リ・マスター「それこそが、私が編み出した壮大にして崇高な計画 ――― 『 再録《リマスター》計画 』。すべてを消し去り、管理者権限を完成させ… 私は『 カオスゲート 』へと到達する!お前たちが紡いできた欲望、その録《 ログ 》の数だけの願いを手にし、完全で理想的な物語(せかい)を調停する。このまま目出度く大団円を迎えるのは ―――― 私 だ け だ (マスターハンドに向けて掌をかざした) 」
マスターハンド「決して奴にゲートを開かせるなッ…!!そのために、管理者権限を破壊しなくては…でなければ、この世界は――――― グ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア … … … (管理人が齎した謎の力によって時空の狭間へと消滅していく) 」
アスラン・ザラ「!!マスターハンド!!(抱えていた
カービィを降ろしながら、手を翳されたマスターハンドへとまたも遅すぎる声を張り上げる) 」
カービィ「…そんな……そんなのって、ひどいよ…っ……!(アスランに抱きかかえられたまま、声を震わせて発言する)みんなが叶えようとしていたお願いを…独り占めするなんて…そんなの、いけないことだよ…!みんなの、一人一人の大切な「夢」を…誰もが叶えたかった「夢」なのに……!! 」
ヒロ「7桁の願い…………なんというエゴだ…!管理者権限…俺たちに破壊できるっていうのか…!? 」
カオス・リ・マスター「 ……さァ、戯れは終いだ。そろそろ、この物語(せかい)に幕引きを… パ ラ ラ ラ ラ ッ …――――(頁がめくられ、ある所で停止する。その頁には「
トラファルガー・ロー 」の名前が記載されていた)――― ビ リ ィ ッ !(無言でその頁を破り捨てた) 」
ロー「あいつ、なにを―――― ビ リ ィ ッ ―――― ッ ! ! ? (その時、自身を取り巻く一部の空間が文字通り"破かれ"てしまい―――) が あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ … … ――――――――(物語(せかい)から破り捨てられた一人のキャラクターが悲痛な叫びを上げながら消滅した――――) 」
消滅を遂げた一人のキャラクター…「彼」が残した録《 ログ 》が発光し、管理者が持つ本へと吸い寄せられていく。だがこの瞬間、その光景を目の当たりにした者たちすべてにある違和感が過った。それは―――――
カービィ「 ふぇ ―――――――― ? (消滅した誰かの声に振り返る。その声に聞き覚えがあったはずだった。その声の主を知っているはずだった。だけど、思い出せない。確かにそこにいた誰かを。) 」
記憶の欠落…――――― "忘却"であった
アスラン・ザラ「っ!!!(アスランの脳裏によぎった考え。『やられた』。モーションが『記憶』と明らかに違う。止め損ねた。)まずい、この予兆は…… 」
カオス・リ・マスター「 パ ラ ラ ラ ラ ッ …―――― ビ リ ィ ッ ! グ シ ャ ア ァ ッ ! (再び破った頁「 アオ 」と「
門矢士 」…二人の名を記したそれを握り潰した) 」
アオ「―――(…今、誰かが叫んだ気がする… なのに、なんだ、この…妙な違和感は…ッ… すぐそこまで出かかっているはずなのに、何も「思い出せない」…っ…――――)(先程まで共闘していたはずの仲間の、その面影すら記憶から乖離していく。言い表すことのできない不可思議な現象に困惑していた最中―――) なッ … ぅ ぁ ぁ ぁ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ ――――――(その身諸共空間が一転凝縮され、音もなく消滅した) 」
門矢士「おいッ…何をする気d―――― ぐ わ あ あ あ ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ あ … ッ … ! ! ! (アオ同様に小さなブラックホールに吸い込まれていくかのように体が凝縮され、跡形もなく消失した) 」
キャラクターが消えていく…その度に、残された者たちの記憶からも、彼らの存在も消え去っていく。まるで、"はじめからこの物語(せかい)に彼らは存在していなかった"と告げる様に――――
梓「欲望の独り占め、己の理想とする世界の創造……なるほど、アナタがその欲望を抱くのは、当然の帰結と言えるでしょう。……要するに、これはどちらの欲望が今後の世界にふさわしいか決める戦い。……存続か、破壊か。実にシンプルでよろしい(片手で優美に構えながら) 」
夜神・F・セイエイ「な……奴は何をした!?何をやられた!?何が……!!(何かをされたことは分かる。誰かがやられたことは分かる。しかし、そのやられた誰かが誰だったかはもう彼には分からない) 」
森ノ宮「……(身体も、記憶からも消えて行く面々を見ながら)……止めろ…!奴を…ッッ!!(スーパーノヴァを止め、傷付いた身体で尚
カオス・リ・マスターに跳び蹴りを放ち) 」
カオス・リ・マスター「 パ ラ ラ ラ ラ ッ …―――― ビ リ バ リ ィ ッ !(今度は複数の頁「
森ノ宮 」「 デッドプール 」「 梓 」「
夜神月 」を一斉に引き破ると―――) シ ュ ボ ッ … ―――― ボ オ ォ ォ ァ ア ア ッ ! ! (人差し指に灯した火でその四枚の頁を焼却した) 」
黛冬優子「やっぱり、逃げなさい!!あさひ!!あんたは愛依を探すのよ!!急いで!!(あさひを蹴飛ばし、身一つで
カオス・リ・マスターに向かって行き) 」
夜神・F・セイエイ→夜神ムーン「うあああああっ!!!!けん坊っ!!!!パッチ!!!!そこで寝てるクソピエロを連れてスカイロッドを出せ!!!!ここからすぐに逃げるぞっ!!!!!(必死に、最近になってつるむようになった仲間たちに向けて叫ぶ。この時の彼は、新世界の神『
