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ダン=ラ=ハンの後継者たる
議会制民主主義獣人シャプチ国
ni^nen-shapch-ie-efiu^laft gang-dan-la-hanggash saisbe^rr

(国旗)

(国章)
国の標語:hashi^ch shchai^che
(万物へ寛容たれ)
国歌:愛国シャプチ行進曲-いざ大いなるスワーシャカーチェよ-
公用語 ダン=ラ=ハン語
(事実上)
首都 ファウ
最大の都市 ダラグラーフ
政府 星衛評議会
国家元首の称号 星衛主席
国家元首の名前 ソプゲン=ナプトー
面積
総計 75億1759万7462km2
水面積率 --
人口
総計 299億2130万6760人
人口密度 0.2512人/km2
建国 ガールン暦4524年
(シンテーア暦
1342年)
国教 スワーシャカーチェ集約神教
通貨 ニッカ、サウ
 ニーネン=シャプチ(ニーネン=シャプチ、ダン=ラ=ハン語ni^nen-shapch, エミュンス語Niinens:apc)はチャグマ=ダプラ星系シャグマ=ラゴン星系全域を領有する議会民主制国家。
 ガールン暦4524年に科学テロ組織タイユ=ウェグナによるシャプチ革命(五星戦争)ダン=ラ=ハン帝国を打倒し建国された国家である。
 広大な領土を有し、領有居住星数は18個と大宇宙連合会議各国の中ではヴァルエルク共和国の19個に次いで第2位である。[要出典]
 ニーネン=シャプチは政府がタイユ=ウェグナによって樹立されたことから、政治的権力を持つ宗教として後述のスワーシャカーチェ集約神教の一つに数えられるシャプチ正教の思想に基づいている。国民の約半数はシャプチ正教の思想に基づいて動物の末端部位に似せた生理学的に合理的にデザインされた生体を遺伝子改造手術によって得ており、動物の耳や尻尾を人工的に生やすことが宗教的価値観に含まれている国家である。また、他国民を拉致し、自国民として同化する「人さらい国家」であるという特徴を持つ。
 国教はスワーシャカーチェ集約神教である。スワーシャカーチェ集約神教はチャグマ=ダプラ文明の体系化された信仰を一つに統合したものであり、宗教分類体系の一つでもある。

 大宇宙連合会議加盟国を通して国力は平均より高く、大宇宙の列強国と称されるヴァルエルク共和国マーカス連邦ジエール帝国連邦エルミア共和国グロスクロイツ社会主義共和国連邦ベリオン共和国などと比べると一回り下である。
 技術力に関してはテラフォーミング技術分野が大宇宙諸国の中でも最も優れており、頭一つ分抜きん出ている。また、次点で優れている分野はバイオテクノロジーであり、この分野の大家であるジエール帝国連邦と同等か僅かに下である。やや優れている技術分野は、独自の反重力技術、造船工学などが挙げられる。反面、一般的な素粒子物理学、シールド工学、アンドロイド工学、シンテーア暦18世紀中葉まではワープ技術とレーザー兵器技術が遅れている。
 軍事面では宙軍である星系軍と陸軍である陸戦軍に分かれており、海軍と空軍の役割は両者に分割されており、空と海の独立した軍隊を持っていない。国際的に見れば列強国並の量と中堅国並の質を保有している。独自の軍事編成とドクトリンのため、相性が良ければ格上の国を相手取っても戦争に勝てるポテンシャルを秘めているが、その逆も然りである。

 外交面ではヴァルエルク並に介入を好む。惑星支配及び影響圏獲得にも積極的ではあるが、帝国主義的な植民地としての支配との親和性はあまり良くない。反面、独自の外交政策や拉致行為のため国際社会から批判されることも少なくない。隣国のロフィルナ連邦共同体とは最親密国として長い間友好関係が続いている。また、アクース連合とはアクース内戦時に日和見的な行動を取ったとみなされて一時期疎遠だったが、通史的に見れば友好国の部類に入る。歴史的に見れば、ジエール帝国連邦、ベリオン共和国、ショアン王国とは関係が良い。ヴァルエルク共和国とは時期によってその関係が大きく異なる。長らく国交がない国としてサーヴァリア企業連合エルトリア王国ツーンカ民主共和国が挙げられる。


