闘争的人民武装戦線
理語: Lartassa'd zantanasch vletwal demirlj/LZVD
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創立年 シンテーア暦1767年11月2日
設立者 ???
廃止年
種類 テロ組織
地位 闘争的イェスカ主義
国際共産主義活動
反帝国主義
反階級主義
目的 全世界同時武装人民革命《幸福(フェリシテ)
本部 ファルトクノア共和国
所在地 ファルトクノア共和国北方低地
メンバー ???
公用語 リパライン語
ロトン語
エミュンス語
「闘争的人民武装戦線の唯一良いところは、フェンテショレーだから殺すとは一言も言っていないことだ。しかし、それだけだ」――ターフ・ヴィール・ウォルツァスカイユ(ユエスレオネ連邦第4代目首相)

闘争的人民武装戦線(Lartassa'd zantanasch vletwal demirlj/LZVD)はファルトクノア共和国の国際極左テロ組織。世界武装革命を掲げ、ファルトクノア共和国やアポラ星系国際連盟を拠点に国際的な武装闘争を展開した。


歴史

LZVD設立まで

ファルトクノア共和国における社会主義政党であるファルトクノア社会行動党は民族社会主義を掲げ、ヴェフィス人第一主義としての活動を展開していた。それに対抗する新イェスカ主義的学生グループが国内で集結し、1767年11月2日に出来た「ファルトクノア革命的学生同盟」が始まりである。元々、当局の目を盗むようにして集会を行っていたこのグループは次第に過激化・カルト化していき当時繋がりが強かったギールラング星域戦国軍事同盟闘争主義を取り入れた闘争的イェスカ主義を採用、ターフ・ヴィール・イェスカの従兄弟に当たるターフ・ヴィール・タリェナフ(Tarf virl talienaf)による指導を仰ぎながら国際武装闘争を展開するようになった。

「偉大なる武力革命」の開始とタリェナフの死

1770年代より、戦線はファルトクノア各地での武装闘争を開始、まず「すらんちくん」であるとされる人民を抹殺するために国内21箇所の爆破を計画し、7箇所を爆破し26人が死亡した。8箇所目の爆破を企画していたところを戦線首脳メンバーが逮捕されかけ、銃撃戦となっているうちに戦線メンバーがタリェナフを誤射、後に特殊部隊が投げ込んだ手榴弾によって首脳メンバーは全員が死亡することになる。これで戦線は壊滅したと思われていたが、1774年12月1日、戦線メンバーを名乗る覆面の男たちが「偉大なる武力革命」の開始を宣言する。彼らはタリェナフの殺害はタリェナフに闘争的精神が足りない敗北主義者であったとして、自己批判し、今度はラヴィル首相を必ず殺害するとの旨を全宇宙に宣言した。

思想

闘争的イェスカ主義

LZVDの思想はタリェナフによって導入されたギールラングの闘争主義と当時流行していたアイン・シャント・ミナミラハ・リーツェによる新たなイェスカ主義解釈の系譜である新イェスカ学派が独自に融合されたものであった。タリェナフはギールラングの闘争原則を参考に人民原則を打ち立て、LZVDの「憲法」とした。
  • 人民第一原則:革命闘士は論理的基盤と武装的強靭を必要とする。軟弱な闘士は反革命主義者として抹殺せよ
  • 人民第二原則:革命の先を見据えぬ闘士は単なる冒険主義者である。向上心のない敗北主義武装盲従者を抹殺せよ。
  • 人民第三原則:革命は帝国主義者・階級主義者に対する永遠の闘争である。現状追認する反革命日和見主義者を抹殺せよ。
  • 人民第四原則:暴力による人民の抹殺を推奨する。力なき国家盲従人民は無能であり、革命に与さないため、反革命の罪として抹殺せよ。
  • 人民第五原則:革命的抹殺を果たした者は革命勇士として称賛される。彼を称賛しない者をイェスカの名のもとに抹殺せよ。
  • 人民第六原則:革命のために戦った全ての人民は解放されなければならない。我々による解放を望まぬ人民は反革命である、抹殺せよ。
  • 人民第七原則:革命闘士は殺意を以て人民を教化せよ。我々のイデオロギーに追従せぬ人民は人ではなく蛋白質の塊、アンドロイドではなく屑鉄の塊である。虐殺せよ、破壊せよ、抹消せよ。

全世界同時武装人民革命《幸福(フェリシテ)

LZVDは全世界において、同時に武装テロを起こすことによって帝国主義者・階級主義者・反革命人民を抹殺することによって、革命的世界が実現されるという世界観を持っており、これを人民革命と呼ぶ。人民革命が成就されると世界には幸せが満ち溢れ、苦しみは一つもなく、平和と平等が行き渡るとされている。このため、LZVDの文章では人民革命は「幸福」と換言される場合もある。これをまとめて「全世界同時武装人民革命《幸福(フェリシテ)」と呼ぶ。