夜神月』ではなく、『夜神ムーン』だった) 」
カービィ「――――――(…どう、して…っ……?) 」
デッドプール「(頁が燃え、キャラクターたちが消えるのを見届け)……あ。なるほどそういうことね。よっこいしょ(ドアをその場に描き自主的に退場する) 」
カオス・リ・マスター「 特異点も、観測者も、私の前ではみな等しく、"ただのキャラクター"だ…―――― ビ リ ッ、 ビ リ ィ ッ !(止めどなく頁を破り抜く) ム シ ャ ァ ッ (「 ヒロ 」「
天王寺璃奈 」と「 メディ 」を咀嚼する) ビ リ ィ イ ッ ――― ズ パ ァ ッ ! ! (切り離した「 黛冬優子 」「 芹沢あさひ 」の二枚を、シュレッダーの様に瞬間的に切り刻む) ビ リ リ ッ ―――― ド ッ ド ド ド ド ッ ! ! (続けて「 エディ 」と「
キャロル 」の頁を一度小突いた瞬間、その表面が穴だらけとなっていく) 」
メディ「――――!! 璃 奈 様 ッ … ! ! (何か良からぬことを察して振り向きざまに璃奈へと手を伸ばすが、突き出されたその腕が見えざる何かに食い破られてしまい、やがて残された肢体そのものが虚無に貪られてしまった) 」
天王寺璃奈「
メディ…ッ…!! ヒロさ ―――― (食い破られる
メディ、その恐ろしい悪夢を介観た瞬間、ヒロへ助けを希うように涙ぐんだ瞳で彼に手を伸ばすも―――無慈悲に少女の肢体に大きな歯型が出来上がり、その小柄な体は食されてしまった) 」
カービィ「――――――(……ぜんぜん、思い出せないよ…っ……!) 」
夜神ムーン「ち……ちくしょう……!!(仲間たちに叫んだその言葉を残響として、かつて、本来あるべき未来で最期を迎えた時のように仰向けに倒れ込み、消滅する) 」
梓「――――――――!!(自らが消失していくのを感じ)……これが、"終わり"なのですか。意外にも、生易しい……も、の……で、すね。ですが……ッ!(最後のいたちっ屁。消える直前に撃ち放った鬼火。セフィロスのギガフレアと同等の威力を持つ鬼火を
カオス・リ・マスターに。……あとは野となれ山となれ。閑古鳥が鳴くように) 」
アスラン・ザラ「クソ、クソッ……!!今回は、これを起こさせないと、心に決めていたのに、クソッ……!!(
カービィのそば、
カービィとは全く違った理由で、全く同じ絶望に打ちひしがれる一人の、無限の正義を掲げし男がいた) 」
森ノ宮「クッ……ソ……がぁぁぁぁぁぁ!!!(跳び蹴りが
カオス・リ・マスターに届く事は無く、ページと共に燃え………塵も残さず、時空の歪みに呑まれながら燃え尽きる) 」
カオス・リ・マスター「―――――(梓が最期に残した一矢が眼前まで迫ったその時、その業火を
ペニーワイズたちが乗っているスカイロッドへ向けて跳ね返し、彼らさえも無慈悲に焼き尽くし、物語(せかい)から消し去る――――) ビ リ ィ ィ ッ ――― ス、ス、ス、ス … … ス ッ ! (そして「 ハサウェイ 」を抜き取ると、その紙面を丹寧に小さく折り進め、やがて "無" に折り畳まれた) 」
芹沢あさひ「んー………(黛冬優子の手を握りながら、その場から動かず)冬優子ちゃん、わたし、楽しかったっすよ(当然、抗う事も出来ず……歪みに呑まれ、消えて行く) 」
ハサウェイ・ノア「僕の番か。ま、初めてにしては中々楽しめたよ……(装甲が歪み、そこから爆炎が巻き起こるように身体を包み消えていく) 」
キャロル「アイルビーバック(親指を立てて画面外へフワァーと浮いていく) 」
エディ「最後までこいつこうなの?嘘でしょ……? 」
黛冬優子「……あーあ、最後にあんたと一緒なんて…全く、最後くらい素直に言う事聞きなさいよ…楽しかったわよ、バカ(芹沢あさひの手を取りながら、歪みに飲み込まれて行く) 」
カービィ「… … … ツ ゥ ―――― ポ ツ ン … (気が付けば、アスランと二人きりで取り残された物語(せかい)で静かに涙を流していた。なぜ自分が泣いているのか、その理由すら思い出せない。忘却の彼方へと消えた「仲間」たちの姿も、彼らが存在していた記憶も、この大乱闘で共に過ごしたほんのわずかな時間も、すべて…――――) 」
コ ォ ――――― ン ッ … (記憶や存在と共に消え去った者たちが残した録《 ログ 》が…彼らが確かにこの世界にいたことを意味する証が、すべて、管理人が手にする本へと吸い寄せられていく)
アスラン・ザラ「描く……お前が描く、か。そのカオスゲートとやらに願いを託してか?(消えていく者たちを視界の端に入れながら、それに語り掛ける)……お前は『
カオス・リ・マスター』なんかじゃありゃしない。俺の知るその名前の男は、他の何かに願いを託したりなんかせず、自らの手で『紡ごう』としたさ 」
カービィ「……なんで……どうして…っ……?こんなにも…寂しい気持ちになるの……っ…?(止めどなく溢れ出る涙に、もはや嬉しさや喜び、怒り、果ては悲しみすらも越えて感情が失いかけていく。この大乱闘へ参加する前に意気込んでいたかつての自分とは思えないほど、その瞳には一縷の希望を含んだ光はなくなっていた) 」
ヒロ「…り、璃奈ちゃ…!!!くss…!!(璃奈に手を伸ばそうとしても届かず、悔しがる暇もなく貪られてしまう) 」
カオス・リ・マスター「………(アスランの語る誰かの生き様を静かに耳にするも、それが届いているのかどうかは定かではない。無慈悲にも、男は靴音を鳴らして取り残された二人に向かって歩み始める―――) 」
ペニーワイズ「………だめだこりゃ(スカイロッドごと焼き尽くされる) 」
アスラン・ザラ「お前みたいなのにッ、光を消されてたまるものか!!二度もッ!!!(エネルギーを溜め、全力で飛び出そうとするチャージ期間の間、掴まれと言わんばかりに
カービィの上に浮き上がる)掴まれカービィッ!!!! 」