国名

 正式名称はダン=ラ=ハンの後継者たる議会制民主主義獣人シャプチ国(ダン=ラ=ハン語:ni^nen-shapch-ie-efiu^laft gang-dan-la-hanggash saisbe^rr)である。通称、ni^nen-shapch(ニーネン=シャプチ)、現地語での略称はni^sha(ニーシャ)。製作者側では慣例としてni^nen(ニーネン)が使われることもある。
 国名のni^nen古代スモラヌンプラエ語ではninnaeshといい、開闢暦600年代の『スモラヌンプラエ世界人帳』においてまでは遡って存在が資料的に確認できる。そこで意味されているninnaeshとは原カーリチ人のことである。
 一方でshapchは「シャプチ正教」を表し、シャプチ正教の母体となったシャプチ教の記述は邂逅暦200年代に初めて登場している。


歴史

   詳細は「大宇宙超文明仮説」を参照
 大宇宙超文明仮説によれば、ニーネン=シャプチはロフィルナ連邦共同体の主民族の一つ、ロフィルナ人と共通の祖先を持つと考えられている。これは、「ラフィル人が両地域に入植した」という研究によるものである。[要出典]

エフューラフト成立以前

   詳細は「チャグマ=ダプラの歴史」を参照

エフューラフト成立以降

   詳細は「ニーネン=シャプチの歴史」を参照

政治

ニーネン=シャプチ政府の主な機関
 ニーネン=シャプチでは専ら議会民主制(エフューラフト制)の政治体制を執っている。

国家元首

詳細については「ニーネン=シャプチの歴代国家元首一覧」を参照

 国家元首は星衛主席(ダン=ラ=ハン語:chagn-sapskong efiu^tie)である。星衛主席は行政府である星衛評議会の代表者であり、議長としての性格が強い。そのため他国の首相と比べて権限が弱く、星衛主席は星衛評議会の会合の総括役として振る舞い、それ以外は星衛評議会の一員としてその職務を行うのみである。国内において星衛主席が国家元首のように振舞うのは、式典や国家元首出席の行事などにおける演説と、外交の場における政府首脳の立場としての外遊である。また、大宇宙連合総会などの他国の国家元首や政府の長が一堂に会する際にも星衛主席が出席する。
 任期はニーネン=シャプチ成立から第15代星衛主席アンナンニェーグ政権(第一次)の1461年までが20ガールン年(約9シンテーア年)の再選あり、1461年から第23代星衛主席スナウーダ政権の1544年までが任期30ガールン年(約13シンテーア年)の再選なし、1544年から現在に至るまでは任期16ガールン年(約7シンテーア年)の再選ありとなっている。
 途中、第28代エンヴァウスティエーチ政権では換任制度が導入され、次の第29代ヤシュミュー政権で実際に行われた。
 換任とは、政権支持率が50%以上で星衛主席が中途辞任する場合、換任決定投票と呼ばれる国民投票で過半数が賛成し、各星会議で無作為に選出した有権者と各星議会の対話で過半数以上の各星議会が換任に賛成すると換任が認められる。
 この場合、後任の星衛主席は辞任する星衛主席が指名することができ、星衛参事会のメンバーを一部変更して組閣することができる。
 また、改正臨時星衛宰相法に基づき、何らかの理由または国家の緊急事態の場合、元老院最高議長などの政府の有力者を国家元首として置く場合がある。現在までには2例ほど知られており、第4代臨時星衛宰相スナートプナウト政権と第13代臨時星衛宰相チェディシ政権が知られている。
 1633年からはジエール帝国連邦の政治システムに着想を得て、思想権立候補制度を導入した。これは、独自の思想を思想書などの自著を著した政治家でなければ意思決定投票の候補者として立候補することができない。

星衛参事会

 星衛参事会はニーネン=シャプチの行政府である。いわゆる内閣であり、星衛参事会本部は首都星ジャフーグに置かれている。星衛評議会から7名を星衛参事会選挙によって選出する。星衛主席のポストに立候補する者は国民投票と参事会に選出された与党内での投票の合計票数で1名を選出する意思決定投票(リェー=ヒュタイ=ジェム、ダン=ラ=ハン語:rie^-lhlai-jem)によって決定される。通常、元老院議長1名が星衛参事会の補佐役として星衛長官を務める。
 星衛参事会での不祥事や不法行為、越権行為を監視または裁判するのは独立裁判所である。

