Who are you?9


◆ばらばらのページ(3)――鳴・京子組


KP(陸亜): 京子さんはもう一人のウサギさんときもちよくスヤァと同衾してたとこから、メイちゃんは阿久津さんとお手てつないで敵さんから逃げてきたところですね。
二人が目覚めると、そこはやわらかな土の上でした。鼻腔をくすぐるのは青々とした緑や草花の香りです。
KP(陸亜): 二人とも近くに居るので、目覚めて再会RPどうぞ。
ちなみに二人とも、手元には【ページの切れ端】を持っています。
京子さんの方は安心感のある部屋を、メイちゃんの方は陰鬱で危険な森を思わせるページですね。それぞれ持っておいてあげてください。
金髪(蟹): 「今度はやけに昼寝したくなるような場所に出たじゃないか。あ、リボンちゃんだ」とページ見てしまいつつ、メイちゃん認識しましょう。
メイ(モノ): 「……っうわ! あれ、あいつ……じゃなくて、黒ウサギですか」 こっちも認識してページはしまっておこう
金髪(蟹): 「…ハ、黒ウサギってアタシか」となれない呼びかけにハッとします。「またバラバラにされちまったみたいだけど、まあなんとかなるだろう。赤リボンちゃんは怪我ないか?」
メイ(モノ): 「はい、俺は問題ないです。黒アリスもたぶん……大丈夫だとは思うけど」 京子さんって今耐久いくつだっけ
金髪(蟹): 現状は耐久9&装甲3です。メイちゃんは?
メイ(モノ): あ、装甲ついてたのか メイちゃんは耐久11(MAX)です
金髪(蟹): メイちゃんの前にいる京子さんは白い兜被ってますよ。ちゃんとウサミミが出てる。
KP(陸亜): そうですね。その兜の効果として物理装甲がついています。あとガスマスクに近い効果もあるね。
メイ(モノ): それはなんとも不思議なものを……なるほど メイちゃんの装備はガスマスク・ナイフ・スタンガン・牡蠣PADかな
金髪(蟹): 牡蠣PAD入るんですねwwww
メイ(モノ): 前々回から存在意義が分からないけど匠の技により両胸に入ってます
ぱっと見共有できる見た目の変化はこんなもんかな

◆森の中


KP(陸亜): はい。二人ともどうするかな。
メイ(モノ): 周りを見ますよ
金髪(蟹): 「ここは一見安全そうだけどなあ」と同じく周り見るかね
メイ(モノ): 「……前々回と前回の世界じゃ変なヤツに襲われましたけどね」 ため息
KP(陸亜): はい。周りは鬱蒼とした森の中ですね。ですが、メイちゃんが持っているページほど不穏な気配は感じません。
森の中といっても、ちょっと開けた広場みたいになっていますね。
四方に向かってそれぞれ道が伸びていること、そして中央には一つ切り株があることが分かります。こんな感じ。