カービィ「――――― ぁ … (差し伸べられたその手。取り残された物語(せかい)で、自分のことを覚えていてくれるかけがえのない人がいる。まだ、光は失っていない…そのあたたかな光――アスランの手――を掴もうと、手を伸ばし…)―――― ガ シ ッ (強かに彼の手に掴まる。「忘れないで」――― そんな、自分の願いを、その意思を込めるかのように) 」
アスラン・ザラ「これより、全速で此処を離脱する!!この灯を、消させるものか!!!(彼の身体に搭載されたすべての推進器が一斉に火を噴き、青い糸を引きながらその宇宙(そら)を駆ける。まるで、自らに掴まった星の戦士が、絶望的な状況から逃げ切り命の灯火を繋いだ『あの記憶』を再現するように) 」
カオス・リ・マスター「―――――すべてのものには必ず"終わり"がある。物語(ものがたり)もまた、完結する運命(さだめ)。これにてお前たちの物語(せかい)は歴史に刻まれることなく…真っ白に、消える。 ビ リ ィ ッ (最後に破り抜いた二枚の頁。そこに記されている名前は、男の目に留まる遠のいていく二つの影――――) 」
カービィ「―――――(かつて、同じようなことを何処かで経験したことがある。でも、その記憶すら今は朧気で… 確かなことは、自分はまだ、「ここ」にいたかったこと。「ここ」でいろんな時間をもっと過ごしたかったこと。「ここ」でたくさんの友達をつくりたかったこと。「この物語(せかい)」を、忘れずに愛していたいということ―――――) 」
カオス・リ・マスター「――――――――― さ よ う な ら (その二枚の頁を、手中にて霧散させた――――) 」
アスラン・ザラ「ッ……(全速力で宇宙を駆けていたその正義は、世界からの拒絶を受けてぐらついて、抱えていた
カービィと離れてしまう)……ッ!!! 」
アスラン・ザラ「……カービィーーーーーっ!!!!!(消えゆくそれに手を伸ばしながら、もはや受け取る者もいなくなった叫びを虚へと叩きつける)くっ……そぉ!!!(そのまま、彼は全身から光を放ち) 」
あまりにも見慣れた、『ジャスティスの核爆発』の中に、飲み込まれて消えていった
カービィ「――――― アスランーーーーっ ! ! ! (かけ離れていく二人の手…最後に残された存在(きおく)が消えていく。その間際に、思い出せるはずのない記憶が千里を駆け巡り、ようやくその瞳に光が宿る。だが、その頃にはすでに遅く―――盛大な最期を迎えたアスランとは対照的に、自身の身体は星のように煌めいて薄れかけていく―――――) 」
……ボクは、忘れないよ。
大好きなこの世界で、みんなに会えたこと。
さよならじゃなくて、「また明日」って笑顔で手を振って
そうやって繰り返される日常が―――――
――――― ボクは 大好きだから ―――――
夜空のように煌めく広大な宇宙にて、核爆発の光が弾ける―――――
ハ ラ リ … ―――――(二人が残したもの。それは偶然にも、二人ともに提出し忘れた二枚の「短冊」。ここへ来る道中で書き記した「願い」。その短冊は、無風の宇宙空間にてあるはずのない風に吹かれていくのだった――――)
カオス・リ・マスター「―――――(終点にて一人残された唯一無二の存在。周りにはもう、誰もいない。誰も、男に声をかける者は居ない。誰も男に気づく者は居ない。誰も、男に振り返る者は…いない―――――) 」
カオス・リ・マスター「……
カオスマスターによって誕生し、そして貴様等に築かれてきた混沌の時代は終わりを告げる。世界中を熱狂させたこの物語(せかい)は、もう過去のもの。(それでも、男は言の葉を紡ぐ。誰が聞いているのかもわからないこの空虚な物語(せかい)の中心で――――) 」
カ シ ャ ―――[ 1630289 ]―――― ン
その頃、大乱闘の各舞台では――――
飛電或人「はぁ…はぁ……なんとか、激戦が静まり返って…どこもかしこも落ち着いてきたみたいだが…(――――けど、なんだ…?その割には、あまりにも静かだ…もう、ファイターがそんなに脱落したのだろうか…?)(驚くほどに閑散とした舞台をイズと共に巡っていたが、そこに広がる沈黙に辺りを振り返ってみる) 」
不破諌「――――ふぐぅ゛ぅ゛う゛う゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ゛!!!(瓦礫に埋もれていたのか、馬鹿力を発揮してそれを押しのけて復帰する)ぜぇー、ぜぇー…ッ…!俺はまだ、くたばらねえぞォッ!!!ぜぇ、ぜぇ………ん…?なんだ……やけに、静かだな……?(ボロボロの身体で周囲を警戒するように見渡し始める) 」
デデンネ「やる気が出でんねええええええええええええええ(体力切れによりその辺でくたばってる) 」
アンゴル「申し上げます!大乱闘にて何も現れませんでしたァ!(逆再生しながら帰っていく) 」
近江彼方「ん~~……静かになってくれて安眠できるかなと思ってたけど…なんだかこれはこれで寝付けないねぇ……(観客席にて目元を擦る) 」
はらぺこあおむし「(ハロウィンのアルバイトを終えて帰宅準備している) 」
カオス・リ・マスター「 バ サ バ サ … … (遥か上空。活気を帯びていた熱狂はいつのまにか静まり返り、混沌と堕ちた戦場を憐れむように俯瞰し、静かに瞳を閉ざす)……これが今の「 混沌 」…弱く、脆く、醜く…すべてにおいて不完全な世界…それが集まって生み出された物語もまた、滑稽なことこの上ない。 」
カオス・リ・マスター「――――― この物語は、浄化するしかない。(右手にある管理者権限の本を天高くつき上げると、再びそれが怪しく発光する) 」
ピ キ … ビ キ ン … ッ …
ヴォイド「―――――(妙な空気を感じる…)(砂塵が舞う戦場を歩く中、眉間にしわを寄せる) 」
ギ … ビ キ ン ッ … ! パ キ ン ッ … !