星衛評議会

 星衛評議会はニーネン=シャプチの立法府である。首都星ジャフーグに置かれている一院制の議会であり、いわゆる国会である。執政院、元老院、正教院、国教院、招民院からは少数の参考人議員として、各星議会から多数の議論人議員として星衛評議会選挙で選出される。評議会議長は通常、元老院臨時執政局役員かつ元老院議長でない者が立候補または評議会運営局の推薦で選ばれる。
 星衛評議会での不祥事や不法行為、越権行為を監視または裁判するのは独立裁判所である。独立裁判所はとりわけ星衛評議会議員に厳しいことで有名で、居眠りの目立つ議員をこれまで過去9回法廷で捌いている。

独立裁判所

 独立裁判所はニーネン=シャプチの司法府である。裁判所の運営を行う運営局や立法府や行政府の監視を行う護憲局、立法府や行政府の不祥事や不法行為、越権行為を裁判する星衛裁判所などは首都星ジャフーグに集約されている。
 ガールン暦5305年のセティスカトールプ講和条約以前は司法機関は各院に設置されていたが、ヴァルエルク共和国の政治介入で機関として独立させられている。

運営局

 首都星ジャフーグに設置されている。裁判所の運営を行う機関。

護憲局

 首都星ジャフーグに設置されている。立法府や行政府の監視を行う機関。過去9回に渡って居眠り議員を裁判にかけたのも彼らである。

人事局

 首都星ジャフーグに設置されている。元々は運営局の分局だったが分離された。裁判官の登用を主に行っている。

執行局

 母星チャグマ=ダプラに設置されている。執行所という処刑を行う施設の管理を行っている。

星衛裁判所

 首都星ジャフーグに設置されている。政治犯や不祥事などを起こした政治家の裁判を行う。
 この他にも、国家を揺るがす事故や事件の裁判も担当しており、ニーネン=シャプチ全土における重大事故については管轄下にあるニーネン=シャプチ星衛裁判所国家安全調査委員会が調査・勧告等を行う。

弾劾裁判所

 首都星ジャフーグに設置されている。司法府で発生した不祥事や不法行為の裁判を行う。

外交裁判所

 母星チャグマ=ダプラに設置されている。外交問題に関する裁判を行う。

宗教裁判所

 惑星シ=ギーラムに設置されている。宗教及び民族問題に関する裁判を行う。

通常裁判所

 本部は母星チャグマ=ダプラに設置されている。支部は各居住星に一ヶ所ずつ設置されている。通常の事件や事故では通常裁判所本部が最高裁判所となる。

政党

詳細はニーネン=シャプチの政党一覧を参照
 ニーネン=シャプチの政党政治は執政院の選挙管理委員会により「信頼度指数」という指標で各政党の評価をしつつ、また有権者のアンケートも頻繁に行われているため、他の民主主義国家とは異なりそれぞれの政党の実績が非常に明確かつ詳細化されているという大きな特徴がある。また、各シンクタンクによる各政党のマニフェストの実現可能性と有効性の評価もあり、また官僚からのアンケートが信頼度指数の数値に大きく影響を与える。星衛評議会とは異なり、星衛参事会では与党を含めた複数の政党に属する議員が就任することが多い。