+ 【森】

金髪(蟹): 切り株の年輪がどちらかに向いてるとかは無いんですかね
KP(陸亜): 特にないですね。
メイ(モノ): 「森か……三月ウサギと帽子屋とか、ああ、芋虫みたいなのがいてくれるといいんだけどな」 ぽつぽつ
KP(陸亜): ふむ。では二人とも≪聞き耳≫してみましょうか
† 金髪(蟹)
  (コロコロ…) 1D100 : 31 [ 計:31 ]
 聞き耳99
† メイ(モノ)
 聞き耳(16) : (コロコロ…) 1D100 : 51 [ 計:51 ]
KP(陸亜): 二人とも成功ですね。では、二人は以下のような歌を聞くでしょう。
『さあ、パーティーに向かおう
 西はすぐそこ、あっという間におしまいだ
 南と北はちょっと時間がかかるかな
 東は遠い、先も見えない闇の中
 急がば回れとは言ったもの 走った方がミのためさ』
KP(陸亜): そして京子さんはいい数字なので、これが<聞いたことのある声>であるとして良いでしょう。
金髪(蟹): 聞きながら歌詞を口に出して「急いだほうがいいみたいな感じだけど、この声どっかで…」と覚えが有る素振りで
(芋虫さんなら嬉しいんだけどな
KP(陸亜): はい。二人の願いが通じたのか偶然なのか。
切り株の上にちょこんと、見覚えのある幼虫っぽい生き物の姿があるでしょう。
メイ(モノ): 「男の子って何でできているの?
 カエルとカタツムリ
 それに子イヌのしっぽ
 そういったもので男の子はできている。
……こんな歌なら聞きましたけどね」 とか共有がてら歌ってみようか
金髪(蟹): 「その歌なら前の場所でタレ目が本棚の前で呟いてたぜ」そして芋虫さんやったー!
メイ(モノ): 「女の子って何でできているの?
 シュガーとスパイス
 それに……
 そういったもので……はできている。
こっちは半分聞こえなかったんだよな」 もうちょい共有しながら幼虫の方に行きます
KP(陸亜): 芋虫はかつてのように水パイプをふかしながら、ゆるゆるとその場に寝そべっています。
よく見ればその姿は以前とちょっと変わっていて――ぶっちゃけると「蛹」のように見えますね。
メイ(モノ): 「久しぶりですかね。その歌ってここのことでしょうか」 知り合いなので話しかけますよ
金髪(蟹): 「女の子は初めて聞いたから繋がりあるか分かんないけど」と分割してたこと言っておこう。「会った時は小さかったから、凄く変な感じするな」としゃがんでお久しぶりっすと挨拶しよう。
KP(陸亜): 「うん? おやおや、お二人か。ちょいと顔ぶれが違うように見えなくもないが、どうしたね?」
金髪(蟹): 「新しくコンビ組みました(キリッ ってのは冗談ではぐれちゃったんすよ。」
メイ(モノ): 「なんか本を見つけて、ページに触る度に世界?を転々としてるんだ。ここに来たのもついさっきで」
「順番がめちゃくちゃになった話を見てるみたいで整合性もなんも無くてな……」 怪物思い出し
KP(陸亜): 「ふむ。ふむ…随分と忙しないのだな。ゆっくりするのも悪くはないが」と水パイプを口先だけですぱすぱしています。
その傍らには、これまた見覚えのある子どもがすやすやと眠っているのが見えますね。
金髪(蟹): 「そういや青髪ちゃん…公爵夫人って子に会ったんだけど、バラバラになった本を戻せば世界が戻って自分たちも助かるみたいなこと言ってたわ。」
メイ(モノ): 「公爵夫人……あの人か。あの人が言ったなら、まあ信じてもいいんですかね」 メイちゃんも会ってるので
金髪(蟹): 「あとあの子の屋敷の使用人…メアリ・アンだっけか?その子が公爵夫人を閉じ込めたかもだとか、アタシたち狙ってるかもってよ。リボンちゃんは心当たり有るか?アタシ全然でさー」情報共有しつつ、傍らの子供とやらに目をやります。
KP(陸亜): 傍らの子どもはアレです。眠りネズミです。相変わらず健やかにおねんねしてますよ。
時折むにゃむにゃと寝言を言ってるみたいです。
金髪(蟹): 持ち帰りたい子だー!!!
メイ(モノ): 「……いや、たぶん聞いたことも会ったこともありませんね。じゃあ、今こうして転々としてるけど、前に行った世界に行くこともあるのか」
「でも、ゆっくりするのもいいとは言っても、さっきあなたが歌った歌は急がば回れ、走った方がミのためとありましたよ。ゆっくりしてたらマズいってことでは?」 って聞いてみようか
金髪(蟹): 眠りネズミちゃんはそっと撫でても大丈夫でしょうか?
KP(陸亜): 「時はゆっくりにも、忙しなくも廻るものだ。いつでもこうした方がいい、というものは無い」
眠りネズミはそっと撫でられたらくすぐったそうにくふんと鼻を鳴らしつつまたすやすやと夢の世界に戻っていきますよ。
金髪(蟹): 「前に行った世界…ああ、ここの二個前じゃ例の牢獄が切り離されたような場所にでたな。階段とかなくなってて、でもそこに公爵夫人ちゃんと帽子屋の八田もいたぞ…あと色情狂もか」眠りネズミちゃん撫でて癒やされそう「まじかわいい」
メイ(モノ): 「八田? つまり時間は一定じゃないってこと……とも限らねぇんだろうな。で、更に先に進むには……もとい、また別のページがどこにあるかとか、知ってますか?」 と聞きます
KP(陸亜): 「時間は一定に非ず。方向もまた一定に非ず。止まることも進むことも、往々にしてあるものだ――それを扱うには、わしらは矮小すぎるがな」
「ページ…はて、それは分からんが」 ぷかー、と輪っかに煙を出しては頭上に浮かんでいくそれを楽しんでいる老後のおじいちゃん系芋虫。
金髪(蟹): 「ゲームでよくある、法則を見極めないとどの道にでても無限ループってタイプなのかもしれないな。よく分かんないけど芋虫さんまじかっけえっす」頼りがいの有る先輩を見るような目で青虫さん見ます。
メイ(モノ): 「……そんな感じはしますが。では、さっきあなたが歌ってた歌はどこまで信用できますか? いくら進んでも、西はあっという間なままなのか、東は遠くて闇の中のままなのかとか」 と芋虫さんに
KP(陸亜): 「さてな。歌を信用するか、しないか。わしを信用するか、しないか。それはお前さんらが決めることだ」
金髪(蟹): 「あれ?さっきの歌って青虫さんが歌ったんじゃないの?」と聞きたい
KP(陸亜): 「わしが歌ったのさ。どこで知った歌かなど、もう忘れてしまったがね」
金髪(蟹): 「この世界の童謡みたいなものってことかな。青虫さんのことだから意味なく歌ってたとは思えなくてさ」眠りネズミちゃんの顎の下あたりこしょぐりながら話します。
メイ(モノ): 何かまた言ってたりしないかなあネズミ とか思いつつ顔近づけてみる
KP(陸亜): 眠りネズミがくすぐったそうにもそもそしてるのを見ながら、芋虫はふう、と溜め息を吐きます。
「うむ。うむ…そろそろ、わしの時を止める時間かな」 と言っては、ゆるゆると目を閉じていくでしょう。
水タバコの煙は、徐々に細くなり途切れていきます。
KP(陸亜): 間もなくその身体は、しゅるしゅるとどこからともなく現れた糸状のものに覆われて、完全な蛹となりました。
金髪(蟹): 「ダ、ダンナー!?なんてこった引きこもり体勢にはいっちまったのか芋虫のダンナ…」もっと喋りたかったのでガクゥと項垂れます
メイ(モノ): 「蛹? ってことは羽化すんのか」 ぱちくりしてるんだろう
KP(陸亜): すると京子さんの声を聞いてか、眠りネズミが寝惚けまなこをこしょこしょ擦りながらおっきします。
メイ(モノ): 「そしてこっちが起きるのか。……久しぶり?」 挨拶
KP(陸亜): 「ん、んー…はじめまして、なの…?」 首をこてんこてんと動かしながら、不思議そうに二人を見遣ります。
金髪(蟹): 「相変わらず寝ぼけてるなー」どっこらせと持ち上げてみましょう。そういえばサイズ差って前にあった時と変わってるんです?
KP(陸亜): 変わってないですね。どっこらせされたら気持ち良さそうにぎゅっとしてきます。
メイ(モノ): そういえば切り株目星とかやってなかった
金髪(蟹): ほっぺむにってもいいですか?
KP(陸亜): いいですよ。ほにゃっとして「やー」とか言ってます。
金髪(蟹): 「すまんすまん」と謝りつつ「起きないかー」と耳を垂れ下げます。
切り株目星の方は可能ですか?
KP(陸亜): 眠りネズミはそのまますやすやと寝こけてしまいましたね。

