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生年月日 |
シンテーア暦529年11月2日 |
出生地 |
レアディオ・フィアンシャ国 シェルケン山岳自治領域 |
没年月日 |
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死没地 |
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出身校 |
クローマ・フォン・ブラーデン・アルヴェルクトゥス |
前職 |
魔術師 |
現職 |
ファルトクノア共和国内務省環境庁 流星災害防空特務部隊《ステルシャント》 |
称号 |
特殊調査官 |
渾名 |
星空の魔術師 (Stelkhelter) |
配偶者 |
なし |
親族 |
不明 |
サイン |
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「なんでこうも私の同僚は面白人間ばっかりなんだ」――フィラン・ド・リーリエ・フィリーラン
リツィーティーニ・グスタフ・アルテア・フォン・リグア(Rizirtirni gustaf altea fon rigua)は
ファルトクノア共和国の政府職員(環境庁特殊調査官)。数愕適合者・ケートニアーであり、古代から復活した魔術師として国民には著名。
名前の由来と意味
名字のリツィーティーニ(理:Rizirtirni)はラッビヤ人の氏族リツィルティンギ(ラッビヤ語:Rițirtingi)がユナ・リパラオネ化したものであると思われる。リツィルティンギは"Rițir"「同胞」が氏族名として派生したものである。グスタフは"gustu"「矢」の詩語"gust"に名前語尾"-af"が付いたものである(本来なら"gustuaf", "gustumaf"になる)。アルテアはリスターメ語で"alto"「目」に形容詞形成接辞"-ea"「〜を持つ」が付いたもので「賢い、賢明な」を表す。
経歴
誕生から封印まで
ピリフィアー暦811年(
シンテーア暦529年)、レアディオ・フィアンシャ国の山岳地域に生まれる。両親の正確な姓名は不明だが、名字のリツィーティーニ(理:Rizirtirni)はラッビヤ人の氏族リツィルティンギ(ラッビヤ語:Rițirtingi)がユナ・リパラオネ化したものであると思われるため、デュイン先住民系の生まれであろうと推測されている。レアディオ・フィアンシャ国内で生まれたのはXelkenによる拉致などに関係していると思われる。現代ではウェールフープはその大火力と範囲によって個人に使わせずに機械やシステムに管理させる方向に動いていたが、この時代のウェールフープは個人化の道を進み、個人化されたウェールフープを究めた者たちが魔術師(理:khelter)と呼ばれて幅を利かせていた。ピリフィアー暦823年(12歳、
シンテーア暦541年)、アルテアはそれまでに存在していたXelkenとフィアンシャ国系の魔術的技能を天才的な技能で習得し、さらなる技術を得るために最初に打ち立てられた学院クローメ・フォン・ブラーデン・アルヴェルクトゥス(理:Klorme fon blarden alvelktus)に入学する。当時、クローメは成人した者が入るものであり、アルテアがどれだけ優秀であったかがここから分かる。アルテアはクローメで総合的な知識を習得したが、更に知識を得て魔術に精通するために旅をすることをXelkenコミュニティに提案した。しかしながら、保守的なXelkenコミュニティはこれを許さず、また、優秀な人材がXelkenから出ていくのを防ごうと万策を講じた。これに憤慨したアルテアは子供らしく駄々をこね始めた。しかし、子供ながらアルテアは優秀な魔術師であったため、ウェールフープで大人たちをなぎ倒し、家屋や地形を破壊し始めた。これに危険を感じたXelkenコミュニティは地域を統括する支部フィアンシャの長 フィシャ・ヤヴナヴィヤ(理:Fixa.iavnavija)に事態の収拾を依頼した。フィシャは魔術の心得のあるシャーツニアーを国中から集め、アルテアを冷静にさせようとした。しかし、負傷者が多発したために彼はアルテアのウェールフープ的封印を決意し、824年(13歳、
シンテーア暦542年)に五人のジェパーシャーツニアーとヤヴナヴィヤ自身によってアルテアは封印された。
移送と暗殺計画
時代はピリフィアー暦2018年(1207歳、
シンテーア暦1736年)、ファルトクノアではユエスレオネに移送されていた旧世界の棺の処理を行っていた。ユエスレオネでの棺の存在は空間を占拠する無駄なものと捉らえられ、早期の解決が求められただけでなくファルトクノア政府の小銭稼ぎにもなっていたため頻繁に行われていた。しかし、棺や死体は実際の所