軍事

詳細については「ニーネン=シャプチ軍」を参照

 ニーネン=シャプチの国防政策はガールン暦4751年ヤイユワン=ラ=ダイユン=タ=スナートプナウト臨時星衛宰相が制定した「軍事星衛法」を元に運営されている。星衛主席を最高司令官とし、その指導を元に星衛評議会が国防政策、将官の任免などの意思決定機関として機能する。麾下の機関はガールン暦5305年のセティスカトールプ講和条約以前は招民院正教院国教院の三機関だったが、以降はヴァルエルク共和国の政治介入により軍事機構を招民院の一院に統合した。
 ニーネン=シャプチ軍は陸戦軍、星系軍、招民院警察、新プナウ=ジェクチの四つからなり、ガールン暦6000年(シンテーア暦2000年)の総兵力は約109万人のうち、陸軍37万人、星系軍41万人、招民院警察16.7万人、PTU(新タイユ=ウェグナ)9.2万人、その他機関万人5.3万人である。国外駐在兵力は約4.1万人で、ロフィルナ連邦共同体に2.3万人ベリオン共和国本星系に1.1万人、大宇宙連合会議旧ボルガード宙域委任統治領「モンタク代理政府」に4000人、その他の地域に3000人を派遣している。軍隊は志願制である。

陸戦軍

 現在では一部の将校を除いた七割近くが遺伝子強化手術を受けた獣人(ナグシャ)または人工獣人(スンシャ)である。残りの二割がロフィルナ人やアクース人などの外国人部隊に所属する者である。強化スーツと強化された肉体の併用により、助走なしで3m以上の跳躍力や、60kg以上の荷物を背負った状態で片手懸垂ができる腕力などの運動性の改良が著しい。
 六足歩行の陸上主力兵器「クナクヌイ」を大々的に運用している。多くの陸上移動手段として六足歩行機を保有しており、多くの軍隊と比較して悪路への強さを重視している。大気圏内支援兵器として反重力攻撃ドローンを運用している。クナクヌイのエースパイロット「クナクヌイ=ウィジュト」は国内の男の子たちのあこがれでもあり、将来の夢の欄に書かれることも少なくない。

星系軍

 1780年代半ばを境に攻撃力よりも耐久力を重視した伝統的に消耗抑制ドクトリンから火力優勢ドクトリンへの転換を図った。それまでは特に主力戦艦と護衛戦艦を主軸とした電力援護システムは持久戦に特化した陣形とされていた。火力優勢ドクトリン転換後は、従来の持久力に加えて投射能力の維持性能を高めている。新旧の教義に共通して言えることとしては、機動戦を苦手としており、瞬間火力に乏しい。
 また、ニーネン=シャプチ星系軍は大型艦同士による艦隊決戦を重視する反面、戦闘機による制空能力が低い。高度ロボティクス時代を除いて一部迎撃機以外の宇宙戦闘機を配備数が大宇宙一級国のそれと比べて格段に少ないという点が挙げられる。なお、大気圏内でも機動力を犠牲にした代わりに火力と生存性に特化した反重力制空戦機(モーネクロークチ)というガンシップを運用している。
 艦艇は特徴的な見た目をしており、特殊強襲艦は六角錐に近い十二角錐、惑星強襲艦は八角錐、主力戦艦は六角錐、護衛戦艦は四角錐、トラームーは三角錐のシルエットを基調とした特徴的な見た目をしている。映画「蒼きシェドゥーチャ」で有名な艦種シェドゥーチャは「狙撃砲艦」とも言われ、駆逐艦クラスの船体に大口径高火力の砲塔を装備した攻撃特化艦である。
 宇宙軍(宙軍)担当の星系軍は大きく「本星系軍」と「遠星系軍」に分けられる。本星系軍はチャグマ=ダプラ星系を本拠地とした本国星系艦隊を発祥とする艦隊、遠星系軍はシャグマ=ラゴン星系を本拠地とした遠征艦隊を発祥とする艦隊であり、基本的には対外戦争では後者が出撃する手筈になっている。