◆どっちに行こう?


KP(陸亜): ≪目星≫≪聞き耳≫任意でどうぞ。
† 金髪(蟹)
  (コロコロ…) 1D100 : 30 [ 計:30 ]
 聞き耳99
† メイ(モノ)
 目星(89) : (コロコロ…) 1D100 : 52 [ 計:52 ]
KP(陸亜): はい。ではまず聞き耳成功の京子さんですが、眠りネズミがもにゃもにゃと寝言を言っているのを聞くでしょう。
「あっちが…北なの…」 ゆるゆるこてんと傾げられた頭は、地図上で言う左を指しています。
KP(陸亜): 目星成功のメイちゃんですが、芋虫さんの足元というかお尻の下に、方位記号らしいものが描かれていることに気付きます。描かれているというより、刻まれていると言った方がいいですかね。
金髪(蟹): 地図で言う左の方を向きながら「あっちが北?」と言葉を繰り返しましょう。
KP(陸亜): ですが記号のほとんどは、芋虫さんで隠れて見えなくなっています。なお、北はやはり地図上で言う左を指していますね。
メイちゃんは≪アイデア/2≫どうぞ。
メイ(モノ): 西と東も危ういか
† メイ(モノ)
 アイデア(65/2) : (コロコロ…) 1D100 : 25 [ 計:25 ]
KP(陸亜): お、いい数字だ。じゃあメイちゃんは、「N」と刻まれたその字に違和感を感じます。
具体的にどうなっているかというと――めんどくさいので画像で見せましょう。