国際世界観

  • 大宇宙連合会議
全宇宙の敵であり、ヴァルエルク大統領の手下が集まる反民主主義・反革命の牙城であるとされる。大宇宙連合総会は絶対に爆破されるべきであると考えており、戦線メンバーは年のはじめに「大宇宙連合総会爆破祭」と称して大宇宙連合総会の模型をダイナマイトで爆破して喜ぶという。
  • ヴァルエルク共和国
民主主義革命を推進しようとする唯物史観的前進においては一定の評価がなされているが、全宇宙最大の武装主義反革命仇敵であると考えている。自由解放連合の民主主義推進は人民革命の途上であるため完全ではなく、ヴァルエルクは「不完全人間性共和制モドキ」であるとされる。ヴァルエルク大統領は大宇宙反革命勢力の半分を握っており、LZVDにそれらをけしかけることによって協商から金銭を得る拝金主義的人民への裏切りを行っていると信じられており、反革命の多くはヴァルエルク大統領の手先であると見做される。
  • ファルトクノア共和国
新イェスカ学派的思想の誤解が進んだ影響で国家の中枢から末端までが腐った「名ばかりイェスカ主義最大腐敗国家」であるとされる。ファルトクノア社会行動党は民族主義・帝国主義者の巣窟であり、ヴァルエルク大統領の手先であるとされる。また、アポラ星系国際連盟を植民地化し、植民地主義をも体現する「前近代的地主野郎国家」であるともされる。人民革命と関係ない半ば非人間的なテロリスト集団を国外に排出し、人民を苦しめているとされる。
  • アポラ星系国際連盟
ファルトクノア共和国の植民地主義被害者でありながら抵抗しない革命敗北主義者であり、借金によって銀河帝国主義に追従することになった「終末国家」と見做されており、LZVDは「人民幸福救済最大目標」としている。
  • ロフィルナ連邦共同体
ZHL兵器を溜め込み、武力によって周辺国を睨みつける「帝国主義的反革命軍事陰謀国家」であり、国内でも貴族野郎による無限闘争が行われている救済の必要のある国家であると見做されている。表面上はヴァルエルクと対立しているように見えるが、裏では反革命策動の手を引かれているヴァルエルク大統領の手先であるとされる。
  • ニーネン=シャプチ
「無辜の人民を拉致するため、どう考えても帝国全体主義反革命である」とされている。大量の種類の裁判所があるにも関わらず、革命裁判所を設置していないのはヴァルエルクの反革命揺動を受けたためであり、反革命国勢から人民を救い出さなければならないとされている。
  • ジエール帝国連邦
国名から帝国主義であるとされている。管理主義の意識内には搾取構造の撤廃を目指すものがあるが、階級主義の追認や元々の管理主義の根源が革命的ではないことからヴァルエルクと同等の人民革命途上の社会構造であるとされる。この国だけは何故かヴァルエルクの手先扱いされることはない。何故だろう……?

戦争世界観

  • アクース内戦
人民が武装闘争を行ったにもかかわらず、資本家に打倒された悲しき戦争であり、ヴァルエルク大統領はこの戦争に負けたことにより革命敗北主義者となり、全宇宙に反革命揺動を振りまくようになったとされている。
  • マーカス内戦
マーカス反革命二大企業による相互搾取策謀であり、ヴァルエルク大統領が反革命策動を明確にしたために勃発したとされている。

その他

  • ZHL兵器
ZHL兵器は反革命的威力の資本主義ヴァルエルク威力であり、軍事圧力国家が保持することによって弱小国家を搾取することに用いられているとされる。闘争的人民武装戦線はこのような子供だまし的な反革命武力に頼らず、地道な闘争を通じて人民と社会を変革するという決意によって、ZHL兵器を放棄している。敵反革命勢力の持つZHL兵器の破壊は推奨されており、ZHL兵器貯蔵庫は彼らの絶好の標的となる。
  • (人造)すらんちくん
ヴァルエルク資本主義極悪勢力ニーネン=シャプチによって作られた地主野郎精神の悲劇であり、生命倫理の終着点であるとされる。闘争的人民武装戦線では、すらんちくんはニーネンの極悪非道資本主義地主野郎(誰を指すのかは不明)によって、その生命を弄ばれ死んでいく哀れな生命であると解釈されており、その姿は今まで抵抗すること無く朽ちていったプロレタリアート人民を指し示すときにも比喩的に用いられている。
  • 闘争チャンネル
ディガイナのラジオ放送で放送された闘争的人民武装戦線の公式放送。ヴァルエルク大統領の写真を燃やす音配信など様々な企画を行っている。

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最終更新:2020年09月13日 20:57