国際関係


拉致政策

 ニーネン=シャプチは1702年のシャグマ=ラゴン星系発見から1760年頃まで大々的な植民地開拓政策を実行した。その中で招民院とプナ=タイユ=ウェグナの共同会議で設立された招民計画局は第二ガイユと結託して拉致政策の実行を開始した。最初期は国際情勢に影響を与えないよう、ヴィッテンクレイル神国とアクース連邦(現アクース連合)の一部の国民を隔離治療するという目的で秘密裏に、そして正式に招民を行っていたが、1710年のサーヴァリア革命以降、星衛評議会及び星衛参事会がシャプチ第一主義に傾倒していく中で機械生命またはアンドロイドを除く非友好国国民を拉致して植民地に送り込み、シャグマ=ラゴン星系の経済的発展のために使役された。
 1750年代、マーカス内戦後の国際情勢の混乱時に拉致活動はピークを迎えるが、その後は減少傾向に転じていき、シャグマ=ラゴン戦争前の1778年には一時的に凍結された。1779年のシャグマ=ラゴン飢饉では逆にシャグマ=ラゴン星系の入植者を飢餓から救出するためにチャグマ=ダプラ星系に移住させる政策が実行された。
 シャグマ=ラゴン戦争の敗戦後はシャグマ=ラゴン星系でのアイプゴン自治国の建国に伴い、拉致政策は凍結されていたが、1793年頃からニーネン=シャプチ本国復興政策の一つに「拉致政策の再開」が盛り込まれ、本国の辺境シ=ギーラムやサナシュ、エナプタージなどの居住星に外国人が拉致されるようになった。
 アイプゴン自治国返還後は規模の縮小が行われ、目立った拉致活動は行われなくなるものの、拉致そのものの撤回はされていない現状にある。

ロフィルナとの関係

執筆予定

ベリオンとの関係

執筆予定

領土

詳細については「ニーネン=シャプチの領有居住星一覧」を参照

領有する居住星

ニーネン=シャプチはチャグマ=ダプラ星系とシャグマ=ラゴン星系の2つ星系(恒星系)を領土とし、2個の巨大惑星、2個の惑星、5個の準惑星、9個の衛星の合計18個の居住星を領有している。このような居住星のことを「領有居住星(ダン=ラ=ハン語:chagn i-gi^jafch)」という。居住星の定義は「ニーネン=シャプチの一般市民が居住する巨大惑星、惑星、準惑星、衛星のこと」と定められている。そのため、特殊な研究員や軍事基地を含む星を居住星とは呼ばない。

名称 種別 表面積(km2) 赤道全周長(km) 人口(人) 人口密度(人/km2
チャグマ=ダプラ 準惑星 1億5587万4746 7044 54億4274万5074人 34.9174
プダージ 衛星 20万0894 252.89 1413万6795人 70.3696
ベシパ 衛星 64万6373 453.6 7077万8667人 109.5013
ジャフーグ 惑星 4829万8178 3921 70億7969万7588人 146.5831
アハンガーク 衛星 22万5298 267.8 2101万3852人 93.2712
シ=ギーラム 巨大惑星 19億9434万4884 25196 96億9525万5132人 4.8614
エナプタージ 衛星 149万2808 689.33 1673万5651人 11.2109
サナシュ 衛星 36万7442 342 876万6829人 23.8591
シャグマ=ラゴン 惑星 1億0921万3314 5896.16 32億3077万4923人 29.5822
レプネタイユ 衛星 455万5482 1204.2 1280万4429人 2.8108
ラーニ 準惑星 7420万0973 4860 15億0546万1261人 20.2890
マウニ 準惑星 6694万3174 4616.2 15億2258万3032人 22.7444
キ=ラニラコン 巨大惑星 12億8261万9273 20206 11億2084万8722人 0.8739
ナグナシャンス 衛星 9万9535 178 542万4354人 54.4968
セローダ 衛星 239万7630 873.62 5950万5540人 24.8185
チャンプワーグ 衛星 634万3446 1421 6225万8303人 9.8146
サーグン=イス=ニ 準惑星 827万1038 1622.6 998万5240人 1.2073
ハシュ 準惑星 270万4244 927.8 4253万1366人 15.7276

タシュトヘム星系

 タシュトヘム星系はチャグマ=ダプラ星系の内側寄りに位置する星系であり、恒星タシュトヘムを中心として構成されている。ニーネン=シャプチが領有権を主張しており、資源採掘の大規模なプラットフォームがあり、国内の2星系に供給している。