+ 【方角】

メイ(モノ): 「……なんか、このNと記号逆だな。鏡写しみたいな」 とでも共有
「Nじゃなくて、方位記号が左右反転か?」 はて
KP(陸亜): 分かり難いとアレなので、これは確定情報として差し上げます。
【地図上で言う左が北、上が西、右が南、下が東】です。
メイ(モノ): ありがとうございます そのまま京子さんに共有しましょう
金髪(蟹): 「ふむふむ、そう言われると鏡写しっぽいな」と情報受け入れ「方角はわかったけど、問題はどっちへ進むかなのが悩ましいな。歌以外にも何かヒントあるのかどうか」と頭を掻きます。
メイ(モノ): 近くに花とか草とかないかなあ 話しかけられそうな感じの
KP(陸亜): んー、じゃあ二人とも≪幸運/2≫かな。
† メイ(モノ)
 幸運(70/2) : (コロコロ…) 1D100 : 52 [ 計:52 ]
† 金髪(蟹)
  (コロコロ…) 1D100 : 98 [ 計:98 ]
 幸運半分32
KP(陸亜): あ
† KP(陸亜)
 ファンブル表: (コロコロ…) 1D6 : 3 [ 計:3 ]
KP(陸亜): では京子さんの耳に、ゴミか何かがモフッと入ってしまいます。
なんとなく閉塞感を感じてしまい、このページにいる間は≪聞き耳補正解除≫つまり本来の数字で行ってもらいます。つっても元々高いじゃねーか
金髪(蟹): 聞き耳補正解除、了解しました
メイ(モノ): 「三月ウサギが、なんでもおしゃべりだから草でも花でも聞いてみればいい、味方につければ心強いって言ってたんだ。……あ、あと、チシャ猫はアリスたるもの行動あるのみ、『つもり』じゃずっとそのままとか言ってたかな……」 このあたりもついでに共有
KP(陸亜): メイちゃんも失敗なので、周辺に何か情報をくれそうな妖精やお花は無いことが分かりますね。
というわけで自力で頑張ってみよう☆
メイ(モノ): 「まあ、いないんじゃ仕方ねぇな。急がば回れなあ」 うーん
金髪(蟹): 「ええ…あのセクハラの権化が…?」と若干渋い顔します。「まあちゃんと自分の足で稼ぐってのはわからんでもないけど。」
メイ(モノ): 「……なんか俺のところとそっちで随分キャラが違ってたんですねあいつ……」 ぱちくり
金髪(蟹): 「被害者は主にあの社長さんなんだけどな、生理的にアイツだめでさ…うん。」
メイ(モノ): 「セクハラしてくるようなのは親戚のオカマで慣れてるしな……」 ぼそっ
金髪(蟹): 「ララちゃんに会えるならどんなによかったことか」と顔覆います。補正解除でも元から値いいし聞こえるだろう
メイ(モノ): 「……え、たぐ兄(にい)知ってんのか。あ、もしかして、たぐ兄の親友の……えっと名前思い出せないけど」 わあお 長い金髪とか聞いてそうだし
金髪(蟹): 「無二の親友なんだぜ!ララちゃんはすっごいいい女なんだぜ!」自分のことのように自慢します。「と言うか知りあいだったりする?兄ってことは姪っ子とかなの?」子供のようにはしゃぎます。
「なら姪っ子のメイちゃんだな!」名前じゃなく血縁位置的な
メイ(モノ): 「なるほど……っていうか俺はもともと男です。あれはいとこです」 むう
「えーそんな可愛いのに。まあアタシも女だけどあんまり気にしてなかったからなあ。じゃあララちゃんのためにもちゃんとここから出ないとな。」
メイ(モノ): (まあメイちゃん自身がぴんと来なければいいのかな>メイちゃん
「……俺もさっさと帰って待たなきゃいけないし。それで、どこ行きますかね」 それぞれの道の方見てみるかな
金髪(蟹): どの道を見るか具体的に示したほうがいいですかね?
KP(陸亜): 示しても情報は出ません。行ってみなくちゃ分からないよ。
金髪(蟹): 道の先は見えないとか、曲がりくねっているって情報もないです?
KP(陸亜): 「見えない」ですね。
金髪(蟹): じゃあ入り口だけがあるって認識に近いのかな。
KP(陸亜): ですねえ。道が続いてるけど、先は見えない。かな
メイ(モノ): では二人でMAP上に行ってみます 西で
KP(陸亜): はい。じゃあ西に向かってみましょう。京子さんにぎゅーしてる眠りネズミどうします?
金髪(蟹): 抱っこしたまま連れて行きます。
KP(陸亜): はい。良い子にすやすやしてますよ。

◆Go West


KP(陸亜): さて、二人+一人は西へ向かう道をしばらく進んでいきます。
といっても、そう時間もかからないのですが。
まず二人とも≪聞き耳≫いってみましょう。京子さんは本来の数字でね。
† 金髪(蟹)
  (コロコロ…) 1D100 : 38 [ 計:38 ]
 聞き耳91
† メイ(モノ)
 聞き耳(16) : (コロコロ…) 1D100 : 26 [ 計:26 ]
KP(陸亜): 安定の京子さん。では、京子さんは道端で二人の妖精が歌っているのを聞き、ふと足を止めるでしょう。
『森を無事に通りぬけようというのなら
 旅人よ ぼくたちの警告をきくことだよ
 なんといっても ぼくたちは このあたりの 物知りなんだ!

 引き返してまっすぐにいくのなら 無事にいけるよ
 だけどこの先は 足をふみこんだら ずぶずぶ沈んでしまう沼地だよ
 自分がどこを歩いているのか 気を付けるんだよ!

 ねえ ちゃんと小道にそっていくんだよ ぼくたちのいうことをきいて
 でないと沼地にはまりこんで ほんとうなんだ
 どこまでもさまよいつづけることになるよ』
金髪(蟹): 妖精さんはまだいます?
KP(陸亜): ①前にダッシュ ②後ろにダッシュ ③メイちゃんにこの内容を共有
反射的に行う行動を選んでください。妖精さんに話しかけてもいいけど。
反射的なのであと10秒ってところで
KP(陸亜): 5
KP(陸亜): 4
KP(陸亜): 3
KP(陸亜): 2
金髪(蟹): 2
KP(陸亜): はい。後ろにダッシュしましょうか。
メイちゃんは共有されていないので反応できません。なので、このイベントはメイちゃんのみやってもらう形になります。
金髪(蟹): 「ついてこい!」って叫ぶくらいはできません?
KP(陸亜): 叫んでもいいですよ。
ただし、その場から離脱できるのは京子さん(と眠りネズミ)だけです。
KP(陸亜): 反射的に眠りネズミをギュッとして走り出した京子さんは、メイちゃんに叫んだものの――振り向くと既に、そこは深い霧に覆われていました。入らない方がいい、というより「入れない」としましょう。

