◆導入3.小松倖菜の場合
KP(陸亜): 数日前のことです。現役大学生でありながら小説家としてその名を知られつつある、注目度大の新人小説家である倖菜ちゃんは、複合企業SERaグループにとある依頼をしていました。
KP(陸亜): 二足のわらじ…というよりは最早小説家としての仕事に専念しつつある彼女は、今回新作を書くための資料を得るべく、SERaグループに施設見学をお願いしたのです。具体的には難病を患った主人公を作るべく、最先端の医療技術について調べたいという次第ですね。
KP(陸亜): 倖菜ちゃんが今話題の小説家であることを知ってか、はたまた大きな企業故の余裕からか、SERaグループはこれを快諾します。
メールにて日時の指定とグループ本社の地図を送ってもらい、倖菜ちゃんは見学当日に備えました。案の定、指定はごく普通の平日の午後2時です。
KP(陸亜): さて、倖菜ちゃんは見学前に下調べをしておくタイプでしょうか?
小松倖菜(内藤): やはり訪ねる会社だからHPに載ってるような所は調べとくわね。医療分野の項目は少し掘り下げたいかな
(振るのかな?早速振るのかな?)
KP(陸亜): なるほど。では<コンピューター>または<図書館>での調べ物を認めます。
KP(陸亜): まあ<図書館>とするなら前夜というよりは前日日中でもいいかもしれませんね。
もとい技能的にこちらしか選択肢が無いようなものかな笑
小松倖菜(内藤): コンピューター技能クソだったので図書で振らせてください
† 小松倖菜(内藤)
図書(85) (コロコロ…) 1D100 : 92 [ 計:92 ]
KP(陸亜): あら残念。では倖菜ちゃんは調べ物である程度の情報は得られましたが、
医療分野に関して特筆するようなものは見付かりませんでした。
小松倖菜(内藤): なんだよこれ、締め切り前で下調べもろくに出来なかったのか……。はぁい。
KP(陸亜): 事前にお渡しした、SERaグループとSERa医科学研究所に関するごく一般的な知識くらいですね。
内容は割愛しておきましょう。
KP(陸亜): 締め切り前というのはまあ、この新作とは別のものということなんでしょうかね。
売れっ子は大変です。というわけで、見学当日です。
小松倖菜(内藤): まぁ、大きい企業だし、歩いてるだけでネタがあるに違いないと、地図の場所へ向かうことにします
KP(陸亜): そうですね。というわけで倖菜ちゃんは地図に示されたSERa医科学研究所へと足を運びました。
小松倖菜(内藤): 新作の締め切りもまぁ、ぼちぼち……
KP(陸亜): 受付に到着した倖菜ちゃんは、見学の旨をお伝えください。ちょうどくるりちゃんの対応が終わる頃を見計らったのかな。
KP(陸亜): 「こんにちは。本日はどのようなご用件でしょうか?」と、ダース飲み込んだ後なのでちょっとだけ慌ててたかもしれません笑
小松倖菜(内藤): wwwダース
「こんにちは、先日小説の取材でアポを取らせていただいた小松と申します。」
KP(陸亜): 「小松様ですね。少々お待ちください」と受付嬢は手元のパソコンで確認をしてくれます。
が、なかなか受付嬢は顔を上げてくれません。
KP(陸亜): 「…あれ? おかしいな…ねえ、ちょっと」と隣にいるもう一人の受付嬢を呼ぶと、何やら話し込んでいる様子です。
<聞き耳>どうぞ。
† 小松倖菜(内藤)
聞き耳(65) (コロコロ…) 1D100 : 94[ 計:94 ]
小松倖菜(内藤): ねえ!!なんだよこの数字はwww
KP(陸亜): では何を話しているのかまでは分かりませんが、受付嬢二人はパソコンを弄ったり内線で電話をしているようです。まあ倖菜ちゃんは手持ち無沙汰でしょうね。やがて受付嬢二人がまた少し話し込んで、そうして対応してくれていた彼女の方が顔を上げます。
KP(陸亜): 「小松倖菜様、ですよね…申し訳ありません、本日のお客様にそのようなお名前の方はいらっしゃらないのですが…」と、割と本気で困惑しているようですね。
小松倖菜(内藤): 流石に少し不審に思い、手元のメモ帳と時計を見比べてます
KP(陸亜): 手元のメモ帳にはその日の午後2時、時計はちょうど2時頃をさしているでしょう。
小松倖菜(内藤): 「えっと、すいません、確かに今日のこの時間にお約束をさせてもらったのですが、本当に……本当にありませんか?」
KP(陸亜): 倖菜ちゃんの様子に、演技はあまり感じられないのでしょう。受付嬢は困った顔で「もう一度確認いたしますので、申し訳ありませんが少々お待ち下さい」と言いつつ、またパソコンや内線を弄ります。
KP(陸亜): その合間、「すみませんが念のため、小松様の身分を証明できるものを呈示していただいても宜しいでしょうか?」と言われますね。
小松倖菜(内藤): 電話担当者の名前とかだしたり、身を乗り出したりしてお願いしますって言いますが、果たして身分証は在るのかな。
財布から健康証だしていいかな?