行政区分

執筆予定

主要都市

ファウ

 ニーネン=シャプチの首都。ジャフーグ中央部のメトロポリスとして、綿密な都市計画の下で誕生した。植樹や伝統園の設置など居住性、観光力にも重点が置かれており、特に各国大使館の集まる中核部の行政セクターは人工と自然が見事に織り交ぜられた景観を誇る。上空1000m、地下500mにまで広がる三次元的な都市構造をしており、郊外になるほど地表に収束する。
 行政セクターにはニーネン=シャプチで最も有名な公園「チェディシ記念公園」がある。ここにある黄金のチェディシ像はかつては青銅色だったが、すらんちくん浴槽死亡事件をきっかけに金色のメッキで塗られるようになった。
 ファウ出身者は多くが「自分は都会暮らしなので寛大さがある」と思っているが、田舎出身者がファウ出身者を見ると軟弱者に見えるという。ニーネン=シャプチではあまり好かれないコーヒーだが、ファウの人々は比較的これを良く受け入れている。

サグナシャーグ

 チャグマ=ダプラ最大の都市。スューグ地方にある上空200m、地下200mほどのメトロポリス。様々な形状のビルが規則的にそびえ立っており、絶え間なく空中を反重力車両が行き交う。
 ダウンタウンでは九龍城砦並みに乱雑に建てられた大小様々な建造物がひしめき合っており、たまに区画ごと陥没したり崩壊したりするニュースがチャグマ=ダプラの人々のお茶の間を賑わせることがある。

アーフェン

 チャグマ=ダプラにある、ダン=ラ=ハン帝国の旧帝都。かつては5000万人都市として隆盛を誇ったが、現在では旧帝国の情緒豊かな観光都市となっている。再開発で伝統的な建造物に置き換えられたが、未だにニーネン=シャプチ第三位の大都市であり、人口は多い。

アプラニ

 チャグマ=ダプラの有名な古戦場がある街。中世ニーネン=シャプチの著名な武将として知られるヤプメスウィジャイのアプラニの戦いが起こった場所で知られている。マルチデバイスを使ったVRサバゲーをやる国内最大のサバゲー団体「アプラニ民兵隊」が主催するアプラニの戦いを再現したサバゲーイベントは国内外を問わず人気である。なお、このイベントには中央政府も一部支援しており、マルチデバイスアプリを起動するとごくまれにすらんちくんが出現し、射殺すると特殊なアイテムと「aloex iyambem黄色くなって死ぬ)」という実績を解除できる。

ラグマウ

 シャグマ=ラゴン星系で最大の都市。シチャインピルチが住んでいた街であり、サクトマンク主義思想が盛ん。サクトマンクに関連する歴史的建造物も多くあり、またシャグマ=ラゴン飢饉の惨状を伝える「ラゴンの塔」という記念館もある。全体的な景観はサグナシャーグにやや似ているが、開拓文化風の建造物が目を引く。

タルニ

 チャグマ=ダプラにある、ダン=ラ=ハン帝国以前に栄えたタルニ帝国の帝都。現在では旧市街と新市街に分かれており、旧市街地は歴史的建造物が残る歴史都市だが、新市街地はファウのような緑のある近未来型都市となっている。

セティスカトールプ

 ジャフーグ第二の都市。郊外は古風な開拓文化を残したダウンタウンが広がっており、更に外縁のセティスカ湖の湖畔はジャフーグの保養地として有名。シャグマ=ラゴン戦争終結のセティスカトールプ講和条約を締結した場所として国際的に知られている。

ニクティム

 シ=ギーラム最大の都市。地中に広がったシェルター都市であり、ネオンサイン輝くサイバーパンクでチョイワルな街として知られる。ここでは、シ=ギーラムのマフィアが暗躍していることもあり、ニーネン=シャプチで禁止されている麻薬やクローン獣人奴隷などを購入することができる。頻繁にマフィア同士の抗争があり、大規模なものになるとニーネン=シャプチ招民院軍部が主力戦艦を派遣するなどして、数年に一度マフィアを一斉検挙する。ニクティムの住人はこの時期になるとお祭り騒ぎを起こし、街中で花火を打ち上げたり、違法培養されたすらんちくんを販売したりして遊ぶ。