◆迫りくる異形の数々


KP(陸亜): メイちゃんもまた、京子さんの声を聞いて逃げようとするでしょうが――振り返るその前に、眼前に現れたそれを見ることでしょう。
それはショッキングで不恰好な黒い怪物で、脂っぽくなめらかなクジラのような皮膚をしていました。
内側に向かって曲がっている不快な角、羽ばたいても音のしない蝙蝠のような翼、モノをつかむのに適している醜い手。
意味もなくいやらしい感じで打ち付ける、棘の付いた尾を持っています。
そしてそれは「顔」を持たず――本来それがあるところには、何もない空白ばかりがあるのでした。
KP(陸亜): <顔のない怪物>を見たことにより<0/1d6のSAN喪失>です。
† メイ(モノ)
 SAN(67) : (コロコロ…) 1D100 : 26 [ 計:26 ]
KP(陸亜): 相変わらず…強いな…では
† KP(陸亜)
 数: (コロコロ…) 1D2 : 1 + 1 [ 計:2 ]
KP(陸亜): 2体ですね。
DEX順として敵A→B→メイちゃん、の処理です。
そしてメイちゃんは≪幸運≫振ろうか
† メイ(モノ)
 幸運(70) : (コロコロ…) 1D100 : 50 [ 計:50 ]
KP(陸亜): はい。では、メイちゃんは自分のつま先からいくらも離れない場所が、泥のようにぬめっていることが分かります。失敗してたら泥に足を取られてDEX減少してたところだよ。よかったよかった
メイ(モノ): 「うわ、……うわぁ」 怪物にげーってして、沼にうわーってしてるんだろう
KP(陸亜): ただ、京子さんが声を残してくれたので、メイちゃんは≪DEXロール≫による選択肢を最初から与えておくとします。更にサービスで+10あげよう。成功値はぴったし50%です。
メイ(モノ): うん? それって即逃げようとできるってことですか?
KP(陸亜): ターンで手番が来たら、の意味合いだね。じゃなかったら逃げるという発想が出るまで呈示しなかったし、ボーナスもあげてませんでした。
メイ(モノ): なるほど了解です
KP(陸亜): はい。ぶっちゃけると「逃げとけ」です。ではまいりましょう、Aから
† KP(陸亜)
 攻撃方法: (コロコロ…) 1D2 : 2 [ 計:2 ]
† KP(陸亜)
 組みつき: (コロコロ…) 1D100 : 78 [ 計:78 ]
KP(陸亜): 失敗ですね。ではB
† KP(陸亜)
 組みつき: (コロコロ…) 1D100 : 83 [ 計:83 ]
KP(陸亜): 失敗です。ではメイちゃん颯爽と逃げようか
メイ(モノ): 逃げますよ 成功値いくつですか あ。50か
KP(陸亜): 先に呈示した通りで50%です。
† メイ(モノ)
 スタコラサッサ(50) : (コロコロ…) 1D100 : 72 [ 計:72 ]
KP(陸亜): 失敗か。では次のターンで+10あげます。2ターン目でAの行動
† KP(陸亜)
 組みつき: (コロコロ…) 1D100 : 27 [ 計:27 ]
KP(陸亜): あっ 回避どうぞ
† メイ(モノ)
 回避(50) : (コロコロ…) 1D100 : 7 [ 計:7 ]
KP(陸亜): すげえいい数字。では無事逃げ切りました。
更にこのターンでBが攻撃成功したら回避に+20あげよう。
† KP(陸亜)
 組みつき: (コロコロ…) 1D100 : 39 [ 計:39 ]
KP(陸亜): どのみち失敗だった。では次メイちゃん、成功値60%でどうぞ
† メイ(モノ)
 DEX(60) : (コロコロ…) 1D100 : 52 [ 計:52 ]
KP(陸亜): よし。では逃げよう――としたところでなんですが
実を言うとまだ障害があります
メイちゃんの前に立ちはだかる「それ」は、一人の男性くらいの体格をしていました。
けれど、何故か、違和感を感じます。「それ」には、何か決定的に足りないものがありました。
抜き放ったレイピア。身に纏うマントやその下の服は、元は美しいそれであったのかもしれません。
しかし今や、それは赤黒い血で真っ赤に染まっています。
メイちゃんはどことなく、その立ち姿に覚えがあります――そう、あれほどに憎らしいと、そう思っていた。
自分たちを貶めようとした、あの男の顔を。思い出そうとして、けれどメイちゃんは思い浮かべられません。

何故なら――何故なら。
その男には、「頭」が無かったからです。
KP(陸亜): 首なし騎士を目撃したメイちゃんは<1/1d8のSAN喪失>です。ガンバ。
† メイ(モノ)
 SAN(67) : (コロコロ…) 1D100 : 63 [ 計:63 ]
KP(陸亜): 本当に強いな。では、ターン経過せずに追加ロールとして≪幸運≫を認めましょう。
成功で逃亡に成功します。
メイ(モノ): 「……誰だよアレ」 うわグロい とでも思ってるんだろう
† メイ(モノ)
 幸運(70) : (コロコロ…) 1D100 : 80 [ 計:80 ]
KP(陸亜): 残念。では次ターンまで待ってもらおう。
† KP(陸亜)
 鬼さんこちら: (コロコロ…) 1D2 : 1 + 1 [ 計:2 ]
KP(陸亜): では2ターン以内に≪幸運≫成功で脱出とします。それ以上の場合はまた≪DEXロール≫からやってね。追い付かれちゃうから。
先に首なし騎士の攻撃です。
† KP(陸亜)
 レイピア: (コロコロ…) 1D100 : 77 [ 計:77 ]
KP(陸亜): 失敗しましたのでメイちゃん幸運どうぞ。
† メイ(モノ)
 幸運(70) : (コロコロ…) 1D100 : 24 [ 計:24 ]
KP(陸亜): いい数字だ。ではメイちゃんは、首なし騎士の横をすり抜けるようにして駆け出しました。
騎士は当然頭が無いため、メイちゃんが通り過ぎたのを気配で察したようですが、突き出したレイピアは明後日の方を貫いたでしょう。
ともすれば呪詛すら呟いていたかもしれませんが、それもまた頭が無いために届きません。
KP(陸亜): すれ違いざまにメイちゃんがその首元を見たのなら――そこには、何度も何度も繰り返し傷付けられただろう、歪な傷跡を見付けたでしょう(SANチェックは無いよ)
メイ(モノ): 「(……あの女王に拷問にでもかけられたのか?)」 まあさっさか逃げます
KP(陸亜): 逃げましょう。駆け出したメイちゃんは間もなく深い霧に包まれます。
そして間もなく、眠りネズミを抱く京子さんの前へと飛び出すでしょう。

