事故の概要
秩父方面から直通し、志木方面に向かっていた貨物列車、16両編成(貨1019レ)が、
高坂(たかさか)貨物センターから出場する際に、開通表示灯を見誤り、センター側線から高坂駅留置線方面へ進入し、
高坂で折り返し、本線直通の各駅停車、8両編成(1200レ)に正面衝突した。
事故の際、貨物列車の運転手が気が付き、急ブレーキを行ったことや、
留置線の折り返し列車は発車までに時間が有ったため、運転手が不在だったことなどが、重なり、けが人は数人で済んだ。
しかし、衝突の際、後部の貨物車両数両が転覆し、石灰を線路にまいてしまったことから、復旧までに時間がかかった。
被害
今回の事故で、石灰用貨物車が数両廃車になり、前の安全側線に突っ込む事故を起こして、8両の短両化改造を受けた2118Fが損傷をした。
事故該当編成 |
車両番号 |
被害 |
対応 |
2118F |
2118 |
前面部を損傷 |
前面部を再度補修 |
同 |
2318 |
永久連結器を損傷 |
連結器の交換 |
同 |
2418 |
永久連結器を損傷 |
連結器の交換 |
最終更新:2010年11月19日 19:29