宗教

詳細についてはニーネン=シャプチの宗教を参照
 ニーネン=シャプチの国教は建国当初はシャプチ教とされていたが、相次ぐ宗教対立や紛争によってシャプチ教を国教から取り下げる動きがあった。そのため、1431年に就任した第13代星衛主席チェディシはニーネン=シャプチに存在する非カルト的な全ての宗教を公的な監査の下で承認し、それら宗教を民俗学や遺伝的系統関係を参考にしつつ分類した。 また、チェディシは「神の共有」を標榜に掲げて各地宗教の伝統的交流を深めさせる事業や宗教問題を解決させるために和解委員会を発足させ、10年単位での問題解消に取り組んだ。そして、それらの成果の上で誕生したのが、それぞれの四つの大きな宗教の名前を取ってスワーシャカーチェ集約神教と名付けた。
 スワーシャカーチェ集約神教には分類学のような分類階級が存在し、教類-教派-宗派-分派-教の五つがある。

経済

 ニーネン=シャプチ文明には元々資本主義という思想がなかったため、為替や株式といった高度な金融システムが発達しなかった。そのため、現在においても国内は計画経済システムのままである。
 大宇宙連合会議と接触した当時は、ヴァルエルクサーヴァリアから金融市場制度を導入しようと何度か試みたことがあったが、いずれも失敗に終わった。1679年のダーケフオス危機などの一連のレーウス宙圏における経済危機を間近で見てきたこともあり、それ以降は不況の影響を受けにくい計画経済のままで留まる方針を固めた。現在でも一部の政党が高度金融システムの導入を主張に掲げているが、あまり民衆の支持を得ているとはいえない状況である。

国民

国民性

 ニーネン=シャプチの人々は政治体制や政府がそれを推奨していることもあり、「個性主義」を重んじる傾向が強い。大宇宙諸国から見てニーネン=シャプチの人々は能天気でマイペースでありながらどこか何かを企んでいるようなしたたかさがある印象を持たれている。また人に騙されやすく、涙もろい一面があるとされている。
 エスニックジョークとしてはすぐに人を拉致する姿や、獣耳ゆえに野性的で攻撃的な描写も見られる。しかし後者の野生的な印象は多くのニーネン人民の反感を買うばかりではなく、政府の公式声明が発表されるほどの反発があるため、迂闊にニーネン=シャプチ国内でこのネタを使うことは好ましくない。

民族

 ニーネン=シャプチの民族檀語makrishut)の定義は、「宇宙進出時代前のチャグマ=ダプラにおける主要な文化的集団」を指す。ニーネン=シャプチでは104の大項目としての民族として分類されている。少数部族や文化的模式民族でない民族がこれらに「小項目としての民族に分類される。小項目としての民族は、執政院民族策定委員会によってガールン暦の20年ごとに更新され、新設または削除される。政治的要素や法、秩序に関する領域であるため、慎重に検討することが望まれる。
 現在ではこの更新「民族検討会」の年には「大民族祭」が開かれ、ガールン暦の1節2月と1節3月が半休(半分祝日)となる。この大民族祭は、ガールン暦5184年に国教院のキャンペーンとして第1回が開催されてから続いている伝統行事である。

ミェーヴァンイェーン

 ミェーヴァンイェーン檀語mash-boutman-ias-na-ieshu^t、MBIN、ミェーヴァンイェーン、三類十種)ガールン暦4744年に施行された民族の基本枠組み体制である。民族とも人種とも異なる概念ではあるが、後者にやや近い意味を持つ。しいて言うなればミェーヴァンイェーンは「新枠組み人種」であろう。居住星ごとの遺伝的変化や保持する国籍を基準として、現在では3種類と10種類の人種分類が設けられている。

人種三類

  • ケーシャ
 獣人化手術を受けていない人々を指す。遺伝子改造による肉体強化手術のための補助金を受けられない。

  • スンシャ
 人工獣人とも。政府の計画製造で生み出された獣人。ほとんどの場合遺伝子改造による肉体強化を行っており、多方面で優秀な人物として活躍できると言われている。

  • ナグシャ
 獣人化手術を受け、獣人となったケーシャのこと。肉体的代償が少ないため、入れ墨感覚で耳をつける人が多い。

人種十類

  • ジャフーグ人
 首都星ジャフーグおよびシャグマ=ラゴン星系の一部に多く見られる人種。遺伝的に男性の身体能力が高い。都会を好む傾向がある。「フシェーディシ」とも。