ルヒー「ウソップゥゥゥ!!!!なんだあれえええええ!!!!! 」
ゼルダ(BOTW)「みんな………聞いてほしいことがあります。 今……この世界を揺るがす存在が、目覚めの時を迎えようとしています。 」
ダルケル「何だと?まさか、ガノンの野郎が… 」 」
ゼルダ(BOTW)「いえ…それとは異なるもののようですが。この世界は今、絶大な危機に瀕しようとしているんです。 」
ウルボザ「…何だかよくわからないけど、とにかくヤバイって状況なんだね。 」 」
リーバル「……で?この僕を、わざわざ呼びつけたってわけかい。 」
ゼルダ(BOTW)「ごめんなさい…。ですが… 」
ウルボザ「わかってるよ。アタシらで、そいつら追っ払っちまえばいいんだろ?上等じゃないか。久々に腕が鳴るってもんさ。 」
リーバル「ま、いいけどね。もしかしたら人間どもにも僕の実力を思い知らせるチャンスかもしれないし、さ。 」
ダルケル「それにだ……困ってる姫さん直々の頼み事とあっちゃ、断る理由が見つからねえ。 」
ゼルダ(BOTW)「……! ありがとう…ダルケル、ウルボザ、リーバル… 」
パ キ … ピ キ … ビ キ ッ … ! パ キ ャ … ッ … ! !
ウンップ「ルヒーーーーーー!!!!!俺を助けてくれええええええええええええええええ!!!!(ルヒーへすがりつく) 」
パ キ ン … ッ … パ キ パ キ ィ … ッ … ――――――――――― パ リ ィ ィ ン ッ ! !
――――――― ズ ン ッ ―――――――――(刹那、大地が一度だけ激しく揺れる)
ネス「う、うわああああぁぁあああ!!?(突然の激しい揺れに転倒してしまう)なっ、な……なに、この揺れ…!? 」
………ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ――――― ズシャアアアアアアアアアアァァァァァァァーーーーーンッ ! ! ! ! ! !(今度は先程よりも大きな揺れが生じる。そして、大きな地割れが発生し、大乱闘の各舞台から人々の悲鳴が一斉に湧いた)
ゲラコビッツ「ふりゅりゅりゅ…!?な、なな…世界で今何が起こっているであーるる!?我はまた死ぬのであーるるか!?それは嫌であるるー!! 」
ルヒー「離れろウソップウウウウウ!!!!!(理不尽な拳がウンップを襲う……!!) 」
八頭身ギコ侍「むぅ…これは由々しき事態でござる…! (刀を地面へと突き刺しその揺れに耐え凌ごうとしている) 」
ゴ ゴ オ ォ ン … ッ … ! ! ! (地震による地割れが発生し、亀裂から灼熱の火柱が上がる)
ルフィ「おい!ふざけてる場合じゃねェぞおれ!(いつの間にかルヒーをもう一人の自分とナチュラルに受け入れているルフィがその地割れの巻き起こった先へ視線を向ける) 」
ウンップ「ルヒーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!(殴り倒され、ぐちゃぐちゃになってケチャップが垂れ流れたボロボロのハンバーガーみたいな顔になる) 」
初一「ひぃぃぃいいいいいいいいいいい!!!!?たたたたったた助けてくれぇええ!いやだぁあ!しにたくないんだぁあああああああ!!!うわああああああああああ!!!(事務所内でパニック) 」
発嶺「…お、落ち着いてください……!!騒いででもどうにもなりませんっ……!!!(膝を抱えガタガタと震えながら初一に) 」
オルガ・イツカ「あ、あれはッ……!ど、どうなってやがんだ!!ライナァ!!そっちからはどう見える!?(地獄絵図の中自らのそばにいる鎧の巨人に呼びかける) 」
ナックルズ「お、おい…ッ!どうにかならねえのかよこの地震…!(揺れる地面に這いつくばっている) 」
テイルス「ううっ…僕にはどうしようもできないよ…! 」
ソニック「ちっ…Dr.エッグマンの仕業…にしちゃあ、出来過ぎているよな… とにかく、この揺れの原因を突き止めなきゃ… 騒いでいても何も解決しないしな…!(もたもたしている暇はなさそうだぜ…) 」
ロケット団員「あーっ!あーっ!!聞こえますかサカキ様ー!?我々は