◆霧を抜けて


メイ(モノ): 「うおっ……って、黒ウサギか。まあ逃げ切ったってことか……」 やれやれだぜ
KP(陸亜): 京子さんにとっては、深呼吸一つ分もないくらいの間です。
メイちゃんが普通に追って出てきたとすら思ったでしょうね。というわけで合流RP後行動指針どうぞ。
金髪(蟹): 「よかったー!一瞬嫌な予感して不安になったんだよー!」と眠りネズミたん挟んだまま無事を喜びます。
KP(陸亜): 眠りネズミはくぎゅうううしてるでしょうね。よかったよかった
メイ(モノ): 「ん……あの霧に囲まれたら、化け物と変な首なし男が出てきて襲いかかってきたんだ。だからあなたも気を付けてくださいね」 一応共有しとくべ
金髪(蟹): 「うえ!?そんなのが居たのによく逃げれたな……見くびってたわ、すごいなあ」と頭なでます「さっきは不思議なかわいい感じの声が聞こえてさ…ここいらに詳しい俺らの警告聞かなきゃ損損、引き返してまっすぐ行けば無事に出れるが、こっから先は沼地なんだぜー!みたいな。それで咄嗟に引き返したんだわ。」
メイ(モノ): 「……まあこういう経験なんどかあるし……」 撫でられたらちょっと照れるんだろう 「ああ、確かに沼地ありましたね。そういう警告はちゃんと聞いとけってことなんだろうな」
金髪(蟹): 「てことは妖精さんの言うことは聞いて正解みたいだな。ならこのまま沼地とは反対側にまっすぐ行くか?確か小道にそってけとかなんとか行ってたし、細い道でもあんのかも」
メイ(モノ): 「東、というと、遠くて先の見えない闇の中ですね。南と北はどっちか選びようもないし、そっちにしてみましょうか」 頷きますよ
KP(陸亜): では東の方角に進むということで宜しいかしら?
メイ(モノ): あ、その前に切り株見ますが何も変わりありませんかね
KP(陸亜): 芋虫さんが蛹を残していなくなってるくらいですね。
金髪(蟹): 「あれ、芋虫のダンナいなくなってら。」眠りネズミちゃんは様子かわりません?
KP(陸亜): すやすやなうです。
メイ(モノ): Nと方位記号は提示された通りで変わりませんか? あと蛹に目星とかってできます?
KP(陸亜): そうですね、では≪聞き耳≫どうぞ。
† 金髪(蟹)
  (コロコロ…) 1D100 : 27 [ 計:27 ]
 聞き耳91
† 金髪(蟹)
  (コロコロ…) 1D100 : 44 [ 計:44 ]
 聞き耳91
KP(陸亜): 他に変化なく、蛹への目星は無意味です。
メイ(モノ): 何も変わりない了解です
KP(陸亜): まあどっちも成功なのでいいです笑
これは位置的に京子さんだけでいいかな。
眠りネズミがむにゃむにゃと「急いで…走って…止まらないで…」と言っていますね。
金髪(蟹): 「なんか急いで走って止まるなとこの子が仰せです。走るか」アリス見ます
メイ(モノ): 「了解。突っ切るってことですね……パーティか。パーティに行けばいいんだよな」 うっし
KP(陸亜): 走る場合≪CON*5ロール≫どうぞ。失敗しても置いて行かれることはありません。<耐久-1>だけです。
† メイ(モノ)
 CON*5(60) : (コロコロ…) 1D100 : 5 [ 計:5 ]
† 金髪(蟹)
  (コロコロ…) 1D100 : 29 [ 計:29 ]
 CON対抗60
KP(陸亜): 二人とも余裕。では、結構時間がかかりますが疲労することなく駆けていくでしょう。
金髪(蟹): 「アリスはええ!?」と驚くべきかな