  • ガーク人
 母星チャグマ=ダプラやジャフーグの衛星アハンガークに多い。4色型色覚の人が40%を占め、体毛が薄い。社交的と言われる。

  • チャグマ人
 チャグマ=ダプラの約30%を占める。13~15歳頃に髪色が変化する特性を持つ。左利きが多い。好戦的と言われる。「ダプラグ」とも。

  • ガールン人
 チャグマ=ダプラの半数を占める。左利きが多い。感情の起伏が比較的乏しい傾向がある。

  • ジェジーカム
 チャグマ=ダプラの衛星ヴェシパおよびプダージに多く居住している。オッドアイ(虹彩異色症)が多いが視力は良好。両利きの割合が多く、はっきりとした物言いを好み、好奇心が強いとされる。

  • ギーラン
 シ=ギーラムの原開拓民として知られる。ダン=ラ=ハン帝国を建国した民族であるギール人の末裔。元々はダン=ラ=ハン帝国の支配の弱い地域で自治を行っていたチャグマ=ダプラの民族集団であったが、現在でも遊牧民で生計を立てる人も多い。汗の分泌が少ないものの、気温の変化に強い。薄味を好む傾向がある。

  • フシェーダ
 主にシ=ギーラムの衛星サナシュとエナプタージに住む。生まれつきメラニン色素が少なく、日光に弱い人が多く、桿体細胞の数が比較的多いため暗所での視力が高いと言われる。

  • ケーシャ=ダムーチ
 ニーネン=シャプチの友好国から移民、難民、拉致民などとして本国に居住する外国籍の人を指す。獣人化手術を受けた場合、ナグシャ=ダムーチと呼称される。

  • ケーシャ=ジェムーチ
 ニーネン=シャプチの非友好国から移民、難民、拉致民などとして本国に居住する外国籍の人を指す。獣人化手術を受けた場合、ナグシャ=ジェムーチと呼称される。

文化

伝統園制度

 ニーネン=シャプチにはかつての伝統的な暮らしを保存する伝統園檀語makong-trem)が各居住星にそれぞれおおよそ10ヶ所ほど存在する。伝統園は一般的に国内外問わず観光客が訪れる観光名所として知られている。
 プダージヴェシパなどといった自然が乏しい居住星に関してはその土地の出身者によるその居住星風の伝統園が作られることがある。

食文化

 チャグマ=ダプラは冷涼な草原が大半を占める惑星であるため、それに応じて遊牧民族の食文化を発達させてきた。イネ科に似たニェッツァイとシャギュと呼ばれる穀物を加工し主食とする場所が多い。それらは大抵ユグム(檀語iugum)と呼ばれる蒸しパン風のもちもちしたお焼きとして供される。発酵乳製品の種類が豊富であり、チーズやヨーグルトに似たオラチー、オラクィなどが有名。

食品

 国民食のユグムが代表的。ユグムは中に具が入っており、地域や時期、風習などによって中身が異なる。その多くは動物の肉と数種類の野菜を混ぜて炒めたものであり、とろみがついている。また、獣肉の生食文化があり、容易に入手することができる。野菜は生野菜のサラダにオラクィのソースをかけたものか、肉と一緒に炒めたものが好まれる。
 近年では、ロフィルナ料理の影響もあり、塩味が強めで辛味のある料理も人気である。

飲料

 ヴァフリやマグリの乳が良く愛飲される。この他には、メンソール成分を含有したカハイという植物の細長い葉を煎じたカハイ茶、オラクィに水を加えて更に発酵したニョーラ、フルーツジュース、野菜ジュースなども入手できる。炭酸飲料が苦手な人が多いとされていたが、19世紀頃からは比較的消費量が増加した。

嗜好品

 酒類は太古から飲まれ続けている。ダン=ラ=ハン帝国時代には「スモラヌンプラエ朝が麻薬に冒された支配者たちの集団自殺で滅亡した」というデマから長い間にわたって禁酒、麻薬の取締が徹底されていたことから、これらの文化はあまり発達していない。
 チャグマ=ダプラでは酒を飲む人が多いが、ジャフーグでの消費量は少ない。1700年代頃からサッコリャルが、1750年代頃からタバコが解禁された。


関連項目