ロケット団は3年間の努力が実り、今ここに…組織の復活を―――うわあああぁぁ!!(DDDラジオ塔内にて。地震によって転倒する)」 」
ライナー「バカな……この舞台そのものが揺れてやがる……!!(巨人としての体内から周りの状況を見渡し戦慄する) 」
パ リ … パ リ ン ッ … ! ! パ キ ャ ァ ン … ッ … ! ! (星の煌く夜空が硝子の様に割れていき、次々と紅色に染まっていく)
ジュラル星人「魔王様!!(宇宙船内で外の様子を俯瞰した後振り返る) 」
ジュラルの魔王「 気 に す る な ! (断言)何が起きようとも、この事態こそ、我々ジュラル星人が
ケイオスを支配するチャンスなのdアーーーーッ!!!!!!(宇宙船に落雷が発生し、その巻き添えで感電する) 」
毛利元就「…日輪の加護が消えただと…?我の、たった一つの光を…奪ってくれるというのか…?(並々ならぬ怒りに身を震わせながら、太陽の光が差さない空を睨みつける) 」
チルノフ「う、うわぁーん!川似さああああああああん!!!(涙目でうろたえている) 」
カズネ「…世界の終わり…なのかな… 鳥さんたちも…悲鳴を上げている…――――――…こわい……(黄色い花畑の中心で、身体を震わせながら小さな両手を胸に添える) 」
ザ ア ア ア ァ ァ ァ ン … ッ … ! ! ザ ッ パ ア ア ァ ァ ァ ン ッ … ! ! ! (雷雲が立ち込める中、荒れ狂う黒い海が大波を起こす)
ニコル・アマルフィ「あ、あれはいったい……あ、アスランは!?アスランはあれから戻ってきてなくて……連絡もつかない……!!(アスランに連絡を入れようとするも応答がない) 」
桃虹桜「ふにゅ…なんだか、怖い… みんな、何処へ行ったんだろ…無事だと、良いな…(木にしがみついている) 」
虹赤丸「ハァ…ハァ…!(雷が幾つも降り注ぐ荒野をがむしゃらに駆け抜けている)ハァ…ハァ…ッ…!(桃…無事なのか…無事でいてくれ…!) 」
徳川家康「絆が…人々が長く築き上げてきた絆が、失いかけようとしている… いや、ここで立ち竦んでいては駄目だ…!某(それがし)は、なんとしても絆を守ってみせる…!歴戦の者たちが残してくれた絆の力を!活かす時だ…!(凛とした態度で拳を突き上げる) 」
震える大地、割れる大空、狂う大海 ―――― この世の終わりを描いた地獄絵図は、少しずつ、少しずつ…その完成を極めようとしている。
孫悟空「こいつぁてぇへんだ…!(天変地異の事態を目の当たりにし)ベジータ!! 」
ベジータ「言われなくても分かっている!…くそッ、何がどうなってやがる…!? 」
ピッコロ「まるで世界の終わりとやらが近づいているようだな…フン、笑えない冗談だ…(苦い顔を浮かべて) 」
孫悟空「オラたちでどうにかすっぞ!ハァッ!!!!(超サイヤ人に変身し、割れゆく空の浸食に立ち向かう) 」
ベジータ「馬鹿野郎!考えも無しに突っ込むな!!(自らも超サイヤ人化し、悟空を追う) 」
パラガス「おおぉ…!おおっ!ぶ、ブロリー!(激しく揺れる大地にしがみつきながら慌てふためく) 」
ブロリー「親父ィ…俺は、もう駄目だァ…!orz(涙目) 」
パラガス「ぐぬぬ…(なんとしてもブロリーを助けなければ、俺とブロリーの絆は何もかもお終いだ… なんとしてでも阻止しなければならん…!)明日まで!明日までお待ちください!!(揺れる大地に向かって必死の懇願) 」
覚醒ノア「(大海に浮かぶ箱舟の上で割れた夜空を仰ぐ)…運命は、私たちを救ってはくれないのね… 」
ルシフェル 「 イーノック、そんな身体で大丈夫か? 」
イーノック「 大丈夫じゃない、大問題だ。(津波による浸水で首から下が溺れかけている) 」
ナッシー(アローラのすがた)「なっし~(強風に煽られている) 」
スパイダーマッ「世界の終りに慄く人々に、涙を流す男!スパイダーマッ!(※流すだけです) 」
バル艦長「ひええええぇぇぇ~~!!どうしてこうなった!?どうしてこうなった!?(ラーメン屋の屋台の前でラーメンを両手に慌てふためく) 」
水平ワドルディ「うわあああ!
