サーヴァリア軍は
サーヴァリア企業連合の国軍である。サーヴァリア軍は
研鑽主義の競争原理からサーヴァリア三大財閥のグループ会社3社から構成されている。
概要
構成
サーヴァリア軍は他国における一般的な軍隊と異なり、三大軍閥のグループ会社から構成されている。つまり、地上軍・宇宙軍でそれぞれ3つの軍が存在する。これは研鑽主義の「競争こそ人間を進化させる」という考え方に乗っ取っており、それぞれの軍が兵士の待遇や戦果を競うことにより、よりよい軍隊を目指している。
それぞれの軍隊がそれぞれのグループ会社で生産された装備を持ち、それぞれのグループ会社の指揮で戦う。会社の収益はそれぞれ戦果により連合理事会から支出され、社員もボーナスがかかっているため士気が高い(?)。ただし、しばしば軍功争いで連携がとれないことがある。
前期三大軍閥
ダグテェガデ
ダグテェガデ地上警備サービス(地上軍)
ダグテェガデ地上警備サービスは主に占領地域の治安維持や、都市の防衛に重点を置いた陸軍軍事企業である。朗らかな社風を大切にしており、治安維持任務では犯罪行為の発生率が低い。占領地域ではダグテェガデ食品販売の食料品を無料で配給するが、必ずチラシが入っており、地域住民からは占領地区の宣伝放送がうるさいとクレームが上がっている。
ダグテェガデ精密爆撃サービス(宇宙軍)
ダグテェガデ精密爆撃サービスは主に爆撃を主な任務とした宇宙軍であり、大気圏内爆撃機の運用も行っている。他社ではまねできない精密な爆撃を売りとしており、誤爆が少ないことが強み。艦隊戦力は中規模であり、戦艦の造船能力もある。
ホムゼラガ・ビェダ
ホムゼラガ・ビェダ戦闘人材派遣(地上軍)
ホムゼラガ・ビェダ戦闘人材派遣は主に侵攻軍の派遣に重点を置いた陸軍企業である。動員数は企業連合最大であるが、ブラック環境であり、兵士の士気は低い。戦争犯罪も多く、中間管理職が内部告発して取締役会が辞任したこともある。上司はいい椅子でふんぞり返っている。常に人手不足に悩まされている。
ビェダ・プラネットディフェンスサービス(宇宙軍)
ビェダ・プラネットディフェンスサービスは艦隊戦に重点を置いた宇宙軍企業であり、企業連合最大の造船会社、ホムゼラガ・ビェダ造船の工業力を最大限生かした巨大艦隊が売りである。ホムゼラガ・ビェダ戦闘人材派遣に比べて待遇がよく、環境も快適なため入社競争率は高い。
ツァヴァラガ・ラーギット
ラーギット正規軍備グループ(地上軍)
ラーギット正規軍備グループは侵攻軍の派遣に重点を置いた陸軍企業である。ホムゼラガ・ビェダ戦闘人材派遣に比べ少数精鋭であり、兵士の練度が売りである。ボーナスも多く士気が高いため、重要な局地的戦闘に導入されることが多い。また、諜報活動にもたけており、情報戦も得意にする。情報提供者は金で買う。
ラーギット交易護衛サービス(宇宙軍)
ラーギット交易護衛サービスは船団護衛に重点を置いた宇宙軍企業である。艦隊戦力は他社より低く、戦闘は専門としていない。造船能力が低く、大型艦船の造船は他社に委託している。赤字企業であり、ツァヴァラガ・ラーギットグループから流れてくる資本で生きながらえている。
階級
会社により少し異なるが、階級は大体以下のおとりになる。就任には連合理事会の承認が必要であり、経営陣の人事権は連合理事会が有している。
取締役会(会社に一人ずつ)
代表取締役社長:会社のリーダーであり、方針の最終決定権を持つ
専務取締役:いわゆる副社長。社長の補佐
経営最高責任者:経営に関する決定権を持つ。社長が兼務するケースもある
常務取締役:参謀長。作戦に関する責任を負う
会計参与:会計に関する最高責任者
監査役:連合理事会から派遣される監査役員の長
執行役員
執行役員:将軍と取締役との橋渡し役。取締役からの命令を将軍と共に調整し、実行する。基本的には地獄の役職
将軍
上級部長:軍集団や軍の指揮権を有する
部長:軍や師団の指揮権を有する
次長:准将。師団や旅団の指揮権を有する
統合室長:特殊部隊軍の指揮権を有する
士官
上級課長:連帯の指揮官を有する
課長:中隊の指揮権を有する
室長:特殊部隊の指揮権を有する
係長:小隊の指揮権を有する
下級士官
現場主任:分隊の指揮権を有する
Gr長:少人数特殊部隊の指揮権を有する
兵員
班長:班の指揮権を有する
社員:指揮権なし
非正規雇用
派遣社員:派遣会社から派遣された職員。人手不足の部署を埋める融通の利く連中。ボーナスが出ない代わりに、嫌な職場ならすぐ辞められるし、切られるときはすぐに切られる
パート職員:6時間勤務。社員より有能な職員もいる
アルバイト:4時間以下の勤務。多くが後方勤務となっている
関連項目
最終更新:2022年07月19日 20:12