ファルトクノア陸軍第619航宙技術実証研究大隊によって実験材料などに利用できないかと転用されていた。隷下の中隊長である
ブレエルカ・スカルシュナ宙尉が任務を遂行していたところ、とある棺を開いてみるとウェールフープによる封印が解かれてその中から目を覚ましたアルテアが飛び出した。アルテアは時代錯誤な言語を使い、目の前のブレエルカをフィアンシャの魔術師だと誤認して突き倒して施設の外へと逃走した。大隊長のキャスカ・シェラフはその報告をブレエルカに処方されている精神安定剤などによるものと独断し、ブレエルカを任務から外して軍医と処方を検討するよう指示した。一方のアルテアはといえば、その優秀さからファルトクノアで話されていたヴェフィス語とリパライン語を急速に習得し、読み書きが出来るようになっていた。しかし、滲み出る古臭い言葉と魔術師という忘れ去られたはずの存在がカリスマを集めて、市民から絶大な人気を得るようになっていった。これを危険視した外務省のレシェール・ファリーヤ・リュイユは
ラヴィル・ドゥ・エスタイティエ・ラタイハイト首相とともに暗殺を企図し、619部隊を招集し暗殺に当たらせた。まず、
セレスティアル・スピアの原料になるサルニーレを寄生させようと予防注射と称して体内に注入した。ラヴィルは「痛いのはいやじゃー!!」と暴れるアルテアを見ながら、内心ニヤケが止まらなかったらしい。しかし、いつの間にかサルニーレとは通信が取れなくなってしまった。また、実験中のラジカルアレロパシー物質による多臓器不全を狙ってプレゼントした食事にこれを混ぜたが、アルテアは「この時代の食べ物はとーっても美味しいのじゃ!」と嬉々として平らげ、何の症状も起こさなかった。最終手段としてラヴィル自身が起爆スイッチを押してアルテアを爆殺しようとしたが、爆煙の中から現れたのは髪を乱して「これは祭りの爆竹かの?」などと言っている無傷のアルテアであった。
概念適合者になる
何をしても死なないアルテアに対してラヴィルの取れる策は少なくなっていた。首相自身、アイデアが浮かばなくなった以上は619部隊に任せる他無かったが、担当していた小隊長が提案したのは「
概念(食品)」による暗殺であった。提案された直後、ラヴィルは
619部隊に概念の奪取を命ずる。619部隊は
レセスティアへ潜入するも
██████████、
██████。そして、概念を手に入れた。
アルテアを再び食事に招待したラヴィルは、****。
《ステルシャント》に所属
アルテアのような神秘的な存在をメルヘン好きのファルトクノア環境庁長官フィシャ・プレトゥエラフが見逃すはずもなかった。アルテアは市民からの人気が強かったこともあり、様々なメディアから引っ張りだこであったがプレトゥエラフ長官とは意気投合し、また
流星災害防空特務部隊《ステルシャント》の性格にも興味を持っていた。特に令詠術などの新しい技術を使えるようになるというのは彼女にとって最大の興味であり、利点であった。また、プレトゥエラフ側も市民に通じており、様々な暗殺方法が無効化されるようなアルテアが流星災害の解決を早めると信じていた。こうして、アルテアはメディア界や市民との繋がりを維持しながら環境庁の「特殊調査官」のポストを得て、ステルシャントでの活動を開始した。同じ内務省の所属としてフィラン・ド・リーリエ刑事やアルフィア・ダサイティエ刑事補などの内務警察官などとも関係が深かく、時折フィランの元を訪れては彼女を困らせていた。ステルシャント加入以後もラヴィルとの関係はギクシャクしており、一時期は暗殺を再度検討するほどであったが側近が止めたことや流星災害の悪化によってそれどころではなくなってしまった。
人物
- 何事にも勝って興味が先行する。意思決定の基準は興味であり、打算的な思考や論理的な行動は滅多にしない。彼女の「はい」は興味に基づかなければありえないのであり、それ以外で何かを肯定することは殆どない。
- 日本語で訳される際は「~なのじゃ」「~かの?」のような口調であるが、正確には標準現代リパライン語の無駄に詩語が混ざった文語体である。普通に聞いているとまどろっこしいだけでなく、気取った感じまでするような文体だが、逆にそれで民衆に人気が出たのかもしれない。
- 内閣・外務省との関係が最悪であり、味方は内務省内にしか居ないとされている。619からも敵視されているが、ブレエルカは「彼女がどんな人かは知りませんから、なんとも言い難いですわ」とあまり気にしていない様子である。
- 魔術師であるため、ウェールフープを利用した多種多様な操作を得意とする。現代WP兵器のように大規模なものも出来るが、彼女の得意とする点は精密なウェールフープという奇妙にも映るものである。
ギャラリー
Fafs falira sashimi(2020/02/28) |
Fafs falira sashimi(2022/07/08) |
関連項目
最終更新:2022年07月16日 22:59