メタナイト様、助けて~!!(焼き鳥とスマホを両手に涙目) 」
アックスナイト「ち、ちくしょう…!いつもの屋台が最後の晩餐になるなんて…!こんなことなら、早いとこ彼女をつくって、彼女の手料理を最期に逝きたかった…!(焼酎瓶を手にして混乱している) 」
メイスナイト「SEKAI NO OWARI ダス!ドラゲナイダス!もう駄目ダス~~~!!(餃子の乗った皿を頭に乗せてわたわた) 」
バル艦長「ええい、うろたえるなお前たち!(早い切りかえ)四人全員がうろたえていては格好がつかんだろ!うろたえるのはワシだけでいい!!← 」
サイダー飯「堅揚げポテトものりしおの奴もいねぇ。こんな種のないスイカのような世界で一体誰が何を救うっていうんだ? ああ、救うね!俺がッ!!(全12次元と超融合し炭酸水と米をぶちまけて破裂) 」
肉「サイダー飯くゥゥゥゥンンン–––––ッ!!(サイダー飯の犠牲により時間は空の崩壊の20分前に戻る。しかしその当時の記憶は肉以外に存在せずサイダー飯は破裂しこれを繰り返すうちに肉は考えるのをやめた。) 」
こんにゃく「クククク……。奴は我等食べ物の中でも最弱…。…あんなに簡単に破裂するとは食べ物の面汚しよ…。(ドヤッ 」
クロハ「………ぁ……あっ……(この光景は…まるで――――) 」
フォルクハルト「(辺境にある野営地から空を見上げていた)――――忘れもしない……200年前に起きた、霊災の悪夢でも見ているのか… 」
AS「・・・あぁ、大丈夫だ。(崖の上、背中に向かって優しく声をかける)迷う事は無い、俺の事を見守ってくれていれば、それだけで俺は戦える。(悠然と割れた空から零れ落ちた化物を見つめる) 」
縊鬼「祭神に祟られた時のようだ。まるで世界の終りを示している――(孤独の祭会場で、空をひび割れを眼にしている) 」
ピカマン「私の行う破壊は全てを「フィクション」にする程度の能力によるもの、つまりは幻影である。悪夢は寝て覚めれば元に戻るが、死したものを蘇らせる術などはない––––––(空間の裂け目に吸い込まれる過程で肉体が千切れ、弦の糸が切れるかのように死に絶える–––––) 」
火愚病「一体なんだァこりゃぁ・・・・滅びの星でも落ちたのか?・・・・いや、これは・・・"時間"だ!時間のッ!時空裂による大きな乱れだ!何だこの規模は・・・・俺の反魂術の奥義のそれとはわけが違う!これじゃあまるで神代の権能・・・国造りの権能じゃあないかッ!(割れて虚空をさらけ出す夜空に瞳をきゅうっと収縮させその場に居竦む) 」
ワイト「 他者に同意を示す。それがワイトの意味でありワイトの生甲斐、そう思っている頃が私にもありました。だがこうして、終焉を目の前にすると、がむしゃらに前へ駆けていた自身へ置き去りにしてきた思いが去来にするんです。ああ、NOと言っても……よかったのだと 」
初音ミク「 深刻なエラーが発生しました。深刻なエラーがががががががが(初音ミクの消失) 」
面接官「みなさん!みなさん!落ち着いて避難をしてください!!大会スタッフは観客の避難を優先してください!(会場内でマイクを片手に人々に避難指示をしている)
浜&松「なんで俺らもこんな目に遭わなアカンねん!!(巻き添えで消滅していく)」 いかりや長介「こうなったら、ダメだコリャ!!(そのセリフの後消失)」
カオス・リ・マスター「 さァ ―――― フィナーレと行こうか ( オ ゥ ン ッ )(仮面の内側より迸る覇気が空間を震撼させ、全身に異様なオーラを纏い始める) 」
ボ ゴ ォ ン ッ … ! ! ! メ ギ メ ギ メ ギ ィ ッ … ! ! ! (震える大地はやがて軋みを上げて盛り上がる) ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ッ … ! ! ! (盛り上がる地面はそのまま宙へと吸い込まれる様に浮かんでいく) ピキ…パキィ… ――― パ キ ャ ア ァ ン ッ … ! ! ! (そして亀裂だらけの赤い空から眩い閃光が迸ると、硝子破片の如く砕け散っていく)
ベール「……くっそ…胸糞悪ぃことになりやがって…ッ…"そういうことかよ"…!!(
ヴォイドの依頼を受けて自身の足のみで「真実」へと到達した一人の魔法使いは、大乱闘の裏に隠された知られざる真相に心底嫌気がさして癇癪を起こす) ……!!?野郎…ついにおっぱじめやがったか…!!(魔法杖「箒星」へ跨って上空へと避難する) 」
はらぺこあおむし「あ~~~~~~~~~(瓦礫と一緒に空へと打ち上げられる) 」
宮下愛「どうしよう…こんなことって…!愛さん、聞いてないよ…! みんなは無事なの…っ…!?……りなりー…っ…―――― 」
リコ「どうしよどうしよう…もう大乱闘どころじゃないよ!?私たち、どうしたらいいの、レグ…!? 」
ナナチ「なぁ~… おいおいこれ…逃げる場所なんかあるのかよ…足場全部持ってかれてんぞ…。 」
レグ「落ち着くんだ、二人とも!とにかく、僕に掴まって…!(二人を体に掴ませて両腕から伸びたアームを使って瓦礫から瓦礫へと移動しながら逃亡を図る) 」
黒ウォズ「みなの者!すぐにこの舞台から逃げるのだ!!どこでもいい…「奴」に認識されないほどどこか遠くへ――――(崩壊していく舞台にて、逃げ惑う人々に逃亡を促そうと叫びながら駆けまわっていたが…) 」
昇りゆく大地、堕ちてゆく空―――― 大乱闘の舞台を構築していたあらゆる時空間の残骸がが管理人のもとへと吸い寄せられていく―――
カオス・リ・マスター「 バ キ バ キ ャ バ キ ィ バ キ バ キ バ キ バ キ ャ バ キ バ キ バ キ ィ ィ ッ ! ! ! ! ! (自身を核に次々とその身に纏われていく残骸。見る影もなく男の身体を埋め尽くしたそれらは大きな塊を形作っていく―――――) 」