KP(陸亜): どうぞ。まあでも、それを受け取るより先に
「せ、先輩!」隣にいた受付嬢が、内線電話を持ったまま蒼白した表情で受付嬢に話しかけます。
KP(陸亜): 「はい、お電話変わりました…えっ?!」受付嬢は電話を替わると、やがて後輩らしい彼女と同様に真っ青になり、やがて電話を切るでしょう。続けられた会話はぼそぼそしたものなのでロールでも聞き取れません。
KP(陸亜): 「も、申し訳ありません! 小松様とアポイントを取った者が、本社の地図と間違えてこの研究所の地図を送ってしまったらしく…」と悲鳴めいた声で頭をぺこぺこしますね。(別に受付嬢に非はこれっぽっちも無いのだが笑
小松倖菜(内藤): 「えぇっ?」
などとつられて反応を返します
KP(陸亜): 「本当に申し訳ありません…当社のミスで、こんなご迷惑を…」としょんぼりです。
小松倖菜(内藤): 「……ど、どうしよう、今日じゃないともう時間が……締め切りが間に合わないんです!!お願いします、どうにかなりませんか?」
ただでは帰れないので食い下がります
KP(陸亜): 「ど、どうしましょう…その、少々お待ちください」と倖菜ちゃんの声に思い出したように内線をかけると、そのまま少し話し込みます。
KP(陸亜): 「…ですから、当社側のミスなんです。改めてというわけにも…どなたかいらっしゃいませんか?」と受付嬢も交渉しているようです。相手はおそらく事務方でしょうね。
小松倖菜(内藤): 多分ユキちゃん顔面蒼白でぶつぶつ独り言いい始めてるよ。こあい。頑張ってはるえさん!!!!
KP(陸亜): 「えっ? あ、はいっ。分かりました、ありがとうございます。ラウンジまでご案内しますので、宜しくお願いします」とやがてほっとしたような顔で内線を切ります。
KP(陸亜): 「お待たせしております。当研究所で支障なければ、簡単にではありますが見学に応じられるとのことです。その、いかがでしょうか…?」と笑顔からだんだん心配そうな顔になりますね。ぶつぶつ言ってるし笑
小松倖菜(内藤): 声をかけられて我に返ります。
「ほ、本当ですか?!!是非、お願いします!!!!ありがとうございます」柄にもなく結構語尾荒げてお返事します
KP(陸亜): ちょっと気圧されつつもほっとしたように「良かった…こちらこそ申し訳ありません、ありがとうございます。それでは、所内機密保持のため、見学される際に携帯電話などの電子機器をお預かりさせていただきますね」と例の手続きに移ります。
小松倖菜(内藤): まぁ、仕方ないのでカバンの中身全部だして選別します。特に抵抗はしません
紙とペンがあれば大丈夫だからかね。かねいらない
KP(陸亜): 「ありがとうございます。代わりに、こちらを着用してください。所内で扉を開ける鍵の代わりになります。自動販売機での買い物も可能ですよ」とタグを渡されますよ。
KP(陸亜): <電子工学>および<医学>ロールは可能ですが初期値なので無かったことにして進めましょう笑
KP(陸亜): 「それでは、あちらの扉からラウンジの方にお入りください。案内の者が伺いますので」とラウンジへの扉を示されますよ。
小松倖菜(内藤): これも最新器具の一つなのだろうとまじまじ眺めてるけどなにもわからないんだろうな
KP(陸亜): まあそういうことにしておこうか笑 「扉の傍にあるモニターに、腕輪を翳して頂ければ扉が開きますよ。いってらっしゃい」とほっとしたようににこにこ手を振るでしょう。
小松倖菜(内藤): じゃぁ、多分使い方も聞いただろうし
恐る恐るタグ近づけて扉開けて進みます
KP(陸亜): はい。まあ言われた通りに行えば扉は開くはずですので、そのままラウンジに行きましょうか。
小松倖菜(内藤): 変わった扉ならまじまじと観察してそうだが、なんかラウンジまでに変わったもの見つけられないかな?
KP(陸亜): ラウンジに入ってきたところで、こんな男性(アイコン)が倖菜ちゃんに気付いた様子です。
変わったものは(倖菜ちゃん的に言えば)沢山ありますが、時間的余裕はなさそうですね。
KP(陸亜): 男性は倖菜ちゃんの方へ歩み寄ると、「小松様でしょうか?」と話しかけます。
小松倖菜(内藤): アイコン小さいけど丸眼鏡?丸眼鏡?
