ATS-Hとは
東方高速鉄道では最高速度160km/hの高速特急「きりかぜ」の登場に対して
従来から存在するATS-Sでは安全性に欠けることから独自に新たな保安装置が制作された
それがATS-Hである
ちなみにHというのはhighspeedの略である
主な機能
信号の制限を超えないようにするための速度制限を信号の100m手前に設置し確実に制限速度以下で通過できるようにする機能
超過した場合は常用最大ブレーキがかかる
京急のB点に似たものである
速度の振り分けは
高速進行160km/h 無し
進行130km/h 無し(高速進行の場合145km/h)
抑速110km/h 無し
減速75km/h 90km/h
注意45km/h 60km/h
警戒25km/h 35km/h
停止 15km/h(これを10km/h以上超過した場合非常ブレーキがかかる)
制限速度通過時にその手前で微少の制限をかけ大幅に超過しないようにする機能
原則として制限箇所の50m手前に置かれ
制限速度は制限箇所速度の+5km/hとなっている
車両によりブレーキの利きが違うためそれに合わせたブレーキパターンを記憶させ照査の補助にする機能
機関車用のHFに搭載
普通電車で協調運転時に電車側の速度±5km/hでパターンをかけ電車側のノッチ・ブレーキに合わせて変動していく機能
これにより両運転士間の連絡が簡易的になった
最終更新:2009年12月07日 19:06