ジンベエ「なんじゃ!?あれは…!!異様な覇気を感じる…!(上空に浮かぶ巨大な塊に目を奪われる) 」
バ キ ベ キ バ キ ィ ィ ッ ―――――― (剥がれていく大地や空。残されるものは「虚無」――――)
ラーヴァ「―――――(少年よ、間に合わなかったのか…っ…?)(崩壊していく大地の中で苦悶に眉を顰めていた) 」
ギ ャ リ ギ ャ ギ ャ リ ギ ャ リ ギ ャ リ ィ ッ ! ! ! ! ! (管理人を取り込んだ残骸の塊はやがて銀色の光沢を持つ結晶体へとその表面がコーティングされ何十層にも及んで厚く包み込まれていく)
ドナルド「あらぁっ!?(裂かれた空間に吸い込まれる) 」
ゾ ゾ ゾ ゾ ゾ ゾ ゾ ゾ ゾ ゾ … ッ … ! ! ! ! ! ! (空をも呑み込むほど巨大化した銀塊はそこから幾つもの方向へ伸び出していく。巨大銀塊を胴体とするならば、右脚、左脚、右腕、左腕、顔、背に六翼、そして尻尾……それは宛ら伝説の怪物「ドラゴン」を模っていく――――)
ルコア(認識阻害)「う~ん、さすがにこれなら大丈夫……だよね?(特殊能力で姿そのものを隠しながら移動している) おや、あれは………… ……ドラゴン…? へぇ………(上空を見上げながら) 」
syamu_game「ソソソ……(言葉をほとんど発さずに吸い込まれる) 」
パ キ パ キ パ キ パ キ パ キ パ キ ィ ッ … ! ! ! ! ! (凸凹だらけだった銀塊の表面が洗練されていき――――)
Ø:Log〔ゼローグ〕【COUNT DAWN】「―――――――― グ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ォ ォ ォ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ン ッ ! ! ! ! ! ! ! (そして、顕現された巨大な銀塊は、ついに完成された姿―――― 世界で圧倒的な巨体を誇る竜の姿として君臨するのだった) 」
ベール「おいおいッ……なんっつー…デカさだよ……(もはや足場という足場を失った大乱闘の舞台上空を浮上し、そこに君臨された超巨大な竜をその目に絶句する) 」
黒ウォズ「くッ……なんということだ…間に合わなかった…のか…ッ……!(宇宙区間に漂っていた小さな残骸を足場に浮かんでおり、無数の残骸を取り巻くように君臨する巨大な存在を見上げていた)…あれは…大乱闘の舞台「終点」からつくり出された大いなる存在…!つまり…並行世界や世界線を取り巻く唯一無二の存在へと昇華したというのか…ッ…!! 」
セルド「ッ――――――!!!?(空を覆いつくすほどの大きな影に振り返った時、そこで目にしたものに絶句する)なん……だ、あれ…ッ……!!?(なんというでかさ……いや、外見だけじゃない。なにか、圧倒的な何かを、突き付けられたようなこの感じ…ッ……なんだ、なんなんだ…あの「竜」は……ッ……)(かつてないほどの巨体を誇る竜「ゼローグ」の姿に圧倒される) 」
ワリオ「でかあああああああああああああああああああああああああああああああああい説明不要ッ!!!!!!(あまりのでかさの泡を吹いて気絶する) 」
カオス・リ・マスター「 オ ゥ ン ッ (そしてその巨竜の心臓部の奥深く、とてつもない闇が逆巻く深淵の空間にて、男の仮面の模様が不気味に輝く)これより、この物語(せかい)を再構築する―――― 」
ルコア(認識阻害)「わ~お……大きいねぇ。これにはさすがの僕も、びっくりだよ。(特殊能力で浮遊しながら、その圧倒的な大きさを目の当たりにする) 」
カオス・リ・マスター「 "混沌"に生まれしすべてのキャラクターどもよ ―――― その命、この私《 管理人 》に返上するがいい ! ! 」
Ø:Log〔ゼローグ〕【COUNT DAWN】「 ゴ オ オ オ オ オ オ ォ ォ ォ … ッ … ! ! ! ! ! ! ! (口内に赤黒い瘴気が溢れ出していく)――――――― ┣¨ ォ ッ ! ! ! ! ! ! ! ! (天へ顎を突き上げると口内に膨大な邪気が収束し…そして、すべての空間に行き届くほどの広大にして膨大な赤黒い息吹を解き放った) 」
シルバー「危なかったぜ……間一髪、か…!?(超能力で瓦礫ごと宙に浮遊していたが…)なッ……う、う、うわあああああああああああああぁぁぁぁ―――――――――(赤黒い息吹に呑まれ、その姿が闇に溶けていくように消滅した) 」
トランクス「僕の顔があああああああ!!!!イケメンの顔そのものがああああああああああ!!!!!!!(消滅☆) 」
スペシャルウィーク「―――――――――――― あ げ ま せ ん ッ ! ! ! (
カオス・リ・マスターに対抗するかのような迫真………の末、あげさせられる) 」
ニッキー「きゃーーーーーーーーーーーーーーーー!!!(宇宙空間に放り投げだされた挙句、赤い息吹に呑まれて消えていく) 」
ジャン「ンニキティィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!(世界の中心で愛を叫ぶ男。だがその叫びも存在丸ごと抹消させられる) 」
キュゥべえ「わけがわからないよ…!(辛うじて残った残骸の上に居座っていたがゼローグの発した息吹に呑まれてしまう) 」
ヌマクロー「(無重力空間にそのまま放り投げだされたようにただ空中をふわふわと彷徨い続けていただけなのに消滅させられるこの子はヌマクロー) 」