◆Go East


KP(陸亜): やはり深い霧になっていますが、走っていくうちに細い小道へと入ります。
更に二人が走り続けていくと、やがて再び開けた場所に出ました。
KP(陸亜): そこは先ほどの広場のように、他に道が繋がっていることはありません。
そして、切株ではなく【高い塀】がありました。
高い塀の上には、なんか良く分からないけどずんぐりむっくりした形の何かがいるようです。
メイ(モノ): 「……ハンプティダンプティとか聞いたことあるな……」 とかぼやきつつ見上げます
KP(陸亜): 広場に入ったすぐ手前には、立ちんぼうになっている馬と、茂みで転がっている人影があるでしょう。
≪聞き耳≫どうぞ。
† 金髪(蟹)
  (コロコロ…) 1D100 : 63 [ 計:63 ]
 聞き耳91
† メイ(モノ)
 聞き耳(16) : (コロコロ…) 1D100 : 29 [ 計:29 ]
KP(陸亜): はい。では京子さんだけですね、その生き物が歌っている歌を聞くことができるでしょう。
『ハンプティ・ダンプティ 塀の上
 ハンプティ・ダンプティ おっこちた
 王様の馬でも 兵隊みんなでも
 バラバラ・ハンプティは元に戻せない』
KP(陸亜): 生き物は細い足を塀の下に垂らしてプラプラと揺らしています。
が、不意にその身体がぐらり、と傾きました。
どうしますか?
メイ(モノ): ぐらっとしたならうわあと受け止めようとするよ
KP(陸亜): はい。受け止めようとするなら≪DEX8とのDEX対抗≫になります。
ただし、走ることによる疲労がなく聞き耳に成功した京子さんは+20となります。メイちゃんはそのままだな。
あ、もしかしてこれは京子さん自動成功の域か。
金髪(蟹): お待たせしました受け止めます。8と17の対抗値は・・・
KP(陸亜): 95%+20だから100以外成功だな。一応振ってもらおう
† 金髪(蟹)
  (コロコロ…) 1D100 : 47 [ 計:47 ]
  (コロコロ…) 1DEX対抗99 : NaN [ 計:NaN ]
KP(陸亜): ああ、誤作動したな。まあ成功だし良いでしょう。
では、弾けるように駆け出した京子さんは韋駄天のごとく生き物の下に辿り着くと、丁度ごろっと転がり落ちてしまったそれを難なく受け止めました。たくましい。
金髪(蟹): 「さっきの歌の通りかよ、あっぶねえな」とストンっと下ろします。
メイ(モノ): 「速ぇ……」 とかつぶやいて、じゃあこっちは茂みで転がってる人影がきになるな
KP(陸亜): 「おおっと、すまない。華麗なウサ耳仮面よ、これはこれは助かった」 と卵型の生き物がお礼を言うでしょう。
ちなみに転がってる人影は近寄るくらいじゃうんともすんとも反応しませんが、どうします?
金髪(蟹): 「ウサミミ仮面は颯爽と救いますから(キリッ」とのっておこう
KP(陸亜): 「なんと頼もしい、まるで大地の神に祝福でも受けたかのようなあたたかな感触だった」 としみじみ言ってます。気持ち悪いけどほっといてあげて。
「そんな貴殿には何か礼をせねばなるまいな」 と言うと、何かないかなと自分の服をゴソゴソし始めます。
金髪(蟹): 「ふ…ダンナの曲線美もなかなかですぜ」と更にのっておこう。それで何かなと待ってよう。
KP(陸亜): 「ふふん、だろう? 毎日磨き上げた、最高の肉体だからな」 と自慢げに言いつつ、おやっと見つけた感触に腕を引き抜きます。服の具体的にどこからかとか聞いちゃダメよ。
「何だ? これは…吾輩の記憶には無いが」 と卵の人が言いつつ取り出したのは、淡い光に包まれた【ページの切れ端】でした。
金髪(蟹): それはどんな感じですか?
KP(陸亜): よく見せてもらえば、それはぼんやりとチェック模様のようなものが浮かんでいることに気付くでしょう。
(ちなみに眠りネズミはDEX対抗直前にメイちゃんに受け渡した認識に!しておくね!笑
メイ(モノ): (了解受け取りました笑
金髪(蟹): 「(確か触ったらどっか飛ばされちまうんだっけ?)失礼ダンナ、しばしその切れ端持っていていただけるでござろうか」敬語慣れしてないんでちょっと言葉おかしくお願いします。
(眠りネズミの件はありがとうKP!
KP(陸亜): 「ふむ? まあ親愛なるウサ耳仮面の頼みだ、聞こうじゃないか」 とかっこいいポーズ(白魔法)しながら待ってますよ。
ちなみにもう別に探索することはないので、やることがあればやっちまっていいですよ。
金髪(蟹): 「キャーダンナカッコイー!」と乗りつつメイちゃんの方にシーンどうぞ

