国家憲兵は
ベリオン共和国において、ベリオン全軍の秩序と規律を維持し、また
市民区画における治安維持を行う法執行機関である。
概要
国家憲兵は法執行機関であると同時に
共和国軍の軍種の1つであるが、兵役を経て
市民に昇格しなければ入隊できず、また入隊に際しても能力検査や以前の兵役における素行の調査、更には身内を含む素性の調査など、厳しい審査が行われるため、市民の中でも一握りのエリートしか入隊できない、ベリオン軍最精鋭の組織として認識されており、文民区画における治安維持を行う
民事憲兵とは真逆の扱いをされている。
そのため街中を巡回する国家憲兵隊員は市民からは尊敬の眼差しを向けられ、国家憲兵の命令に快く応じる市民も多い。また、国家憲兵はベリオンにやってきた外国人の目に触れる機会も多く、その美麗な制服から外国でも一定の人気を博している。
役割
国家憲兵の主な役割はベリオン軍内の秩序と規律を維持し、市民区画における警ら、犯罪捜査、治安維持などの活動を行うことである。また、戦時には捕虜の取り扱いや占領地の治安維持を行う。
組織
国家憲兵は軍事省と内務省によって指揮され、更に内部部局である国家憲兵司令部が直接の指揮と管理を行っている。
中央憲兵
大都市等に拠点を置き、機動部隊として重大事件や暴動への対応を行う。
重対応中隊、特殊対応大隊
県の対応小隊では対応できない重大事件には重対応中隊が投入され、更に地区ごとの特殊対応大隊が対応する。
緊急対応連隊
特殊対応大隊でも対応できない案件に対しては大都市圏に配備された緊急対応連隊が派遣される。
県憲兵
各県に設置され、地方警察として一般警察業務を執り行う。
対応小隊
地域での監視・諜報活動や重大事件への初動対応を行う。
共和国盾隊
政府施設や首相の警備を行う。また儀仗隊も設置されている。
最終更新:2023年08月06日 16:50