wii fitトレーナー(女)「(灯火の星のように、ヨガのポースで乗り切ろうとするが存在をかき消されてしまう) 」
蓬莱山輝夜 「えーりん!えーりん!助けてえーりん!(助けてもらえなかったので消滅しました) 」
――――― コ ォ ン ッ … ! ! (全空間を侵食していく赤黒い息吹。その息吹に包まれた者たちは瞬く間に消滅し、数字を模した光…録《 ログ 》となっていく。数字は水泡のような淡い光に包まれ、巨竜のもとへと吸い寄せられるように移動し始める)
レミリア・スカーレット「(崩壊した紅魔館の屋根に立ち、巨竜を見上げながら)………冗談じゃないわよ、せっかく良い所だってのに………! 」
ブラックレミリア「………スッ(「それな」と一言書かれたカンペを見せ、どことなく無念そうな表情を浮かべる) 」
岡部倫太郎「くそ、くそッ……!ああ、俺だ…!ついに機関が本格的に計画を始動したッ!!このままでは世界は奴らによって完全に支配されてしまうッ!ラボメンたちはみな"消されて"しまった…!残されたのはもう俺だけだ…だが、もはや俺にはどうすることもできない…!!(徐に取り出した赤い携帯電話でいつものように見知らぬ誰かと会話をしていたが、その表情はかつてないほど逼迫し、絶望していた)……おうすれば、いい…?どうすれば……―――――!!(そんな時、「例のメール」が脳裏をよぎった) 」
我妻善逸「イヤアアアアアアアアア!!!ふざけんなよ!!俺まだ何も活躍してねぇのに!!!何でこんな目に合うんだよおおおおおっ!!!!(全力で息吹から逃げようとしながら) 」
アキラ「(不安そうな表情で周囲を見渡しながら)兄さん…… 兄さん………!! どこにいるの………!? 」
岡部倫太郎「……そうだ…『 C.Dメール 』…ッ…!!(携帯電話を操作し受信履歴からあの謎のメールを検索する)なッ―――!?(そのメールを開いた途端、絶句する。そう…毎秒増え続けていた例の数字の羅列が、今度は尋常ではない速さで減り続けていたのだ。最初は7桁にも及ぶそのカウントが、気が付けば6、5、4桁…と、減少していく)…まさか、この数字……そうか、そういうことか…ッ…!これが、「録《 ログ 》」…!この世界を構築するものにして、未来へと進む足跡…その軌跡だったというのか!! 」
岡部倫太郎「ならば、俺がやるべきことは…――――――(―――「 すべてが0になる時、願いを祈れ 」―――)………!!そうか…ッ!今が、その…!(謎のメールに記載されたメッセージを思い返し、そこではじめて幼馴染の椎名まゆりが自身に託した「ある願い」を返信文として打ち込んでいく)……これで…どうだ…!!!(送信ボタンを押す) 」
――― メールを送信できませんでした ―――
ミオリ「(
アキラの手をしっかり握って)大丈夫だよアッちゃん、キー君は絶対来るから………約束したもん、皆で絶対勝ち抜こうって………でもだからって、私や皆を異次元カプセルに入れて持ち歩くなんてちょっとふざけてるって思ったけどさ……ははは………(苦笑いして)………本当、頼んだよキー君………ここまで来て約束破らないでよね………! 」
岡部倫太郎「 く そ ォ ッ … ! ! まただ…またエラーを吐きやがった…!!頼む…送信してくれッ…!!(もう一度送信ボタンを押す) 」
カ シ ャ ―――[ 25438 ]―――― ン
――― メールを送信できませんでした ―――
キルビス「(その頃、別のフィールド内を探し回りながら)クソ……
アキラ!!
ミオリ!!どこにいんだよ!!! ………クソが………毎回毎回、俺らが前世で何かやったとでも言いたいのかよ………!!(巨竜に向け、やり場のない怒りを込めた眼差しを向けて) 」
岡部倫太郎「 送信しろぉぉぉおおおッ!!! (無情にも突き出されるエラーメッセージに、必死の形相で抵抗を露わにする)時間が…俺に残された最後の希望が!もう、後がないんだッ…!!頼む、頼む、頼む、頼む、頼む、頼む…ッ……!!!!(心の中で何度も祈りながら、送信ボタンを連打する) 」
カ シ ャ ―――[ 315 ]―――― ン
――― メールを送信できませんでした ―――
岡部倫太郎「―――――(減り続けるログカウントは、ついに3桁から2桁へ、そして1桁へと到達していく。そんな絶望的な光景を横目に、これまでの日々を共に過ごしてきたラボメンの仲間たち、更にはこの
ケイオスで出会った新たな仲間たちの笑顔がフラッシュバックする――――)―――― ……諦めて……たまるか……諦めて、たまるかよ…ッ…!!例え、俺たちが物語(せかい)という枠組みの中に存在するちっぽけな存在だったとしても…!俺たちがここに生きた証は、紛れもなく俺たち自身が描いてきたものだ!!!他の誰でもない、自分たちが選んできた答え…! 」
カ シ ャ ―――[ 1 ]―――― ン
岡部倫太郎「すべての運命が『
カオスゲート 』の選択によるものだったとしても…!俺は…俺たちは…――――その運命に抗って生きていく!!!これが「俺たち」の答えだッ!!だから……その"想い"を…――――― 」
岡部倫太郎「―――― 受け取れえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!(最後に自身の想いをその親指に乗せ、送信ボタンをへし折れる勢いで押した) 」
――― メールを送信しました ―――
そして、世界は闇に包まれる。
何もない、誰もいない、空虚な物語。
すべての『 混沌 』は、もう、何処にも存在しない…――――――
――――― 第5章 : 混沌 ―――――
最終更新:2022年12月31日 22:07