◆さようなら牡蠣PAD


メイ(モノ): メイちゃんは眠りネズミ抱っこしながら人影の方向かいます その人生きてるの?
KP(陸亜): 見たなら<死んでいると分かります>。<0/1のSAN喪失>どうぞ。
メイ(モノ): 眠りネズミに見せないようぎゅっとしてSANチェック了解
† メイ(モノ)
 SAN(66) : (コロコロ…) 1D100 : 28 [ 計:28 ]
KP(陸亜): うん、まるで失敗すると思ってなかった。さすがお母さんや
メイ(モノ): うーん どんな風に死んでるのかな 馬から落ちたのかなとか思っているんだけど
† KP(陸亜)
 (刺殺、絞殺、焼死、溺死、凍死、なんかよくわからない): (コロコロ…) 1D6 : 4 [ 計:4 ]
KP(陸亜): 溺死だって。
メイ(モノ): 「(……草原で溺死??)」 うん
KP(陸亜): そうこうしているうちに、眠りネズミがメイちゃんの腕の中で目をこすりこすり目覚めるでしょう。
メイ(モノ): 「なんだ、起きたのかお前」 なんか言い出しそうだし死体から隠しつつ顔近づけてみるよ
KP(陸亜): 眠りネズミはふわわわわ、と欠伸をするとメイちゃんをぱたぱた見て、「…おかーさん?」と言うよ。
メイ(モノ): 「……」 慣れたよ、うん
KP(陸亜): 「もうねむくない、ねむくないよ…」 と言いつつまた欠伸をして、ふにゃんと目を閉じます。
メイ(モノ): 「何か言いたくて起きたんじゃねぇのか?」 なんとなく頭でも撫でるのか
KP(陸亜): 「んん…」 そのまますやすや、と眠ってしまいますね。撫でられたらふふーと笑っています。
メイ(モノ): うーん 馬って相変わらず立ちんぼうしてるんですかね
KP(陸亜): ですね。
さっきも言ったかもしれませんが、もうここで探索できることは無いですよ。
メイ(モノ): 溺死体に目星しても意味なしか 「……お前もこんなとこにいないでどっか行った方がいいんじゃねぇの?」 って馬さんにでも促しとこうか なんか可愛そうだし
KP(陸亜): メイちゃんに促されたら馬は一声鳴いて、どこへともなくカッポラカッポラ駆けていくのでしょう。
メイ(モノ): 「んで、お前らってどうすりゃいいのかな」 って胸の牡蠣にでも聞いてみようか
KP(陸亜): じゃあ≪幸運≫で。
† メイ(モノ)
 幸運(70) : (コロコロ…) 1D100 : 53 [ 計:53 ]
KP(陸亜): はい。では胸の牡蠣ちゃんたちは相変わらずぷるぷるしつつ、
「ぼくたちかえりたい」「でもかえれない」「はやくおうちにかえりたいよ」と訴えています。
「ハンプティ・ダンプティのおじさん」「おじさん」「ぼくたちをうみにかえして」とお願いします。今更説明するまでもないですが卵の人ですね。
KP(陸亜): 「おお、そんな魅惑の場所でお前たちは何をしていたんだ、ベビーたち」 とハンプティ・ダンプティは言いつつ、「とはいえ、今は海に出れないのだ。何せ、北と南の道はくっついていてしまってな、どこにも出れないという有様だ」
「森の中に吾輩の家がある。塩水くらいなら用意できるだろう、道が元に戻るまではそれで辛抱するが良い」
KP(陸亜): 「おじさんほんとう?」「うみじゃなくても、おしおがあれば」「ちょっとあんしんだね」 と牡蠣はぷるぷるしています。
というわけでどうしてあげましょうか?
メイ(モノ): 「……まあせっかく助けたし、それくらいはしてやってもいいのかな」 良い?って京子さん見上げますよ
金髪(蟹): 何よりも最初に胸元から牡蠣が出てきたことに「かきっ!?」と驚きながら「お、おう。アリスがそうしたいならそれでいいんじゃないか?しかしロックだな…お前…」と受け応えます。
メイ(モノ): 「あ、そうだった、こいつら前の世界でセイウチと大工にひたすら食われてたから助けたんだ。んで、黒アリスがここに隠して」 って胸元指しますよ
金髪(蟹): 「ギザッパなにしてんだよ……うん、助かってよかったなお前ら……ちゃんと礼は言うんだぞ…」と若干遠い目して牡蠣たちにいいましょう。
KP(陸亜): 「うん」「ありがとうアリス」「ありがとう」 と牡蠣たちはぷるぷるしつつ、じゃあハンプティ・ダンプティに渡されるのかな。
メイ(モノ): 渡しますよ 磯の匂いが胸にこびりついてそう
KP(陸亜): そうですね。ハンプティ・ダンプティは片手で二つの胸PAD…じゃなかった牡蠣を受け取ってその温もりにちょっとホッコリしつつ、ページの切れ端を差し出して「これは渡した方が良いのだろうか」と尋ねます。
メイ(モノ): 「ああ、じゃあそいつら頼みます。ページはもらえると嬉しいですね」 そのまま触って大丈夫かな
金髪(蟹): 「ああ、貰っとくよ。ダンナもイケメンなんだからヒビ割れないよう気をつけてな」と受け取りましょうか
KP(陸亜): 触れば、ページの光は徐々に広がっていくでしょう。
眠りネズミは眩しそうに顔をきゅっと顰めると、とてとてハンプティ・ダンプティの方へと歩み寄ります。
KP(陸亜): 「うむ、気を付けよう。二人も道中気を付けるように」
「ん、…またね?」 と眠りネズミはおめめ擦りつつバイバイします。
メイ(モノ): 「またな」 ちょっと笑って手ふりふり返しましょう
金髪(蟹): 「おう!」とニッと笑いますかね。
KP(陸亜): そうこうしているうち、光が二人を包み込んで――やがて、ふうわりと持ち上げられる感覚を覚えるでしょう。
そして間もなく、光が最も眩くなった頃合いを見計らうように、二人の意識はふっと途切れます。

本編-7
最終更新:2014年06月05日 14:39