「はい、小松です。ご担当の方でしょうか?」
KP(陸亜): (楕円じゃないかな?笑
「はい。私はここの所員で、菅原喜平と申します。一先ずおかけになってください」と傍にある椅子を勧めます。
小松倖菜(内藤): (でも眼鏡なので中の人のテンションが上がってる)
「ありがとうございます」と、一礼して勧められた椅子に座ります
KP(陸亜): 「この度は本社の者が失礼をしたそうで、申し訳ありません」とまず謝罪してくれますね。礼儀正しくはありますが、どこか余所余所しさを覚えるかもしれません。
(ええまあ、ちょっと離れた場所でくるりちゃんと松本君が話していますよ笑)
小松倖菜(内藤): 「いえ。こちらも突然研究所の案内をお願いしてしまい、菅原さんのお時間を頂いてしまい、すいません。」
締め切りが近かったのでとても助かりました、と付け加えときます
KP(陸亜): おや。思いの外誠実で配慮ある倖菜ちゃんの言葉に、菅原さんはちょっと以外そうに目を瞬きますね。
ちょっとまごまごしている様子です。
† KP(陸亜)
(コロコロ…) 1D100 : 10[ 計:10 ]
KP(陸亜): ふむ。では倖菜ちゃんは、菅原さんがおそらく外部の対応が久し振りらしく、更若い女性であることにちょっとした人見知りを覚えているらしい様子が分かります。
KP(陸亜): 「…それで、貴方はどんな目的でここの見学を?」と改めて聞きましょう。倖菜ちゃんの見学理由を説明してください。その後、<説得>ロールを認めます。説明のRP次第でボーナスを加えます。
小松倖菜(内藤): (適当に割愛するつもりだったのに念を推されてしまった)
「はい、実は私、小説を執筆していまして。
今回のお話で最新医療について触れようと思い、SERaさんに見学を申し込んだ次第です。」
KP(陸亜): 「…ほう、小説ですか。ちなみにどのような話を書かれるのですか?」と質問を重ねますね。
† 小松倖菜(内藤)
説得(45) (コロコロ…) 1D100 : 44[ 計:44 ]
KP(陸亜): おい許可してねえぞ笑 と思ったら成功したしいいや。
小松倖菜(内藤): 「主人公が難病を患っている設定で、その際に使用する器具の描写を細かくしようと思いまして。」
KP(陸亜): 「なるほど。確かに当研究所では、そういった医療に対する研究も行っていますからね。あまり詳細にお話することはできませんが、私が知っている範囲でお話しましょう」
小松倖菜(内藤): ちなみに中の人は医療知識ないからあまり質問ロールは出来ないと思うんですが……
なんか続けた方がいいのかな?
KP(陸亜): まあ続けないならとっととイベント起こしますよ笑
というわけで、詳細を聞くより先に例の放送が入ることにしましょうか。
KP(陸亜): ぴんぽんぱんぽーん、の後に『コードE、コードE。全ての所員は各チームリーダーに連絡を取ってください。ゲストを会議室に誘導してください。繰り返します…』と放送が流れます。
KP(陸亜): 「…何か、アクシデントがあったようですね。申し訳ありませんが、話はまた後ほどにしましょう」
と言って移動するよう促します。
小松倖菜(内藤): ボヤでも出たのかな?とか思いつつ菅原さんについてきます
KP(陸亜): はい。周囲がばたばたし始めていますね、荷物をまとめて二人は会議室へと向かいます。
† 小松倖菜(内藤)
幸運(60) (コロコロ…) 1D100 : 74[ 計:74 ]
KP(陸亜): ふむ。では二人は何事もなく会議室へと辿り着きました。
KP(陸亜): 「では、こちらでお待ち下さい」と言いつつ、会議室の扉を開けて中に促します。
案の定、中にはくるりちゃんとウサギさんと、それからAPP16の彼女がいますね。
小松倖菜(内藤): では、中に入る際、失礼しますと一礼して入ります
KP(陸亜): はい。三人はまあ、それぞれに応じるでしょうかね。朱理さんがいらっしゃらないのでソフトにしておきましょう。
彼女はちらりと倖菜ちゃんを見て、まあ特に気にすることもなく作業を続けます。
小松倖菜(内藤): まぁ、本来はおとなしい子だし自分からは特に話題降らないかな?
多分皆騒いでなければ不安にもならないだろうし
太刀川くるり(ユツキ): ふむ、ではくるりも入ってきた倖菜ちゃんを見て、軽く手をひらーっとさせるぐらいにしておきましょう。
多分まだモヤモヤしてるので大人しくご挨拶で笑
KP(陸亜): なるほどファンブル直後でしょうからね時間的に笑
はい、というわけで倖菜ちゃんの導入はこの辺りで一区切りとさせていただきましょう。内藤お疲れ様。
小松倖菜(内藤): うっす、お疲れさまでした。
アリスちゃん、取りこぼしよろしく
最終更新:2013年12月14日 13:54